<よく似異なる世界より来た者たち>








第一話  歩んだ過去・・・今の未来









ユリカはコミュニケを開きルリにつないだ

「ルリちゃん居るー」

「はい、何か御用ですかユリカさん」

「明日の、ことで相談があるんだけどー、いいかな」

「明日の事ですか、別にいいですよ。」

「どうかしたんですか。」

「実はね、ちょっと怖いんだ」

「何が…、怖いんですか。」

「うん…、実はね、アキトに拒絶されるんじゃないかと思って。」

「ユリカさん!!何をゆうんですか!!。
 ユリカさんはアキトさんがそんな人間に見えるんですか!!。
 アキトさんがユリカさんを助け出したのはユリカさんを愛していたからじゃないんですか。」


「ル、ルリちゃん、そう・・・だねそうだよね、アキトは私が好き!!、私はアキトが好き!!。」

「その息です、ユリカさん」             

「そう言えばルリちゃん、ハーリー君借りちゃってゴメンねー、仕事大変だったでしょう。」

「いえ、いつもとそんな変わりませんでしたよ。居ても居なくても変わりませんから。」

「そう、そう言えば何でアカツキさんなんで、実験艦貸してくれたの。
 それに、一番反対しそうなプロスさんとエリナさんが何もゆわなっかたの?。」

「実は・・・これを見せたら、いとも簡単に貸してくれました。今そっちにおくりますね。」

「あ、きたきたって・・・これ・・何・・・ルリちゃん」

 徐々にユリカの顔をが青くなっていく。

「プロスさんアカツキさんエリナさんの秘蔵コレクションとチンプレー集です。」

「ふ、ふーん」

「そう言えば、ルリちゃん発信機つけるの成功した。」

「はい、バッタを出すときに」

「そう、それじゃあ作戦開始時間は12時ぴったりね。」

「はい、それじゃあ、ユリカさんお休みなさい」

「ルリちゃんお休みー」

 ピ

「さってと明日に備えて早く寝よーと…(アキト…お休み)」



 其の頃、噂のアキトくんは……

「フエックション!!」

「今…何時だ…まだ11時じゃねーか、仕方ない。アカツキの家に飲みに行くか…」

「アカツキ家・・・イメージ固定3・2・1ジャンプ」

 アキトは光と共に消え去った。

 アカツキ家

「ふーやっと家に帰ってきた…。最近エリナくんきびしーよねー。一人暮らしはさびしいし…」

 だんだん中年親父に近くなっている。

 パチ アカツキは家の電気をつけた。

「ん…誰だ!!」

「よう…アカツキワイン貰ってるぞ。」

「なんだ、テンカワくんか、その、バイザー外したらどうだい。
 って…ちょっと待てーそのワインは秘蔵のロマネコンチじゃ無いか!」

「そうだったのか、すまないきずかなっかた、ワイン庫に置いてあったからな。」

「嘘を付くんじゃないよテンカワくん!!其のワインは隠しワイン庫に置いてあったはずだ!。」

「そうだったのか、其の割には、いとも簡単にセキュリティーが解けたぞアカツキ
(ラピス特製暗号解除装置を試してみたがわずか10秒で解けるとは思わなかった)。」

「そんな、バカな!!ネルガルの最新セキュリティーシステムだぞ。」

「そうだったのか…10秒で開いたぞ。」

「そんな・・・バカな!。」

「まあいい・・・で何の用だい(セキュリティー部門は減給だな)。」

「酒を飲みに来ただけだが…。」

「それじゃあ僕も、貰おうかな」

「そうそう、これは土産だ。」

「へえ…珍しいな君が土産なんて」

「そうゆう言をゆうと遣らんぞ」

「ありがたく頂きましょう。えーっとなになに<静岡産濁り酒・神殺しアルコール度96%と草津産濁り酒・破壊神アルコール度92%>・・・・・これどうしたんだい。」

「もらった」
「ふーん(のめるかこんなもん!!)」

 朝 


「うーん…あいたたた。テンカワくんもう9時だよ起きたまえ。」

