「がい、キタイノ カイシュウ オワッタッテ」

これはまだ、大戦中に

「おおっ!そ、、、それじゃあ!!」

起こった出来事であった

「そう!ついに完成したのよ!!このプロジェクトが!!!」

「すごいっす!師匠!!」

「でも、私が許可しないと使ったら、ダメだからね!」

「はい、分かりました師匠!!」

あるオタク少女と、不死身の肉体を持つ男と、

ある意味、、逝っちゃっているAIのお話である

 

 

 

AESTI戦士巌牙

 

 

 

「敵無人兵器群、新たに登場!数3千!!」

「イズミ機及びアカツキ機、被弾の為帰還します」

「再出撃までどの位かかりますか!」

『ダメだ!あの状況じゃ一時間ぐらいかかっちまう!!』

ナデシコは現在、月軌道上にて木連側の無人兵器群との戦闘の真っ只中だった。

しかも運が悪い事に、ブローディアはOH中であり、最大の戦力は出撃できない状況だった。

「リョーコ機とアリサ機にブローディアは!」

『すみません!あと2時間ほどかかります!!』

おまけに、チューリップを落とす為に、リョーコ、アリサはフルバーストを使用し、戦線を離脱していた。

「チューリップから多数の無人艦隊の出現を確認!このままでは戦線を維持できません!!」

「グラビティーブラスト、拡散モードで発射!!」

たった一隻の戦艦で10個のチューリップから湧き出してくる無人兵器群を、

5時間以上の戦闘でしのぎ、4つのチューリップを落としているのは賞賛に値するだろう。

「くそー!!機体さえあれば!!」

「落ち着きなさいリョーコ!」

全機フルバーストを使用すれば、ある程度簡単に倒せるが、後方に優華部隊がいる以上そうもできないので

ナデシコ陣営はかなり苦戦していた。

「このままじゃマズイ、、、よ〜〜し!!ガイ!!」

その時、ラピスがイスに、仁王立ちし、腰に手を当てながらガイを呼び出した。

 

 

「また、何か企んでいるんですか、ラピス、、、」

 

 

『はい師匠、何ですか!』

「『アレ』を使うわよ!!ブロス、スタンバイしておいて!!」

『分かったよ、ラピ姉』

『分かりました、師匠!!いっくぜオモイカネ!!』

『ウン、ワカッタ!』

 

「プロジェクトG・F・D!」

 

声高らかに、右の拳を握り閉め、

 

「発動、承認!!!」

 

前方に突き出すラピス。

 

『『オオーーーー!!』』

 

そして雄たけびを上げる、ガイとオモイカネ。

「オモイカネ!!」

『ウン、ワカッテル!』

敵チューリップ群に突進していくガンガー。

『ヤマダさん、危ない!!』

『無理をするな!!』

イツキとアカツキの止める声も聞かず、中心部へと突き進む。

その時、バッタの群れが、ガンガーに襲い掛かる!

『ヤマダく〜〜〜ん!!』

ヒカルの叫び声が響き渡る中、それは起こった!!

「『コマンドインストール!!』」

二人(?)の声にあわせ、はじけ飛ぶ腕部装甲に脚部装甲。

そしてその下から見せるのは、特殊鋼製のローラータービン!

 

「『疾風!三連撃!!』」

 

タービンの回転による遠心力を乗せた回し蹴りと拳が炸裂し、飛び散るバッタたち!!

そして敵陣中央部にたどり着く!

 

 

「な、、、なんですか、、、あれは、、、」

「いや、、、『GEAR戦士電童』って、、、やつなんだ、あれ、、、」

「ふ〜〜〜、またなんですね、、、」

ウリバタケの言葉にあきれるルリ。

「ああ、俺もラピスちゃんから、設計図と部品をもらった時は驚いたぜ、、、」

 

 

「やるぜ、オモイカネ!!」

『ウン、ヤロウ!!』

唸りを上げ、回転するタービン。

「『うおおおおお〜〜〜〜!!!』」

 

 

「で、、、あれで平気なんですね、、、」

「ああ、全部倒せると思うぜ、、、あれで」

 

 

「『閃光!!雷刃撃!!!』」

ガンガーから飛び出す、マイクロブラックホールで出来た、無数の黒き刃!

それらは無人兵器群を切り裂き、チューリップを貫く!!

