「カタオカ チハヤです。

 よろしくお願いします」





ブロスとディアの正しいアキト君の育て方
 第六十五話 復讐





ナデシコ・・・

テンカワ アキトの乗る艦・・・

私の生きる糧を奪った相手・・・

私は、復讐のためだけに・・・実の兄を殺すためだけに生きてきた。

そのために、気の狂わんばかりの訓練にも耐えてきた。

でも、その人生は唐突に終わりを次げた。

あいつが・・・テンカワ アキトが、

私が長年追い求めた敵を、横から奪い去ってしまったから・・・

復讐が終われば、何か別の道が見えるかもと思っていた。

しかし、それはかなわなかった。

私は、やり場のない怒りをもてあます事となった。

そしてその怒りは、当然のように、

私の敵を奪った男・・・テンカワ アキトに向かった。

そして彼についてできる限りの情報を集めた。

ちょうど、その直前まで担当していた仕事が、彼についての調査だったから、

ほとんど怪しまれずに調査結果を見る事ができたわ。

始め兄の死を聞いた時、ネルガルを辞めようと思った。

彼についての情報を集めたのも、

それを手土産に、クリムゾンに取り入るつもりだった。

私は、誰かを恨みつづけないと生きて行けない・・・

私がネルガルに入ったのも、兄に復讐するためだけ・・・

その、恨みの対象がテンカワ アキトになった以上、

ネルガルにいる意味はない・・・むしろ、ネルガル重工所属と言う肩書きは、邪魔なだけ・・・

そう思っていた。

でも、彼について調べ上げた時、

その思いは消え去り、驚愕が残った。

彼の境遇が、自分と酷似していることに・・・

幼い頃、当時のネルガル会長によって、両親を謀殺される・・・

その後、両親の復讐を誓い、裏の組織に入る・・・

そして、当時のネルガル会長の死と共に、その組織を抜け、

以後コックを目指して、まっとうな生活を送る・・・

彼の戦闘能力は異常です。

多少は才能があるかもしれませんが、それだけで説明のつくレベルではありません。

仮に、何億人に一人とか言う才能があったとしても、

あそこまでの戦闘能力を得るための努力は、並大抵の物ではなかったはずです。

私も、訓練の過酷さに何度も根をあげそうになり、気が狂いそうな思いをした・・・

もし、もう少し訓練が厳しかったら、

もう少し、私の恨みが浅かったら・・・

私は今ごろ、ここにいないでしょう。

私がこの世界に入った頃より、遥かに幼かった当時の彼が、

そんな訓練に耐えたのだとしたら、

彼の執念は私などとは比べ物にならないほど、深いものなのでしょう。

しかし、彼は当時のネルガル会長の死を機に、

その恨みを完全に忘れたかのように、普通の生活を初めます。

なぜ?

