紅の軌跡 第6話

 

 

 

軍令部内の一室で座る俺の前には、数人の情報幕僚及び参謀が左右に分かれて座っている。

「では、報告を聞こうか。」

「はっ。」

これから、評議会に報告する前のオペレーション・スピットブレイクの第一次報告が評議会議長パトリックに対し行われるのだ。

返事をした将校が手元を操作すると正面モニターにパナマの戦域図が表示される。

「我が軍は、オペレーション・スピットブレイクの発動により、大西洋と太平洋の両洋からの侵攻と軌道上からの強襲降下を軸にパナマ攻略を開始。」

情報幕僚の説明と同時に戦域図にシンボルマークが複数表示され、時間経過を示すカウンターの増加に従い、パナマに対し矢印が進んでゆく。

伸びた矢印はパナマの各所で連合軍の防衛線を意味する赤いラインにぶつかり、ぶつかった矢印のシンボルマークが戦闘中を意味するものに変化する。

「敵防衛戦力が両洋からの侵攻に忙殺されている状態で、戦線の各所で衛星軌道からの強襲降下に成功。」

パナマを中心に赤いラインで囲われたエリアの随所に斜めの矢印が一時表示され、その後、青い光点が次々現れる。ただし、光点は全般的に北側に多い。

「降下部隊の機動戦闘により中心部の撹乱と敵防衛線の寸断を実施。」

赤いラインに囲まれたエリア内の青い光点のうち、おおよそ半分が赤いラインに向かい、もう半分が中心に向かう様子が描かれる。挟み撃ちを受けた敵防衛線が崩れ、矢印の一部が赤いラインを突破しエリア内に侵入する。

赤いエリア内の予備兵力のシンボルマークも縦横無尽に動き回る青い光点の対応に翻弄され、破れた防衛線を繕(つくろ)うことができない。

「綻(ほころ)びた敵防衛線を突破した部隊は、強襲降下部隊と合同して最優先攻撃目標に進撃。」

大西洋及び太平洋から赤いラインを突破し、当初より細く伸びた矢印が数本、中心部に到達する。

「マスドライバーの破壊に成功しました。」

戦域図中心のマスドライバーを示すシンボルマークが消滅する。

「マスドライバーを破壊した部隊は、内側からの敵防衛線に対する攻撃を継続。」

マスドライバー周辺に集まっていた青い光点が渦巻きを描くように外側に向かって膨張する。

「防衛軍司令部の破壊により敵の指揮系統を壊滅に追いやることに成功しました。」

「スピットブレイクの目標は達成され、これをもってオペレーション・ウロボロスは完遂されたわけだ。

 それで、この戦闘での我が軍の損害状況はどうなっている?」

「はい。こちらが現在までに集計された損害状況一覧になります。」

手元のサブモニターに表示された数字にざっと目を通す。

「損害は、投入戦力の約7%か。」

うーむ、ランチェスターモデルからすると損害が大きいが、連合側の防衛戦&地形という戦力増強要素を勘案すると、パナマにいた連合軍は壊滅状態だから十分許容範囲内といえるか。

グングニールも結局使わないで済んだし♪

だけど・・・

「計画立案時の損害見積りよりも実際の損害のほうが少々多いようだが、その理由は?

 やはり連合のMSが原因か?」

「はっ。閣下のおっしゃる通り、増加した損害の大半は連合のMS部隊によるものです。」

実質的なパナマ攻略戦は1日で終了しているが、最終防衛線付近ではかなり熾烈なMS戦が展開されたとの報告が上がってきている。

最優先破壊対象のマスドライバーは破壊され、パナマ防衛軍司令部も壊滅し、作戦目的は十分に達成されたが、地上における初の大規模MS戦は、それなりの損害をザフト軍に強いたというわけか。

