機動戦艦ナデシコ  アナザーストーリー


世紀を超えて

現代編人物設定 改




注:この人物設定は100話前後の物です。



=== ナデシコクルー・及び関係者 ===

史実どおり…だが、史実とは正反対に妙に期待された状態で出航したナデシコ。
周囲からの横槍、策謀などで右往左往しながらも何とか火星に辿り着いた…という状況。
…余談だが、ナデシコ関係の出費は、予想以上にネルガルの財布を圧迫している。(笑)


〇アキト・ラズリ

言わずと知れた現代編の主人公。…テンカワ・アキトとは同一人物である。
…但し、育った経緯の違いからか全く違う性格に育ってしまっているが。

性格はシスコンでアウトロー。家族という物に憧れ(幻想)を抱いている。

黒帝の眼を移植され、彼の人格を内包しているが、それは彼の人格を次第に崩壊させていく。
…無論、アキト自身はそれに気付いていない…。

彼自身は逆行者ではないが、黒帝の意思が時折目覚め彼の行動を導いている。(黒帝的には)


〇ホシノ・ルリ

逆行者であり、暫くの間アキト・ラズリに育てられたという経緯がある。
…逆行後は幸せすぎる現状におぼれ、たれきっている。(汗)

未来の知識を生かし自分の望む世界を構築しようとしているらしいが、
たれた脳みそでは本来の鋭さを発揮できず、
しかも、未来の記憶があてに出来ない事もあり失敗続き。

彼女が電子の妖精として復活したその時こそ、物語は真面目な雰囲気を取り戻すのかも知れない。
…それが良い事なのかは別問題として…。


〇ミスマル・ユリカ

相変わらずの能天気系艦長さん。…本来の有能な戦術家としての一面は持っているものの、
非常識な敵の連続によりその力を発揮できないでいる。
明るくめげない性格はそのままであるが、それが彼女を救っているのだろう。

…かつて、アキトの本名を間違ってばらした事があり、それ以来アキトには裏切り者扱い。
しかも、普段は丁寧に(距離をとって)接されているのでそれにも気付いてない恐れもある。


〇メグミ・レイナード

血筋的に今回アキトのイトコになってしまっているおさげの通信士。
…故に呼び方も「アキトさん」ではなく「アキ君」なのであった。
現在、上位ヒロイン候補が次々と脱落していけばメインヒロインになれる位置に居る。


〇アオイ・ジュン

元祖影の薄い人。…本作でも影は薄い。(爆)
但し、黒帝の血を引いている分、強いしもててもいる…筈。(汗)

…彼より血の濃い奴が近くに居る事が最大の不幸なのだが…それに気づく様子は無い。


〇ウリバタケ・セイヤ

改造狂のナデシコメカニック担当。…本作では彼も影が薄い気がする。
アキトからは『違法改造屋』と呼ばれているようだ。


〇ゴート・ホーリ

本来なら渋めの叔父さんキャラの筈。…だが、どう言う訳だか謎の宗教にはまっている様子。
…本来の彼よりかなり強まっているのは信仰のなせる業か?

何気に謎な人である。


〇ハルカ・ミナト

操舵士ミナトさん、今回もルリの姉代わり。…でも、この人も変な宗教にはまっている。(汗)
アキトとは大人の関係のようだ。…が、それをルリには教えていない。

何気に悪女になっているような…。


〇プロスペクター

元祖身元不詳。…相変わらず会計で苦労している様子。…しかも、人事権凍結中(爆)
…最近、ストレスのせいで精神崩壊の予兆がある。


〇フクベ提督

…ボケている。…もうそれしか言えない。(汗)


〇ムネタケ

地球脱出時にお約束の反乱を…おこす間もなく転落。…しかも無事のようだ。
ナデシコが地球に戻るまで次の出番は無いと思われる。…彼もまた人外なのか?


