がんばれ乙女達!

局面48 「なげきの日」

 

 

すべての思いが入り混じった最終決戦。

死ぬかもしれない、、、戦い。

悔いを残さないように、自らの想いをぶつける者達。

ある者は、直接会って、、、

「(、、、そうだわ!この戦いで、、、この人が、、、

そうよ!そうすれば、私も彼の元にいけるかも!!

あんな小娘どもに負けてられないわ!

大人の魅力で、彼を虜にして見せるんだから!!)」

、、、

あ、ある者は、通信モニター越しに、、、

「(ま、これで彼に死なれると、後味悪いしね〜

ダミーになってくれたんだから、少しくらいサービスしてあげないとね!

あ、本当のサービスはしないけど)」

、、、

、、、、、、

、、、ある者は、、、宇宙が見える通路で、、、

「(、、、こ、、、これで、私にもダミーが出来た!く〜〜〜っ!!

向こうから出された条件はそろった!!!後は、、、連絡をとって、認めてもらえばOKだ!

ふっふっふっ、アイツ、驚くかな?)」

、、、

、、、、、、

、、、、、、、、、

あ、、、ある者は、、、エレベーター内にて、、、

「ふぁっ!か、かならず!!」

「んっ!も、、戻って!くるよ!!」

「わたくしの!!元に!!!ああぁぁっ!!!」

「ああ!!分かった!!!よっ!くあぁっ!!」

、、、、、、、、、、、、

さ、さまざまな想いが駆け抜ける(汗)

そこは戦場。

そう、乙女達にとっても、、、

でも、、、『艦長』、それは酷すぎるぞ。

 

 

全機、出撃後、、、

「あら、どうしました?」

『うん、ダミーが決まった。これで仲間に入れてもらえるんだろ?』

「お相手は、、、『彼』ですか?」

『ああ、そうだ。さっき、アイツから言われた』

「、、、分かりましたわ、がんばって下さい3号さん(ニコリ)」

『任せておけ!妾とはいえ、旦那を守るのは、女の仕事だからな!!』

「た、、、隊長、、、」

「気にするな。気にしたら、、、負けだぞ(汗)」

「で、、、ですね、、、」

後ろから聞こえる、そんな会話をBGMにしながら仕事をする『虎』と『副官』

確かに、、、気にしたら負けだな、、、

 

、、、あわれなり、『幼馴染』(涙)