ある酒場での物語



1章  出会い

 雨が降る中、あたしが両親の墓参りを済ませ。
 5年ぶりに、店に帰ってみると。
 一人の男性が、店先に倒れていた・・・おい・・・

 取り敢えず、店の中に連れて行き様子を見る。
 どうやら頭に、怪我をしている様だ。
 しかし、怪我より驚いたのが、男性の顔だった。
 長い金髪の、凄い美男子だったのである!!
 その男性の、服装や身なりからでは事情は解りそうに無い。(当たり前か・・・)
 そうこう考えている内に、男性が目を覚ます。
 その両目は、青く晴れ渡った空の色をしていた。
「ここは・・・どこだ?」
 その問いに、あたしが答える。
「あたしの店よ、あなたは店の前に倒れていたのよ。」
 すると、男性は顔をしかめ、更にあたしに問いかける。
「俺が倒れていた? どういう事なんだ?」
 こっちが聞きたいわよ!!
「あたしが、知るわけ無いじゃない。
 あっ、あたしの名前はリナ=インバース、リナと呼んで。
 それで、あなた怪我してるわよ。
 名前と連絡先を教えてくれれば、連絡をしてあげるけど。」
 それを聞いて、男性が考え込む。
「何悩んでるのよ、それとも何かやましい事でもあるの?」
 そう畳み掛けると、男性が困惑の表情で答える。
「俺の名前は、ガウリイだと思う・・・連絡先、その他は思いだせん。」
 なに〜!! よりによって記憶喪失か〜!!
「じゃ、じゃあ名前だけは、覚えているのね。」
「いや、ガウリイ=ガ〜なんとかの筈、なんだが良く思いだせん。ハハハハ!!」
 自慢気に言うな頼むから・・・
「そうね・・・多分ガウリイ=ガンダムよ!!」
「・・・強そうな名前だが、違うと思うぞ。多分・・・」
「じゃ!! ガウリイ=ガンダーラとか!!」
「・・・リナ、俺で遊んでないか?」
 あ、ばれた?
「まあ、冗談はここまでにして、これからどうするの?」
「う〜ん、俺を拾ったのはリナだろう? それじゃ、リナに任せるさ。
 頼んだぜ拾得者さん。」
 無邪気な笑顔で、そう言い切るガウリイ君(拾得物?)だった・・・

 結局、ガウリイは記憶が戻るまで、あたしの店で住み込み店員になってもらった。
 実は、あたしの両親は昼は食堂、夜は酒場という店を経営していた・・・
 それが5年前、交通事故で二人して他界してしまった。
 当時13才だったあたしは、近所の親戚の家にやっかいになった。
 そして、18才になった今・・・
 高校を卒業したあたしは、成績は良かったが大学には行かず。
 両親の残してくれた、この店を継ぐつもりでいた。
 始めはさすがに不安だったが、高校の後輩のアメリアが、バイトに来てくれたし。
 何より、ガウリイが影から、あたしを支えてくれた。
 彼は、自分の年齢さえ忘れていたけど。
 あたしが挫けそうな度、優しい笑顔で励ましてくれた。
 それに、夜の酒場はあたしには無理だったが。
 ガウリイが、バーテンをやってくれるお陰で、閉めずにすんだ。
 ただ、ガウリイ目当ての女性客がムカツクけど・・・
 あたしは、昼・夜共に両親譲りの料理作りに励んだ。
 お陰で、結構評判のいい店に、なってきていた。
 そして、順調に日々が過ぎ・・・四ヶ月が経った。



