今日は。東 風雅という者です。
今回は管理人殿の小説「時の流れに」に登場する機体。「ガイア」の予想図を描いてみました。
機体の形状に関しては、いろいろと意見が分かれるのでしょうが、
自分なりの形状決定の言い訳を下に書いて置きましたので、暇がある方は目を通してやってください。

……なお、自分は昔から作文が苦手ですので、言い回しが変なところなど多々あると思います。

お気付きの際は、御指摘下さい。




以下:言い訳


まずは、一番意見が分かれそうなDFSから書きましょう。

火星でブローディアがフェザーソードを使った時、大剣と表現されていました。

これより、通常のDFSは大剣と呼べるサイズではないことがわかります。

よって、あの長さです。

ちょっと短いですが、あれ以上長くすると、

エステバリスの身長に追いついてしまうので、あの程度にしておきました。

小さく見えるのはガイアが大きすぎるせいでしょうかね。


ガイアの大きさはブローディアを基にしてあります。

この時に問題となるのは、ブローディアのサイズなのですが、

これは「時の流れに」の中に数字が出ていました。

21話のオオサキ隊長の言葉(思考?)ですが、

【『兵器』のサイズはせいぜい8m位の人型機。】と言っています。

これがブローディア単体のことを指すのか、ガイアを着けた状態の事なのかははっきりしませんが、

こちらの都合の良いように解釈し、ブローディア単体の事であると判断しました。

……わざわざ大きく取る理由は後で書きます。

今はDFSの事だったのを思い出しましたので。


脱線してました。戻します。DFSの事です。

これは本当は曲刀にしたかったのですが、

何故か機体に全然似合いませんので、直刀です。

…中身がジャッジだからでしょうか?

まあ、とりあえず、直刀の方が似合うので、直刀にしときました。

DFSに背があっても役に立ちませんしね。


DFSに関してもう一つ。このDFSには鍔があります。

……DFSに鍔があっても、切れるんだから意味が無い。

などと言われるかもしれませんが、刀に鍔がないのは切り結ぶときに危ないので付けます。

真剣で‥‥は、いないか。竹刀で殴り合いをしたことのある人なら、たぶん感覚を解っていただけるかと思います。

まあ、ちゃんと習った人がどうかは知りませんが、素人としては鍔の有る無しは重要だと考えました。


それで鍔を付ける事にしたのですが、やはりただの飾りでは意味が無い。

無いなら作れ。

意味が無いなら、有るようにするまでです。


DFSを防げる物は何か? と来ればやはり真っ先に挙げられるのはDF。

単純に鍔にDFを張ってしまえば良いのです。

余剰の出力は無いかもしれませんが、

ブローディアぐらいになれば、場合によっては使えるでしょう。

鍔の形状を 護拳型にしてしまえば、そのまま相手を殴ることもできます。


よって、鍔を付けました。




長くなりましたな。

そろそろ、さっさと本題に行きます。




「ガイア」の飛行形態です。

何となく、GP02とかいう物に似てますが、、、

まあ、木連側にもガンダム顔のサザビー擬きが居ますから、問題ないでしょう。


黒い射線はグラビティランチャーの軌跡です。

ガイアのサイズを決める際に最も手がかりになる代わりに、

最も形状が決めにくいのがこのグラビティランチャー‥‥‥としても使える、

ラグナランチャーでした。


前述の機体サイズを大きく取っている理由がこのラグナランチャーです。

ラグナランチャーは、グラビティブラスト・相転位砲・マイクロブラックホール弾の3種類を扱える非常に多芸な武器です。

……どうでもいいですけど、このマイクロブラックホール。本物のブラックホールなら惑星の一つぐらい簡単に消せるでしょう。

一度発生させたら最後。その宙域は数億年に渡り、居住どころか通過すらできなくなるという未来の核兵器。

どんな世界にも、愚かな人間は絶えないものかもしれませんが、これは作らせたくないですな。


このラグナランチャーのサイズですが、はっきりとした記述が見つかりませんでしたので、

イツキ・カザマ(どっちが名前?)機「白百合」にあるグラビティランチャーの記述、

【この機体が特に目立つのは、その背にある二つの巨大な砲台の為だ】を参考にしました。

グラビティランチャーだけでも、「巨大」と表現されています。

三種類の機能を持つラグナランチャーはいったいどれほどのサイズなのでしょう?

