<スレイヤーズ西遊記>





第三十三話 ザン馬、改め、ザンニャ、暁に死す!!(後編)



第一章.トラップ


あらすじ

 前回のあらすじ。
 ・・・
 ・・・トムとジェリー?
 何時の時代の人間だよあの作者?

(まあまあ、ノリで生きてる人物ですから。)

 でも限度ってものがあるだろうが?
 知ってるか、あの作者はノリで会社を止めるんだぞ?
 しかも、転職をすれば何故か関東に飛ばされるし。

(まあ・・・関東に飛ばされた事は後悔してましたね(汗))

 それも今年で3年目だぞ?
 最初の一年で地元に帰る筈だったのにな。

(それで今の会社とも喧嘩してるんですよね。
 ・・・懲りない人ですね。)

 ああ、このままだと東北地方に飛ばされるかもな。

(・・・行きますかね?)

 ・・・ノリで行くだろうな。
 停滞より活動を選ぶ奴だからな(汗)
 その一瞬が楽しければ、それで良いっていう奴だしな。

(破滅型の人間ですね。)

 そうだ。

 ・・・まあ、その事はもういいだろう(苦笑)
 取り敢えず本編を始めよう。

(解りました、私は後書きに行きます・・・)

 では・・・
 スレイヤーズ西遊記 第三十三話 今から始まります!!

「何かあったのか作者に?」
「さあ、どうせまたポカでもしたんでしょ。」
「・・・頻繁に失敗されるんですか?」
「ああ、そうらしいな。」
「ニャニャ!!」(おい!! 俺はどうなるんだ?)






 全ては・・・
 一匹の猫の為におこった悲劇だった。

「ふふふ・・・こう、何だ。
 罠を仕掛ける猟師の気分が実感できるな。」

 ・・・だからって、大通りの真中に罠を仕掛けるなよ(汗)

「何を言う!!
 トラップは狩猟の基本だぞ!!」

 だからって・・・いくらザンニャでも引っ掛かからんだろ、それは。

「ん、トラバサミの事か?
 大丈夫だ所詮は猫。
 あの小さな脳味噌に、俺の高度な罠を回避できるものか!!」

 でも、一応あれでも竜だし・・・
 ジャキン!!
「ギニャァァァァァァァァ!!!」
「よっしゃ!!」
 ・・・脳味噌まで猫と化したかザンニャ(溜息)


「わはははは!!
 これでお前との宿命の対決も終りだなル○ン!!」

 ・・・じゃあ、お前が銭○のとっつぁんなのか?

「フ〜〜〜〜〜〜!!」(おのれ!! 罠とは卑怯な!!)

 いや、そんな見え見えの罠に引っ掛かる、お前もお前だぞザンニャ(汗)
 だって、丸見えじゃんか・・・この罠。

「ふふふ・・・さて、これで遂に俺の目的が・・・」
 ガシャン!!
「痛〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
「ガ、ガウリイ!! 大丈夫!!」
 ・・・あっちの脳味噌も猫並か(溜息)
 せめて猿並のレベルにはなれんかのか?

「誰がこんな場所にトラバサミを設置したのよ!!」

 リナとガウリイを周りを取り囲んでいた住民の視線が・・・
 一斉に一人の男の方を向く。

 そして男に向って無言で歩み寄るリナ(笑)

「あ、いや、その・・・
 普通、人間は引っ掛からないと思いますが?」

 顔中に冷たい汗をかきながらリナに弁解する男・・・

「・・・言いたい事はそれでお終い?」

「・・・御免なさい。」
「ボム・ディ・ウイン」
 バシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!
 リナの呪文に問答無用で吹き飛ばされる男。

「謝ったのに〜〜〜〜〜〜・・・」

 そして青空の星となる。
 ・・・復活まで30分位かな?

「ふん、だから呪文のランクを下げてやってるでしょう。」

 ・・・憐れだな。

「リナ〜〜〜〜〜〜〜」

「あ、ガウリイ大丈夫?」

 動けないガウリイの元に走りよるリナ。
 そして・・・イチャつく二人。

 ・・・勝手にやってろ。

「・・・ニャ」(・・・誰か罠を外して(泣))






第二章.奸智


 そして復活の刻・・・
「ふ、ふふははははははあああぁぁはははは!!」
 な、なかなか複雑な笑い方をする奴だな(汗)

「ほっとけや!!
 それより怪人二十○面相は何処に消えたんだ!!」

 ・・・それは人物であって、猫じゃね〜だろうが。
 それとお前は今回は小○少年の役か?