もっとも現在は、そこかしこで抵抗を続けていた諦めの悪い部隊を壊滅させ、残敵掃討に入っている状態だがな。

「そうか・・・それで、その連合のMSは入手できたのか?」

発生してしまった損害はどうしようもない。そんなことを悔やむことに時間を使うより、次回の戦闘でいかに損害を減らすかその方法を考えるほうが建設的だ。そのために必要となる情報を俺は確認する。

「はい。敗走時にエネルギー切れを起こした機体を数機確保しました。なお、この中には我が軍の追撃に自爆装置を働かせる余裕もなかったらしく、全く損傷のない機体も含まれます。また、ある程度損傷していますが、修理可能なレベルの機体も多数、捕獲しております。」

「ふむ、それは朗報だな。鹵獲機体の輸送の手筈はどうなっている?」

主に後方の兵站を担当する参謀に視線を飛ばす。

「連合の妨害を考慮し、念のためカーペンタリアとジブラルタルの両基地に向けてそれぞれ輸送中です。数日中には到着するかと。」

「了解した。一部の機体はそのまま両基地に残し現地での解析を実施させろ。大雑把でも、一刻も早い解析結果が必要になるかもしれないからな。

 残りの機体は速やかにプラントに運び込み細部まで詳細に分析を実施せよ。」

「はっ!」

パナマ攻略時、衛星軌道からの降下部隊は主にマスドライバーの北側に降下した。その理由は、敗走する連合軍を補給拠点の少ない南アメリカ大陸に追いやることというものだ。

地球の酸素供給源たるアマゾンの大森林を戦火から守る為、連合・ザフト共に南アメリカ大陸に駐屯している戦力は多くはない。

そんなところに大量の戦力が逃げ込んでも、やがて身動きできなくなるのは分かりきったことだが、敗走時はまず生き残ることが最優先で、そこまで頭が回る兵士はほとんどいない。

逆に、そこまで先の見えるものなら遮二無二(しゃにむに)北側のザフト部隊を突破して北米に脱出しようとするはずだ。

だが実際のところ、北米に逃げようとする部隊はほとんどおらず、抵抗がほとんどない最初から空けておいた脱出口を通って、パナマの連合軍の残存戦力は計画通り南アメリカ大陸に逃げている。

軍隊が最大の損害を被るのは敗走時と古今東西決まっているから容赦など欠片もしていない。

コストパフォーマンス的に問題がおきない限り、残敵掃討は継続させてもらう。

ニュートロンジャマーを新たに打ち込み、相互の連絡すらまともに取れないようずたずたにしているので、掃討戦による戦力消耗(逃げるのに邪魔な重火器を捨てる)と燃料切れ等の理由で機甲戦力が消滅していくのも計算のうちだ。

もちろん、その過程で入手した敵兵器は有効利用させてもらう。実際、当初からの予定通りこの段階でストライクダガーを戦利品として結構な数をGetできた。

しっかり分析して弱点を探しておかないとね。太平洋戦争でも零戦が米軍に捕獲されて、航続距離や武装を初めとして、防御装甲のないこと、得意な旋回方向などが判明してしまい、その情報は対零戦用の戦闘に非常に役立ったとものの本にある。

ストライクダガー捕獲も同じようなことになるかもしれないからおろそかにはできません。

 

さらに、今回のパナマ攻略の成功は、軍事的な成果に留まらず、副次的効果として連合軍首脳部(特にブルーコスモス派?)に混乱も引き起こせただろうからな。

何、どういう意味だって?

まあ、「ザフトはアラスカに侵攻するよ」と極秘情報を得ていたにもかかわらずザフトはパナマに侵攻したわけだ。

とすると、

 

これまで得ていた情報は嘘だったのか?

 

あるいは、

 

このパナマ侵攻を成功させる為の布石だったのか?

 

というように疑心暗鬼にかられるようになるわけ。

当然これまでに得た情報の再検証が必要になり、かつ、今後も、せっかく極秘情報を得た場合でも信用度の確認を行うようになるので、連合軍の動きに見えない制限あるいはタイムラグがかかるようになるわけだ。

これは、なかなか大きな戦果なんだよ、うん。敵の中枢に見えない楔が打ち込まれたんだから。

それに、実はこっそり懸念していた俺の精神状態も良好だ。

 

はあ?何それだと?