彼の両親を殺した爆弾を仕掛けた、直接的な実行犯はまだ生きているし、

今のネルガル会長は、当時のネルガル会長の息子・・・

復讐の対象は、まだ残っている。

なのに、なぜ、恨みを忘れ去ることができるのか。

なぜ、その仇の片割れと、仲良くすることができるのか。

興味は尽きなかった。

恨みが消え去ったわけじゃない。

でも、それ以上に興味が勝っていた。

私と似た・・・それ以上の境遇でありながら、

それでも前に進むことができた人・・・

あなたは、何を見て、何を考えているのか・・・

それがわかれば、私も前に進めるかもしれない・・・

だから、彼について、もっと知りたかった。

クリムゾンに入れば、彼と正面から戦う事はできる。

でも、彼について詳しく知ることはできない・・・

彼に取り入るのに、ネルガル重工の所属と言う肩書きは、実に都合が良かった。

私は、テツヤの妹と言う肩書きを利用して、重役たちの前で悲劇のヒロインを演じた。

最近はそうでもないが、そもそも、今のネルガル会長は神輿に近くて、

実質的な権限は、重役たちが持っているのに、

諜報部に関してだけは、昔から会長よりになっている。

諜報部の実質的な権限を握っているプロスペクターが、

会長の子飼いである以上、仕方がないことかもしれないけど・・・

極少数は、重役たちの子飼いの諜報部員もいるようだけど、

慢性的な人手不足にあえいでいて、

ネルガルとしてではなく、重役会としての活動では、

本業の諜報活動さえ、外部に委託することすらある。

重役たちにとって、私はどうせ、いなくて元々の人間なのだし、

特に拒否する理由もなかったのだろう。

意外とあっさりとナデシコに配属されることになった。

あいにく、今テンカワ アキトはナデシコには乗艦していないようだけど、

時間は山のようにある。

彼を殺すのも、殺さないのも、全てはこれから・・・





「おはよう、テンカワ君、

 元気かい」

翌日・・・と言うか、夜が明けてから・・・と言うか、

月では実際に日が昇るわけではないので、

時刻が午前八時を回った頃、

俺が再び食堂へやってきて飯を食っていると、

アカツキが軽やかにやってきた。

「当然・・・

 体調を整えるのも、パイロットの仕事だからな」

「パイロットのね、

 まぁ、それはいいけど、

 ブラックサレナの方は、あんなぞんざいな扱いで良いのかい?

 いくらここがネルガルのプラントとは言え、

 スパイがいないとも限らないよ?

 と・・・おばちゃん、A定食一つ!!」

厨房の中では、おじさんとおばさんが忙しそうに動き回っている。

さすがに、この時間に世間話をしている余裕はないのだろう。

が・・・例によって久美ちゃんはいない。

この時期なら、学校も冬休みだよな?

フム・・・

「ん?

 どうしたの?

 ああ、ここの食堂には、若い女の子がいないって?」

アカツキが、ニヤニヤと笑いながら問い掛けてくる。

まぁ、当たらずしも遠からずではあるんだが・・・

久美ちゃんは、若いことに間違いはないからな。

「・・・それはお前のほうだろう?」

「まぁね、

 やっぱり、食堂は憩いの場だし、

 可愛い女の子がいないと、今ひとつ潤いに欠けるからねぇ・・・」

「・・・食堂と言う場所は、料理を食べる場所だ。

 そう言うことがしたいなら、そう言う方面の店に行け」

コックとしては、そう言う言葉を無視するわけにはいかない。

料理の質で勝負する店の方が、

店の作りやそういう部分で勝負する店より、遥かに好感が持てる。

「そうかい?

 それじゃぁ聞くけど、

 周りにおっさんをはべらせている人と、

 可愛い女の子をはべらしている人・・・

 どっちとお近づきになりたい?」

「それは後者だが・・・」

それはそうだが、そう言う問題じゃない。

「そう言うこと、

 そっちの方が絶対に男として正常だよ」

「だが、そのために料理の質を落とすのは論外だ」

「まぁね、

 でも、ウエイトレスと、料理の質には関係がないだろう?」

屁理屈を・・・

「わかったわかった、

 可愛い女の子がいた方が、いないよりも数倍良い。

 これでいいんだろう?」

俺は、手を振りながら、負けを認めた。

これ以上、こんなくだらない会話に付き合ってられるか。

「ふ〜ん・・・

 やっぱり君は・・・」

と言って、アカツキがまるで汚いものを見るような目で俺を見る。

こいつは・・・

「・・・アカツキ、

 いつか見たがってたよな、

 俺のDFS剣術に、他にどんな技があるのか・・・

 実際くらって見るか?

 今なら、特別に好きな技を選ばせてやるぞ?

 さらに、シミュレータじゃなく実際に使ってみてやる。

 そうだな、お勧めは・・・」

DFS剣術は、考えたのは良いが、

実際に使った事がない技も多い。

二回目のとき考えた技は、

北斗との戦いで、あらかた使って見たものの、

射撃系の技はほとんど使う機会がなかった。

と、言うか、最終的に使った事がある射撃系の技は、

咆竜斬と、劫竜八襲牙陣ぐらいじゃないか?

まぁ、射撃系の技はため時間が長いから、実戦向きじゃないのも確かなんだが・・・

もっとも、その二つを使ったと言うことは、あとの技はそこまで重要ではない。

となると、二回目に考えたほかの技を使う必要はとくにないか・・・

DFS剣術を、普通に進化させると、いきつく先はその二つになる。

極限まで圧縮したディストーション・ブリットと、複数のディストーション・ブリットによる斬撃・・・

もちろん、それを応用した一人時間差攻撃や一人連携攻撃、連続攻撃等もあるが、

要するに溜めて切って打つ、これに尽きる。

そのせいで、こっちに来てからディアとブロスがそれ以上に面白い技を考えるのに苦労していた。

まぁ、結果的にはそれで良かったようなので特に言う事はないが、

剣術に面白さが必要なのか?

