機動戦艦ナデシコIF




   〜 黒の涙 〜
      第二話:別れ




 ジャアアア……

 油の音が跳ね、香ばしい芳香が弾ける。

 今、さして広くないキッチンには菜箸片手の白いエプロンを付けたアキトが忙しそうに動き回っていた。

 時刻は間も無く夕食時。

 少年は穏やかな笑顔で家族の為に食事を用意していた。

「よっと。さ、後は運ぶだけ……。ルリちゃん、お腹空かせてるかな?」

 出来上がった料理の皿を持ってアキトはダイニングへと足を向けた。

 アキトとルリが出会って早数年。

 毎日の食事の支度は生活に不規則な両親ではなく、兄であるアキトが用意していた。

 元々幼い頃からコック志望の少年だったアキトはこの事を苦にも思わず、むしろ愛する

妹の為にも嬉々としてキッチンに立っていた。

 義務教育課程を修了して中学を卒業したアキトはそのまま調理師学校へと進学し、毎日

の食事はアキトの修行の成果の見せ場となっていた。

 出会った頃のルリは何処か冷めた感じだったが、今ではすっかり餌付け――もとい懐い

ており、アキトの料理を食べる事は彼女の至福の時間となっていた。

 アキトが料理の皿を持ってダイニングの扉を潜ると、そこでは既にルリが行儀よくテー

ブルに座って準備していた。

「はいルリちゃん、おまたせ」

 皿を並べて終えると自身もルリの正面の椅子に座り、料理時にはめていた鍋掴みにも似た大きな手袋を外した。

 その右手の甲には地球在住の一般人では珍しい、IFS処理を示す紋様が浮き上がっている。

「「いただきます」」

 そして今日も両親の居ない、二人だけの晩餐が始まった。





「アキトさん」

「なに、ルリちゃん」

 食事後。

 二人は並んで食事の後片付けをしていた。

 アキトが水洗いをして、その横でルリが洗い物を乾いた布巾で拭いて食器棚に戻していく。

 ルリがテンカワ家で暮らすようになってから、自発的に行ってきたアキトの手伝いだった。

「私、明日は休みなんです」

「そう言えば明日、親父達は昼から会議だっけ」

「はい。ですから私、明日は暇です」

「そっか……。じゃ、久しぶりにのんびりできるね」

「はい。それで……あの…………」

「どしたの、ルリちゃん?」

 少しの間、洗い物の音と布巾が皿を擦る音以外の音が止まる。

 アキトはルリの言葉を待ち、ルリは頬を赤らめて何かを言いかけたまま口を閉じる。

「あの、アキトさんは明日……暇ですか?」

「んーと、明日は確かサトウ達と出かける約束が……って、そういやあいつ昨日から熱出してたっけ?

