幾千もの出会いがあって、そして結婚……。

 こんにちは。百華、只今ナデシコに密航中です!。
 ナオ様探して右往左往……って自分で言うのは変かなぁ?
 テンカワアキトを引き摺ったナオ様がこっちの方に来たとの情報があったので
 さっきから「おしおきしつ」とやらを探してるんですけど、さっぱり見つかりませ〜ん。
 どす黒い赤色のこびりついた扉の中には誰も居なかったしなぁ……って
「あ、あった」
 くんくん、ナオ様の臭いがする、この中に入ったみたい。
 ナオ様、百華が今行きますぅ!

 ばれて逃げられちゃいけないので心の中で叫んだりして。

プシュッ

「あれ?」
 ナオ様いません。
 代わりにナデシコの女性達と……
「飛厘さん、なにしてるのぉ?」 
 そう、そこには何故か仁王立ち(そうとしか表現出来ない)の飛厘さんが居た。
「「説明してたのよ」」
 二人とも何でハモるのぉ? って、もう1人おば「改造するわよ」―お姉さんもいた。
「だらしないわね、これからハイライトが始まるのに」
「全くだわ、折角貴方達に合わせて映像メイン、説明控えめ30%オフ(当社比)にしてたのよ?」
 倒れてる人達……ピースランドに来なかった人達、みーんな失神してる?
 ピースランドに来た人たちも、起きてはいるけどあっちの世界に飛んじゃってるね。

 時々呟く「腹筋……腹筋が」とか「笑顔は嫌……白い歯はもっと嫌」って何だろ?
 ひょっとしてあれかなぁ。
「飛厘さん、このあいだの録画?」
「そうよ、北斗様とテンカワアキトの戦いについて尋ねられたんで、三日前の映像を交えつつ説明してたのよ」




…………。



「見せて! 私にも見せて!!」
「いいわ、丁度二人が出会ったシーンから説明しましょう!!」




 ……説明は結構ですぅ。

 

 

 

 

 

 

 

ピースランド異聞

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「くくくく、山崎も・・・味な真似をしてくれる。
 時間が経てば、俺の肉体に掛けられた暗示(注1)を解くとはな。」
「し、枝織ちゃん?」

 零夜の動揺した声が聞こえるが・・・今の俺には関係無い。

 もう、この歓喜を抑える事は・・・出来ない!!
 背後にいる男は待ち焦がれた相手。
 この世で出会う事は無いと諦めた、唯一の俺のライバル!!

 その肉体を待ち憧れて、幾つ眠れぬ夜を過ごしたことか!!
 そして、その筋肉を知った時の歓喜!!
 初めて競い合った時の、魂すら満たす至高の充足感!!
 その相手が、今・・・俺の直ぐ側にいる!!
 

「12時……シンデレラの時間は終わりだ。
 ここからは……」

「この暑苦しさ……まさか!!

「本当に彼女が!?」

 高杉の驚いた声が聞こえるが……そんなものは無視だ。

 振り向いた俺の顔と、闘気を感じ。
 テンカワ アキトが自然な動作でポーズを取る。(注2)

 そうではない……そうではない、もっとちゃんとしたポーズをとれ、テンカワアキト!!
 我がライバルよ!! 

「生身で……会うのは初めてだったな、テンカワアキト。
 もう一度自己紹介をしようか?
 俺の名前は北斗……北辰の愚息よ。」 

 そして、俺は艶やかな白い歯を輝かせた。
 恋焦がれた相手に向かって…… 

 

 

 

 

 

 

 今、私の目の前で二人の変態が対峙しています。
 1人は木連全土で、『真紅の羅刹』と呼ばれいろんな意味で恐れられている人物。
 そして、もう1人は……北斗様と互角なのだから、きっとあの人も変態です。

「……零夜、ワセリンとビキニは用意してあるか?」
「え……まさかここでやるとは思ってなかったから用意してないけど」

 というか是非とも止めて欲しい、でも聞かないんだろうな。北斗様だし。

「……ワセリン?

