機動戦艦ナデシコ
平穏を求めて・・・
プロローグ


『俺が帰るべき場所は・・・ナデシコだ!!
皆が揃っているナデシコだ!!
 何処に跳ばされようと俺は絶対に帰って来る!!
例えはるかな距離だろうと、時を超えても―』





「うっ・・・ここは・・・」

俺はここはどこだ?っと言えなかった。なぜなら

目の前にこたつに入りながらお茶をすすっている男性がいたからだ。

それだけなら、まだ分かる。だが、格好がピエロだからだ。

「ん、目が覚めたようだね。」

そのピエロ姿の男性が俺に、話かけて来た。

「こ、ここは、どこだ?」

俺は動揺しながらも、何とかその、ピエロに話かけられた。

「ここはね、演算ユニットの内部さ。」

「すまない、もう一度言ってくれ。」

「だから、ここは演算ユニットの内部だって。」

俺の聞き間違いでなかったら、ここは演算ユニットらしい。

「話を続けていいかな?」

「ど、どうぞ」

「じゃあ話すよ、まず君をここに呼んだ理由はね、君の未来のことだよ。」

「お、俺の未来?」

どうゆうことだ?何で俺の未来が関わってくるんだ?

「君の未来は99、99%の確率で彼女達のお仕置きを毎日受けることになるよ。」

何ですと?

「君の未来を見ただけでぞっとしたよ、あれは多分、君にとって山崎の人体実験より、過酷かな。」

「マジか?」

「ああ、マジだ。」

そ、そんな、もし帰ったらあの地獄を毎日されなくちゃいれないのか、ヤダ、絶対にヤダー(泣)

「そ、それじゃあ俺は一体どうすれば。」

「テンカワ君、過去に戻る気はないかね。」

え?今なんていった?

「過去に戻って、やり直してみないかね。」

俺には、それが天使の呟きに聞こえた。

「ほ、本当か?」

「ああ、本当だ。しかし、君だけいったら同じことの繰り返しだ。そこで・・・・」

パチン(指を鳴らした音)

「お呼びでしょうか。」

出て来たのは六歳ぐらいのニコニコ顔の少年だった。

「君は?」

「僕は演算ユニットの分身みたいな物です。」

へえ、この子は演算ユニットの分身なのかどうりで気配が読めなかったわけだ。

「じゃあ、お前は何なんだ?」

俺はピエロに聞いた。

「演算ユニットの管理者みたいなものだ。」

こんな奴が管理者なのか。
ある意味ナデシコ並だな。

「この子と一緒に行ってもらう。」

「この子は何の役に立つんだ?」

「それは僕がお答えします。」

少年が、ニコニコ顔で言ってきた。

「頼む。」

「僕の能力は、まず白兵戦と機動戦は、テンカワさんの2倍ぐらいの強さで、電子戦はホシノ、ラズリ、ハーリーが、
束になっても敵わないぐらいですかね。」

そ、そんなに?!とんだ、ご都合主義だな。

「これぐらいでよろしいでしょうか?」

「あ、ああ、よく分かった。」

「あー、そろそろ次の話に移っていいかな?」

「まだあるのか。」

一体どれくらい続くんだ?

「それは・・・・」

「それは?」

「ブローディアとディアとブロスのことだ。」

あ、今までディア達のことすっかり忘れてた(汗)

「しばらく預かるから。」

「何で?」

「改造するからだ。」

改造する必要があるのか?

「何、備えあればうれいなしと言うではないか。」

何で考えてることが分かったんだ?

「テンカワさん、顔に出てるからですよ。」

それでか。

「最後に跳ばす年代は君が十二歳の時だから。」

「分かった。」

「それと、その子の名前を考えてくれ。」

名前か・・・・

「そうだな、テンカワユウイチでどうだ。」

「分かりました。」

「それじゃあ跳ばすよ。」

「分かった。」

「それじゃあジャンプ。」

そう言うと目の前が真っ白になった。



続く







後書き

早くもオリキャラ登場
強すぎですね。
この話はアキト君をある女性とくっつけます。
それは誰でしょうか?
当ててみてください。

 

管理人の感想

兵士Aさんからの投稿です。

まだ話が全然展開していないので、特に感想はありません。

ただ、ユウイチ君の存在が今後浮いてしまんじゃないかと心配しています(苦笑)