シューゴのみらくる大作戦!

その4

 

 

「師弟愛!」

こぶしを握り締め、涙ながらに振るわせる三十郎。

「なんと美しいのだ!!

コレこそが!コレこそが!!これこそが!!!

私の求めていたもの!!!!

おお、シューゴよ!

今こそ、この師の胸に、飛び込んでくるのだ!

そして、、、そして、、、

『シューゴ、どうしたのだ?』

『三十郎さん、、、おれ、、、』

『はっきり言わぬか、シューゴ!』

『おれ、三十郎さんのことが好きです!』

『なぬ?!むぐっ?!?!』

『ぬおおおおお!!!三十郎さ〜〜〜ん!!!』

『ま、、、まて、、、シューゴ!ぬぁっ!!』

『うおおおおおお!』

『ぐがっ!ぬあっ!』

とかな、、、

シューゴ相手なら、『受け』も良いかもな!」

頬を赤く染め、怪しい笑みを浮かべながら、妄想の世界に浸る三十郎。

すでにその心はシューゴとの、禁断の花園へと旅立っていた。

そして、そんなバカを、汚い物を見る目でにらむ三人がいた。

「凰花、、、」

「ああ、、、おりゃーーーーーーーーー!」ドゲシッ!

「ぐはっ!!」グキッ!

ミレイユの合図とともに、凰花の回し蹴りが三十郎の延髄に見事に決まり、

怪しい音を立てて、石畳へとめり込む。

「バクドーン!バクドーン!バックド〜〜〜〜ン!」

「ぐあっ!!」

そこへミレイユの呪文が炸裂し、黒こげと化す。

「三十郎サン、そんなこと言う人、きらいデス」グシッ!グシッ!

「、、、(ピク!ピク!ピク!)」

さらにほたるが、いつの間にか奪った、三十郎の刀を股間に何度も突き立てる。

「まったく、、、変態にはこまったもんだね〜〜」

「そうだな、、、」

「ホント、こまりまス」

、、、お前らの方が、こまったちゃんだ、、、