 

あのねえ・・・

 

俺は、平和平和と呪文のように唱えていれば平和になると信じている人達が山のようにいる国の平凡な一般市民だよ?

それが、直接ではないにしろ多数の人間の生殺与奪を決めたんだぜ?

 

人の死が俺の精神にどんな影響を与えるか心配しても不思議はないでしょうが!

 

幸い今のところ悪影響はなさそうだからいいんだけどね。

おそらく、現実感が乏しいのが原因だろう。

これは、俺のいた時代でも発生していた現象だと何かで読んだ記憶がある。電子化の進んだ司令部では、全てがシンボルと数字でモニターに表示されるため、ゲームをしている感覚になる・・・らしい。詳しいことまではわからないけどな。

 

まあ、そんな個人的なことはさておき。

 

「それで、パナマ攻略部隊の再編成はどうなっている?」

ストライクダガーが間違いなく手に入り、解析の準備も整ったことを確認すると、次の手を打つのに必要な自軍戦力の確認を行う。

防衛線に貼り付けるならともかく、攻勢作戦にしようするのであれば、一度使用した戦力は再編成を行わなければ使えない。

失った兵員の補充、損耗した武器弾薬の補充、損傷した機体の修理あるいは補充と山のような物資と人員が必要になるからねえ。

つーか、補給もろくに受けずにひたすら戦闘を継続していたSEEDの第一クールは、はっきり言って軍事常識を無視しているに等しいんだよな。まあ、突っ込みどころ満載なシリーズだったから、そんなとこに突っ込みを入れてるのも今更なんだけど(爆)

 #まあ代理人も感想でろくな戦闘シーンがなーい!と随所で叫んでいるし(爆)

 

 

そんな俺の回想を余所に報告は続いている。

「パナマ現地での一時的な再編成を終えた大西洋側の部隊は、今後予想される連合のザフト勢力圏への宇宙港奪取のための侵攻に備えてアフリカ大陸に帰還中です。」

アフリカ大陸に帰還中の戦力一覧がサブモニターに表示されるが、ざっと見ただけで報告の続きを聞く。

「太平洋側の部隊は一部を除きまだ再編成中です。こちらの部隊は再度攻勢可能な状態に再編成しているため、大西洋側よりも時間がかかっています。再編完了には今しばらくかかるかと・・・」

まあ、パナマ攻略に使用した全戦力を掃討戦に使っているわけじゃないというわけだ。

そんなもったいないことはとてもじゃないができん。

壊滅し、指揮系統もばらばらで組織だった戦闘など不可能な戦力の追撃には、一部の部隊を割けばだいたい事は足りる。

「太平洋側の部隊の再編成は予定通りでよい。連合に少々気になる動きがあるからそれへの備えとして使用できよう。」

実際にこの攻勢可能なように再編成をしている部隊をどのように動かすかはまだ明確には決めていない。オーブへの侵攻がある、あるいはないという、連合の判断に影響を受けるからね。

 

 

ただ、何もせずに待つようなことはしない。戦略的なイニシアチブを失わないためにも連合の行動の邪魔だけはちゃきちゃきさせてもらう。

「統合作戦本部から提出されたパナマ攻略後の枝作戦として検討・実施を命じた作戦の方はどうなっている?」

スピットブレイク開始前から関係各所に検討を命じていた各種作戦について確認する。いろんな作戦が提案されたがそのうちのいくつかはスピットブレイクと平行して実施準備を命令していたからね。

「閣下のご指示により統合作戦本部より提出されたパナマ攻略の成果を更に上げる為の通商破壊戦の強化ですが、攻略作戦に従事していなかった潜水艦に対し、連合の主な海上通商路への展開命令を下しております。
 また月−地球間の補給線の遮断に対しては、既に第一陣のハンター部隊が4隊、ナスカ級高速戦闘艦8隻が任務に従事しており、近日中に更に4隊が発進可能となる予定です。」

