この世で一番遠いもの
北極と南極?
地球と太陽?
残念だけど全部はずれ
答えは私とあいつの距離・・・


フルメタル・パニック!

<愛すべきTooSoldier>


空は晴れ渡っている。今日は土曜日。学校も休みなので、出歩く人も多い。

「ええ、分かってる。確かに今日は行楽日和だし、ここーーー遊園地にくるのも正解だわ」

黒い髪を腰まで伸ばした美少女。黒に近い茶色の瞳には誰にも屈しないような輝きが宿っている。

「実際私達だってここにいるわけだし?まあ、そういう日なんだろうて事は分かるわよ」

黙って微笑んでいれば文句無しの美少女だ。
しかし、その少女は仁王立ちで顔をしかめていた。忌々しげに呟く。

「それがなんでこうなってるのよ・・・!」
「私とじゃ嫌ですか、カナメさん?」

後ろから鈴を鳴らしたような声がする。振り向くと、少女ーーーカナメと呼ばれた、少女だーーよりも
10センチほど背の低い、アッシュブロンドの髪と大きな灰色の瞳の美少女が微笑んでいた。
かなめはにっこりと笑うと、努めて柔らかく言う。

「いいえぇ。テッサと一緒だなんて、ほんっと楽しいわよ? 海の底に比べりゃ百倍マシよね、ソースケ?」

すると、テッサと呼ばれた少女も嬉しそうに笑う。

「フフッッ。サガラさん、今日は学校での束縛から解放されてよかったですね。一緒にたくさん楽しみましょう?」

そして、お互い宗介に微笑む。間に立っていた宗介は、

「何故こうなっているのか説明して欲しいのはこっちだ・・・」

と脂汗を浮かべていた。

 

それは、まあいつものことだった。
宗介がかなめを怒らせたのだ。
が、今回かなめは罰としてーーーあくまでクラスの仲間同士で、であるーーー
遊園地に行くように要求したーーーもちろん、全員分宗介持ちで。
そこまではいい。
何故か、隣でテッサがーーーついでにマオとクルツもーーー嬉しそうに笑っていたりする。
いや、いても悪い訳ではないのだが。

「おい、クルツ、どういう事だ」
「ん? 俺に聞くなよ」

美形の悪友は面倒くさそうに答えた。

「俺が今日ここに来ることを知っているのはお前だけだろうが」

と問い詰めるが、

「いや、姐さんも知ってるぜ」

思いもよらない答えに眉をひそめる。

「俺が言ったからな」

続けられた言葉に無言で銃を構えると、クルツはさっと距離をとった。
じりじりと動く宗介とクルツの頭を叩いたのはマオだ。
呆れたように口を開く。

「なにやってんのよ、天下の往来で」
「マオか。説明してくれ」
「ああ、あんたには悪いと思ったんだけどね?
テッサがちょっと・・・ね。だからリフレッシュしに来た訳よ。
ほんと、悪いとは思ってるのよ?」

全く悪びれずに言う。何がちょっとなのかは分からなかったが、
宗介は仕方ないといった表情で銃をしまうと構えをとく。
すると、待っていたかのようにかなめが近づいた。

「ね、詩織知らない?まだ来てないんだけど。あと、オノDも」

と、それに答えたのは恭子だ。

「ああ、詩織なら弟の面倒見なきゃいけないとかで来れないって。
オノDは風邪。今日楽しみにしすぎて湯冷めしちゃったとか・・・」
「んな子供みたいな・・・。でも、それじゃあこれで全員か」

と半眼でメンバーを見ていると、恭子が申し訳なさそうに口を開いた。

「カナちゃん」
「ん?」
「この人・・・誰?」

と指さす先にはキョトンとした顔のマオ。
かなめがどう誤魔化そうか迷っていると、それより先に本人が答えた。

「メリッサ・マオよ。住んでる所が近くてね、テッサとは仲がいいの。私こう見えても博士号持っててね?
世界を飛び回ってるの。で、今回日本に来るって言ったらテッサが来たいって言い出して」

