機動戦艦ナデシコ  アナザーストーリー


世紀を超えて

第62話 壊れ科学者の野望





…木連所属のとある廃棄コロニー…。

この、もう使われなくなっている筈の街角を行く、風呂敷を背負った

たれパンダが一頭。(滝汗)


…「これ」が、元人間だと言って、信じることの出来る者は稀であろう。

だが…山崎ラボの出身者だ…と言ったら、途端に信憑性が出てくるのは何故であろうか…。(汗)


…。


もこもこもこもこもこもこもこもこ…(歩いて?います)


「あー、かったりー…。」


…ぼやきながら進むたれパンダ…言葉づかいは人のときのまんまみたいだが…。(汗)


「…ったく…何の因果でこんな使えない体にされちまったんだか…。」


横を高速回転移動する針鼠を羨ましそうに見ながら、彼(多分)はもそもそ進んでいく…。

そして…とある広大な畑に辿り着いた…。


「…おーい、肥料分けて貰ってきたぞー。」

「おー、助かったですぞー。」


…クワを持って畑を耕すガチャピン(汗)

これもまた、山崎の被害者である。…何処かにムックも居るに違いないが。


…。

「しかしよ…博士も食い物ぐらい用意してくれても良いんじゃないのか?」

「…あの人にそれを求めるのは酷と言うものですぞ。」


「それと…その喋り方、なんとかならんか?」

「人間(?)…諦めと開き直りが肝心ですぞ…。(泣)」


一休みをするたれパンダとガチャピン。

…横では先ほどの針鼠が、亀仙人の修行のように素手で畑を開拓している…。(汗)


…どうした木連!!
…何があった山崎!!



…。


「おーい、お昼もって来たぞー!」


…更に…弁当を運んできた者が居る…。


「皆のご飯はあんた達にかかってるんだから…頑張ってね!」


「うーい。」

「おなか空いたですぞー。」


その他、畑で働いていたモドキ軍団も昼飯の匂いに釣られやってくる…。


「じゃ、きっちり食べて午後からも宜しく!」


…しかし…。(汗)


彼女はウサ耳にウサしっぽ(あの白いボンボンみたいな奴)

…しかもバニースーツの上に防弾ジャケット羽織ってる!!(滝汗)


…ま、要は獣人という奴なのだが…。

山崎!…本当に…何があった!?(激爆)

…。


一方その頃…山崎ラボ本部…。

…って本部!?


…ここで、山崎ヨシオ博士は改造人間たちを集めていた…。(汗)

薄暗くて邪教度満点である。


「諸君、僕が山崎だ!!」
(知ってるっつーの)

『ヤマサキ実験王国』の実現に向け、諸君たちにももっと頑張って貰いたい!!」
(実現したら世界が滅ぶってば…。)


…山崎ヨシオ…史実を遥かに上回るマッドに成長しているようだ…。(汗)


「さて…今日の議題は『魔女』についてだよ…。」


…誰の事だかは言うまでもあるまい…。(汗)


「…まず…何としても僕たちの手で彼女を捕らえたい。」
(また無茶な…。)


「そして…捕らえた暁には!!」


がらがらっ!!…隠し扉が開かれる!!


…をををををををっ!!


…某組織もかくやと言うほどの、壮絶な叫びが上がる!!…その中身はと言うと…!!


@猫スーツ(にくきゅう装備)
Aカエルスーツ
B妖精ルック(透明な羽付き)
C魔法少女風コスチューム


…山崎…マジでやる気か!?


つーか…ルリ…危うし!!

ある意味…ファンが囚われる事を望みそうだ!!(超爆)

…。


「…ヨシオ。」

「どあっ!…孝文爺ちゃん!!」


その時…ヒートUPした野郎どもの欲望に水を注すかの如く、

山崎孝文(いい人山崎)登場!!


…て、まだ生きてたんかい!!(既に齢120以上)


「やぁ…爺ちゃん何の用?」

「お前は…まだ人体実験などやっておるのか…。」


…山崎(マッド)はぷいと横を向く。


「何の話かなぁ?」

「とぼけるでない。…そこの鬼太郎モドキは前回おらんかったぞ。」


…。(汗)


「…爺ちゃんには消えて貰わないといけないみたいだね
…変態!!


グニャグニャ…山崎の体が変わっていく!!(爆)

そう、奴が自分を使わないはずが無かったのだ!!


「…また出おったなタコデビル!!

「ふふふ…イカと間違えたんだよね…。(泣)」


…山崎…ついに人を辞めたか…。

今後は死神博士と呼んだほうが良いかもしれないな…。(汗)

…。


ドゴォォォォオオオン!!


…ここは、先ほどの農場。…戦闘の爆音はここまで轟いてきていた…。


「…何事ですぞ?(ガチャ)」

「…お前な…決まってるだろ…。(たれ)」

「また修理ー?…やだなー…。(ウサ娘)」


…すると、おにぎりを丸呑みにしていた針鼠がすっくと立ち上がる。


「一応…見てきますよ…。」


…。


そして…正体バレバレな針鼠(一応正体不明)が道を歩いていると…。


「クソッ…ここを嗅ぎ付けられるとは!!」

「ふはははは…コガネちゃんと電波から逃げられると思った?…北姉!!」


……ドドドドドドドドド
ぽてぽてぽてぽて



「んー?」
「退け!小動物!!

ドガッ!!…ひゅるるるるるるるる…


…哀れ、針鼠は北斗に跳ね飛ばされ、空中高くに跳ね上げられた!!


「うぉぉぉぉぉ…羅刹としての誇りを守る為…捕まるわけにはいかんのだ!」


…。


そして…コガネちゃんは事故現場?まで追いかけてきたが…流石に疲れて座り込む。

…手にスカートを持ったままで…。(爆)


「はぁ…はぁ…はぁ…北姉…行っちゃった…。はぁ…。(ため息)」

「退いてー!」


「んにゃ?」

「そこー、危ないー!!」


…をう?…は、はぅぅぅぅぅっ!?

「うわーっ!!」


…ひゅーーーーん…。

ぷちゅ…ドゴァァァアアアアン!!


…見事…直撃!!

その衝撃は地面に小さなクレーターを作る程であったと言う…。


「は…はうっ!………。」
「…えーと…大丈夫?」



…そして…クレーターの土埃が晴れたとき…そこには目を回した女の子が一人と、

まるで無傷な小動物が一匹(?)存在していた…。

…。


木連には非公式な組織として、

『秘密結社ジョーカー』

と言うものが存在するらしい。(爆)


…その正体・及び目的は不明…。となっているが…、

知ってて言わないだけであろう事は想像に難くない…。

続く

::::後書き::::

どうも、BA−2です。…さて、62話は山崎のお話…如何でした?

マッドレベルがUPしてますがお気になされぬように…。



…なお、作中のモドキ軍団にはまだ名前がありません。
…もし、今後も出して欲しいというキャラがお有りでしたら、名前を付けてやって下さい。(爆)




…なお、ルリが改造される予定は今の所ありません。…でも要望によっては…。

では!

 

 

代理人の感想

 

「Dr.モローの島」かいっ(核爆笑)!

 

あるいは・・・・

 

「鉄腕ポンキッキ村」!?

(ほら、ガチャピンが畑耕してるし(爆))

 

 

しかし、この世に悪の秘密結社があるならば

どこからともなく正義のヒーローが現れるというのが

我々が住むこの世界の物理法則な訳ですが・・・・

まさかいい人山崎が仮面ラ○ダー(激爆)?

・・・・いや、百二十越えてるって言うならむしろダイ○ダッタか(更爆)。

(♪木連のコロニーで 修行して〜)