まぶらほ

管理人サンと一緒05

 

 

「(、、、式森、、、アイツは、私の作った弁当、、、

それも、、、自分で言うのもなんだが、まずい弁当なのに全部食べてくれた、、、

なぜだ、、、

なぜ、私にまでそこまで優しくするんだ?

私は、、、お前を殺そうとしたのだぞ??

それなのに、、、

しかも、、、

数少ない魔法を使うなんて、、、

バカだ、、、お前は、、、

そんな、、、

そんな事をされたら、、、

私は、、、お前に、、、)」

「うわ〜〜〜〜!凜ちゃん危ないじゃないか!!」

「ええ〜〜い!問答無用!!いいか忘れるんだぞ!!!」

「わ、分かったから!刀を納めてよ〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

和樹を追いかけながら、剣鎧護法を放つ凜。

直撃しないように、手加減をしながら、嬉しそうな顔をしている。

そしてその頬は、怒りではない赤に、染まっていた。

『好き』になるきっかけとは、ささいなもの。

いつどこを『好き』になるかは、、、

当人しだい。

そう、、、凜しだい、、、

 

「、、、、、、」

調理室の入り口で、立ち尽くす尋崎。

フライパンはゆがみ、鍋は壊れ、周りは怪しい色の物体が飛び散り、

ダメになったまな板が、いくつも放置された現状、、、

「、、、帰ってきたら、彼女達に掃除させましょう、、、魔法なしで」

そう、力無くつぶやくと、玄関に向かう彼女。

、、、片付けまでが、料理ですよ、三人とも、、、

 

 

おまけ

ぶらり二人旅

 

「ふう、、、落ち着くな〜」

そうだね〜〜

「夕菜も、学校に隠れているなんて思いつかないだろうな」

『灯台下暗し』、と言うからね〜

「もう少し、のんびりしてようかな〜〜」

いや、あまり一箇所に留まっているのはまずいだろ?

嫉妬にくるった彼女、、、人智を越えているから(汗)

「うっ、、、そういや、、、今回怒ってましたよね、、、夕菜」

ああ、だから、、、

「か、、、、、、ん、、、」(ドタドタ!)

「、、、(汗)」

、、、(汗)

「つ、、、次の所に行きましょうか」

そうだね、移動しよう!

「はい!」(スタコラサッサ!!)×2

 

「っ!もういない!?!

、、、いえ、まだ床が暖かいです。

と言う事は、、、逃がしませんよ和樹さん。

玖里子さんばかりではなく凜さんまで、、、

しかも、眼鏡をかけた凜さんを『可愛い』って、、、なんですか!

浮気をしたら、しっかりとお仕置きしなくては(ニヤソ)」(ズン!ズン!)