兄はつらいよ5

 

 

「兄や、、、」

「おにいたま!」

夜も遅い時間に、航の部屋に突然入ってくる、亞里亞と雛子。

二人とも、パジャマに枕を抱えている。

「ん、どうしたの二人とも?」

「あのね、あのね!」

「一緒に、、、ねよ、、、」

「、、、分かった、一緒に寝よう」

航の袖を引っ張る二人。

純粋無垢な瞳に見つめられ、断れるはずもなく航は了解した。

「わ〜い!」

「兄やのベッド、ふかふか〜」

そして二人は航のベッドに飛び乗り嬉しそうに、はしゃぎまわる。

「ほら、寝るよ、二人とも」

「「は〜い」」

航の言葉に元気よく返事をすると、なぜかパジャマを脱ぎだす。

「、、、」

「おにいちゃま、はやく!」

「兄や〜、はやく〜」

裸になり、シーツに包まる二人に唖然とする航。

「、、、なに、、、しているのかな?二人とも、、、」

「おにいたまこの間、咲耶ちゃんに千影ちゃんに、鞠絵ちゃんと裸で寝てたでしょ」

「亞里亞も〜、同じことして欲しいの〜」

そう言うとどこからともなく写真を取り出す亞里亞。

その写真にはこの間、東京に戻る前の日にしていた事が写っていた

「!!!い、、、いや、、、さすがに、、それはまずいよ二人とも」

顔を青くし、そう答えるが彼女たちは兄に抱きつき、甘い声(笑)でささやく。

「だいじょうぶだよ、おにいたま。ヒナがまんするから」

「亞里亞も、我慢するの」

「、、、だーーーーーーー!!!!!!!!!」

 

 

その夜の事は、星たちのみが知っている。

 

 

翌朝

「お兄ちゃま、朝だよ、、、」

「あにぃ!早くおきなよ、、、」

「にいさま、姫の朝食がまってますですの、、、」

「お兄ちゃん、学校遅刻しちゃいます、、、」

兄の部屋の扉を開け、中に入った途端、部屋の一箇所を見て固まる四人。

しばらくそうしていたが、復活した白雪がすばやく扉を閉め、カギをかける。

その白雪の行動によって復活した三人がすばやく兄の眠るベッドに近寄る。

「、、、んんん、、、な、、なんだ、、、!」

怪しい気配に目がさめ、周りの状況を瞬時に把握した航。

「あ、、、いや、、、これはね、、、」

「ひどいですわ!にいさま!!姫はいつでもOKですのに!!!」

「可憐も、、、その、、、お兄ちゃんが望むなら、、、」

「花穂も、、、(真っ赤)」

「あにぃ、僕も、いつでも良いよ」

あせって弁解する兄を無視するかのように、口々に危ない事を言いながら、

服を脱いでいく4人。

「ちょ、ちょっと何してるんだよ!」

「さあ、にいさま!姫達と」

「一つになろう、お兄ちゃん」

「お兄ちゃま、それはと〜〜っても」

「気持ちのいいことなんだよ、あにぃ」

「うわ〜〜〜〜〜〜〜!!!!」

部屋に響くは兄の悲鳴と、妹たちの喜びの声。

お前は漢だな、航。

 

 

「おにいたま、おきてるよ〜」

「兄や〜、ピクピクしてる〜」

君たち、、、どこ見ているんだい?