どこまでも広がる広大な宇宙そこには幾億もの星の数だけ人々の希望や夢がある。





そして悪夢も・・・・・・・。



一年前地球と木星間で起こった通称「蜥蜴戦争」はナデシコと呼ばれる戦艦とそのクルー

によって幕を閉じた。



僕の名前はクロード・C・ケニー

僕たちは惑星調査のため大型宇宙戦艦カルナスで惑星ミロキニアに向かっている。

そして艦長席で指揮をしているのはロニキス・J・ケニー

僕の父さんだ・・・・。



父さんは一年前の蜥蜴戦争でチューリップを旧式の装備で落とし

その功績を讃えられ38歳という若さで提督に昇格した。

僕はそんな父さんのことを誰よりも尊敬している

軍という職業が立派のものだっていうこともわかってる

でも僕は・・・僕だ!!

ロニキス・J・ケニー提督の息子というだけの人形じゃない!

だけど・・・・いま 僕はここにいる。











        スターオーシャンナデシコストーリー

プロローグ

〜惑星ミロキニア〜

「どうだ?降下前に調査した結果と何か違う結果は出たか?」

艦長ことロニキス・J・ケニー提督が調査員の一人に声を掛ける

「いえ・・・いまだいかなる波長にも反応を示しません

 この辺り一帯を覆うフィールド自体はディストーションフィールドに酷似していますが

 詳細は不明です。」

「そうか・・・」

うなるように考え込むロニキス

「提督!ロニキス提督!!」

奥の方から一人の士官が大声を上げながら駆け寄ってくる

「どうした?」

「ちょっとこちらにきていただけますか とんでもない物を発見したのですが・・・」

「とんでもない物・・・?」

しばらく二人は歩き

「あれです」

士官の指さした方には真っ黒なドームがそびえ立っていた。

「なっ・・・なんだこれはっ・・・!!?」とロニキス

「それにしても大きいドームですね・・・入り口は何処にあるんでしょうね?」

「どこかにスイッチとかセンサーが・・・」

しかし降下部隊はそれらしき物は発見出来てはいない。

「ん・・?(なんだこれ?)」

足下に何かあるのをクロードは発見する

ざっざっ 

クロードは土を払う

「父さ・・・提督!!」

「どうした?クロード」

「これを・・・」

クロードはパネルのようなものをロニキスに見せる

「おそらくこのドームの制御装置の一種かと・・・

 ひょっとしたら入り口を開くパネルになっているかもしれません」

「そうだなその可能性はあるかもしれん・・だがむやみやたらに触れてはいかん!

 何かあったらどうするんだ!!」

「・・・・・・」

二人の会話の合間に一人の士官がドームの入り口を開ける。

降下部隊はドーム内部へと足を進める

「よし・・内部の探索を開始する!・・何が起こるかわからんからな各自注意をおこたるな!」

ロニキスはクロードの方へ歩み寄り

「クロード・・これをおまえに渡しておこう」

「これは・・(父さんのフェイズガン・・?)」

「戦闘になったら迷わず使え必ずお前の身を守ってくれるはずだ・・」

しばらく探索が続き

「それにしても何でしょうね内部からもの凄い爆発がしたような・・・」

探索チームの一人がつぶやく

「(ん・・?なんだあれは・・?)」

クロードは壊れているらしい装置に近づく

「(なんだろう見たこともない装置だな・・何に使うんだろう・・)」

「クロード少尉!!その装置の側に近づかないでください!!」

「クロード!!戻ってこい!!」

「大丈夫ですよ・・・

(だいたい調査なんてものは積極的にやらなきゃ始まらないじゃないか・・怖がったって何もわかりゃしない・・しかしこれは一体何に使う装置なんだ?・・今はもう作動していないみたいだけど・・・)

「クロード!!早く戻って来るんだ!!」

「危険なものはなさそうですけど・・・」

・ ・・ピ・・ピピ・・

『座標・・・214・・・3・・―68・・97―78』

「(装置が!!?)」

ヴ・・ン

『・・・1・・・ゲー・・ト・・開・・き・・ます・・』

カッッ

閃光

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・!!」

「クロードォォォォォォ!!」

親父絶叫。

そしてクロードの意識は暗闇へと落ちていった・・。





あとがき

どうもあーりーといいますこのような駄文ですがよろしくおねがいします

 

 

代理人の感想

・・・・・・・で、どこらへんがナデシコ?(核爆)

蜥蜴戦争の一年後にいきなり恒星間航行してる宇宙船があるし(汗)。