「もう朝か…おいアカツキ着替えておけ迎えが来るぞ。」

「そうだね、なんで君は二日酔いしていないんだい。」

「・・・気にするな。」

 ピーンポーン←

「ハイ、ハイ」

「会長お迎えにあがりました。」

「すぐ行く待っていてくれ。」

「はい、かしこまりました。」

「それじゃあ君はどうするんだい」

「残党狩りだ…」

「そうか気よ付けて行ってくれ(テンカワくんも可愛そうに彼女達を本気にさせてしまって。
 それにしてもあれを見られたらどうしよう。)。」

「・・・ああ…何だ其の哀れんだ表情は」

「別に…」

「そうか…」

「ネルガル月ドック・・・イメージ固定3・2・1ジャンプ」

 アキトは光と共に消え去った


 ネルガル月ドック

「ふう・・・さてラピスを起こしにいくか。」

 ラピスの部屋

 コンコン

「ラピス起きろー朝だぞー。」

 プシュー

「おはよう」

「あれ、ラピス起きてたのか。」

「ウン」

「それじゃあ行こうか。」

「ウン分かった」

 ユーチャリスブリッジ

「おはようございます、ラピス」

「うん、おはよう」

「おはようございますマスター」

「おはようダッシュ」

「火星の後継者残党はこの3ヶ所にいる可能性が高いですが。」

「何処も離れてるな…ダッシュ何処が一番いる確率が高い」

「候補地の中では火星宙域にある廃棄された資源コロニー付近です。」

「しかし、前行った時は居なかったが」

「ハイ、しかし、われわれが行ったあとに移った可能性があります。」

「そうか、ラピスジャンプ用意」

「ワカッタ」

「火星資源コロニー・・・イメージ固定・3・2・1ジャンプ

ユーチャリスは光と共に消えていた


 火星資源コロニー

「な、なんだ!!」

「ボソンジャンプだと!!」

「くそ、緊急戦闘体制、至急援軍を呼べ!!」

「敵、戦闘体制」

「ラピス無人兵器で攻撃、俺もブラックサレナ改で出る」

「ワカッタ」

戦闘終了まで約1時間40分

「ふー思ったより敵が多かったな。ラピス無人兵器はどれだけやられた。」

「ダイタイ、40%グライ」

「そうか、今何時だ」

「えーと11ジ49分」

「このあたりを見回していったん帰るぞ。」

「わかった。」

「あ、そうソウユリカから伝言」

「ラピスユリカに会ったのか、何時の間に!!。」

「ユーチャリスがドックに止まってるとき。」

「あの散歩はユリカに会うためか。」

「うん、じゃ伝えるね。」

「ああ」

「【この指輪をラピスちゃんに渡します。
 次に逢うときに、その指輪をはめる、はめないは貴方に任せます テンカワ・ユリカ】だって。

ハイこれ」

「はーアカツキの別れ際のセリフと顔の意味がわかった。」

        現在時刻11時50分



 ユリカサイド

 ネルガル月研究所

 現在時刻10時30分


「・き・・さい・艦・・長」←最小で

「うーん、むにゅムにゅ」

「艦長!!、いい加減に起きなさい!!」

「あ、イネスさんおはようございます。」

「艦長もう10時30分よ。」

「ほんとですか!!いけない、急いで準備しないと。」

「私は先に行ってるわよ。」

「え、イネスさんちょっと待ってくださいよー。」

「あの人は、いくつになっても変わらないわねー」

 現在時刻10時40分

 イネス研究室

「すいませーん。イネスさん遅れました。」

「遅いわよ艦長、急がないと。」

「すいません。イネスさん、でもなんでここなんですか?」

「新型のジャンプフィールド発生装置があるからよ。」

「小さいですねー。」

「ええ、しかもデストーションフィールド発生装置付きだから普通の人間でも二人までジャンプできるわ。」

「どうゆう仕組みなんですか、イネスさん」