ガイアの機体サイズをなるべく大きく取ったのは、このラグナランチャーとバランスを取るためです。

とは言え、最終話にてジャッジは片手でラグナランチャーを撃っているようですので、あまり大きくしすぎる訳にもいきません。

まあ、この辺を考えてサイズを決めて、形状はナデシコの腕(ブレード?)を基にしてあります。

……ただ単に二本が三本になっただけですが。


ちなみに、三種類の武器を扱うために、砲身は少しですが変形するようにしてあります。

(この絵では、創っても分からないですが。)


ん?また脱線してましたね。

ついでなんで、ラグナランチャーについて一つお詫び。

今回は見えないのでグリップ周辺をまだ作ってません。不良品ですいません。

いつか、ブローディアを作るときには 完成させます。


というわけで、ガイアに戻りましょう。

まず、ガイアの形状ですが、

とりあえず管理人殿に質問したところ、プレートメイルの様な物との返答を頂きました。

ですが自分は、サレナのような機体を想像していましたので、

管理人殿からの返信を勝手に解釈し、「プレートメイルのような構造の鎧」と考えました。

初登場時にブースターと呼ばれていたことを考えると、この方が良いでしょう。…たぶん。


次に、推進器についてです。

重力場推進という便利な物があるにも関わらず、この機体には推進剤式のロケットエンジンが大量に使われています。

(一応、肩の内部や腰のブースターにスペースを取ってありますので、ロケットランチャーでも重力場推進器でも何でもくっつきますが)

理由は考えていますので、とりあえずガイアの動力から順を追って書きたいと思います。


ガイアの動力ですが、自分は是非とも第二相転移エンジンをこっちに積んで欲しかったと考えています。

ブローディアのサポートであるガイアは、戦艦のエネルギー供給範囲外で行動する可能性が高く、

対北斗に於いてブローディアから離れる事を考えると、

最悪の場合大破したブローディアを牽引する必要もあります。

行動時にブローディアからエネルギー供給を受けられるのであれば、通常は問題無いかもしれませんが、

非常時の能力は抑えられます。


ついでに、ガイアとラグナランチャーを ブローディアを止めるための要と考えると、

防波堤側にも相転移エンジンがあった方が良いでしょう。(充電用にも)

相手のエネルギーは無限ですから、常に戦艦の側で戦えるわけではありませんし、

単純に、フルバーストを使うこと無く出力を上げられるでしょう。ガイアには、ブースターも冷却機もある様ですから。


第一エンジンと第二エンジンを同時に動かすのであれば、ガイアを装備する必要があるようですし、

第二エンジンを普段使わないのであれば、ガイアに積んだ方が効率が良い様に思われます。


とは言え、ブローディア単体で『竜王顕現』を使う予定があるのかどうかは解りませんが、

とりあえず、序章最終話付近で第二エンジンのみをブローディア単体で使用しています。

これに辻褄を合わせなければなりません。

考えられる可能性としては、何らかの理由でガイアに相転移エンジンを載せられなかったといった辺りでしょうか?


う〜む。どういう理由でしょうかねぇ。難しいですなぁ。サイズの問題は、外付けである限りあり得ないでしょうしねぇ。


等と頭を捻りましたが、なかなか考えつかない。

ですが、




不可能を可能にするのが科学!!

不可能を見つけ出すのが科学であるならば、

その不可能を駆逐するのもまた、科学の仕事!


Nothing is impossible to a willing heart!!



