がんばれ乙女達!

局面16 『萌える仕官』

 

 

「やっかいな『敵』ね、、、」

「そうですね、、、」

ブリーフィングルームで深刻な顔で話し合う、『艦長』と『中尉』

「だな、まさか『砂漠の虎』とはな、、、」

頭の後ろで腕を組み、伸びをしながら言う『少佐』

だが、、、、

「「はあ??」」

腑抜けた返事をする二人。

「、、、おいおい、『敵』の戦力分析だろ?」

「はい、そうでありますが、、、」

「あのクソ娘は、『虎』じゃないわよ!」

「ええ、『虎』と言うよりは、『女狐』です!」

「、、、おいおい、『女狐』って、、、(汗)」

テンションのあがる二人に戸惑う『少佐』

「まったく!私の誘いには乗ってくれないのに!!」

「ええ!あんな、、、あんな小娘と!!自分から率先して志願したと思ったら、、、こういう事とは!!!」

こぶしを握り締め、手元のモニターを見ながら力説する二人。

「「許せない!!」」

不思議に思った『少佐』が、彼女達のモニターをのぞきこむ。

「、、、坊主、ヤっちまったか、、、」

全裸の『お嬢様』と、『パイロット』の姿が、、、

どうやら、先ほどの戦闘前の、彼の部屋の映像を見ているようだ。

、、、こういうのを、『権限の悪用』と言うのだろう。

「あの手のタイプは、苦労するぜ、、、色々と、、、」

「とりあえず、彼女達から彼を切り離しましょう!」

「はい、まず食事は我々と一緒にとるようにして」

「下士官は、彼の部屋へは立ち入り禁止ね!」

決意の表情で、顔を向き合わせる二人。

そして互いに手を握り、誓い合う。

「「我々の為に!!彼の守護を!!!」」

この艦の団結力が今、始めて一つになり、高まった瞬間であった。

『パイロット』を、魔の手から守るために、、、

いいのか、これで?

「、、、まあ、あの二人の方が、あの子よりは、、、ましかもな」

そう言いながら見つめるモニターには、『お嬢様』が怪しい笑みを浮かべている映像が。

「な〜〜んか、裏がありそうだからな、あの嬢ちゃんは。それに比べれば、、、」

確かに、裏は無いわな。『艦長』と『中尉』は。

「取り合えず、、、忠告してやるか、坊主に。『悪女には気をつけろ』ってな」

そうしてやれ、、、