がんばれ乙女達!

局面49 「終末の命」

 

 

『、、、私も、、、甘くなったな。

だが、、、

人としては、これが正しいのだろう。

確かに、『全滅』させれば、、、戦争は終わる。

地球を攻撃させるわけには行かない。

そう、、、それですべてが終わる、、、

だが、、、彼らの中にも、我々に協力する者達もいる。

彼のように、、、

ふふふ、、、生きていてくれて、良かった。

あの娘も向こうに送った、、、

あとは、彼がどうにかしてくれるだろう。

、、、、、、

でも、、、せめて、、、

最後に話が、、、したかった、、、、、、な、、、

がんばれよ、、、明るい未来を、、、作ってくれ。

種族の違いで争うことのない、未来を、、、』

 

迫りくる閃光。

その光を見ながら、彼女は微笑を浮かべる。

それは、、、幸せそうな笑み。

何かをやり遂げた者が、浮かべる笑み。

そして、、、

彼女は、、、

光へと、、、

戦いの中で知った事、、、

そして、、、彼女は、その『想い』を信じて、、、散る。

彼女の仲間を、助ける為に。

それは、、、不器用な彼女の、、、、最後の、行動。

友の為の、、、行動。

 

 

涙する『艦長』

目の前で散った命。

その事に、、、

「これで障害は無いわ!

くっくっくっ!小娘ども見ていなさい!!

『大人の女性』の恐ろしさを、味合わせてあげるわ!!!」

では、、、無かったようだ(汗)

、、、あなたには、勝ち目は無いですよ、『艦長』

「そう!時代は巨乳なのよ!!

私の時代なのよ!!!

あ〜はっはっは!!!!」

確かに最近は、巨乳ヒロインは多いが、、、

あなたは年齢が違いすぎます。

『元少佐』、、、安らかに眠れよ、、、

 

 

おまけ

「本当に、、、」

真剣な表情で、前を見つめる『歌姫』

そして席から立ち上がると、『虎』へと命じる。

「私も出ます!『ピンク』の準備をしてください!!」

「、、、いや、『ピンク』ってなんですか?(汗)」

自分の知らない事を言われ、戸惑う『虎』

、、、そんな機体は、設定上無いです。

「くっ!ならば、全周波数で、この空域全体へ通信を!この戦いを終わらせます!!」

「あの、、、そのネタは、、、(滝汗)」

『副官』が、『歌姫』へと、小声で突っ込む。

「急ぎなさい!」

「「は、はい!」」

彼女の気迫に押され、返事をする、二人。

「た、、、隊長〜〜(涙)」

「、、、取り合えず、、、準備だけでもしておけ。

別の意味で、必要になるかも知れないからな」

「はい、、、」

もう少しがんばれ、、、二人とも。