すらすらと言う。しかも最後の部分以外嘘は言っていないのだ、
恭子はあっさりと、マオを何か只の博士だと勘違いしてくれた。

「でも、クルツ君も知り合いだったなんて・・・」

珍しそうに言う恭子。

「実ワ〜、わたしサガラ君の友達でース!」

そう言って近寄るクルツを銃で殴ると、宗介が続けた。

「ただの悪友だ。日本へ来る前のな」
「なんだ、前迷ってたって、相良君ちだったんだ」
「そういうところだ」
「痛ぇ! なにしやがるソースケ!」

即座に復活し、恨めしげに睨むクルツ。宗介はそれを受け流すと、全員を見渡した。

「では、今回は千鳥、常盤、マオ、クルツ、テッサ、それに俺か・・・」

視界の端の方でテッサが顔を輝かせている。自然と愛称で
呼ばれたことがよっぽど嬉しかったのだろう。

「では、入るか」

そういって歩こうとすると、かなめが袖を引っ張った。

「どうした、千鳥」
「ちょっと、ソースケ。あんたここで何するか・・・知ってる?」

心配そうに訊ねるかなめに自信満々に頷くと、

「千鳥、俺を甘くみるな。ここは友人同士ーーーもしくは恋人と位置付けられる者同士が楽しむ場所だろう?」

と答えた。

「ををっっっ!! ソースケ、なんであんたまともに言えるの!?」

あんまりと言えばあんまりな言いぐさだが、本人達は全く気にした様子はない。宗介は胸を反らすと、

「当然だ。前に一度来て、見ているからな」
「? 見て・・・?」
「覚えていないのか? 君が・・・」

と続けようとしたところ、

「相良君!!」

恭子に止められる。

「どうした常盤」
「相良君、あの事は言っちゃ駄目でしょ!? カナちゃんには黙ってないと・・・!」
「む、そうだな」

ぼそぼそと言い合う。かなめが含み笑いをしているがそれには構わず、宗介は平然と言い直した。

「一度、常盤と二人で来たことがあってな。楽しかったぞ?」
「「「「「・・・・・・え?」」」」」

その言葉に、宗介以外の全員が言葉を失う。

「・・・・・・キョーコ?」

張り付いた笑みでかなめが近寄る。同じ距離だけ恭子が後ずさる。

「あ、あのね、カナちゃん。それは、そのう・・・」

どう言おうか迷っていると、

「それって、私が先輩とデートした日・・・だよね?」

少しだけ後ろめたそうなかなめの言葉に、恭子は半分ホッとした、半分気まずそうな表情を浮かべて口を開いた。

「え?なんだ、カナちゃんやっぱり・・・」
「いや、行ったのは全く別の日だ」

訂正。口を開きかけたところを、宗介が完膚無きまでに邪魔をした。

「ソ、ソースケ・・・?」
「ジェットコースター等ではせがまれてな。二度ほど乗ったりもしたぞ」
「さ、相良君!?」

青くなって詰めよると、宗介は全く表情を変えずに、

「大丈夫だ、常盤」

と言い切った。一瞬期待する。が、

「完璧に隠し通してみせる。安心しろ、俺はプロだ」

こういう時に限って妙に知恵の回る男は、かなめ達がしたことをさも自分達がしたかのように話す。
恭子が絶望的な気分になっていると、横からツンツンとつつく者がいる。
振り向くと、険しい顔をしたテッサだった。

