女性と少年4

 

 

『ごめんなさい、、いきなり電話して、、、』

「良いのよ、そんなこと」

突然かかってきた、彼からの電話

なにか、、、悲しそうな、さびしそうな声で、、、

「どうしたの?」

『うん、、、母さんが、、、まだ帰ってきていないいだ、、、』

「え?!」

『なんか、、、ものすごく心配で、、、』

時計を見ると、すでに7時を過ぎている、、、

「お父さんは?」

『もうすぐ帰ってくるけど、、、』

その言葉に安心しながらも、少しがっかりする私

「そうなの?残念だわ〜」

『え?』

「お父さんも帰ってこないんだったら、、、遊びに行こうかなって思ったのに」

『え!あ!あの!!』

うふふふ、多分、、、顔を真っ赤にしてるわね、彼

「それじゃあ、お父さんが帰ってくるまで、お話してましょう」

『はい』

普段は周りの目があり、あまりできない彼とのおしゃべり

学校の事、、

彼のお爺さんの事、、、

そして彼の家族の事、、、

「あ!そう言えば、、、この間、家族の写真見せてもらったでしょ?」

『はい?』

「お母さんて若いのね。まだ20代でも通用しそうよね!」

『あ、、、あはは、、、実は母さん、、、29なんです、、、』

「、、、え?」

う、、、うそ!!

私と、7つしか違わないの?!

???!!!!ちょっとまって!!

「え、じゃあ、、、あなたを生んだ時って、、、18歳?!」

『い、いえ、、、母さんの誕生日8月27日で、僕の誕生日が7月7日なんで、、、』

そ、、、それって!!

『僕を生んだ時は、まだ17歳だったんです』

「そう、、だったんだ、、、」

『はい、何でも母さん、飛び級で大学に入って、

そこで父さんと大恋愛をして結婚したそうなんです』

「うわ〜、すごいのね、あなたのご両親って、、、」

『ええ』

へ〜、そんなドラマみたいな話が本当にあるんだ、、、

『でも、最近学校の保健の授業で、、、』

「うん、、、なに?」

『ほら、赤ちゃんが、、、生まれるまでの、、、期間を、、、教わったんです、、、』

「うん、、、あっ?!」

『気付き、、、ました?』

「う、、うん!」

そ、そうよね!彼と、彼のお母さんの誕生日の差は、1月と20日

つまり、、、

「お母さんの、、、その、、、17歳の誕生日に、、、てこと?」

『は、、、はい、多分、、、』

あ、、、あはは、、、

「あ、でも、、、出産予定日とかは良くずれるから、そうとも限らないわよ!」

『そ、、、そうですよね。でも、ひょっとしたら「できちゃった婚」かも知れないんですよね』

「そ、、、それは、、、」

そうかもしれないけど、、、

『あ、大丈夫ですよ。僕そんな事、気にしてませんから。そろそろ父さんが帰ってくるので、、、』

「え!もう帰ってきちゃうの?残念、、、」

『また今度、、、電話します』

「うん、分かったわ。待ってるわね、電話、、、」

『それと、、、今度遊びに行きます!あなたの部屋に!!』

え?、、、え!ええええええ!!!

い、、、今、なんて言ったの?!

『そ、それじゃ、、おやすみなさい』

あわてて電話を切るあなた。

「お、、、おやすみなさい」

待っているからね、あなたが来てくれるのを、、、