がんばれ乙女達!

局面34 「しせんの先」

 

 

「ですって」

『パイロット』の顔を見つめ、微笑みながら言う『歌姫』

その優しいまなざしは、彼の心に波紋を投げかける。

自分の居場所、それは、、、どこなのか?

彼女のそばで、このまま、戦争が終わるまでいること?

友達たちのそば?

戦いの中で、流されていただけの自分

ただ、戦うだけだった、日々

そこに現れた、穏やかな日々

自分を包んでくれる、優しい女性

そばにいてくれる、彼女

心地よい、、、場所

そして彼は、、、自分の意思で、選択する。

流されるだけではなく、

さまざまなものを、守るために。

 

「それに、、、そばにいてくださると嬉しいですわ(ポッ)

お父様も、気にいられているみたいですし、わたくしとしても、、、

あの方との婚約を破棄してでも、、、あなたと、、、」

そう言うと熱い視線を、『パイロット』へとむける。

「それに、、、わたくしたちはもう、、、(ポポッ)」

「、、、(汗)」

「昨晩も、、、もう、回復が早いんですもの(ポポポッ)

「、、、、、、(大汗)」

「わたくし、初めてでしたのに、あそこまで、、、でも、『天にも上る気分』とは、

ああいう事を言うんですね(は〜と)」

「、、、、、、、、、(滝汗)」

、、、

、、、、、、

、、、、、、、、、

確かに回復力は、すごいよな、『パイロット』は、、、

つか、、、いつの間にしたんだ?

 

 

おまけ

「おきてくださいな、、、」

「ん〜〜、、、」

「もう、、、それでしたら、、、」

『パイロット』を起こそうとする『歌姫』

だが中々起きない彼を前にして、彼女は作戦を変更した。

彼の足元からベッドに潜り込むと、その中央部分で動きを止める。

そしてなにやら、モゾモゾと動きだす。

「ん、、、ん?うわわわあああ!!!な、、、何しているんですか?!」

突然感じた、特殊な感覚に目を覚まし、彼女が行なっている事を把握し、飛び起きる。

「え、、、何って、、、起きてくださらないので、、、起きましたか?」

「はい!そりゃもうバッチリと!!」

屈託のない顔で答える彼女に、きっぱりと答える。

「そうですか、、、ちょっと、、、残念ですわ」

「何がですか!?!?!?」

、、、朝からナニをしているんだか、、、