 ナデシコの皆さんは不思議そうな顔をしています。
 ということは、まだテンカワアキトは覚醒していないんでしょうか。
 それなら一生未覚醒のままで居て欲しいものですが、北斗様が認めた人物ですから……。

 やだなぁ、また増えるの?

「ふん、もう我慢出来ん。憤怒ッ!!

ビリリィ!! バリッ!!

「「「何〜〜〜!?」」」

 あぁ、またやっちゃったよ北斗様。
 その姿を見てナデシコの皆さんが愕然としてるのが嫌ンなる位わかります。
 今の北斗様を説明するならそう……

 

 

 

 

 

 

おお、見よ。目蓋を力の限り開いて見よ。
羅刹NATTO もとくと見よ!!
先程まで白い手袋に包まれていたその腕は今や丸太もかくやとの太さを誇り!
ハイヒールを履いていたそのしなやかな足は馬を髣髴させるほど重量感を見せ付ける!
その身を包んでいた優雅な真紅のドレスを内側から破り出てきた腹筋は見事に割れ!
大胆に見せられていたその背中に浮かぶは『鬼』の形相!
触れば折れそうだった首? 今や、肩と頭しかない!!

そう、木連最強の『真紅の羅刹』こと……

まっする北斗 見・参!!

 

 

 

 

「ふふふ……テンカワアキト、お前も戦闘準備をするといい」

――何度見てもこの北斗様は嫌だなぁ。
 ちょっと遠い目になっちゃってます。

「「「きゃーーーーっステキィィィ!!!」」」

 零夜だけならともかく飛厘、百華……三人の背中には駄目っぽい空間が展開してます。
 こうなったら彼女達を止められない止まらない。
 巻き込まれないことだけに気をつけつつ、お空のお星様を眺めます。

――神様、なんでこンな人々をこの世に降臨させたのですか。

「……も」

 あ、テンカワアキトの方も始まったみたい。

「アキト、どうした!?」
「ショックを受けるのはわかるが落ち着け!」

 ムダです、一旦覚醒が始まったら後は墜ちるだけ(涙)

「もう辛抱堪らん!!」

ビッリリリリィ!!

 

まっするアキト 推・参!!

 

「「何〜〜〜!?」」

 ガビーーンって擬音が聞こえてきそう……あぁ、見たくない見たくない。
 やっぱりテンカワアキトも同類だったのね(泣)

「さて、待たせたな」

 その場で軽く二、三回ポージングをして、筋肉の張り具合を確かめるテンカワアキト。

「もういいのか?
 ワセリンを塗ってないんだ、チェックは入念にした方がいいぞ?」

「ご好意、感謝する。
 だが、これ以上のお預けは……お互い筋肉に毒だろう?」

「ふ……違いない」

 

   ムキン……

 

 そして、二人を中心に空間が軋んだ……。
 駄目な空気を背負う者、常に被害者となっている者だけが感じる何かが。
 二人の対峙する空間に満ちていきます。

「結局……こうなる運命だったのか」

「高杉さん、私は運命なんて言葉は嫌いです」

 何事も運命の一言で終わっては……被害者の立場から抜け出せません(涙)

「そうか、それは悪かったな各務君。
 だが、俺はこの二人の対決を見たかったのかもしれない。
 ……纏めて滅ぼせそうな機会を

 大いに共感します。

 でも、当事者の二人にはそんなことは関係なく……。

 

「発っ!」

  ガシッ!

「憤!」

   グオッ!

 お互いが気合を入れながら前にポーズを突き出しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                         ムキッ!

         ガシィッ!

               フシュウゥゥゥ!

 

 

 俺には辛うじて意識を保っていられるが……
多分、他のマトモな神経を持っている人間には影を認識するのも辛いだろうな。

 俺とてアキトに稽古をつけてもらっている以上、二人とはレベルが違うことは理解していたが……。

 まさか住む世界自体が違うとは思わなかった。

ガシイィィィィ!

