がんばれ乙女達!

局面47 「悪夢が再び」

 

 

「こう言う事かよ!」

吐き棄てるように言う『元少佐』

あの時、止められなかった事を悔やむように、、、

そして、倒せなかった自分に苛立つ。

力の無さに、、、

「こちらも、覚悟を決めなければいけませんわね」

「ああ、全力で阻止しないいとな、、、」

彼の言葉に『艦長』は、今後の戦いの厳しさを認識し、覚悟を決める。

そして、そんな彼女を頼もしいと思い、微笑みかける『元少佐』

だが、、、

「よし!こうなったら彼をなんとしても!!」

マテオイ、、、

そう言うと、『パイロット』の元へと通信を繋げる『艦長』

『何か御用ですか?』

「あなたには用は無いわ。ちょっと彼を出してもらえるかしら?」

『歌姫』の冷たい笑みにも怯まず、『パイロット』を呼び出そうとするが、、、

『「ダメです」』

あっさりスピーカーと、後ろからの声で拒絶される。

「、、、なんであなたまで言うの?(怒)」

コメカミに血管を浮かばせながら、背後を振り向く『艦長』

でも、『女友達』はおびえる様子も見せず、答える。

「『艦長』には、お隣にいるじゃ無いですか。それに、、、」

『10才も年上なのに、寝ぼけた事言わないでくださいね(ニコリ)」

「なっ!!彼はキープよ!キープ!!」

「そ、、、そりゃないだろ、、、(涙)」

あまりの事に涙を流す『元少佐』、、、

「あれ、医務室でキスしてなかったですか?」

「あ、あれはあれよ!!それを言うなら、、、あなただって、心配して駆け寄っていたじゃない!!」

「ああ、彼は、私の二号ですから。ちなみに双方了解済みですよ」

『ええ、世間の目をごまかす為にも、ダミーは必要ですし』

、、、おひおひ、、、

「なら私だって!!」

『「年増はダメです」』

「なんですって?!」

『ちょうど、お相手もいるのですから、そちらで手を打ってくださいな♪』

「そのほうが良いですよ、『艦長』」

「くうぅぅぅぅ、、、、、、」

「ほら、今の内にきちんと捕まえとかないと、婚期を逃しちゃいますよ?」

『そうですわね。もうお二人とも良いお歳ですしね』

「、、、、、、、わ、、、分かったわ、、、」

二人の攻撃に、血涙を流して答える『艦長』だった。

「つか、、、俺の事は無視かい(滝涙)」

、、、ご愁傷様、、、

 

 

一方その頃の『ガングロ』

「ふっ、いいのさ。彼女が俺だけを見ていなくても、そばにいられるだけで満足さ」

「、、、がんばれよ」

格納庫にて、『メカニック』に応援されていた。

、、、漢だな、お前、、、

 

お・ま・け

核攻撃を阻止する為に動き出す三艦。

そして、、、その旗艦となる艦橋では、、、

「、、、あの、、、その服装は、、、(汗)」

着替えて現れた、『歌姫』の姿を見て、『虎』は額に汗を浮かべた。

その格好は、某宇宙的歌手が最終決戦時、戦意高揚及び、敵への精神兵器として歌った時に着たような服装だった。

しかも劇場版の、、、

「あら、おかしいですか?(ニコリ)」

「いいえ!おかしくは無いですよ。な、なあ?(汗)」

「は、はい!とても似合っています(滝汗)」

顔は笑っているが、目はそうでは無い『歌姫』の顔を見た『虎』は、

命の危険を感じて、慌てて答える。

しかも『副官』を巻き込んで、、、

「良かったですわ♪」

「ひょっとして、、、歌うんですか、、、?」

「はい、そうですけど、、、何か問題でも(キラリン)」

「いいえ問題ありません!なあ!!」

「はい!兵も皆、歌声を聞けて嬉しいと思います!!」

、、、上司に恵まれないと、、、大変だな、、、