〇ハーリー

何故か分裂している不幸の代名詞君。…サツキミドリで分身ごと置いてけぼり。
…分裂してるほうは木星側で、名は『ハーソー』


〇ナカザト

象さんで改造人間。…山崎ラボにとっ捕まって改造されたらしい。
象さんライダー・ゾウダーマンに『変態』出来る。(爆)


〇ホウメイさん

余り目立たないが「マスターホウメイ」系列のキャラに化けている。
出番が無いのは濃すぎるせいか。それとも…目立たないようにしているのか?


〇ホウメイガールズ

5人一組状態の彼女達。…もしかしたら一人ぐらい抜け出すかも知れないが、
このままだと本当に1セット扱いで終わってしまうかも。(汗)
彼女達も、何気にハイパー化している。



〇アオイ・スミヤ

ジュンの兄で地球連合の重鎮。…裏側で仕切っているらしい節がある。
何故だか歴史を『史実』通りに進ませようとしている。
…ジュンよりはアキトに似ているといわれるがそれに意味はあるのだろうか…。


〇イネス・フレサンジュ

100話オーバーでようやく出番の来た説明おば…お姉さん。
…現段階ではそれしか言えない。


〇オオサキ・コウ

時ナデで有名なオオサキ提督(時期的に提督にはなっていないが)の義理の息子。
…アキトと共に傭兵をしていた。…金色の愛機『ネモフィラ』を駆る。


〇ヤマダ・ジロウ

魂の名前『ダイゴウジ・ガイ』を持つ熱い男。今回の歴史では…かつてアキトと共に傭兵をしていた。
…地球軌道上で不可解な死を遂げる。


〇ミカヅチ・カイト

アキトと共に傭兵をしていた男の一人。…熱視線のナンパ師。
その正体は木連八部衆の「シュラ」であり、ユートピアコロニーにおいてアキトに襲い掛かる。

…その際八部衆は壊滅状態、アキト生き埋めに成功するが自分自身も行方不明になる。


〇サファイア・ラズリ

存在意義の全く不明な量産型マシンチャイルド。…但し、実際に量産された様子は無い。
ラピスと共にアキトに引き取られ、妹として育つ。

料理が上手く素直な性格。…青く長い髪をしていて額には宝石を持つ。
…危ないところを助けられハーリーを好きになってしまう…が、向こうは気付いているかどうか…。


…。


=== 木星・火星サイド ===

過去での逆行アキトの乱行により、本来より大きな勢力をもった木星連合。
…だが、予想外の侵略を受け、逃げ場を求めて地球側に戦闘を仕掛ける。

草壁春樹を失ってはいるがそれ以外の各員は健在、しかも新規参入の人外キャラが目立つ。
…実は最も苦しい戦いを強いられているのかも知れないのが彼らである。



〇草壁春樹

10年ほど前に暗殺された本来のラスボス。(爆)…しかも、暗殺したのはラピス(大)である。
…未来の蛮行で粛清された不幸な人。…事実上出番は無い。


〇草壁夏目

過去偏のヒロインの一人ナツメその人。…子孫である「夏樹」の体を使い、アキトを勧誘。
…だが、拒絶され「黒帝」をアキトの主人格にしようとしている。

彼女にとって、「アキト・ラズリ」は夫の偽者に過ぎないのだろう。
なお、「夏樹」は地球軌道上の戦闘で死亡、現在はMC化させたクローン体を使っている…。


〇草壁秋人

アキトの血が草壁家に混じった所為で生まれた歴史の異端児の一人。
…人外の戦闘能力と非凡な起動戦の才能を持って生まれた男である。

隻腕で無精ヒゲでだらしなく見える、だが敵地に自ら向かう勇敢さを持っているのだ。
なお、危急存亡の木連を救うため、黒帝が来てくれないなら抹殺もやむなしと考えている。


〇草壁冬磨

秋人の弟でナデシコ出航前、火星極冠での戦闘で敗北、愛機と共に行方不明となる。


〇草壁美春

草陰春樹の娘、腐女子という人種。(爆)…そして、木星に囚われたラピスの理解者でもあった。
…地球軌道上の戦いで致命傷を負い、その後死亡。



〇ラピス(大)

