ブラックサレナの周りに歪みが発生する。

(マスター、終わっても一緒だったらいいですね。)

「ああそうだな・・・・・・」

アキトはそう言いながらゆっくりと眠りはじめた。

ああ、やっと眠れる・・・・・・・・・

そして銀色の粒子輝き、アキトの乗ったブラックサレナは消えた。

それを見たものは誰もいなかった・・・・















 

「巡り合わせのブラックソルジャー」

 

第一話 




暗い雪の道を進む車が走っている。

車を運転する男は後ろにいる眠った少女をバックミラーで悲しく見ていた。

男は軍服を着ており、

その上にごわごわしたコートを着ている

その後ろで横になって眠っている少女は患者用のコートしか着ていない。

ときおり少女が涙を流しながらうなされており、顔色が悪い。

「あいつらはなぜ彼女をこんな目に遭わせたんだ!!。

狂っているにも程がある。」

怒りに身を任せアクセルを前回にしようとしたとき後ろから奇妙な音がするのが聞こえた。

バシュウウゥゥ

バックミラーで後ろを見るとこちらに向って来るロケット弾が来ていた!

ふりほどけない!周りは雪が積もっている・・・・・・・・

ここまでなのか と男が舌打ちをした時、奇跡は起きた。

車の後ろで何かが突然光り始めた。

何だ!?と思った時、こちらに向ってくるはずのロケット弾は消えていた。

その時、もっと後ろで爆発が起きたのだ。

あの光のせいなのかと考えていたが助かった・・・・・

だが今は逃げるしかない・・この子を助けるには・・・・

そう思った男はアクセルを全開にしバックミラーで後ろで光っているのを見ていた男は声を失った。

光を発していたのが突然大きな人の形になろうとしている。

形が終えるとそこにはなぜか氷付けの黒い機体が現れた。

形は遠くてよく見えないが、

なにやら強いプレッシャーを出している。

俺は夢でも見ているのか・・・・・・・?

男は現実から離れそうになる。

その時、無線機からコールがかかる。

男は慌てて無線機を取る。

「こちらSTR隊、コードネーム「ウルズ7」。応答をしろ。」

「こちらミスリル工作隊員コードネーム、「ウルフ」、途中に氷付けの奇妙な機体がある。

 そいつを母艦に回収し、調べてくれ。」

「なぜだ?」

「判らん。だが急いでくれ、あれは化物だ!何で背中にブースター見たいなのがあるんだ?。

 相手に渡ったら大変だぞ。それにそいつにはでっかい借りがあるしな。」

その言葉を聞いたウルズ7は自分の仲間に告げる。

「了解した。ウルズ6、彼らを頼む。」

「こちらウルズ6、了解。」

車の横から力強い敏捷のいい同じ機体が森の中から武器を持った二機が出てきた。

ウルズ7の機体は、ショットガンを抱えながらウルフが言った場所を走り、

ウルズ6の機体はライフルでウルフが乗っている車を護衛する。

ウルフは後ろの少女を見ると眼を見開いた。

少女は泣きやんでいたが先程のうなされは無くなっている。

穏やかに寝息をしている。

驚くのは少女の顔色に生気が戻っていることだった。

あの光に関係があるのか・・・・・・

そう思いながら集合地点を目指し走り続けていた。











ウルズ7サイド










暗い道をまっすぐに走るウルズ7の機体――――M9(ガーンズバック)は回収する機体を探す。

途端にAIが警告してきた。

(警告、警告!正体不明の機体がこちらに向ってます。)

「何だと!!ウルフは氷付けの状態だと言っていたはずだ!」

(イエス、サージェント。しかしながら再起動を開始されたと思われます。)

くそっ!

ウルズ7の顔に緊張が走り始めた。

相手はどこなのか判らん不明の機体だ。いつやられるか判らない。

そんな感じでもある。

再度AIが警告をする。

(所属不明の機体が来ました。)

「どこだ!」

(上です。)

「・・・・・・・・・・・・・・・何だと!!!」

正直いって眼の錯覚だと思っていたがそこに機体は確かにいた。

その機体は黒く高さはほぼ一緒だが大きさがM9よりもでかい。

しかも腰の方に小型のキャノン砲が付いており、顔が髑髏の顔だ。

さながら死神を連想させられる。

ウルフが言っていたとおり背中にブースターらしき物が付いている。

ウルフが言っていたことはこれか・・・・

確かにこれが他の軍やテロに取られていたら一気に強くなってしまう・・・

あれこれ考えているうちに相手の機体は地面に降りていた。

「相手に通信を繋げてくれ。」

(イエス、サー)

そうゆうと音声から女の声が聞こえた。

「質問していいか。貴様は何者だ?答えろ」

俺が言った後に相手は大きく叫んできた

「助けて、マスターが死んじゃう!!」








後書きのような会議?


ア:・・・・・・・・・・

ウ:・・・・・・・・・・

D:おーいどうしたー

ア、ウ:ギロリ

D:おいおいそんなに殺気を出すなおまえら

ア:(やはり銃で撃ち殺して熊の餌にしようか)

ウ:(いやならば紛争地帯に一年置いていこうか)

D:(やばいかもしれんな、ここはひとまず・・

ア、ウ:逃がすかー!!

ア、ウ:貴様を殺して氷付けにしてやる!!!!

D:うわっ!鬼!

ア、ウ:貴様がゆうなー!!

ガシッ!!

D:えっ?

ア:場所・・・イメージ・・・北極・・・ジャンプ・・・・・

D:げえーー!こんなおちってアリなのかー!

ウ:俺が許可する

D:やめろー!!

ウ:いなくなったな。あとはアキトの帰りを待つだけだ。

ア:・・・・・・・・

ウ:どうした?

ア:お・・恐るべしDE

ウ:?

ピンポーン

ゾクリッ!

D:た・・・ただいま〜、キュ〜。

バタッ!

ア、ウ:(恐るべしDE!!何で速く帰ってこれる!!)

 

管理人の感想
DEさんからの投稿です。
お、予想通りフルメタに繋がりましたね(笑)
いやー、タイトルから何となく予想をしていたんですよね。
でも最後に出てきたAIらしき人物・・・ディアじゃないですよね?
さてさて、どんなオリキャラなのでしょうか?