2章  それぞれの想い

 最近、昼・夜両方の常連に、ゼルガディスと言う人が出来た。
 近所の大学の学生らしい。
 ハンサムなのだが、どことなく無愛想なのだ。
 しかし、実はなかなかお茶目な奴、という事が先日発覚した(笑)。
 本人の意思により、この事は伏しておく。
 それはさておき、このゼル君どうやらアメリアに、気があるらしい。
 それとなく、ちらちらと視線を送っている。
 アメリアも、好意を持っているのか、まんざらでもなさそうだ。
 しかし、なかなか進展しない二人を見てると、かなりもどかしく感じる。
 そしてある日、アメリアは学校が夏休みなので、一日中バイトをしていた。
 昼の休憩で、お互い椅子に座り昼食を取っていると。
「リナさん・・・実は私、気になる人がいるんですけど・・・」
 おっ!! そっちから話しを振るとは、フッフッフッ・・・
「そう、誰なの言ってみなさいよ、相談にのるわよ。」
「ガウリイさんです。」
 ドガシャァァァァァァァン!!
 思わず椅子ごと、横に倒れるあたし!!
 急いで机に舞い戻る。
「マ、マジっすか!!」
「嘘です!!(ハート)」
 ・・・いい度胸してるじゃない、アメリア。
「リ、リナさん、顔が怖いです〜!!」
「・・・で、本当は誰なの?」
 取り敢えず、先程の事は許してやり、改めて質問する。
「実は、ゼルガディスさんって人なんですけど・・・」
 やっぱりね。(ホッ!!)
 な、何を安心してるんだろうあたし。
「それで、告白でもするつもり?」
「そ、そんな!! それに・・・それ以前の問題なんです。」
「どうしてよ? あたしから見ても、お似合いよあなた達。」
 そう、励ます。
「実は、一度お話した事があるんです。
 その時、私の実家が財閥だって言ったら。」
 そう、アメリアの実家は、この国有数の財閥だった。
「そしたら、俺なんかとじゃ、釣り合いの取れん身分なんだなって。
 そう言って、帰ってしまわれたんです。」
 う〜ん、普通はアメリアの身分を知れば、引いていくよな〜
「でも、アメリアは自分の気持ちを、伝えてないんでしょ?
 まず、貴方の気持ちを伝えるべきよ。」
 そう、まずは行動しなければ。
 相手に想いは、伝わらないではないか。
「・・・そうですね、わかりました!!
 当たって砕けろですよね!! リナさん私頑張ります!!」
 そう元気に宣言するアメリア。
 ああ、やっぱりアメリアは、こうでなくっちゃね。

「・・・それで、身分違いだからって諦めるのかゼル?」
 俺の前では、常連の一人ゼルが、静かにウイスキーを飲んでいる。
「旦那ならどうする?
 相手は本当のお嬢様だぞ、貧乏学生の俺には不釣合いな相手さ・・・」
 これは・・・かなりショックだったみたいだな。
「しかし、アメリアほどの良い子は、そうそう巡り会わんぞ。
 それに、リナがアメリアに問い質しているのを、立ち聞きしたんだが。
 お前さんに、好意は持ってるらしいぞ。」
 と、助言を一つ。
 しかし、このバーテンという職業は面白い・・・
 酒は麻薬のような物だ。
 実に他人の人生模様が、赤裸々と語られる。
 だからこそ、バーテンダーは寡黙であるべきかもしれない。
 しかし、友人の悩みに答える事は、人として当然のことではなだろうか?
「ふん、好意があったからといって、この身分差はどうする?」
 投げやりに答えるぜル。
「・・・本当に惚れたんなら、彼女を家から連れ出して、逃げてみせろ。」
「なっ!! そんな事・・・」
「それが出来ないんなら、アメリアの両親に直談判するんだな。
 少なくとも、この場でクダをまいてるより建設的だ。」
「・・・・」
「なあゼル、お前はアメリア以外の女性と、付き合う気は無いんだろう?
 それほど愛した女性が、この先そうそう現れるのか?
 どうせなら、悔いの残らぬ様に、やれる事はやってみせろよ。」
 我ながら、似合わぬお説教だな・・・
「・・・旦那らしからぬ、激励だな。
 まあ、確かにこんな所で愚痴を言ってもしかたあるまい。」
 ふっと、微かに笑うぜル。
 その目には、決意の色が伺えた。
「ところで、旦那の記憶の方は少しでも戻ったのか?」
「いいや、さっぱりだ。
 まあ、日常生活に支障はないんだし別段、急ぐ事もあるまい。」
「本当にそれだけか? 記憶より大切な事があるんだろう。」
 おや? 仕返しのつもりかゼル。
 しかし、まだまだ甘いな。
「リナの事か?
 ゼルが心配しないでも、俺はあいつの隣以外に、自分の居場所を作らないさ。
 それに、まだまだ危なっかしいからな、俺のお姫様は。」
 そう切り返しながら、軽く笑う。
「あーわかった、完敗だ。
 こと恋愛に関しては、旦那にはかなわんな・・・」
「そう悟ったら、明日にでも決行する事だな。
 時間は止まらない物だ・・・誰の上にもな。」
 俺の最後のセリフを聞いてから、ゼルは席を立つ。
「旦那、俺にとって明日が決戦日だ。
 でも、いつの日か旦那の決戦日を、見物したいものだ。」
「ああ、その時は特等席を用意してやるよ。」
 お互い顔を見ずに、片手を上げて別れを告げる・・・
 ゼル、本当に時間は止まらないだ。
 今悔いが残らぬ様、精一杯やれる事をやっておけ。