 一際高い音を立てて手を組んだ後、二人は示し合わせたかのように動かなくなった。
 恐らく規定演技の時間が終了したのだろう。

ポタッ……ポタッ……ポタッ……

 二人から滝のように流れる漢汁汗が石畳を漢色に染める。

「一つ……聞いていいか?」

「何だ?」

「お前は何故、木連式柔を使える?
 その筋肉は目覚めたばかりだから我流なのは判るが、体捌きなど根底にあるものは隠し切れん」

 ……あぁ、何だかとっても重要な秘密が明かされたような気がするが、
俺を含めて筋肉にやられてそれどころじゃない。

「俺の師匠は……木連の優人部隊だった男だ」

「あぁ、あのひ弱部隊か(注3)

「だがそれが俺達に関係あるのか?」

「いや、無いな。
 もやしっ子など話題にする価値もない」

 ……そういった価値観しかないのか?(注4)

「だが、舞歌がお前の正体を知りたがっていたのでな。
 心配するな、舞歌には『立派な筋肉の持ち主』とだけ伝えておく!」

フロントダブルバイセップス!

 凄まじく爽やかな笑顔で上腕二等筋を強調する北斗。

「ちっ!」

 アキトは飛び上がり、上空で背面を向き下背部から上背部にかけてのシルエットのアピールをくりだす!

バックラットスプレッド!!

 大空をバックにしたアキトのアピールに怯むも、北斗の技は単発ではなかった!

サイドチェスト!!

「くぁっ」

ザザザザァァァァ……

 着地を失敗し、軽いうめきと共に立ち上がるアキト。
 しかし、その顔は歯を輝かせた笑顔のまま固まっていた。

「キツイ……なぁ、やっぱり」

 泣き言を言ってはいても、アキトの顔はやっぱり同盟の人間が見たら人格崩壊しそうな笑顔のままだった。

「泣き言を言うようでは一人前の兄貴は名乗れんぞ!?」

 北斗はアキトの呟きに活を入れる。
 この二人は……純粋に発表会を楽しんでいた。
 信じられないことだが、そこには外聞も常識も無く……ただ、暑苦しい空間が支配していた。
 あの舞踏会で見せた、誰もが息を呑む優雅な踊り手はココには欠片も居ない。

 これが……変態というものなのか?

 お互いに、ただ純粋に観客を求め、自分の肉体美をぶつけている。

「ぬかせ、笑いながら言うことか」

「それはお互い様だろうが」

「「なら……そろそろ本気で行くか?」」

 

   バッ!

 

 そして、二人は俺の認識可能領域から光の速さで飛び去っていく。
 良識を持つ俺にはもう、二人の発表を見ていることは出来なかった。

 

 そう、この二人が満足しない限りこのステージは終わらないだろう……。

 

 

 

 

 

 

 

 自分でも驚くほど身体が軽い。
 限界はとっくに超えている。
 乳酸も、無視できないほど貯まっている筈だが……。

 何故だ、身体の奥底からふつふつと異様な力が湧きあがってくる。
 そうだ、まだいける。
 もう直ぐ、何かが掴めそうだ。

 お互いに無駄な会話は無かった。
 只、視界に映るのはアイツだけ。
 今までの、一方的に見ているだけの観客ではない。
 俺の全身全霊を受け止め、更にこちらを楽しませてくれるだけの演技を見せてくれる最高の存在だ。

 

 なんて、晴れやかな気分だ……。

 

ダダダダッ!!

 先に動いたのは俺だった。
 汗の一滴ですらも見逃さんと目を見開いているアイツに対し、僧帽筋をアッピールする。
 アイツは俺の背部を見て耐え切り、そのまま腹直筋を前に押し出す。
 内腹斜筋が視界に入る……前に、大腿四等筋が現れた。
 フェイントに引っかかったことを理解する前に、身体は次のポーズを極めていた。
 俺の身体の脇から、大円筋がピクピクと震え。
 伸びきった、その上腕三等筋が汗を撒き散らすと、アイツは逆の腕側から前腕筋群を見せつけ……

バイン!