「其れでは説明しましょう。」

「これはデストーションフィールド発生装置を小型化したのをさらに小型化し<中略>」

「イネスさんもう時間が」

「あら・・もうこんな時間仕方ない其れじゃあ行きましょう。」

「はい、火星ドック…イメージ固定…ジャンプ」

 イネスとユリカは光の中に消えていった。

 現在時刻11時20分

 火星ドック

「あ、ユリカさんイネスさんこんにちは。」

「ルリちゃんこんにちは。」

「こんにちはルリちゃん」

「ところでハーリーくんと他のみんなは?」

「ハーリー君なら船で最終調整してます。他の皆さんはもう凄い気迫で近寄れません。」

「ふーん、そう言えばアジアンタムは」

「アジアンタムでしたら、この、下です。」

「下?あれでもここが最下層じゃなかたっけ。」

「ハイ、基本的には・・そこの奥に隠し通路があります。そのさきにあるので行ってあげてください。」

「それでは、ユリカさん行ってきます。」

「イネスさんルリちゃん気よつけてね」

「ええ、あなたも病み上がりなんだからね無理しちゃだめよ。」

「はい」

カンカンカン

「さてと、確かあの奥だっけ」

 現在時刻11時42分

 ネルガル火星隠しドック

「ユリカさんこんにちは」

「ハーリーくんこんにちは」

「早速で悪いんだけどアジアンタムの装備見せてくれない。」

「はい、分かりました。」

「この?????って何」

「さあ、イネスさんとウリバタケさんの作品らしけど詳しいことは分かりません。」

「それにしてもナデシコみたいだけど異様に大きいよね。」

「最初見たときビックリしちゃいました。」

「そういえば、ハーリー君今の時間は」

「えーと11時49分です。」

「うん分かった有難うハーリー君」

「ハーリー君発進準備を」

「はい、相転移エンジン機動 館内異常なし」

「アジアンタム発進!!」

「ルリちゃん」

「はい、なんですか」

「いま、ユーチャリス何処に居るか分かる。」

「火星宙域に居ますね。」

「今、戦闘中」

「いえ、敵が逃げていないか探していますね。」

「ではこれより作戦を開始します。」

「はい」

「それじゃあ気よつけてね。」

「行ってきますユリカさん。」

 ナデシコCは光の中に消えていった

 ユーチャリス

「なーラピスなんで教えてくれなかったんだ。」

「だってアキトユリカに会いたくなさそうだったから。」

「緊急事態発生」

「どうかしたのかダッシュ」

「前方にボソン反応増大」

「ボソンジャンプかラピス何がジャンプしてきた」

「ナデシコ級戦艦ナデシコCです。」

「ルリちゃんか」

「こんにちはアキトさん」

「ルリちゃんいい加減あきらめてくれ。あいつは俺が居ないほうが幸せに為れるんだ。」

「今回はある事を伝えにきました。」

「ある事?」

「はい、アキトさんがもしも、ユリカさんの元に返らなかった時はどうなるかシュミレートしてみました。」

「それで、どうなったんだい」

「幸せになれる確率は0,001%です。」

「そんな馬鹿な!!」

「後方にボソン反応増大」

「何がジャンプしたんだラピス」

「戦艦がジャンプアウトしたよアキト」

「識別は」

「ネルガル製実験戦艦アジアンタムです。」

「アジアンタムってなにダッシュ」

「アジアンタム 学名 Adiantum spp. 和名 ホウライシダ 英名 maidenhair 科名 ワラビ科

 属名 ホウライシダ属 用途 ミニ性状 常緑性シダ 原産地 主に熱帯アメリカ 花言葉は天真爛漫です。」

「ふーん」

「天真爛漫・・・ユリカか!!」

「アキトー!!」

「ユ、ユリカァ!!」

「なんで、帰ってきてくれないの!!!!」

「いや、その、」

「浮気してたんじゃないでしょうねー。」

(ユリカコワい)