 その後、二人で仲良く語り合う姿を、リナとガウリイは見かけた。

 そして、また穏やかに月日は流れる・・・



3章  当然の現実

 ガウリイとの共同生活も、もうすぐ一年を迎える。
 いろんな事があった、いろんな出会いがあった・・・
 そして、隣にはガウリイがいてくれた・・・
 そんな日が続くと信じていた・・・

 ある日、昼食のラッシュが終り、アメリアとガウリイとあたしで休憩していると。
 一人の清楚な美人が、店内に入ってくる。
 そして、店内を見まわし窓際にいる、ガウリイを見付けると。
「ガウリイ様!! やっと見付けました!!
 お元気でしたか!! シルフィールです!!」
 そう言いながら、ガウリイに抱き付くシルフィールさん。
 まさか・・・この人はガウリイの過去を知る人・・・
 
 そして、シルフィールさんが、ガウリイの過去を話し出す。
 ガウリイの正式な名前は、ガウリイ=ガブリエフと言うらしい。
 そして実家は、ガブリエフ運輸という、世界でも指折りの大会社らしい。
 ガウリイは、そのガブリエフ家の次男で、気楽な身分を利用して旅をしていた。
 しかし、一年前から急に音信不通になり、捜索願いが出ていたのだという。
 そしてこのシルフィールさんは、ガウリイの許婚らしい。
 ガウリイの横で、幸せそうに微笑む彼女を・・・あたしは、見てられなかった。
「ガウリイ、おめでとう!!
 これで、自分の素性もハッキリ解ったし、その上美人の許婚付きよ!!
 もう最高よね!!」
 つとめて明るい声で話す。
「おい、リナだからと言って、俺は実家に帰るとは・・・」
 何か言いたそうな彼を睨む。
「ご両親は健在なんでしょう?
 それなら、ちゃんと顔を出すべきよ!!」
 そう、もう両親のいないあたしにとって、両親とは特別な存在だった。
 だからこそ、その両親に心配をかけさせる様な真似を、ガウリイにして欲しくなかった。
「解ってるのか!!
 俺は実家に帰ると、もうここには戻って来れないかもしれないんだぞ!!」
 そう・・・彼が帰れば、もうあたしと会う様な事は無いだろう。
 皮肉にも、アメリアとゼルの心境を実感できた。
「大丈夫よ、店も軌道にのってるし!!
 直ぐに新しい店員も、みつけるから!!」
 笑顔で、彼を送り出したかった。
 今までの感謝と、この自分の気持ちに区切りをつける為に・・・
「俺は・・・ここに残ってはいけないのか?
 ずっと、リナの隣にはいれないのか?」
 やめて!! そんな決意が揺らぐ様な事言わないで!!
 後ろを振り返らずに、走り出すあたし!!
「おい!! リナ、待て!! 待ってくれ!!」
 そんなガウリイの声を聞きながら、あたしは店を飛び出していた。