 

 

連合の邪魔その1「通商破壊戦の活発化」だ。

 

 

潜水艦による通商破壊は今も有効だ。ニュートロンジャマーによる電子兵器の有効性低下もあってなかなか戦果が上がっている。

海洋通商ルートはその勢力図から連合の方が圧倒的に長い。特に大西洋は拠点となる島嶼が少なく潜水艦の活動しやすい海だ。港近くやルートが集中している箇所には機雷戦を仕掛け、港から離れた部分では、グーンやゾノ、あるいはディンで仕掛ければ結構沈められるでしょ。輸送船がしっかりとした対空対潜設備を持っているわけもないしね。

護送船団に攻撃を仕掛けると被害が大きくなるけど、機雷戦ならその心配もほとんどいらないし。

とにかく機雷戦はコストパフォーマンスに優れたえげつない戦い方だからねえ。実際、第一次、第二次世界大戦で死にかけたイギリスとご臨終を迎えてしまった大日本帝国という具体例があるから。

さらに、地球の海だけでなく、月−地球間の補給線遮断のための襲撃回数も数を増やす。

幸いというかなんというか、アークエンジェル追撃戦で連合の第八艦隊が壊滅している。1個艦隊(約50隻?)の壊滅はいくら物量を誇る連合でも笑って済ませられる損害じゃない。

もちろん、穴を埋めるため戦力の再配置がなされているけど、打ち出の小槌のように戦力が沸いて出てくるわけではないから密度の薄い箇所が出てくることは避けれらない。

そこをつかせてもらうさ。ザフト宇宙軍の駒が足りないようならプラント防衛部隊から動かしてでもね。相手の弱点を容赦なく、ぐりぐりとえぐるのが正しい戦争のやり方だし(爆)

まあそうやってせっせと月面での生産力を落とせば大西洋連邦月本部で完成するストライクダガーの数も減るでしょ。

 

 

「続きまして、大西洋連邦への本土爆撃ですが、ローラシア級MS搭載戦艦4隻が明日にも衛星軌道上に到達します。

到達次第、この部隊は衛星軌道上からの軌道爆撃を実施致します。」

 

 

連合の邪魔その2「本土爆撃による人心の動揺及び戦争資源の再配置の強要」だ。

 

 

本格的にやるとなるとこちらもえらい戦争資源が必要になるからいやがらせが主眼になるけど。

具体的には安上がりの降下ポッドやニュートロンジャマーを地球に投下した際の突入カプセルに、爆弾をしこたま詰め込んで、大西洋連邦の工業都市に向かって落とす。

未来の停戦交渉と内部分裂を考えて当面はユーラシア連邦と東アジア共和国はとりあえず除く予定だ。もっとも、イレギュラーが発生したらその限りではないけれど。

なお、積み込む爆弾は小型から中型を中心に数を稼ぐ。ほとんどが無誘導の爆弾だけど、一部には赤外線誘導装置や地形照合装置を積んでおく。もちろんちゃっちい安いやつをね。

この戦法のいやなところは、いったん大気圏に突入されたら防ぎようがないところなんだよね。

極端な話、宇宙にあるプラントからは爆弾を地球に落っことしているだけなんだから。あとは勝手に重力に引かれて落ちていくだけ。

仮に爆弾搭載降下ポッドを高高度迎撃ミサイルで打ち落としたとしても、中に詰まれている爆弾はかなりの数量が降下ポッドから零れ落ちて、結局地上まで到達する。もちろん、目標からはずれたところに落ちるだろうけど、最初からいやがらせが目的だから問題ないし、落ちたところで火災が発生すれば主たる目的は達成できる。

で、迎撃する側はどこに落とされるかわかならいから、主要な工業都市全てに防空部隊を配置しなければならなくなる。考えただけでもうんざりするくらい大変なのがわかるねえ。

