おさな妻日記7

 

「ただいま〜っと」

「おかえりーーーー!!」

ゲシッ!!

「グハッ!」

平然とした顔で帰ってきた『ダメ亭主』にいきなり飛び膝蹴りを顔面にくらわす少女。

「遅かったわねーーーーーー!!!」

ドカッッッッ!!

「グアッ!」

そしてそのまま空中に浮いたまま、後ろ回し蹴りを放ち、彼を壁へと吹き飛ばす。

「くっ、、、ちょ、、、ちょっとまて!!」

「『ちょっとまて』、、、ですって?!」

「い、、、いや、、、待ってくださいお願いします、、、」

彼女の瞳に宿った『あやしい光』に、今までに感じた事がない恐怖を覚え、

いきなり両膝をつき、頭を下げる『ダメ亭主』

「、、、なにを?、、、」

「あ、、、、いや、、、!そうだ!!ほらピクニックに行こうぜ!天気も良いしよ!!」

「、、、」

「仕事も明日は行くからさ、な?」

生命の危機を感じ、どうにか助かる道を模索する『ダメ人間』

最強の敵にさえ、ここまで卑屈になったことはないのに、

なりふりかまわず少女に近づき、涙を浮かべてすがりつく。

「、、、約束だよ、、、」

「も、もちろんだ!!」

「、、、じゃあ、出かけようよ!」

「お、、、おおう」

満面の笑みを浮かべ、彼の腕にすがりつく少女。

どうやらご機嫌取りに成功したようだ。

 

しかし翌日

「もう!なんで約束守ってくれないの!!あのスカタン!!」

玄関には、拳を強く握り締めた少女が怒りをあらわにしていた。

 

 

○月△×日

、、、あのスカタン!!ま〜〜〜〜〜〜た、逃げたわね!!!

今度はもう、手加減しないんだからーーーーー!!!!