 うん、多分何も無いと思うよ」

「でしたら……でしたら、明日は買い物に付き合ってくれませんか」

 それはデートのお誘い。ホシノルリ、一世一代の大勝負だった。





 女性の買い物は長い。

 男達の間で何世紀も前から受け継がれてきた言葉である。

 その事を今、テンカワアキトは身に染みて認識させられていた。

 普段は着る物にあまり頓着しないルリであったが、やはり綺麗な服を前にしては自身を

着飾ってみたくなったようだ。

 そしてアキトは今、試着室でルリが着替えているのを待っている。

 その一人残された背中には何処と無く哀愁が漂っているのは御愛嬌。

 カシャア、とカーテンが開いてルリの姿が現れる。

「どうでしょうか、アキトさん」

 柔らかな色使いの上着と可愛らしいフリルのついたスカート。

 それはルリの様子と相まって何処か妖精のようにも見せられた。

「うん、よく似合ってる。とっても可愛いよ、ルリちゃん」

 実はさっきから同じ感想しか口にはしていないが、それでも「可愛い」と言われて悪い

気はしないルリ。頬が自然と上気するのが自分でも分っていた。



「おいしかったですね」

「うん、そうだね。材料の関係もあるけど火星のお店じゃな中々ああはいかないよ」

 所変わって場所は商店街のメインストリート。

 二人は今しがた遅めの昼食を終えて店を出てきたところであった。

 アキトは左腕に数点の紙袋を下げており、その右腕にはルリが抱きつくようにして自分

の腕を絡ませている。

 いつの頃からか、ルリがアキトの隣を歩くときには腕を組んで歩くのが普通になっていた。

 最初の頃は恥ずかしがって拒否していたアキトだったが、我侭な「妹」の頼みとあって

しぶしぶと了解したのである。

 アキト本人としては、幼少期を孤独に過ごした妹からのささやかなスキンシップなの

だろうと考えている。真実はどうかは一人にしか分らないが。

 やがて二人は財布の中身も厳しくなったてきたので、ぶらりぶらりとウインドウショッ

ピングを続けながら何気ない会話を楽しんでいた。



「あ」

「どうしたの、ルリちゃん?」

 足をとめたルリに合わせて足を止めるアキト。そしてルリの目を辿っていくとそこには

小さなアクセサリー屋の露店が出ていた。

「ちょっと見ていこうか」 

「はい」

 その露店は小さいながらも、その品物の質と量はたいしたものがあった。

 小さな赤い石を嵌めこんだ銀のイヤリング、白い貝殻に磨かれた銀の鎖を通したペンダ

ント、紫色の薄い光沢を放つ石に絡みつくような花の彫刻を施したリング。

 全体的に見て銀細工が多いようにも見え、そのどれもが控えめな美しさを放っていた。

「お、兄ちゃん達はお目が高いね。こんな上物そうは拝めねぇぜ?」

 商品を並べた台の向かいに座る若い男が読んでいた雑誌から顔をあげ、ま気に入った物

があったら声をかけてくれよ、と声をかけると再び雑誌に視線を落とした。

「綺麗……」

「綺麗だね……」

 やがてルリがその中から、シンプルな青い石を台座につけただけのペンダントに目をとめる。

 それはアキトが8歳の誕生日に貰った物によく似ていた。

「あ、これ……」

「お。お嬢ちゃん、良い目してるねぇ。そいつは特に手の込んだ奴さね。どうだ?買ってくかい?」

 手にとって良く見てみると、青い石を固定する台座には二本の百合が絡み合う精緻な細

工が施されていた。

「ちょっとつけて見る?」

 そう言うとアキトはルリの手からペンダントを取り、ルリの首に手を回した。

(あ……)

 一瞬ルリはアキトに前から抱きすくめられる形になり、ルリの頬に軽く紅がさした。

 ……狙ったか?

「うん、よく似合ってる。綺麗だよ」

 ルリにペンダントをつけ終えたアキトは1歩下がり、満面の笑みで頷く。

「やっぱりルリちゃんはごちゃごちゃしたものより、こういったシンプルな物の方が良く似合うよね」

 アキトの言葉は世辞ではない。世辞を言えるほど器用ではないのだ。

「ルリちゃん、それ、気に入った?」

「はい……」

「そ。じゃあ、プレゼントして上げるよ」

「え」

「おじさーん。これいくら?」

 ルリが赤くなっている隙にアキトはさっさと代金を払ってしまい、ルリにとって初めて

誕生日等のイベントではない、純粋なアキトからの「プレゼント」が胸元に残った。

「さ、行こう」

 そう言ってルリの手をとって歩き出すアキト。

 それに引っ張られるようにしてルリも歩き出した。

「あの、アキトさん……その……ありがとうございまいた」

 アキトの腕に掴ったルリは、彼女にしては珍しく幸せそうに微笑んでいた。





「あら、アキト先輩じゃないですか」

 と、不意に後ろから声をかけられる。

 アキトが振り向いて見れば、そこには調理学校で知り合った友人の一人が小さな紙袋を抱えていた。

 アキトと一緒に振り向いたルリの顔から笑みがなくなるが、それに気づかずにアキト達は会話を始めた。

「カスミちゃんじゃないか……どうしたんだ、こんなところで?」

「ん、ちょっと本屋です。先生の著作が出たって聞きましたから」

「あ、そう言えばそんな時期だっけ」

「そうですよ。先輩はどっちかと言えば中華が主だからあまり関係ないかもしれません

が、あたしとかサトウ先輩は洋風アレンジだから結構参考になるんです」

「そっか。でも俺も今度買っとこうかな。何かの参考になるかもしれないし」

「あ、そうですね。何でしたら貸して上げましょうか?どうせ明日までには一通り目を通

せると思いますし」

「じゃあそれなら今度――「アキトさん」

 なにやら良い雰囲気で談笑する二人を、やや拗ねた感じのルリの声が遮った。

「アキトさん、誰ですか。この女の人」

 声には棘があり、本人の不機嫌さをありありと示していた。

「この娘は俺と同じ調理師学校に通ってる一年後輩のオリハタカスミちゃんだよ、ルリちゃん」

「ルリちゃん……?あ、じゃあこの子がアキト先輩の言ってたあの妹さんですか?