そのたった一度の「攻撃」で、敵無人兵器及びチューリップは全滅した。

 

 

「だから言っただろ、大丈夫だって」

「な!どうしてあんな高出力攻撃ができるんですか!!フレームが持たないはずです!!!」

「ああ。それは、ラピスちゃんが持ってきた合金で、クリアできたんだ。

たしか『ガン○ニ○ム合金』だとか言ってたな、、、」

、、、いや、そりゃ、、、ブローディアは、それを使ったやつに似てるけどさ、、、

「でも、あんな高エネルギーを使えば伝達回路だって!!」

「それがよ、、、すげえ、革命的な物質を持ってきてよ、、、それで簡単に解決さ、、、」

「な、、、なんです、、、それ?」

「緑色した液体でよ、エネルギー伝達と情報伝達を同時に行えるんだ、これが、、、

名前は『Gリ○ッド』だってよ、、、」

「む、、、むちゃくちゃ、、、ですね、、、」

どうやらそのうち、『GS○イド』でも積んで遊ぶようだ、ラピスは、、、

 

 

「やったな、オモイカネ」

『ウン、ヤッタネ!』

すべての敵を倒し、安堵する二人。

だが、、、

 

 

『ダリア及び優華部隊、急速接近中!』

敵の接近を伝える、ダッシュのウインドウ

、、、君、まさか、、、『メテオ』役かい?

「なんだって、北斗が!!くっそ〜〜〜!ガイ!早く逃げろ!!まだブローディアは出せないのか!!」

自分が戦えないことに、いらだつアキト。

「アキト!格納庫のファイターに乗って!!ブロスがスタンバイしているから!!」

真剣な顔で、言うラピス。

「でも、ラピス!戦闘機じゃあ!!!」

「私を信じて!アキト!!」

「、、、わかった!!」

ラピスの真剣さに何かある、と思ったアキトは彼女を信じて、格納庫へと駆け出した。

「ガイ、今から『ファイター』がいくからね!!」

しかし、次の瞬間には、何かを企む顔になっていた。

『!!了解です、師匠!!それまでしのいで見ます!』

「そんな!あなたでは無理です!!ヤマダさん、戻ってきて下さい!!」

ラピスとガイのやり取りを聞いたルリが叫ぶ。

『へっ!俺たちを甘く見るなよ!!』

『るり、ボクタチを シンジテ!!』

その言葉に何も言えなくなるルリ

まあ、その心の中では、

「あなた達だから、信じられないんです!」

と叫んでいた。

まあ、そうかもしんないな、、、

『クルヨ がい!!』

『おおう!』

ガキュ〜〜〜ン!

ダリアの体当たりを受け止めるガンガー。

『やるではないか、ガンガーのパイロットよ』

そして、ダリアからウインドウ通信が開かれる。

「な、、、なん、、、ですか、、、あれは、、、」

そこに写る人物を見て、あきれるルリ。

その人物は、着物らしき服を着て、鉄仮面を被っていた。

「、、、敵の『アルテア』ってやつのコスプレみてえだな、、、」

ぼそりとつぶやくウリバタケ。そう、北斗がコスプレをしていたのだった!

、、、って、良いのかよ、そんな風に遊んでて、、、

『ふっ、来るが良い、ガンガーよ!』

その声と同時に、はじけ飛ぶ腕部装甲と脚部装甲

その下からはガンガーと同じローラータービンが現れる。

「だれが用意したんですか、、、あれを、、、」

「、、、決まってるんじゃねえか、、、」

「、、、ですね、、、」

、、、もう、戦争を遊びにしているね、彼らは、、、

『うっせ〜!行くぞオモイカネ!!』

『ウン!!』

『『爆砕!重落下!!』』

飛び上がり、ダリアめがけて膝蹴りを浴びせるガンガー。

だが、いとも簡単に受け止めるダリア。

『ふっ、こんなものか』

『なんのまだまだ!!』

さまざまな技を繰り出す、ガンガー

しかしそれを流し、時には返すダリア

 

 

「い、、、意外ですね、、、ヤマダさんが、、、」

「ああ、、、北斗とあそこまで戦えるとは、、、」

意外な事態に驚いているアリサとリョーコ

まあ、そうだろうな、、、

 

 

激しい攻防が続く中、ガイの息が上がり始める

『くっ、全然聞いてねえ!!』

『がい、ソロソロ、ゲンカイダヨ!!』

 

 

『発進するよ、ラピ姉』

「急いで、ブロス!!」

『了解!ブラストオフ!!』

『ガイ!無事でいろよ!!』

 

 

『ふっ、そろそろ終いにしてやろう、、、

四陣ドライブインストール!』

ダリアの左腕に現れる四陣!