「・・・・・・どういう事ですか?」
「ええと、あの、実は、そのう・・・」

説明しようとしたのを遮ったのはまたも宗介である。テッサの方を向くと一言、

「テッサ。済まないがこれは君とは関係ない」

その言葉にテッサは凍り付く。そのままマオにしがみつくと、プルプルと震え出した。
泣くのを必死で堪えているのだろう。

「相良、君?」

恭子が真っ白な顔で呟くと、宗介はまたも自信ありげに

「テッサ達は関係していない。ならば巻き込まない方が安全というものだ。それ位は俺でも分かっている」

等と呟き返した。
いや、分かってない。分かってないよ。
真っ白になった恭子がそう全身で表しているにも関わらず、自称プロは着々と嘘を塗り固めていく。
マオやクルツは呆れて声もでない。
そうして。
結局全てをバラして誤解を解くのに丸一時間を要したのだった。

 

「やっと入場できたわ・・・」

入る前からすでに心底疲れているかなめが言葉を吐いた。
時刻は十一時。あと一時間もすれば昼食である。

「ほんと、誰かさんの所為でね」

マオはそう呟き、クルツが握った縄の先にある、ぐるぐるに巻かれたものを見つめる。
それは時折バウンドしながら、ずるずると引きずられていた。

「マオ。どうしてこういう事になったのか分からないのだが」
「あんたって空前絶後の馬鹿よね・・」

本当に分からないといった顔で悩む宗介を見て、ため息をつく。

「大丈夫ですか、サガラさん。ほら、髪もこんなに乱れて・・・」

テッサはそう言うと、縄を解きにかかる。それを見たかなめがむっとした表情で

「何よ、テッサも一緒に縛ってたじゃないの」

「私はカナメさんみたいに殺す気はありません。ちょっとしたやきもちです」

やきもちで人を縛るのも如何なものだろう。
そう思ったクルツだが、賢明にも口に出すことはなかった。
やがて縄が解かれると、何事もなかったかのように宗介は立ち上がる。

「ふむ。なかなか解けなかった。いい縛り方だ。民間人にしておくには惜しいな」
「やかましい。もういいから、ほら、行くよ?」

とかなめは手を引っ張りーーー
動きが止まる。

「?どしたの?ソースケ」
「いや、それが・・・」

と反対の方の手をみる。そこには真っ白くて小さな手が握られていた。

「行きますよ?サガラさん」

と逆方向へ連れていこうとするーーーが、やはり止まる。

「あの・・・」

と、今度はかなめの握った手をみる。
困ったような表情の宗介をみて、

「第2ラウンド開始!」
「あんたは黙ってろ!」

茶化したクルツがマオに殴られる音をゴング代わりに、第2ラウンドが始まった。

「ソースケ、ジェットコースター乗ろっか?ああでも、運動音痴にはちょ〜〜っと厳しいかもしれないけどね」
「サガラさん、ウォータースライダーですって。
いつも陸の上にしかいない人と違って私達二人にお似合いの乗り物ですね」

と、全く逆の方向へ連れていこうとする。

「いや、その・・・」

と宗介が再度脂汗を流すと、

「チドリさん?サガラさんが困ってるみたいなんですけど。
バカ力で握るといくら優しいサガラさんでも嫌がりますよ?」
「あ〜らテスタロッサさん?ソースケがあなたの運動神経に合わせていくっていうのは
ちょっと無理をさせすぎじゃない?」

