機動戦艦ナデシコ 〜刀神〜

 

 

プロローグ

 

 

 

 

 

 

〜連合軍基地〜

 

 

この基地は今木星トカゲと呼ばれている存在により攻撃されている。突然の攻撃に基地のものは避難するので手一杯だった。

しかしまだ逃げ遅れた者もいる。

 

逃げ遅れた整備士と思われる男は今、木星トカゲの無人兵器『バッタ』の目の前にいた。

先ほどから支給されている拳銃を撃ってはいるが、ディストーションフィールドとよばれる障壁に遮られ全く効いていない。

 

パン・パン・パン・・・・・・カチカチカチ・・・・弾が切れたようだ。

 

当然パニックになる男。とにかく助かろうと辺りを見回す。その間にも『バッタ』は近づいてくる。

 

いつのまにか、整備士の隣に漆黒の衣を身に纏った男が立っていた。大きなバイザーをつけているので、表情はわからない。

 

整備士は驚くのも忘れ助けを求めた。

 

「た・たすけてくれ」

 

言った後に気がついたが漆黒の男も同じ状況にいるのを思い出した。この男に如何にかできるはずは無い。

相手は機動兵器と戦うために作られているのだ。

 

整備士があきらめ、死を覚悟したとき。漆黒の男はこともなげに言った。

 

「わかった、お前は逃げろ。」

 

漆黒の男は言い放ち、『バッタ』に向かって進みだした。

 

整備士が唖然と見ている。漆黒の男は背中に挿していた二本の大きな刀=野太刀を構える。

 

「四神滅殺」

 

男がつぶやくと野太刀に黄金の光が宿る。

 

「虚神」

 

漆黒の男が二本の野太刀を振り上げる。

 

「降・臨」

 

整備士には男が消えた様に見えた。

 

一瞬後・・・突然『バッタ』が三つに割れる。漆黒の男が割れた『バッタ』の後ろ側にいた。

 

整備士は目の前の光景が信じられない。

 

「おい、早く逃げろ。」

 

「あっ、あんた何をやったんだ!?」

 

「斬った。」

 

漆黒の男がこともなげに言った。

 

「『バッタ』を? その刀で? ディストーションフィールドごとか?」

 

ディストーションフィールドは強力なものになると、戦艦の主砲さえも防ぎきる。

それほど強力なものが『バッタ』に装備されているはずも無いが拳銃は現に聞かなかった。

 

「そうだ・・・俺はもういくぞ。」

 

言い放ち、歩き去ろうとする漆黒の男。整備士も立ち上がり逃げようとするが、礼を言うのを忘れていたのを思い出す。

 

「言い忘れてた。ありがとう。それと、良ければ名前を聞かせてくれ。」

 

「テンカワ・アキト。それが俺の名だ。」

 

言ってから歩き去る漆黒の男。

 

「『刀神』・・・・!!」

 

つぶやいた後、整備士も走って逃げる。整備士は思い出していた。

半年ほど前から、五対十本の刀を使い『ジョロ』や『バッタ』といった無人兵器すら切り裂く『刀神』と呼ばれる傭兵の事を…

 

 

 

 

 

後書きのようなもの

 

はじめまして作者FEIDの代理のKです。

 

今回が二作目、長編では初めての投稿となりますこの刀神シリーズとりあえずプロローグとなります。

ちなみにいつまで続くかは私にも作者にもわかっていません。

とりあえずやりたい事が沢山あるそうなのでしばらくつづくとおもいます。

 

ところで私、Kは誰でしょう。

 

じつは、この刀神のオリジナルキャラクターなんですけどまだ出てきてません。次の第零話には登場します。

もし登場できなかったら・・・・作者を斬ります、ええ、もうそれはザックリとスパッとゴリッと。

 

暗転・・・・・明転

 

どうやら今パソコンが落ちたようね。(注:本当に落ちました、データは残ってたけどbyF)

まだ登場してない『電子の妖精』の仕業かしら?

 

それにしてもアキト君かっこいいわよねー。さすが私の・・・・・よねー。

 

ハッ!どこかから殺気が…まあ近くじゃないからほっときましょ。

 

「あのーそろそろしめて頂けないでしょうか。」

 

あら、作者のFさん、絞めてほしいの、…ひょっとしてマゾ?私どっちかというと『斬る』方が好きなんだけど。

 

「いや、その『絞める』じゃなくて、そろそろ終わらせてほしいんだけど・・・それに痛いのは嫌いだ。」

 

エー、もう終わっちゃうのー。まだいいじゃない。

 

「『エー』じゃない。いい年して・・・」

 

『虚神降臨!!』

 

「グハッ・・・何も奥義使わなくても・・・バタ」

 

体の三分の二を切られてるのによくしゃべれたわね。だけど久々に人を切れたから許してあげる。

 

では、また今度あいましょー。

 

「去っていくK。アキトと同じ技を使う彼女の正体は、なぞを残したまま次回につづくのであった。」

 

まだ生きての?とどめ!『虚神現臨!!』

 

「ギャ――――――――――――・・・・・・」

 

あっそうだ、忘れてたけどこの作者、家ではインターネットが出来無いの。

この投稿もお友達の架再さんに頼んで投稿してもらってるし、メールの受信先も架再さんのところなのよ。

だからメールをもらっても、あまりお返事がかけないの。消滅している作者に変わって謝罪するわ。

 

 

続く・・・・・・のか?

 

 

 

 

 

 

 

管理人の感想

 

 

FEIDさんからの投稿です!!

エステバリスは忘れて、肉弾戦オンリーっすか?(笑)

しかも、剣の達人になってるし。

今後、どんな活躍をするんでしょうね?

ルリとのからみも面白そうです。

 

それでは、FEIDさん投稿有難うございました!!

 

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