「す、する分けないだろ!ラピスが怯えてるから取りあえず。こっちの船に来い」

「分かったわアキトすぐいくね」

ドォオオオオオオオオン

「ダッシュ何が起きた」

「火星の後継者の残党たちです。
 先刻の戦いのとき救援を呼んでいたらしく集められるだけの戦力を集めたようです。」

「数は!!」

「一個艦隊分の戦力です。」

「「アキト(さん)何があった(の)(んですか)」」

「ユリカ、ルリちゃん火星の後継者たちが総力を決して来た。二人とも速く逃げろ。

「いやです!!」

「いや!!私も戦う」

「そうだぜアキト、おめー一人で戦うつもりかよ。」

「リョーコちゃんしかし」

「それに逃げられません。」

「ボソンジャンプで逃げればいいだろう。」

「無理です。チューリップクリスタルがもうありません。」

「くそ!!」

「それに、アキトともう離れたくない。」

「ユリカ…分かった。」

「ラピス無人兵器射出ブラックサレナ改で出る。」

「わかった。」

「ハーリー君デストーションフィールド最大出力連射式グラビティーブラストと拡散式グラビティーブラスト発射」

「了解、」

「エステバリス隊出撃してください。」

「「「「了解」」」」



 ギャアアアアアアア

             ドォォォォォォォォン

      ドンドン

                     ドォォォォォォォォン



      ギャアアアアアアア

       ドォォォォォォォォン

                    ガガガガガガガガガ


「ぜんぜん数が減らねえぞ!」

「リョーコ弾が切れちゃたよー。」

「くそ、ヒカル援護するから補給に戻れ」

「うん、わかった」

「ルリちゃん、みんなを下がらせて。」

「なんで、ですかユリカさん」

「何が起こるかわからないの」

「どうゆう意味ですか。」

「ウリバタケさんが載せてくれた装備使うから。」

「・・・分かりました。」

「と結う訳でアキトも下がってね。」

「わかった」

「ハーリー君例の武器発射しちゃって。」

「分かりました。?????発射」

 シュゥゥゥゥゥゥ

「おいユリカ大丈夫なのか。」

「さあ」

「さあ、っておまえなあ」

 ズドオオオオオギャァァァァァ


ドガァァァァァァァァ


「な、なにあれ」


「敵戦艦9割がた消滅しました。」

「ル、ルリちゃん今何て言ったの」

「敵戦艦9割がた消滅しました。」

「うそ、」

「敵逃げていきます。」

「どうするアキト追いかける。」

「いや、いいラピス着艦するぞ。」

「アキト、ムリ」

「どうしてだ」

「エンジンが壊れたミタイ。」

「何だって大丈夫なのかラピス」

「ウン、でも航行ハムリ」

「そうか、ユリカそっちの船は大丈夫か。」

「うん、大丈夫だけど」

「じゃあ、今からそっちに行く」

「ラピス、ダッシュのバックアップをとって格納庫にきてくれ。」

「分かった」

 アジアンタム格納庫

「アキト!!」

 ドゴォォォ

「グゥ!よ、よう久しぶりだなユリカ」

「アキト!アキトー!!」

 メリメリメリ←太字

「ぐ、な、泣いてるのかユリカ」

<こ、この細い体の何処にこんな力が有るんだ。>

「ユリカ、離してくれるか。ほ、骨が折れる」

「あ、ゴメン」

「ラピスちゃんおはよう」

「もうお昼だよ」

「ははは」

「ラピスちゃんちょっとアキトと大切な話があるから、ハーリー君の所に行っててくれないかな。」

「ワカッタ」

 タッタッタ

「アキトラピスちゃんから聞いたね。」

「ああ」

「で、どうするの」

「ユリカ、手を貸してくれ。」

「はい」

ユリカの指に安い結婚指輪がはまった。

「アキト、大好き!!」

「俺もだ、ユリカ・・・」

二人は軽くキスを交わした。

ドォォォン

「キャ、ハーリー君どうしたの」

「ステルス航行で来ていた、かんなずきからの跳躍砲です。」

「何処に当たったの?」

「ジャンプフィールド発生装置に着弾しています。」

「其れで大丈夫なの」

「だめです暴走しています。」

「ルリちゃん急いでアジアンタムから離れて」

「どうしてですかユリカさん」

「ジャンプフィールド発生装置が暴走したの。」

「イヤです!!」

「乗員の命を守るのが艦長の役目です!!。ホシノ・ルリ少佐」

「分かり…ました。必ず帰ってきてください。」

「うん、必ず帰ってくるよ。」

其の言葉を最後にアジアンタムは光の中に消えていった。



あとがき


またもや現れました。黒狼です。
これからも、書いていくのでよろしくお願いいたします





管理人の感想

黒狼さんからの投稿です。

・・・やけにあっさり捕まった(観念したともいう)なアキト(笑)

しかし、ライフワークが残党狩りって・・・殺伐とした日常だよな、つくづく。

ま、本人結構楽しそうに見えるから不思議だけど(苦笑)

さて、アキトとユリカは何処に消えたのでしょうか?