と直接口撃に出た。宗介は顔色を白くしたり青くしたりしながら口をぱくぱくと動かしている。

「なんつーか・・・。羨ましいの通り越して可哀相になってきたな、俺」
「私もよ・・・」

仕方ねぇ、と呟くと、クルツがその戦場に飛び込んできた。

「なあ、ソースケ。あっちに射的があんだけ、ど、よ・・・」

・・・果敢に飛び込んだまではよかったのだが、
巴御前と化している二人を前にだんだんと血の気が引いていく。

「クルツ君、あんたナンパでもしてきたら?」

刺すような視線で切って捨てるかなめ。一方テッサは、

「・・・・・・。そうですか、ではサガラさん?射的でもいいですよ、いきましょう」

と素直に手を引っ張っていく。
宗介が助かったと胸をなで下ろしたのも束の間、

「私の為にぬいぐるみ、取ってくれますよね・・・?」

と甘い声で囁かれた。

「ク、クルツ・・・」
「すまん、俺じゃ無理だ」

この時ほど心底この悪友を消したい瞬間はなかったという。
男二人が無為味に黄昏ている間にも、一行は射的へと足を運んでいく。
射的にはカップルが何組みか来ており、そのどれもが幸せそうだった。
女性が男性にねだり、男性はそれに応えようとする。何ともほほえましいその空気をーーー
6人の集団がぶち壊した。
男二人と一人の女性が恐ろしい勢いで撃ち落としていく。
一人はノリノリで。一人はナンパついでに。そしてもう一人は、

「ソースケ、あの思い出のボン太君人形とって?」
「サガラさん、M6のぬいぐるみがありますよ?ほら、砂浜で・・・」

と二人の美少女ーーーただし、妙な迫力のために誰も近寄ろうとはしなかったがーーーに言い寄られては
得体の知れない汗でシャツをぐっしょりと濡らし、それでも健気に撃ち落としていた。

「ソースケ、次は・・・」
「サガラさん、今度は・・・」

と同時に言い、互いにきっと視線を交わす。

「「あのソース犬人形とって」」

二人が指さしたのは、人面犬のぬいぐるみだった・・・。
その顔は油断無くきりりと引き締まっているが、
ふわふわもこもこの犬の体がそれをある意味滑稽な可愛らしさへと変えている。
ちなみに、一つしかなかった。

「マオさん・・・。一日って、どうしてこんなに長いんでしょう・・・」
「さあ・・・世の中いろいろあるから・・・」

第3ラウンドの幕開けが近いことを確信しながら恭子とマオが呟く。
三人がここに来たことを後悔し始めている間に、宗介はきっちりと人形を落とした。

「あの馬鹿もなぁ・・・。一つしかない奴なんか外しゃいいのに」

クルツがぼやくが、朴念仁がわかるはずもなく。
第3ラウンドが始まってしまった・・・。

「「ありがとう、私の為に取ってくれて」」

可憐な笑顔で礼をいう二人。そのまま全く表情を変えずに、

「あらテッサ?ごめんね、これ私に取ってくれたのよ。
ソースケってば、いざっていう時には私を最優先に考えてくれるから」

今がそのいざという時なのかは知らない。

「いえ、構いませんよ?思うのは勝手ですもの。私はサガラさんを信じていますから。
彼が私のことを誰よりも信じてくれているように、ね」

全くもって思うのは勝手である。
かなめは意外そうな顔をして、

「あら、そうだったの?でも私が怪我した時なんか、
あの自分が死ぬことも恐れないソースケが真っ青になって、私が死ぬのが恐かったって言ってくれたけど?」
「へ、へぇ?確かにサガラさんは上司や命令に忠実ですが、私には只の上司ではない、大切な、って・・・。
しかも二人きりの時に言ってくれましたけど」
「ふ、ふぅん?」

ここまで来ると、お互いに後にはひけなくなる。二人とも、さらに口を開きかけたーーーが、

「こら、もうここまでにしな」

とマオが頭を小突いて止めさせた。二人は何か言いたそうに口を開こうとする。が、

「あんた達、そんなにソースケ困らせて楽しい?」

と、思わぬところからの攻撃に、しゅんと黙ってしまった。

「ふぅ、収拾つかなくなるかと思ったぜ・・・」

心底ほっとした表情で呟くクルツ。マオは軽く睨んで黙らせると、続ける。

「あんた達がソースケのことを大事に思ってるのは知ってるし、取られたくない気持ちもわかる。
ソースケが朴念仁だから、少々苛めるのは構わないしね」
「むぅ・・・・・・」