ともあれ、その結果出来上がったのが、冥竜剣だ。

DFS剣術の溜めて切って打つ以外の可能性を探り、それを極限まで昇華させた剣・・・

使うとしたらこれか・・・

「い、いや、遠慮するよ・・・」

「またまた、心にもない事を・・・

 遠慮するな、特別サービスだ。

 そうだな、お勧めは冥竜剣の・・・」

甲、乙、丙は、たぶん対北斗用にしか使えないから除外。

戊はカウンター技だから使えないし、

己と壬は使った事がある。

庚も別に対北斗専用・・・と言うわけではないが、

アカツキ相手に使っても、仕方がないし、

辛は相手がエステバリスでは意味がない。

葵に関しては論外だ。

ブラックサレナをバーストモードにしても、出力がぎりぎりな上、

シミュレータを使った訓練でさえ、一度も成功していない。

もっとも、ブロス曰く、

"使った結果何が起こるかについては、あらゆる可能性が想定できる"

などと言う、あまりに問答無用な技で、

使う状況を想定しがたいから、

使いこなせなくても全く問題はないが・・・

「め、冥竜剣って、

 君が西欧に行く直前に使ったあれだろ?

 ほ、ほら、僕も色々と・・・」

「心配するな、

 冥竜剣にも色々ある。

 丁は、くらったら問答無用で死ぬような技じゃない。

 命の保証はできる・・・たぶん」

その点、丁ならエステバリスにも効果があって、

距離も適当だし、ブラックサレナでも十分可能。

コントロールは例によってむちゃくちゃ難しいが、何とかなるだろう。

「な、なんだい、その多分・・・って?」

「いやぁ、実際に使った事はないから・・・

 大丈夫だ、

 理論的には、命に関わるようなことにはならない。

 ・・・・・・と・・・思う・・・・・・はず・・・・・・らしい・・・・・・多分・・・」

「そ、それって、めちゃくちゃ不安なんだけど?」

「気にするな、

 まぁ、せいぜい発狂する程度だろうし、

 仮に俺がコントロールをミスっても、

 体の一部が切断される程度ですむ・・・

 ・・・・・・ような気がする

 安心しろ」

俺は、できる限り楽しそうに言うと、

アカツキの肩を骨が砕けない程度につかんだ。

「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!」

朝の食堂に、アカツキの絶叫が響き渡った。





「すまんってアカツキ、

 冗談だ、許せ」

あの後、食事を終えた俺たちは、

特に行く当てもなく廊下を歩き回っていた。

「いや、

 あの時の君の目はマジだった。

 本気で僕を実験台にするつもりだっただろう?」

「ソンナ・・・

 ソンナコトツイゾオモッタコトモナイ・・・」

俺は、斜め上を見上げて目を泳がしながら答える。

「誤魔化すのなら、もっとうまく誤魔化したらどうだい?

 まぁ、良いけどね?

 それより、さっきの質問に答えてよ。

 ブラックサレナの警備は、もう少し厳重にした方が良いんじゃないの?」

「いや、あれはあれで良いんだよ。

 大丈夫、気にするな」

むしろ、盗んでもらうためにああやっている・・・とは、いえないが・・・

「そうかい、

 まぁ、君がそう言うのなら、僕はかまわないけど・・・

 それと、あれを見たよ。

 なかなか面白い事をしてるじゃないか」

「まぁな」

「で・・・いつ頃完成する予定なんだい?」

俺も、昨日見て来たが、

前回に比べて進行具合が著しく後れている。

もっともそれは、色々と遊んでいるからで、

前回と同じ物を作るのであれば、

とっくに完成しているだろうが・・・

「まだまだ・・・

 あれで、やっと半分ぐらいだ」

「・・・一体どんなものが出来上がるの予定なんだい?」

「・・・およそ考え得る限り最悪の状況下において、

 絶対的な勝利を収める事ができる機体・・・

 と言うのが、開発コンセプトで、

 どうやら本当にそれを実現するつもりらしいな」

もはや、ブロスとディアの趣味の領域に入りつつあるからな、あれは・・・

あそこまで強化する意味が、はたしてあるのか?

