がんばれ乙女達!

局面21 「戦闘の果てに」

 

 

 

『ぼくは、、、僕は殺したくなんかないのにーーーーーーーー!!』

ブリッチに、『パイロット』の心からの叫びが響く、、、

その悲痛な叫びは、彼の心に、再び悲しみが広がっている証拠。

シャトルを救えなかった時と同じように、、、

「、、、警戒しながら、彼の機体回収、、、急いで!」

その声を聞き、悲しみを浮かべながらも、命令を下す『艦長』

「ならば、陣頭指揮は私が取ります、あとは頼んだぞ。それでは失礼します『艦長』」

『艦長』の指示を聞き部下に後を任せ、急いで持ち場を離れる『中尉』

「あ、私も行きます!ここにいてももうやる事無いですし」

そして、それについていく『女友達』

そのすばやい行動に、クルー達はただ見送るだけだった。

「、、、はっ!しまったわ!!あいつら、傷心の彼を慰めようと言うつもりね?!」

彼女達の心意を察し、悔しがる『艦長』

「くっそう!!抜け駆けなんて、卑怯よ!!!ずるよ!!!!」

前回の自分の行動を棚に上げ、彼女達を非難する。

そんな資格はアナタには無いと思うが、、、

「、、、敵影、近辺に無し」

「、、、艦内異常なし」

「、、、砲身、安全温度まで低下」

「、、、微速前進、回収サポートのため接近します」

そんな中、まじめに仕事をする、『元からの軍人クルー』たち。

だが心の中では、、、

「「「「(アラスカに着いたら、転属させてもらう!)」」」」

見事に、一つにまとまっていた。

まあ、上官がアレではな、、、

 

 

 

「『中尉』さんも、やりますね〜〜」

「ふっ、君こそ良いのか?彼氏がいる前で」

『中尉』がハンドルを握るバギーの中、会話する二人。

「大丈夫ですよ〜、だって、友達を心配するのは当たり前じゃないですか。

それがムネに抱きしめたり、それ以上の行為であったとしても、そう言えば納得してくれますから、彼は。」

どう考えても、友達以上の感情に聞こえるが、、、

「でも、『中尉』さんの場合、立場的にまずいんじゃないんですか?」

「問題ない。私だって、貴重な戦力の部下が心配だからな。

その部下が戦えない状態ならば、どうにかして戦える状態にしなくてはならない。

その、、、た、、、たとえ、どんな手段を使ってもな(真っ赤)」

どう聞いても、ただの部下に接する態度には聞こえないのだが、、、

「とりあえず『中尉』、、、」

「二人いっぺんに、、、だな?」

「そうしましょう。彼も二人掛りなら逃げないでしょうし、、、」

「コクピットのサイズからしても、ふたりなら逃げられないしな、、、」

「『艦長』みたいな失敗をしないためにも、、、」

「いきなり最後まで求めるのは、ダメだな、、、」

「ええ、とりあえず、、、」

「AからBぐらいだな。少し不満だが、、、」

さて、『パイロット』の事を心から一番心配しているのは、、、誰でしょう?

、、、んなやつ、、、ここにはいないか、、、

まあ、ある意味心から、、、心配しているんだろうが、、、

彼女達は、、、