ラビス・ラズリを名乗ってアキト・ラズリを育てていた逆行ラピス。
…黒帝アキトとはぐれた彼女の未来を案じた行動であった。

その後、悪の芽を潰すとばかり草壁春樹を暗殺…しかしその所為で北辰らの反撃を受ける。
未来を変えて幸せになれるとは限らないといういい見本であった…。


〇ラピス(小)

この世界のラピス。…研究施設からサフィーと共にアキトに助け出される。
…だが、ユートピアコロニー訪問時に北辰の手によって拉致されてしまう。

その後、木連で「戦巫女」と呼ばれ神格化される。が…現在のところ本人は嫌がっている様子。



〇北辰

元祖外道。…だがこの世界の彼は「外道」という役割を演じきろうとしているように思われる。
…何気に親ばかの片鱗が見える男。
美人の娘が3人も居る…が、彼自身の"男"は犬に噛まれて何年も前に死んでいるらしい。(爆)

そして、木連「四方天」の一人でもある。


〇さな子

北辰の元妻…故人。
…流行病を鎮めるために夫の手により討たれる。


〇影護北斗(枝織)

北辰の次女で、何気に北ちゃん化している。…と言いたい所であるが、
実は枝織の精神から北斗の部分が既に削除されている所為である。

…消滅したわけではないだろうが…。

因みに、枝織は北斗の居場所を守るためにあえて周囲に嘘を付き続けている。
…本当の北斗の居場所は、恐らく山崎辺りにしかわからないのであろう…。


〇北方真琴

北辰の長女らしい。…黒い長髪でしとやかそうな性格。…但し、問題解決を武力に頼る傾向がある。
…敵にまわすと怖いタイプで舞歌の親友。時折とんでもない所で居眠りしているようだ…。
なお、北辰一家は幾つかの苗字を使いまわしている。…勿論商売柄、用心のためにだ。


〇影護コガネ

三姉妹の末っ子。…脅威の悪戯っ子でコンピューター破壊神。
サフィーとは戦乱の中友情を育んでいる。(アレが戦乱と呼べるかは別として)

…もっと小さい頃は苛められていた…と言う過去があったりもする。



〇西沢学

木連「四方天」の一人で木連の財政を預かる人。…何気にまともな出番が無い。
軍属扱いなので階級は持たない。…ついでに頭が薄い。(爆)

冬磨が行方不明になる前は、彼直属の部下だった。


〇東舞歌

四方天では新参の女性仕官。…かなりの悪戯好きは「時ナデ」と同様。
兄の後を継ぐ形で四方天に昇格した。

優人部隊の実質的な指揮官である。(TV版では草壁春樹の役割だった)


〇東八雲

元四方天で現在は参謀総長。…実質的な木連のブレインである。
…実は忍者の末裔で隠密技能持ち。(妹には継承無し)
物腰は柔らかいが敵には出来ないタイプ。


〇南雲義政

四方天の一人で正統派熱血漢(馬鹿が付くけど)で現在中佐。
…今のところ出番は無い。
そしてDC版において、第2次火星の後継者蜂起を起こした男である。


〇山崎ヨシオ

マッドサイエンティスト。…人外化もしてますますパワーUPしている。
…木連内部に自分だけの組織を持ち(構成員は改造人間ばかり)愉快に毎日生きていた。

現在は飼い犬に手を噛まれ、殆どの「作品」に逃げられている。


〇ケンダッパ

木連「八部衆」の一人。…とは言っても部隊はユートピアコロニーで壊滅状態。
…彼自身も次があるかは不明。(爆)


〇サイトウ

時ナデの「あの人」で、山崎ラボの犠牲者の一人。…何とか地球へ逃げ帰れたらしい。
…た〇パンダのままで。(汗)



…。



=== 大和 ===

コミック版で木連の役割を果たした勢力。
…技術力ではるかに地球側を上回り、更に「呪力」を使った法外な兵器を保有。

但し、彼らの母星は滅びかけており人材などでかなりのハンデを背負っている。


〇スサノオ

未だ姿を見せない大和の実質的な権力者。
…何故姿を見せないのか…詳細は不明である。


〇月読

カグヤ・オニキリマルそっくりな大和の重臣。
前線での指揮は彼女がとっている物と思われる。



…。



=== 財閥系勢力 ===

ネルガル・クリムゾン・明日香インダストリーといった財閥系勢力。
所属的には地球連合側なのだが各自の思惑に沿って暗躍している物と思われる。
なお、ピースランドもここに分類しておく。


〇アメジスト

過去編から長く登場しているヒロイン格。…コールドスリープで百年の時を眠り続けていた。
現在はピースランドを制圧し、何事か考えているようだ。
…表向きは何の行動もしていないように見えるが…?