きゃ〜、本当に凄く可愛らしいですね〜」

「あ、うん。この子が俺の妹のルリちゃんだよ」

「あちゃ〜。もしかして私、お邪魔でしたか?

 すいません、大切なデートの時間を邪魔しちゃって」

「え、いや、別に俺とルリちゃんはそんなんじゃ……」

「じゃ先輩、また今度〜♪」

「あ、ちょっとカスミちゃん?カスミちゃ〜ん!?」

 必死に誤解(とも言い切れない)を解こうとするアキトと完全に拗ねきったルリを尻目

に、件の後輩はあっと言う間に人ごみに紛れて見えなくなってしまった。

「は〜……、参ったな。後で何言いふらされるか……」

 両手が塞がっていなかったら頭を掻き毟りたい、とアキトは心の中でぼやいて溜息をついた。

 ぐい。

 顔を伏せたままのルリが急にアキトの腕を抱えたまま歩き出した。当然腕を抱えられて

いるアキトは引っ張られる形になる。

「え!?ちょっとルリちゃ、うわぁぁ!?」

 ぐいぐい

 アキトの制止の声も聞かず、早足でアキトを引っ張るルリ。

「引っ張らな……うわ!ルリちゃんもしかして機嫌悪いの!?」

 ぐいぐいぐいぐい

「ちょっと、ルリちゃ〜ん(泣)」





 暫くして、アキトの「そうだ、また買い物来ようね」の一言にあっさり機嫌を直したル

リ(おそらくは確信犯だろう)はアキトと一緒に研究施設の方まで帰ってきていた。

 そのまま自宅へと行っても良かったのだが、

「もうすぐこっちに帰ってくるはずだから、今日は久しぶりに皆で食事にしよう」

 と言うアキトの意見によって研究施設まで両親を出迎えに来ているのだ。

「今日はありがとうございました」

「いえいえ、どういたしまして」

「今日、凄く楽しかったです」

「うん、俺も凄く楽しかったよ。また行こうね」

 と、二人はまんまデート帰りのバカップルのような会話をしながら研究施設まで続くメ

インストリートを並んで歩いていた。

 そんな二人の頭上を、遠く爆音を響かせながらヘリコプターが追い越していく。ヘリの

横腹にはネルガルのロゴが大きくペイントされている。

「あ、親父たちだ」

「丁度良いタイミングでしたね」

 やがてヘリは正面に見える研究施設の隅、ヘリポートへと降りていくが二人からは手前

の研究棟が邪魔で途中で見えなくなった。

 ドオォォォン!

 二人の視界からヘリが消えて数秒後、突如何の前触れもなく研究施設の一部が轟音と供

に吹き飛んだ。

 ド、ドオォォォン!

