西暦×○△□年 世界は核の炎に包まれた

海は枯れ 地は裂け あらゆる生物は死滅したかに見えた

だが人類は死滅していなかった!

 

世紀末暴走伝説 ナデシコの拳

 

荒野をさまよう脳天気な女

「ぷんぷーん」

「こう見えてもユリカは有名で由緒正しい暗殺拳法の正統継承者なんだぞ」
 
 
 
彼女は名も知れぬ村で二人の子供と出会う
 
 
 
「私はディアっていうの。あなたもこの村には水があるって聞いて来たんでしょ?」

「その喋れないのはブロスっていうんだってさ」
 
 
 
人と人の出会いが物語を生み出す
 
 
 
関東一円を支配する団体の本拠地サザンクロス

そこに君臨するのは白衣の女

「でもね、こんな町も、富も名声も権力も私には虚しいだけだった・・・・」

「私が欲しかったのはただ一つ。お兄ちゃんだけよ!
 
 
 
荒野を多数の乗り物で渡る集団

それを統べるのはそばかすが残る三つ編みの女

「私はメグミ。神をも欺むくことができる」
 
 
 
凶悪犯を集めた刑務所の跡地ビレニィプリズン

「くっ、こうなったらあの人を出すわ。鍵を出しなさい!」

「あ、あのカルト野郎を?!」

「デ、デビルリバース・・・・・・・」
 
 
 
白い聖衣をまとう大柄な男

「うむ。ようやく我が神の教えを聞く気になったか」

「我が僕達よ。一つ言っておくことがある」

「デビルリーバスではなくゴッドリバースと呼ぶがいい!!
 
 
 
義星を持ち、離れ離れになった妹を探すために旅する女

「これが何かわかりますか? これは元は純白のウェディング用のケープだったのなの」

「私の妹メティのために母が唯一残したもの。それも旅を続ける間に赤く染まってしまったわ」
 
 
 
己の町を守るために戦う男とその義弟

「すまんハーリー君。町を守るにはこれしかないんだ」

「ひ、ひどいよナオ義兄さん」
 
 
 
自らの胞子で増えたモノを家族とするキノコ

「私に逆らうからこうなるのよ。やってしまいなさい」

「そうよ。あなたの可愛い妹は私の手の内ってわけ」
 
 
 
長い黒髪をなびかせながら己の名を問い正す女

「私の名を言って御覧なさい」

「あ、あんたは確かオニキ・・」




 バキィィ




「違うでしょう? ではもう一度尋ねます。私の名は?」

「テ。テンカワ カグヤ・・・・・」

「そう、それでいいのよ。それで」
 
 
 
ユリカの姉弟子の名を騙る女

「憎かったのよ!」

「同じ時期に出てきたのに消火器が使えるだけでこんなに人気に差が出たことが」

「見なさい! これが私が新しく発見した消火器の使い方です!」
 
 
 
最も美しく輝く妖星を持つ女

「久しぶりですね・・・・・ナオ様」

「いってみなさい! この世で一番ナオ様を愛しているのは誰!!」

「ゆるさない。私よりナオ様を愛しているものはこの世にないのよ!」
 
 
 
義星を持つあまりにも哀しい

「人は僕を盲目の闘将と呼ぶよ」

「待っていたよユリカ。君がくるのを」
 
 
 
拳王が戦うことを避けた聖帝

「ユリカさんと戦うことが私の宿命。なら決着をつけましょう」

「引きません。媚びません。省みません。それが電子の妖精の誇り!」
 
 
 
鬼の哭く街の支配者たる緑色の髪の女

「不落のカサンドラの伝説は俺の伝説ってわけさ」

「あん? 聞こえねえぞ! もっと大きな声で言いやがれ!!」
 
 
 
カサンドラに閉じ込めらている名を騙られた本当の姉弟子

「来たわね。ユリカさん」

「愛するが故に見守る愛も・・・・・あるわけがないわ!
 
 
 
天狼の星を持つのは白い服を纏う長髪の武人

「頭は下げん! 俺は正義のために魔狼の悪名を被ろう!」

「この天狼の目をもってしてもこれほどとは見抜けなかった」
 
 
 
平和への最後の希望を守る五車星

「俺は五車星の一人!! 風の白鳥 九十九!!」

「俺は朱の軍団を率いる五車星の一星。炎の秋山 源八郎」

「俺は五車星の一星山のカズシ」

「アキトを守る五車星の一星。海のオオサキ」

「僕は最後の最後まで雲のアカツキ!」
 
 
 
世紀末覇者である紅い拳王

「お前らでは話にならんな」

「貴様らがそこまで隠すとは・・・」

「! アキトか、アキトなんだな!」
 
 
 
そして平和への希望

「俺はみんなを犠牲にしていいのだろうか・・・」

「気弱になるな。見ろこの町を。今この町が平和なのはお前のおかげなんだぞ」

「そうですよ。全部テンカワさんのおかげなんですから」
 
 
 
彼らは戦う

それは己の生き様を示すかのように

戦い続け、最後の戦いの果てに手に入れた結末はいかに
 
 
 
「どうして?! ユリカが主役なのに!!」

 

 

 

 

この作品は予告編のみとなります

何故なら監督兼脚本家(SS作家)が逃げたため製作が中止されたからです

あしからず

 

 

 

 

 

 

あとがき

どうも初めまして。七つ星と申します。

本来ケンシロウ=アキトのアキトの拳を書くつもりだったのに配役がうまくいかなかったんです。

悩んでいる時ってくだらないことは浮かぶもので、それを適当にまとめたらこんなのができました。

この配役はギャグです

そう思って元の設定を所々変えてみましたがどうでしたか?

北斗神拳の名を使わなかったのは北斗とダブってしまうためです

流派の名を名乗れるほどの天才という設定をしようと思ったんですが短編では書ききれないのでこうなりました

これはこれで続きを書けるような気もするのですが、彼らの闘う理由とかその後の扱い、そして他に書きたいものがあるというのが連載にしない理由となります

出てこないキャラもいますが設定しきれなかっただけで出ていないキャラを嫌ってるわけじゃありません。

御自分で想像されるのもいいのではないでしょうか

ちなみにこのSSの配役は以下の通りです

 

CAST


ケンシロウ役 ミスマル ユリカ

ユリア役 テンカワ アキト

バット役 ディア

リン役 ブロス

ラオウ役 影護 北斗

トキ役 サラ ファー ハーテッド

ジャッカル役 メグミ レイナード

デビルリバース役 ゴート ホーリー

ジャキ役 オニキリマル カグヤ

シン役 イネス フレサンジュ

聖帝サウザー役 ホシノ ルリ

レイ役 ミリア テア

アイリ役 メティス テア

アミバ役 アリサ ファー ハーテッド

マミヤ役 ヤガミ ナオ

コウ役 マキビ ハリ

ユダ役 百華

ウィグル役 スバル リョウコ

風のヒューイ役 秋山 源八郎

炎のシュレン役 白鳥 九十九

山のフドウ役 タカバ カズシ

雲のジュウザ役 アカツキ ナガレ

海のリハク役 オオサキ シュン

リハクの娘トウ役 紫苑 零夜

天狼のリュウガ役 月臣 元一朗

シュウ役 アオイ ジュン

リュウケン役 北辰

牙一族のおやじ役 ムネタケ サダアキ

 

次の作品でまたお目にかかれたら幸いです

感想をお待ちしてます

では、最後に拙い文章にお付き合い頂きありがとうございました