もう何度目か分からない冷や汗を流す宗介。それには構わず、二人に話し続ける。

「でも、度が過ぎると相手を困らせるだけよ?こいつは変に優しいし、タフだから、
滅多にそんなこと言わないけどね。相手の優しさに甘えてちゃ駄目。分かった?」
「は、はい・・・」
「すみません、マオ・・・」

頭を下げようとする二人に、マオはクスッと笑うと、

「謝る相手が違うでしょ?」

と宗介を指さした。
二人はおずおずと宗介の前に進み出る。

「「あ、あの・・・・・・」」

口を開こうとしたが、宗介の方が早かった。二人を真っ直ぐに見つめて、

「・・・二人には感謝している。二人がいたからこそ、俺は今ここに立っているようなものだ。
その・・・。二人は、俺にとって、大切な存在だ」

その言葉に、かなめとテッサは顔を朱に染める。その二人を前に、宗介ははっきりと続けた。

「例えるなら、そう、核兵器の政治的価値並みにな」
「あんたはあの時から成長なしかああぁぁっっ!!」

かなめが叫び、テッサをぶん投げる。テッサは膝を曲げーーーもちろんスカートは手でしっかりと抑えてーーー
その膝を宗介にめり込ませた。声もなく、くの字に折れ曲がる宗介。
暫くぐったりとした宗介を睨んでいた二人だが、

「テッサ、あんた運動音痴の割にはよくやったじゃない」
「カナメさんこそ、いくら私が軽いとはいえ、人一人を投げるなんて常識外れですよ?」

と、微笑みあう。残りの三人は困ったような笑みを浮かべていた。
それから、6人はジェットコースターに乗ったり観覧車に乗ったりして。
大騒ぎをしながらも、たっぷりと楽しい一日を過ごした。

 

互いにひかれあうものは何でしょう
S極とN極?
地球と林檎?
確かに全て正解ですでも
答えがあなたとわたしだったらいいな・・・






後書き

ども、ここまで読んでくださってありがとうございます。
本文中のクルツの「収拾〜」云々は私の本音です、谷城拓斗です(笑)。
・・・強引すぎるけどね、終わらせ方。
う〜ん、まだまだだ。
今回、いつもと違うところがあります。それは、主人公が最初からでてる!!(爆)
ま、それはそれとして。今回は、前がかなめ、後ろがテッサです。わかります・・よね?
一つ質問です。
ラブコメって思った人手ぇあげて(爆)もしくはメールを(笑)。
・・・・・・はぁい(小さく挙手)。
何故こうなったのだろう?ただドラマCD聞いて修羅場書きたくなっただけなのに(爆)。
では、だんだんと長くなるのに「ウザいんじゃ固羅」と愚痴もこぼさずのせてくれる代理人サマ、
このHPをつくった友達思いの管理人サマ、
だんだんと長くなるこれを「ウザいんじゃ固羅」と爽やかに言ってくれたK、
そしてこの駄文を読んでくれた全ての皆様、ありがとうございます!

では、次回も駄文におつき合いください。





おまけ

痕餓鬼第0話<プロローグ>

作品の後書き。それは作者にとって書き終えたという解放感と充実感を与える空間である。
だが、その空間にも邪は存在する。
その名を痕餓鬼という・・・。



おまけの後書き(笑)
これ読みたい人、メールください。3通来たら書きます(爆死)。これ、ギャグなんで、そこは了承してね。
P.S.このネタ先に使ってる人いたら・・・ごめんなさい。

 

 

代理人の感想

おー、修羅場修羅場。・・・でもラブコメ(爆笑)。

ま〜、これも芸風でしょう(笑)。

 

>こういう時に限って妙に知恵の回る男

・・・・いや。あーゆーのを「知恵が回る」とは表現しないよーな気が。(爆)

強いて言うなら無意味な点にばかり妙な知恵を発揮するとか、

間違った方向にのみ変に知恵が回るとか……

私、何気にひどい事言ってます?(爆)