 続いてあちこちから轟音が響き、瞬く間に研究施設全域が火の手に覆われ始めた。

「親父!母さん!」

 最初何が起こったか理解しきれなかったアキトだったが、脳が事態を理解した所で急に

叫び声を上げて目の前の研究施設へと走り出した。

 自分たちの両親はたった今、この研究施設へと帰ってきたばかりなのだ。

「アキトさん!待ってください!」

 一人取り残されたルリも、すぐさまアキトを追って走り出した。

 程なくしてルリはアキトに追いついた。

 アキトは目の前の道を塞ぐ轟々と燃え盛る炎――それはまさしく炎の壁と呼んでも構わ

ないだろう――に呆然と立ち尽くしていた。

 かつては正面ゲートだった場所は、今やそのゲートは粉々に砕け散り、開かされたゲー

トには炎の衛兵が立ちふさがっている。

 どう考えても施設内の人間は全滅か、又はそれに近い状態だろう。データだって記録媒

体が燃えてしまえば完全に消えてしまう。

 呆然とするアキトにルリは自身もまた頭が動転しているのか何と声をかければ良いか分

らず、ただ立ち竦むばかりだった。

「テンカワアキト……そしてホシノルリだな……」

 炎の向かいから聞こえてくる声。その声を聞いたルリは生理的嫌悪感に身を振るわせた。

「誰だ!」

 その声から何かを感じ取ったか、アキトが姿の見えない声の主に警戒するように見を硬くする。

 やがて炎の密度がやや薄いと思われる場所から、時代錯誤な編み笠を被った一人の男が姿を現した。

「我が名は北辰……汝らを迎えにきた……。喜ぶが良い、我等が偉大なる未来の礎と成れ

るのだからな……。フ、ファハハハハ……」

 ニィッと口を吊り上げ、片方の目を見開いて笑う男に炎の前にいるのに寒気を感じるアキトとルリ。

 既にアキトには両親の心配をしている余裕はまるで無かった。

 編み笠を被り、目の前で不気味に笑う男。

 その男から感じる気も狂わんばかりの異様さがアキトからそれを奪っていた。

 アキトは無我夢中で、常時尻ポケットの中に突っ込んであった掌に納まるサイズのハン

ドテイザーの銃口を北辰へと向けた。

「ルリちゃん、逃げろ!」

 後ろで身体を振るわせるルリにそう叫ぶ。

「え……で、でもアキトさ――」

「いいから逃げろ!逃げるんだ!何だか分んないけど、あいつは危ない!」

「一人でなんて嫌です!アキトさんも一緒に――」

「俺は大丈夫だ、すぐに後を追う!だから早く逃げて、ルリちゃん!」

 そう言ってルリの胸をテイザーを持つのとは逆の手で強く押す。後ろ向きに突き飛ばさ

れたルリは尻餅を付きそうになるも、なんとか体制を整えて来た道を再び駆け戻っていった。

「美しき家族愛かな……偽りの家族の為にその身を盾とするか……だが時は遅し。汝らが命、

既に我が手中にあり」

 そう言ってもの凄い速さでアキトとの距離を詰める男。

「っく!」

 アキトは慌てて正面から迫りくる恐怖に向けてトリガーを引き絞る。

 パシュ――カキィン!

「な!?」

 銃口から圧縮空気により撃ち出された、本物の銃に比べれば呆れるほどに初速の遅い大

振りなスタンブリッドを、男はボロ布のように端の焦げた外套から繰り出した腕に握った

短刀で、軽く弾き落とした。

 アキトの顔が驚愕に歪む。もう男との距離は僅かも無かった。

「未熟なり、テンカワアキト」

 ドバン!

 男の繰り出した掌底がアキトの腹にめり込み、アキトが身体を大きく「く」の字に折り曲げる。

 アキトは急速にブラックアウトする意識の中、最後の力を振り絞って銃口を目標に押し
付け、テイザーの引き金を引き、完全に意識を失った。

「ぬう……」

 アキトが意識を失うと同時に僅かに顔を顰める男。アキトが最後に放ったスタンブリッ

ドは、そのままアキト自身の太股に突き刺さり――結果、掌底を打ち込んだ腹を通して男

を僅かに感電させたのだ。

 男はだがすぐにアキトの身体を担ぎ上げ、視界から消えたルリを追わんがために駆け出そうと――

 ヂュン、ヂュイン、ヂュイィィィン!

 駆け出そうとして、足元を跳ねる銃弾に大きく後ろに跳び退る。

「いたぞ!こっちだ!」

「アキトさん!」

 銃声の後には、声を大にして叫ぶ男の声と、悲痛なまでのルリの悲鳴が聞こえた。

 男は銃を構えた数人の男達と共に駆けてくるルリの姿を認め、愉快そうに身を震わせた。

「ククククク、素晴らしき悪運なり、テンカワアキト。汝の捨て身が無ければどうなって

いたのだろうな……フ、ファハハハハ……」

 男は低く笑いながら踵を返し、そのまま姿を表した時と同じように炎の密度の薄い場所

へと飛び込んでいき、やがてその姿は完全に炎の中に消えた。





 数十秒後、ネルガルシークレットサービスと共に駆けつけたルリが見つけたのは、自分

が逃げる時にアキトが構えていたハンドテイザー一丁だけだった。

 いまだ周囲の警戒を続けるSSの傍らで、ルリは今日アキトにプレゼントしてもらった

ばかりのペンダントを握り締め、静かにその頬を濡らしていた。





 カッ!

