がんばれ乙女達!

局面41 「ゆれる乳」

 

 

「さてと、、、向こうはドッキングが終了したし、、、あとは彼を、取り戻すだけね!」

こぶしを握り締め、立ち上がる『艦長』

無重力と言う事もあり、その勢いで、胸が大きく揺れる。

「さあ、シャトルの準備を急がせて!!でないと、あのガキに彼が!!!」

「、、、『艦長』こそ、迎え狼なんて事、しないでくださいよ」

腕を大きく振り、指示をする『艦長』に『女友達』が、ジト目で突っ込みを入れる。

「、、、、、、しないわよ、、、(汗)」

なぜか、大きな汗を浮かべながら答える『艦長』だった。

「、、、」

「、、、」

「、、、」

「、、、」

無言のけん制が続く。

ブリッチの緊張が高まり、爆発寸前になったとき、

「艦長!シャトルの準備が終了しました!!」

格納庫からの連絡を受けた『眼鏡君』が、声を裏返しながらも報告する。

「、、、分かったわ。それじゃ、、、行ってくるわね。操縦お願いしますわ」

「お、、、おおう!(汗)」

『女友達』を睨みながらも、『元少佐』をアッシー代わりにつれ、ブリッチから出て行った。

「、、、まあ、『艦長』一人じゃないから大丈夫か。それに、、、彼『巨乳』は好きじゃないみたいだし♪

戻ってきたら、疲れを取ってあげなきゃね(は〜と)」

、、、『ガングロ』、、、何のために戦ったんだろう、、、

 

 

 

『パイロット』に抱きつき、涙を流す『お姫様』

そして彼は、そんな彼女を慰めるかのように、優しく彼女の髪をなでる。

包み込むかのように、、、

「(な?!何でだ!!何で、、、彼女まで!!!アイツに?!?!

くっ!、、、くそ〜〜〜〜〜〜!!人の婚約者まで奪っておいて、俺の押さえまで取るのか?!)」

そんな二人を見ながら、悔しさから顔を背ける『幼馴染』であった。

だが、、、彼は知らない。

その頃、彼の故郷で、起こっている事を、、、

 

『私達は本当に、進化した種なのでしょうか?

かつて私の、婚約者であった人は、私に何もしないうえに、『男』へと走りました。

そうです、彼は○モだったのです。

昔、別れた友達に、あろう事か、そんな感情を持っていたのです!

非生産的な愛に、燃えようとしていたのです。

幸い、その友達の方は、そのような感情は無く、ノーマルでしたが、、、

これが進化した、と言えるのでしょうか!

皆さん、良く考えて見てください。

私達の現在が、正しいのかを。

本当に、良い事なのかを』

「、、、お前らは、こんなくだらない放送を、いつまでさせておく気だ!!

早く終わらせろ!!!」

部下に激を飛ばす、『議長』

「まったく、、、恥をかかせおって!!!」

彼女の婚約者が、彼の息子だったことは、国中が知っている事。

そして、、、世間の息子の評価が下がれば、その親である自分へも傷がつく、と言う事。

「バカ者が!!」

、、、戻ったら、、、大変だぞ、、、