終章  夢は終らない

 ガウリイの前から逃げ出し、あたしは以前世話になっていた親戚の家にいた。
 そう、あたしとガウリイの店には、まだ戻っていない。
 親戚の叔父さん、叔母さんは何も聞かず泊めてくれた。
 泣いたり、呆然としたりして4日が過ぎた頃。
「リナさん!! やっと見付けましたよ!!
 こんな所で、何やってるんですか!!」
 ああ、アメリアにはあたしの親戚の家、知られていたんだっけ・・・
「別に、休養よ。
 この一年ガウリイの面倒を見ながら、ずっと働きっぱなしだったじゃない。
 だから、もう直ぐ店に戻るわよ。」
 と、投げやりに答える。
「・・・こんなの、リナさんらしくありません!!
 知ってますか? ガウリイさん昨日までずっと、お店でリナさんを待ってたんですよ!!
 まだ、言い残した事があるからって!!」
 その言葉に、体を震わすあたし。
「・・・だから何よ、結局居なくなる人に何を言われ様が・・・」
 バチィィィィィン!!
 アメリアに、初めて頬を叩かれた・・・
「どうして嘘付くんですか!! リナさんが一番ガウリイさんに会いたい筈です!!
 もう、自分の気持ちに、気付いてられるんでしょう!!」
「だからって・・・どうしようも無いじゃない!!
 ガウリイを止める事は、あたしの身分じゃどうこう出来ない事でしょう!!
 それに、ガウリイには待っている家族と、許婚までいるのよ!!
 あたしの所にいてなんて、言えるわけ無いじゃない!!」
 堪えきれず泣き出すあたしを、アメリアが優しく抱きしめる。
「リナさん・・・ガウリイさんを信じましょう。
 ガウリイさんは言ってました、俺は俺の夢を追うって。」
 意味は解らないが、アメリアに慰められながら・・・あたしは、頷いていた。
 そして、一週間後。
「おい、リナ!! この広告はなんだ!!」
 いきなりの、ゼルの発言だった。
「だって、お店を開こうと思ったら人手が要るじゃない?
 だから求人広告を出したのよ。」
「リナ、旦那を待ってやるつもりは無いのか?」
 沈痛な顔でそう言うぜル。
「・・・あれはね夢だったの、今から一人立ちするあたしを、助ける為に神様がみせてくれた。
 そうでしょ、どう考えても出来すぎたお話だったもの。
 だから、あたしは現実を生きる。
 あの夢を見せてくれた人との、思い出を壊したくないから。」
 その言葉を聞いて、ゼルは又何か言いかけたが・・・結局黙って店を出て行った。

「くそっ!! 旦那、あんた俺に特等席を、用意してくれるんじゃなかったのか!!」
 思わず隣店の壁を殴り付ける俺に、アメリアが言葉をかける。
「でも、リナさん本当にやっていけるんでしょうか?
 気丈に振舞ってますけど、やっぱり立ち直ってませんよ。」
 二人して、黙り込む。
 その時、急に目の前に一人の男性が現れた。
「ゼル、俺は嘘は付かない主義なんだけどな。
 それからアメリア、リナの隣には俺以外、つとまるはず無いだろう。」
「あ、あんたは!!」
「ま、まさか!!」
「さてと、厳しい店主の面接試験を、受けてきますか。」
 明るい笑顔を振り撒きながら、求人広告片手に店へと入っていく。
「く、くははははは!!
 参った降参だよ旦那!! やっぱりあんたは大した奴だよ!!」
「ええ、そうですね!!
 これからも、皆一緒ですね!!」
「ああ、俺も頑張らんとな、アメリアの父親に認められる様にな。」
 その言葉に、顔を真っ赤にして俯くアメリア。
「まっ、今は旦那の用意してくれた特等席で、旦那の決戦を観戦するか。」
「ええ、そうですね!! さてさて、どんな口説き文句がでるんでしょう!!」