 暗い部屋に、鉄格子の向こうから白い蛍光灯の光が射し込まれる。

 その光に、部屋に押し込まれた暗闇に目の慣れてしまった人々は皆一様に眩しそうに目を細めた。

「いやぁ皆さん、始めまして」

 鉄格子の向こうに立った男が、人をくった調子で部屋に押し込まれた人々に挨拶をする。

「突然ですが皆さんに大変感謝しております。

 何せ我々、木星圏ガニメデ・カリスト・エウロパ及び他衛星小惑星国家間反地球共同連

合体の栄光の未来の為の、栄誉ある研究の礎として、これから皆さんには数々の実験に協

力して貰うのですから」

 白衣を着た研究員らしき男は、何処か人を小馬鹿にしたような調子で話を続ける。

「あ、もうし遅れました。私、ヤマサキヨシオと申します。以後よろしく」

 そう言って人々を見る目は、間違いなくヒトを見る目ではなく、モルモットを見る目だった。

「それでは皆さん、楽しい研究の始まり始まり〜♪」

 そう言って楽しそうに笑う男を、部屋に押し込まれた一人――胸元に青い石のペンダン

トを付けた赤い瞳の青年が暗い目で見つめていた。





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  □■□ス○イヤーズ的な後書き□■□



ルリ:今回は前半ほのぼのしてますね。アキトさんとデートもしてますし♪
カラス:そーだねー。でも今後暫くは暗いの続くと思うよー。
ルリ:いきなり攫われちゃいましたね、アキトさん……。この辺が劇場版とのミックスですか?
カラス:うん。TV版ナデシコに劇場版のダークアキト。でも逆行ってわけじゃ無い、と。
ルリ:なんか変な事に拘ってますね。ところでこれから私達ってどうなるんですか?
カラス:あー、君はこの後TV版とほとんど同じ。
    ただ親に金塊で売られずに自分の意思でスカウトを受けるってだけ。
ルリ:じゃあ、アキトさんは?
カラス:ちょいと耳貸し……(ごにょごにょごにょ)。
ルリ:……王道と言えば王道ですが……その場合、私の立場って!?
カラス:取りあえず、ハーリー並?
ルリ:(ひくっ)さ、最終的には私が結ばれるんですよね?
カラス:さあ?もし途中で修正きかなくなったらその時点で○○ちゃんに切り替える予定だし。
ルリ:(プチ)落ちろ!(ゴガス!!)
カラス:ぐふぅ…………。(某愛の勇者ラ○エルのよーに自らの血の池に浮かぶカラス)
ルリ:ふぅ……敵対勢力の沈黙を確認。これより帰還します(何処に?)。

静かに舞台袖に消えるルリ。彼女の手には血糊の着いた「一発入魂!」と彫られた木刀が握られていたとか居ないとか……


テイザー(電気銃):護身用の銃で、「へ」の時に折れ曲がっている。圧縮された空気圧を使って小型のスタンブリッド(超小型のスタンガン)を射出する。
          先端の電極を突き刺し、瞬間的に身体を麻痺させるだけの電圧を対象に流し込む。小型化されているので、バッテリーは一瞬しかもたない。
         (※判る人には判る説明1:フルメタでカナメがぶっ放した奴の小さい物)
         (※判る人には判る説明2:ロスユニで出てくるパラライズ・ガンの小さい物)



代理人の感想

ハーリー並かい(爆笑)。

 

ま、それはこっちにおいといて。(よいしょっと)

 

さすがにルリをヤマサキの実験台にする事はなかったんですね〜(爆)。

ただ、さらわれたのがアキト本人だけだと「愛する姫を取り戻す為に戦う黒の王子」という

劇場版の重要な要素の一つが失われる事になるんですが、そこらへんはどうなるんでしょうか。

(アキトが戦うのは復讐と同時にユリカを救い出す為であって、

 ユリカを助ける必要がなかったなら彼は「王子」じゃなくて単なる「復讐者」なんですね〜)