しかも、完全に防ごうと思ったら投下される前に運んできた艦を潰すしかない。そのためには艦隊を出すしかないわけで、MSが十分に配備されていない艦隊など叩くのは簡単。それは第八艦隊の壊滅が証明している。

よって連合はますます消耗するというわけで、連合がどちらに出てきてもザフトにとっては問題ないわけだ。

 

 

「プラント本土から投下用の降下ポッドと爆弾を満載した船団が昨日出航しました。護衛部隊と合流の後、衛星軌道に向かい長期間にわたり軌道爆撃を継続します。」

「以上で報告を終わります、閣下。」

情報幕僚からの説明を受け、ザフトが想定通りの動きをしていることを確認した俺は満足のため息をついた。俺の満足そうな様子に室内の雰囲気も緩やかなものになっている。

しかしながら、最後に付け加えておくことがある。

 

「諸君、これまでのところ我が軍は大規模戦闘において全て勝利を収めてきている。

 これは我らコーディネイターがナチュラルを恐れる必要がないことを証明している。」

唐突に始まった俺の言葉に怪訝そうな顔をする将校達。

「だが、ナチュラルを侮ってはならん。

 それは、ヘリオポリスより奪取したMSの性能を把握している諸君等には当然理解できているだろうことだろうが。」

その言葉に表情を引き締める彼ら。

「MSに搭載可能なPS装甲、さらにはビーム兵器の標準装備。

 追い詰められたナチュラルは信じられないような力を発揮する。あの出来事はそのほんの一例に過ぎない。」

ゆっくりと周囲を見渡す。

「そして、パナマ攻略戦で彼らは量産型MSを投入してきた。

 これからの闘いは、これまでよりも更に過酷なものになることが予想される。

 だが、プラントが勝利を収めるその日まで、我らに後退は許されない。

 諸君らの一層の献身を期待する。」

「「「「はっ!」」」」

一斉に敬礼をしてくる将校達。

それに対し答礼を返す。

 

 

さてさて、テレビ本編よりもザフトの戦略環境はだいぶ改善されたな。

これで俺の命の安全保障もかなり見込みが立ってきたといえるぜ!

まあ、こんなことを考えられるのも全てパトリックの知識のおかげか。

いや、本当に助かるわ。

これで、自身の記憶しかなかったら二進も三進もいかなくなるところだったからな。

 

 

よし、通商破壊に本土爆撃と小手先だが無視できない小技で連合を引っ掻き回している間に次の手を打つとしましょうかね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがき

 

 

パナマ侵攻成功後のザフトの1コマをお送りします。

 

・・・指摘された部分を多少なりとも改善できたかなあ?(汗)

 

主人公が、一応もっともらしく戦略をあれこれしています。

でも、地味(爆)

もっともテレビ本編ではこのあたりどうなっていたんでしょうね?

お話を書きながら地図見て、陥落した基地の位置を見て、???と頭をひねってばかりいました。

 

さすが突っ込みどころ満載のシリーズ、私なんかが手の出せるものじゃない(笑)

 

まあ、書いて楽しければそれでよいので万事OKか。

 

 

>> #にしても感染するのか、あれ?

>> #もしそうだったら・・・すんごく恐ろしいぞ、おい?

>> #とすれば、感染者の筆頭は・・・代理人!?!?

>待てそこ。

・・・ひょっとして心当たりがあります?(恐)

とすれば代理人殿の人生は・・・・・南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏(−人−)

 

 

 

代理人の感想

仮想戦記というか、どっちかっつーとメタな視点で楽しむ種二次創作?

指摘した点云々についてですが、元々仮想戦記というのは地味臭くていいんではないでしょーか(笑)。

国家戦略なんて興味のない人からすれば極めつけに地味臭いシロモノでしょうしね。

 

 

>南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏

明日をも知れぬ重態患者に念仏を唱えてもらってもなぁ。

なんと言うか、決まりが悪い。