最低でも、自分たちがコントロールしている状況で、

北斗の乗る四陣を搭載したダリアを相手にして、

互角以上の戦いが可能な程度には強化すると意気込んでいたが・・・

全く、負けず嫌いなのは誰に似たのやら・・・

ともあれ、自分たちが実際に使用可能なこと、

通常状態のブローディアの出力で使用可能なこと、

北斗に命中させられること、

四陣の防御を突破できること、

可能ならば、ブローディアも自分たちがコントロールしている状態でそれが可能なこと、

さらに言えば、その状態のブローディア一機でそれができること・・・

等の条件を具えた装備を、色々と考えていた。

もっとも、当然のことながら実際にそれができる武器は難しいらしく、

できた武器の大半は使えないものばかりだったが・・・

一つだけ、何とかなるかもしれない武器が存在した。

しかし、そんな物騒なものを作られても困るんだがなぁ・・・

大体、リミッターは俺やルリちゃんたちが、

普段は使わないと判断したものにつけるのだから、

そんなものを作られたら、その分ミリッターも強くなるわけで、

結局使えないと言うことになると思うんだが・・・

まぁ、好きでやっていることだから、別にかまわないんだが。

「・・・あきれて声も出ないね。

 まぁ良いけど・・・

 でも、僕に黙ってあんなもの作られると困るんだけどなぁ・・・」

俺がそんなことを考えていると、

たいして困っても入ない様子でアカツキが言う。

「そうだな、これからは、

 何か作る時はできるだけお前にも相談するようにするよ」

「・・・これからは・・・って事は、

 まだ隠し事があるのかい?」

「切り札は多いにこした事がないからな」

ディアはそう声高らかに主張するが、

そもそも切り札と言うものは、

ダース単位で確保しておくものか?

まぁ、多いにこした事はないのは確かだろうが・・・

「商品化できないものを、そんなにいろいろ作られると、

 僕としても、困るんだけど・・・

 一応、こっちも商売だからね」

「データ採取用の実験機だと割り切ってくれ」

「ふぅ・・・

 君と手を組んで、良かったのか悪かったのか・・・

 とてつもなく高い買い物をしてしまったよ・・・」 

「・・・すまんな」

「いや、気にしなくて良いよ」

「そうか、

 それより、シャクヤクはどうするつもりだ?」

俺は気になっていた質問をした。

前回の事を思い返すに、シャクヤクをそう都合よく破壊してくれるとはとても思えない。

「そうだね・・・

 まぁ、こっちはこっちで色々と陰謀をめぐらさせてもらうよ、

 それが条件だろう?」

「・・・ジャンプ実験艦か」

「御名答・・・

 なんだ、知ってたのか」

アカツキが、さもがっかりしたように答える。

「ジャンプフィールド発生装置を手に入れた以上、

 作る物はそれ以外には考えられない・・・

 と、俺が推理したのならかっこいいが、

 こいつはルリちゃんの推理だ」

「なるほど・・・

 ナデシコで、彼女に隠し事をするのは無理なのかね。

 設計段階では、プライバシーの問題から、

 そう言うことはできないようにして置いたはずなんだけどねぇ」

「ナデシコの中で、ルリちゃんに見つけられない場所はないさ。

 確認済みだ」

確認するのに、ずいぶんと血が流れたがな。

もっとも、確認できない速度で移動するとか、

コミュニケの気配を探って、調べている場所を避けるようにする等の方法を使えば、

"みつからないようにする事"は不可能じゃないが、

"見つけられない場所"はない。

「・・・一体君はルリちゃんに何をしたんだい?」

「何もしていない。

 何もしていないから・・・だ」

「??」

アカツキが今ひとつ納得の行かない表情をする。

全面的に賛同する。

「協力はする。

 必要があれば、できる限り実験にも付き合おう。

 ルリちゃんにもそう言って置く・・・」

「相変わらず、君は気前が良いね、

 で・・・今度は何を企んでいるんだい?」

「特に企んでなどいないが・・・」

元々、ネルガルが繁盛するのを、厭う理由は持ち合わせていない。

切り札を全て切るわけには行かないが、

できる限り協力をしてやりたい。

「なるほどね、

 でも、僕はともかく、それでエリナ君や、

 重役たちを納得させられると思うかい?」

う〜ん・・・重役たちはともかく、エリナさんは何とか・・・

でも、なんかこの世界のエリナさんは、俺を嫌ってるからな・・・

「別に不可能だとは思わないけど・・・

 でも、まぁ、言っただろう、

 俺と組めば様々な超技術を提供するって・・・」

「オッケー、

 それが契約だからね。

 そう言う理由なら、エリナ君も納得するだろ。

 それより、これから僕は重役たちと話しに行くから、

 君も付き合ってくれ」

「ああ、かまわない」

しかし・・・

エリナさんはなんで俺を嫌ってるんだ?