「あうっ!」

 身体が跳ねた……
 そのボリュームに見惚れている隙に。
 大胸筋のアッピールを魅せつける。

もっとも……。

「ぐあ……」

 前腕筋群を見せ付けられたとき、同時に三角筋に血管を浮かせておいたのだ。

 

 ドサッ!

 俺は数メートル汗を撒き散らし。
 アイツはその場に足をつく。

「終わったか!?」

「今ならやれる! いや、殺れる!!

 周りの連中が煩い……。
 とりあえず高杉にバックダブルバイセップスを繰り出すことで大人しくなったが。
 お互いの疲労は深い。
 本当ならここで俺達の発表会は終わる筈だ。

 そう、本当ならな……。

 ジャリ……

 お互いが……

ジャリ……
 
 示し合わせたように、仁王立ちになる。

「掴んだな」

「あぁ、お互いにな」

 俺とアイツの意味不明のまっするゲンドウ言動に、周囲の人間が動揺する気配が感じられる。
 ……観客の視線も、以前とは比べ物にならない位快感になっている。

 

「はあぁぁぁぁぁぁぁ……」

「ふうぅぅぅぅぅぅぅ……」

 

限界を超えた更にその向こう側に、俺達は辿り着いた。

 

「な、何だあれは?」

「二人の身体が……うっすらと光ってる!?」

 外野も五月蝿い。
 まぁ、超常現象に近いからな。
 俺とアイツの目が笑い、お互いに白い歯を見せ合う……。

「木連式肉体美 口伝『武濾手胤(プロテイン)』
 己の性癖の色を発現せし『兄気(アニキ)』を、その身に纏う時、
 その者は人の身にして、マ神(注5)の道を歩む。
 ……内面的な自己満足の類ではなく、実際に外面にも影響を及ぼす『兄気』を纏うわけだ。
 木連式肉体美に伝わる伝説の奥義。
 しかし、俺の魂の色が筋肉細胞のピンク色とは……皮肉が利いているな。
 お前はこの口伝を知っていたか?」

 恍惚とした表情で、自分の色艶の良い肌色に光る大胸筋を眺めるアイツに俺は尋ねる。
 口調は浮き立つ……それは仕方が無いだろう、二人同時にこの境地に辿り着けたのだから。

 幾ら脂肪を燃やそうとも、見せ付ける相手が居なければ虚しいだけだ。
 そう、もう俺はあの頃の孤独には耐えられないだろう。
 これ程の観客を得た以上……。

「いいや、さすがにこんな口伝まで教えてはくれなかった。
 多分、本人も知らなかっただろうし、何より彼はひ弱な体型だったから
 だが、何かを予感してはいた。
 身体の奥底から吹き上がる、漢力(おとこちから)に。」

 視線は俺の上腕二等筋から外さず、構えを戻しアニキアイツはそういう。
 先ほどのお互いの1ポーズは、無意識に発現した武濾手胤の『兄気』が、お互いの身体を守ったのだろう。
 もっとも、右脇腹にその『兄気』を纏った今の状態では……
 先ほどの事を再現すれば、とても漢泣きを我慢出来るとは思えんがな。

「この武濾手胤を発現した人物は、俺の知る限り200年前のとある特務機関の総帥だけだ。
 今も箱根の地下で眠っているらしいがな。
 それに木連式肉体美自体、地球の名前も失伝された健康法(注6)だ。
 その歴史の中においても、この境地に辿り着いた者は10人にも満たない。
 ……どうだ、伝説の1人になった気分は?」

「そりゃ、そもそもこの道に入る奴自体殆ど居ないから」

 背後から聞こえる高杉の呟きにはアブドミナル&サイで返答しておく。
 俺が爽やかに笑顔を浮かべると……。

「正直、そんなに大層な有難味は感じないな。
 今の俺にとっては筋肉こそが全てだからな。
 只一つ言える事は……俺をこの境地に立たせたのはお前だ」

「その通り。
 そして、俺をこの境地に連れてきたのは……お前だ」

 そして、お互い無言になる。
 俺一人では、この境地に辿り着けなかっただろう。
 アイツが相手だったからこそ……俺はこの境地に立つことが出来たのだ。
 だが、今までの乳酸が筋肉から消え去ったわけではない。

 次が、最後の一演技……。

 俺達は、最後のポージングに向けて血管を最大限に浮かび上がらせ、筋肉を振るわせる!