〇ウォルフ・シュンリン・サトウ

アムの側近らしい老人。…元キャラは「空白の3年間」に存在している。
以前ラピスの居た研究施設で目撃されているが…。



〇カグヤ・オニキリマル

明日香インダストリー令嬢でユリカと共にアキトの幼馴染だった。
思い込みが激しいらしく、アキトの心を掴もうと躍起になっている。
…彼女の艦も火星行きに参加していたが、不幸な事故により大破。
…サツキミドリにて戦線から離脱する。


〇ホシノ・ヒスイ

ルリ16歳バージョンが黒髪になったような容姿を持つ。
…ホシノ夫妻の実子でルリの義理の姉。…ルリと同時にアキトに引き取られる。

前世?で第2次火星の後継者蜂起を鎮めており(この際既に逆行後だったルリの影武者を演じる)
その際ハーリーから分けて貰ったナノマシンで記憶移植を行い、この世界に流れ着いている。

現在は明日香インダストリーに所属。


〇シャロン・ウィードリン

クリムゾンの令嬢であり、ワガママ系お嬢様。
この世界のアキトとは旧知であったようだ。
…ルリ関連のミッションでアキトと袂を分かつ事になり、そのまま現在に至っている。



…。



=== 極冠 ===

火星極冠地下に要塞を築いて居住している「黒帝一派」で黒帝テンカワアキト本人もここにいる。
事実上の支配者はオモイカネ・ダッシュで、何を考えているか全く判らない謎の勢力。


〇テンカワ・アキト

過去編で猛威を振るった「黒帝」その人。…戦闘能力はいささかも衰えていない。
だが、かつての戦乱で傷ついた脳細胞は既に限界であり、まともな判断力は最早残されていない。

数年前に小アキトの元に現れ、自分の片目を抉って彼にはめ込んでいた。
…これにより、小アキトの意識内に彼の意思が宿る事となる…。


〇オモイカネ・ダッシュ

それはかつて、ユーチャリスと呼ばれた船のメインコンピューターであった。
だが、故あって艦から自身を運び出し、極冠の地に据える。

遺跡と融合し、更に100年の時間を掛けて知識を蓄積していた。
…が、時間の経過で性格がひねくれてしまったような印象を受ける。


〇オモイカネ・プラス

ダッシュが運び出された後、取り残されたユーチャリス・サブコンピューター。
忠誠心のような物がインプットされていた部分らしく、アキトを助けるべく奔走している。

現在もその本体はユーチャリスと共にある。


〇タゲテス

小アキトの乗機のコクピット部分に搭載されたコンピュータ。…プラスにより作られた。
アキトをサポートするのが仕事。…だが、機動戦が無い限り出番無し。(笑)


〇サレナ・ラズリ

ダッシュがアキトとラピスの遺伝子から作り出した『電子神官』で長い黒髪をしている。
普段からヘルメットを深く被りその素顔を見せない。


〇シルヴァ・シロガネ

サレナに仕える量産型マシンチャイルド。…偽ア〇ナミである。
自分の生命に関する執着心が薄い。


〇クロガネ・ブラックマン

彼女もまたサレナに仕えるマシンチャイルド。…だが、実は量産型ではない。
本編で語られては居ないが、実はルリと同じ北欧の施設で育った仲間なのだ…。
(作者としてはルリ以外の「失敗作」がどうなったかを書こうとしている)


…。


今のところはこんなものです。…少しは理解していただけたでしょうか?

今後も何かの機会があったら更新したいと思っています。


質問・要望などありましたらお気軽にメールくださいね。

では!