 カラン!! カラン!!
 物思いに耽っていた、あたしの耳に来客の鐘の音が聞こえた。
「すみませ〜ん!! 実はまだ開店してないんです。
 店員募集中な状態で・・して。・・・ガウリイ?」
 そこには、あの忘れられない人がいた。
 いつもの笑顔を浮かべて。
 思わず、後ろを向いて言い放つ。
「な、何しに来たのよ!! もうあたしと、貴方は何の関係も無いでしょう!!」
 違う!! こんな事が、言いたいわけじゃない!!
「いや〜、求人広告を見て、来たんですけどね。
 採用の面接ぐらい、してくれませんか?」
 何ですって? 何かの冗談なの・・・
 いいわよ!! そのお芝居に、付き合ってあげるわ!!
「・・・それじゃあ、まず住所、氏名、年齢を教えて下さい。」
「はい!! 住所は、家を飛び出して来たんで、現在不定です。
 名前は、ガウリイ=ガブリエフ。年は24才です!!」
 家を飛び出してきた!!
 思わず、後ろを向きそうになる。
 だけど、まだあたしの心がそれを許さない・・・また、裏切られたら・・・と
「そう・・・それでは、業務経験と面接の動機を教えて下さい。」
「業務経験は一年です。
 そして、面接の動機は・・・」
 急に、後ろから抱きしめられる!!
「なっ、何を!!」
「リナ、お前の側に居たいからさ。
 実は記憶は2ヶ月程で、戻っていたんだ・・・」
 なら、どうしてここにいたの!!
「俺はずっと、旅をしていた。
 夢を探していたんだ。
 そして見つけた。
 だから俺は、記憶が戻ってもここにいたんだ。」
「夢って?」
「俺を、本当に必要としてくれる人。
 そして、俺が本当に必要とする人を、探しだす事さ。」
 そう言いながら、あたしを抱く腕に力を込める。
「リナ・・・聞いてくれ、確かに結果的には、お前をだました。
 だけど、俺が身分を明かしたら、お前さん俺と距離をおいただろ?
 そんな事、耐えられないんだよ!!
 ここでの一年は、俺の今までの人生で一番充実していた!!
 やりがいのある仕事に、友と呼べる奴、そしてリナお前がいたから・・・」
「・・・シルフィールさんや、ご両親はどうしたのよ?」
「シルフィールには、悪いと思っている。
 リナに会わなければ、彼女で満足していたかもしれない。
 それを、彼女にハッキリと告げて別れて来た。 頬をぶたれたけどな。
 両親は、俺の好きな道を行けと・・・兄が自分に後は任せろと、言ってくれた。」
 もう我慢ができなかった・・・彼は本当にあたしを求めて、全てを捨てて来たんだ。
 前を向いてガウリイに抱き付く。
 泣き顔を見られない様に、彼の胸に顔をうずめながら話す・・・
「ずっと、側に居てくれるだけなの?」
 優しく指で、あたしの髪を梳きながら、ガウリイが答える。
「いいや、いつか手に入れてみせるさ。」
 そして、あたしが泣き止むまで、抱きしめていてくれる。
「そんな簡単に、あたしは手に入られないんだからね!!」
「ああ、精進するよ。」
 そこには、あのあたしの大好きな笑顔があった。

「さすがですねガウリイさん!!
 簡単にリナさんを、落としちゃいましたよ!!」
「ああ、でもやはり記憶は戻っていたんだな・・・
 大した役者だ。」
「そうですね、リナさん意地を張ってますど。
 見た目まんま、手の中に入れられちゃってるじゃないですか(笑)。」
「そうだな、でもこれで一件落着だ。
 俺も、行き付けの店を無くさずに済んだしな。」
「そうですね、後はお二人にだけにして差し上げましょう!!」
「ああ、じゃあ俺達は帰るぞアメリア。」
「はい!! ゼルガディスさん!!」

 ある酒場での、静かな午後の日差しの中で語られた物語だった・・・

	
         			Fin

                             1999.6.9
                                   By Ben

 

後書き〜

ええ、この文を読んでくださったお方!!

有難うございます!!

これは、クイズのプレゼント小説なんですけど。

事情により、ここに掲載します。(ちゃんと、プレゼントとしては送りました。)

出来れば、感想なんかが欲しいのでメールか掲示版に、宜しくお願いします。

では!! 今後の頑張って制作に励みます!!

メールアドレス

inoue@earth.interqorjp

メール待ってま〜す!!

 

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