「はあぁぁぁぁぁぁ!」

「ふうぅぅぅぅぅぅ!」

 武濾手胤は性癖を力に変えるといわれる奥義!
 肉体に奉げる熱意が、筋肉の張りとなり、『兄気』となる!!
 それはつまり、愛と愛の戦い!!(注7)

 

 ゴオォォォォォ!!

 

 俺とアイツを中心に渦を巻くようにして、鮮烈な色の『兄気』が浮かび上がる!
 肉色の渦と、ピンク色の渦が出現し……

「ホゥアァァァァァ!」

「キョェエエェエェ!」

お互いに繰り出す最後の技は一つ!

 

「「モスト・マスキュラー!!」」(注8)

 

 そして肉色ピンク色の衝突。

 

カッ!

 

 俺達の力に耐えられなくなったのか、着陸して待機していた連絡船の下の地面が崩れ。

 

「「「「あ」」」」

 

 

 

 ……何故か爆発。

 

 

無論、全員、アフロだ。

 

「何でやねん……」

 誰が呟いた台詞だったかわからないが、まぁいい。
 ……相打ち、か。
 それが一番嬉しい結末かもしれん、な。
 今後もこの楽しみを味わえそうだ。

 

 不明瞭な意識に、俺の名前を呼びながら駆け寄ってくるアフ夜(注9)の気配を感じた……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*AN APOLOGY*
お  わ  び

 

当SS冒頭において、タイトルが大嘘であったことを此処にお詫び申し上げます。

 

 

 

 

 

 

では、改めて……

 

 

 

 

 

 

嫌動戦艦ナデシコ外伝・空飛ぶまっするナデシコ

愛・超北斗
〜究極無敵木連最強女〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

解説


(1)北斗は「健全な肉体に健全な精神(=北斗の人格)が宿る」と信じて疑わない。
 よって、自分を封じる時には肉体に暗示をかけると本気で思っている。
 代魔王、これでご理解頂けました?



(2)この時点では未覚醒。単に色眼鏡を通してみるとポーズと取れる



(3)秋山を除くと体格的にまっする北斗の評価に値する人間は居ない。



(4)ありません。



(5)「マッスルの神様」の略。



(6)体脂肪率が極端に少ない身体は医学的に見て不健康であるのは言うまでも無いが、
 彼らにとってそんなことはどうでもいい。



(7)相手への愛ではなく、己の筋肉への愛



(8)「最もマッシブ」の意であり、具体的な技名ではない。
 要するに自分が一番素薔薇しいと考えるポーズをこう呼ぶ。
 ちなみに創作ではなく実在する技名



(9)「アフロ零夜」の略。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<後書き>

 

 ……ネタの大元は某投稿CGにおける北斗/枝織の筋肉の付き方を見て、代魔王が

「これは設定に忠実だ。こんな腕でもドレス着てダンス踊ったんだい!」

と言い切ったからです。苦情は其方まで。

 

 

 私は逃げます。







注意

「嫌動戦艦ナデシコ」シリーズは、WRENCHさんの許可のもと作成されています。

 

 

 

代理人の感想

 

や〜。だって、ねぇ。

打撃系にしろ寝技系にしろ格闘技やってる人間(それも超一流)が

スレンダーだったりグラマーだったりするのはおかしいじゃないですか(笑)。

幾らスピードがあったって、幾ら技があったって、ウェイトが無ければ力負けするんですよ?

と、ゆー訳で。

アキトも北斗も細身よりもそれなりに筋肉がついてボリュームがあるほうがリアルである!

と断言しましょう。

もっとも、まっするにしろなどとはダレもゆーてませんが。