「煩い!! どんなトリックを使ったか知らないが。
 必ず見付け出してやる!!
 そう、じっちゃんの名に賭けて!!」

 ・・・(無言)
 トテトテトテ・・・
 あ、ザンニャ。

「ぬう!! 自分から俺の前に姿を現すとは!!
 さすが我が宿命のライバル!!」

 猫にライバル宣言するあたり・・・
 あんた人間として終ってるよ。

「待て待て待て〜〜い!!」

 ・・・聞いちゃいねえし。

「ニギャ!!」(またかよ!!)
 ダダダダダダダダ!!
 逃げるザンニャ。
 そして、彼が逃げた先は・・・

「きゃ〜♪ 可愛い!!
 見て見て、この猫帽子を被ってるわよ!!」

「あら、本当だわ・・・
 誰が作ったのかしらね?」

「抱かせて抱かせて!!」

 ・・・ギャルの集団だった。
 
「ニャ〜〜ン♪」(ふっ・・・)
 言葉と、思考が食い違ってるぞ・・・既婚者よ(爆)
「見付けたぞこのくそ猫〜〜〜〜!!」

 そして現われる男・・・
 懲りん奴だな(苦笑)

 で、ギャルに抱かれたザンニャを捕まえ様として。

「きゃ〜〜〜〜〜!!」

「何するのよこの変質者!!」

「スケベ!!」

「チカン!!」

「人で無し!!」

 ・・・どうして人で無しなんだろう?(汗)
 それはさておき、こうなる訳だ。
「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・」
 ・・・何だかザンニャより、この男が可哀相になってきたな(笑)

「ニャ!!」(俺の・・・勝ちだ!!)

 お前はゲームのやり過ぎ・・・





第三章.ラスボス


 物語には始まりがあり・・・
 だからこそ終りが訪れる。
 
 そして・・・

「ふっ・・・俺をここまで追い詰めるとはな。
 流石だぜ。」

「ニャニャ!!」(いい加減に諦めろよお前もさ!!)

 夕闇が迫る公園(?)で対峙する二人(?)
 ・・・これだけを見ると、青春ドラマだな(爆)

 でも、いい加減諦めろよな・・・

「そうでゴザルよ・・・(-_-メ)」

 ・・・いたよな、お前も(汗)

「さり気無〜く、ザンニャ殿のサポートをしてたでゴザル(ーー;)」

 例えば?

「落とし穴を掘ったり、チンピラを雇ったり、遠くから弓矢で狙ったり、etc
 くらいでゴザル(^。^)」

 ・・・丈夫なんだな、あの男(汗)
「・・・全部、ガウリイ殿が引っ掛かっていたでゴザルが(ーー;)
 ・・・おい!!
 ちょっと待て!!
 じゃあ、何か?
 今回の騒動はまるっきり意味が無いって事か?

「二人で腕を組もうとした瞬間・・・落とし穴に落ち。
 買物をしていると・・・チンピラからまれ。
 リナ殿の肩に手を置こうとうすると・・・弓矢が手を掠めて。
 ・・・そのたもろもろでゴザル(~_~;)」

 ・・・洒落になんね〜ぞ、それ(汗)
 何の為にリナちゃんがあの男をザンニャに押しつけたと・・・

「あ、噂をしたら影、でゴザルな・・・拙者は帰らせてもらうでゴザル
 しからば・・・御免!!m(__)m 」
 ボン!!
 あ、こら逃げるな元凶!!
 ちょっと待てってば!!

「・・・覚悟はいいかしら?」
 はう!!
 ・・・お、俺は関係無いッス!!
「問答・・・無用!!」
 ドコォォォォォォォォォォ!!!!!
 ぎゃ〜〜〜〜〜〜す!!!
「・・・ガウリイはお望み通りあの男を、ね。」

「・・・おう。」

「あたしは・・・あの、はた迷惑な猫をお仕置するわ。」

「・・・おう。」

「・・・半殺し以上、全殺し以下よ?」

「・・・やだ。」

 






「・・・ま、いいか。」

「・・・おう。」


 

 




「ぎぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・」
「フニャァァァァァァァァァ・・・・」

 

 

 

 

第三十三話         END
							 	 	第三十四話に続く
あとがき

「こんにちわ、ニンエです。

 どうやら今回も無事に終ったみたいです。

 ・・・どちらかと言うとナレーターが一番の被害者かもしれませんが。

 まあ、私には全然関係の無い事です。

 さて、では次の話しからは新しい章になりますね。

 それでは、また次回でお会いしましょう。」

 

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