第六十六話に続く





あとがき

と、言うわけで、チハヤさんの登場です。

色々考えた結果、この登場の仕方が、一番面白いかなぁ・・・と・・・

自分と似た過去をもち、同じ道を歩んでいながら、

自分が乗り越えられなかった苦しみを乗り越えた存在・・・

興味をもつには、十分でしょう。

もっとも、だからこそ否定したい存在だと言うプロットもありました。

「時の流れに」で、アキト君がテツヤとの決着の際に持っていた感情に近いですね。

テツヤとアキト君の場合と、アキト君とチハヤさんの場合では立場が逆ですが、

これはアイデンティティの問題ですから、

別に立場や、善悪は関係ないでしょう。

ただし、このパターンだと、改心することなく戦い続ける・・・

と言うか、例え改心しても引くことができない・・・と言うことになり、

相当悲惨なことになりそうでしたので、こちらのパターンにしました。

北辰みたく強化されたあげくに、機動兵器に乗り、

お互い引くことができずにジュン君と壮絶な死闘を繰り広げる・・・

と、言うプロットも捨てがたい物があったのですが・・・

互いに引けず、戦いあう恋人たち・・・

いいですねぇ・・・王道です。

まぁ、そんな事は置いといて、

この後チハヤさんはどうしましょう?

ジュン君とくっつけるもよし、

ユキナちゃんと壮絶な争いをさせるもよし、

アキト君への興味を、恋愛感情へ発展させるもよし・・・

う〜ん、引っ掻き回し甲斐がありそうです。

さて・・・どうしようかなぁ〜♪(邪笑)



アカツキの台詞ですが、

アキト君からすれば、特に理由なくネルガルを助けるのに十分な理由がありますが、

(・・・矛盾しているように見えますが、察してください)

エリナ様辺りからすれば、

憎まれることはあっても、好かれているとは思えない相手ですからね・・・

特に理由なく助けると言われて、はいそうですかとは言えないでしょう。

普通は、詐欺師かスパイだと勘繰るでしょうから・・・

むしろ、そう疑って掛かるほうが、企業家としては正しい判断でしょう。





追記

久美ちゃんについてですが、

前回も書きましたが、前日はブラックサレナの整備等のため、

多数の人が残業を行なっていました。

そのため、食堂も営業時間を延長して、夜食を作っていたわけです。

アキト君が来た時にはもう寝ていましたが、

彼女も遅くまで店の手伝いをしていたため、

この日は寝坊しました。

当然おじさんたちはその事を知っていますから、

無理に起こそうとはしなかったわけです。

以上、どうでも良い裏設定でした。

(このまま最後までアキト君は久美ちゃんに遭遇できない予定・・・

 なぜなら、久美ちゃんは書き難いから・・・

 書けない物は書かない、

 それが私の方針です)





追記その二

ブローディア・・・

遊んでいます。

無意味に最強・・・

使う機会が果たしてあるか・・・と言うぐらい・・・

目標を高く持つのは良い事です。

兵器を作るからには最強を目標にするべきでしょう。

もちろん、コストの問題や、操作性の問題もありますが・・・

しかし、この場合はコストの問題は度外視できるでしょうし、

アキト君なら、操作性はいくら複雑でも問題ないとは思いますが・・・

それにしたって、そんなコンセプトを実現しますかね・・・普通・・・





追記その三

DFS剣術・・・

要するに、溜めて切って打つ以外の技って、出てきていませんよね?

よって、色々と考えてみました。

こっているというか、妙な技と言うか・・・

使われると、果てしなく嫌な技です。

脅威と言うより、厄介と言う方向で・・・

もちろん、己と壬の様に、

脅威と言うべき方向の技もありますが・・・





管理人の感想

アリア=ミリディールさんからの投稿です。

チハヤ登場、ですか。

この人も色々と大変なキャラですからね。

・・・性格捻じ曲がってるし(誰のせいだ)、ある意味ブラコンだし(だから誰が考えた(笑))

なんかこー思い返してみると、救いがなかったな、彼女(汗)

本編の最後なんて、アレだしねぇ(大汗)

アリアさんの作品まで、ジュンと戦いだしたら、どうなる事やら。