……てなわけで、自分の信念の元、考え続けること三日間。

なんとか思いついた可能性は、小型相転移エンジンの構造の問題です。



ゴールドアーム殿の「再び・時の流れに」中にある小型相転移エンジンの説明の一部を参考にしています。

流用許可を下さった、ゴールドアーム殿。ありがとうございました。



まず、小型相転移エンジンの構造を、段階的に反応させることで、高効率になっていると仮定します。

次に、段階的に相転移させるため、エンジンの構造は、いくつかの部屋に分かれていると仮定します。
(レベル1からレベル2にする部屋と、レベル2からレベル3にする部屋を別にすると考える。)

最後に、段階相転移の一番最初の相転移に於いて、他とは違う やや高出力の構造が必要だと仮定します。

そうすると、単純に出力増加を目的とする場合、第二エンジンにはその一段目のブロックは不要となります。

解りにくいので、以下に模式図をつけます。



第一出力と書かれた部分は、線で区切られた部屋毎に移動することが可能です。

これにより、出力の調整が可能になります。エンジン・ブレーキのような物です。


図の第一出力の場所までのブロックを、第一エンジン。

それ以降から、最終出力である 第二出力までのブロックを第二エンジンと考えました。


この場合、『エンジンが二つある』とは言えないかもしれませんが、

第二エンジンのブロックを 封印対象として区別するためだと判断し、(勝手に)納得しておきました。



ちなみに、最終話付近で壊れたのは、高出力で負荷の掛かりやすい、

第一エンジンブロックの最後の辺りの一部だったと、判断しました。


この構造だと、第一段階相転移付近の出力は、比較的低くなりますので、

負荷も掛かりづらく、壊れにくいでしょう。

あとは、一部が破損した場合の予防策として、

各ブロック毎にバイパスできるシステムが存在すると考えると、

第二エンジンのみの起動も十分に考えられます。




…何が言いたいのか 分からなくなってきましたが、

とりあえず、このような理由で ガイアにはロケット式の推進器を大量に付けておきました。










ここまで書いてから 気づいたことが一つ。

ガイアはラグナランチャーの充電器。

よって、バッテリーはたくさん積んでそうな気がする。

…ロケット燃料にも 限り有り。


………重力場推進の方が良かったか?(汗)






…まあ、とりあえず、説明は以上です。


おまけで、サイズ比較用の画像を下に付けて置きます。

(分かりにくいですが、肩は二段階に開いています)

本当は人間でも置ければ良いのでしょうが、

生物関係は植物すら、まともに作れた事がないので、整備車両〈製作時間十分少々)を置いておきます。












後書き。






いやはや、どっかの誰かではありませんが、

説明ってのは やっぱり楽しいですな。


ん?言い訳だったかな?

…ま、どっちでもいいか。


また、隙があれば書いてみたい物です。






最後まで読んで下さった方々。本当にありがとうございます。

アイディアの流用許可を下さった、ゴールドアーム殿。ありがとうございました。

情報を下さった、鳥井南斗殿、とーる殿。有り難う御座いました。



それでは、これにて 失礼仕る。








P.S. 『ブロス』と『ディア』というのは、きっとブローディアから取ったのだと思います

『ディア』『ブロス』と並べると、『ディアボロス』(ギリシャ語で悪魔)と読みたくなってしまうのは考えすぎでしょうか?(⌒‐⌒)

…『ガイア』はギ神ですよね?(⌒‐⌒)




 

代理人の感想

う〜む、肩がでかいですね(いきなりそれかい)。

ガイアはブラックサレナのサレナパーツの発展形に近いかなと思ってたので個人的には納得ですが。

 

あと、比較用の図ですが整備車両が少々小さいような気がします。

手すりの高さ(1mと仮定)を基準にして考えると、目測で20m近くあるような(汗)。

(ブラックサレナ高機動形態よりデカい)

 

>ディアボロス

はい、ガイアはギリシャ神話です。

「ディアボロス」に関してBenさん本人は否定してらっしゃいますけどねぇ・・・?(にやり)