名も無き物語

                      第1章  俺とウサギと白衣と

第1話

どうしてこうなってしまったのだろうか?
森の中を疾走しながら少年は自問する 
わりと背は高い方で蒼いマントに腰に一降りの剣を携えている。

「やっぱりこいつに関わるとろくなことがないわぁ!!」
 
並走していた男を殴り倒しつつ叫ぶ。

「まぁ そんなに怒るな兄弟」

「どぅあれが兄弟か!!」

いつのまにやら復活した男にドロップキック(おいおい)をかまし立ち止まる。

「いたいじゃないか」
某戦争ぼけ男Sの様に むくっと起きあがる
よく見れば美青年顔の男だ。 
だがしか〜し
彼は服装センスが180度ぐらい脱線している・・・・・
そう・・・彼は・・・
白衣を着ているのだっ!!
しかも一日中(笑)

少年は頭を掻きながら
「おい・・・・お前はなんでいつも白衣なんだ?」
埃を払い終わった青年に聞く
「なぜならそこに白衣があるからさ!!」
〜沈黙〜
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・

なにやらずれた答えが返ってきた。


白い変態生物を生き埋めにした後 少年は再び走り始める。
(生き埋めと言っても某キノコ提督が埋められた時と同じ)

言い忘れていたが少年の名は
ロック・フォールディ
歴史上最年少で上級魔術師の資格を得た天才である(まぁ天災でもあったが)
しかし その功績を妬む一部の人間が彼を強制的に旅に出させたのである。
一応 『見聞を広める』と言う目的があるがそれはただの言い訳
要するに
『お前なんかもう帰ってくんじゃねーよ!!』
とまぁこんな感じなわけなのだ。

昔の上級魔術師は尊敬され、博識で、偉大な人物がなるものだが
いまや名ばかり
古くさい伝統に縛られている酒飲み親父達なのだ
しかも 裏取引の仕方や情報操作などは名人級
(これは噂だがそれで賞状を貰ったらしい もしそんなもの貰ってうれしいなら
 一度頭の中を見てもらった方がいいかもしれない by ロック)

まぁ 彼らも旅に出したぐらいで安心するわけないので
賞金稼ぎにロック暗殺を依頼
そして
今現在賞金稼ぎから逃走中なのだ。


その時 頭上 すなわち木の上から殺気が生まれた。

                    第2話に続く 
 
--------------------------------------------------------------------------------

あとがき

はい どうも あーりーです
えっ? スタオー(僕はこういう風に略します)はどうしたかって?
そんなこと言う人嫌いです。(嘘)

雪国に住む某病弱な人(バニラアイス好きでも可)のマネはおいといて
なぜいきなしオリジナルになったかと言うと
まったく理由はありません(きっぱり)
ただ気分の問題なんですよ・・・
まぁ ナデシコの投稿はいっぱいあるのにオリジナルが少ないなと
思いましてね・・・・・・。

追伸
つい最近 友達からセガ・サターンを借りました
ソフトはナデシコの「やっぱり最後は愛が勝つ」に「The blank of 3years」
です。 やっぱり おもしろいですね ナデシコは



代理人の個人的な感想

いや、いきなり続き物始めていきなり中断させるというのもどうかと(核爆)。

初心者のうちは長編に手を出すのは非常に危険ですよ?