そしてそれを高々と掲げ振り回す、ダリア。

『宇宙の塵となりて消えよ、ガンガー!』

 

 

「ごらんください!今まさに『ガンガー』のピンチです!!]

いや、、、ラピス、、、圭介さんの真似は良いからさ、、、

 

 

『食らえガンガー!』

ダリアが、技を放とうとした瞬間、奇跡は起こった!!

 

『北斗ーーーーーーー!!!!』

 

ダダダダダダダダダッ!!!

『くっ!その声は、、、まさかアキト、、、ぐっぅ、、、頭が、、、』

アキトの乗った『赤い戦闘機』から放たれた銃火が二機の間を突き抜ける。

にしても北斗、、、そこまでマネしなくてもさあ、、、

しかし、ラピス、、、わざわざアキトを乗せたのは、『某副指令』の役をやらせる為かい?

『二人ともお待たせ〜〜〜!』

『ぶろす!!』

「待ってたぜ!」

『それじゃ、いっくよ〜〜〜!

『ハイパー ガンガー デンチ』

シューーート!!!』

戦闘機から放たれる、『バッテリーパック』

ガンガーの背面から排出されたパックと入れ違いに収納される。

 

 

「なんですか、、、、あれは、、、」

「ああ、『高出力バッテリーパック』だよ。ラピスちゃんが持ってきたんだけどな、、、」

「じゃなくて!あの形は!!」

「まあ、『乾電池』だな、、、」

いや、、、そこまで再現しなくても、、、

 

 

ちなみに優華部隊は、、、

「ふふふふふ、万葉ちゃん、、、何かなそのかつらは、、、」

ギリギリギリ!!

『そう言うお前こそ、同じ物をつけているではないか、、、」

ギギギギギ!!

ヒカルと万葉が『栗色の髪のかつら』を被って、力比べをしていた。

他の面々は、二人のあまりな殺気に怯えて、遠巻きに見ているだけだった。

どっちが、、、ガイのヒロインになるのだろうか?

 

 

「おっしゃ〜〜!いっぜ〜〜〜!!」

『オオウ!』

「『ディアドライブ!インストール!!』」

右足に現れるサークルカッター

「あううう、、、なんであたしが、、、」

そこにはディアの顔が、、、

『ふん、返り討ちにしてくれようぞ!』

そして再び、四陣を振り回すダリア。

 

「何ですって!光物質変換ですって!!そ、、、そんな!!!」

「イネスさん、、、いつのまに、、、それよりもディア、あなた何を、、、」

『言わないでルリ姉(涙)』

あわれデータウェポンとなってしまったディア。

かわいそうに、、、

 

 

「『ディアサークル!ファイナルアタック!!』」

 

『四陣ウィップ!ファイナルアタック!!』

 

 

 

ドギャアアアアアーーーーン!!!

双方から発射された高エネルギー波が、二機の中間でぶつかり合い消滅する。

しかし、その爆炎の中を突っ切りながら急接近してくるダリア。

『あまいな、ガンガーよ!』

「ちっ、ブロス!!」

『ツギヲーーーー!』

『OK!シュート!!』

再び背面へと飛ぶバッテリーパック!

そして、ダリアがたどり着く前に交換が無事終わる

「おっしゃ〜〜〜!」

『がい、イクヨ!!』

「『ディア・サークル!ファイナルアタック!!』」

『なにっ!』

どうにか、紙一重でファイナルアタックを避けるダリア。

『くっ、覚えておれ、ガンガー!』

引き時と考えたのかそう言うと、優華部隊と帰還していった。

ただし、、、口調はもの凄く、芝居がかっていたが、、、

、、、命かけて遊ぶなよ、、、

まあ、かくしてナデシコの危機は去った。

『オタク』の力によって、、、

 

 

「さ〜〜てっと、今度は何でやろうかな〜〜〜!

ガイ、今度は私に付き合ってよね!!」

「もちろんです!地獄だろうとお付き合いいたします師匠!!」

、、、アキト、、、どうにかしろよ、、、

 

 

 


「バイバイ、デンドウデンチ、シュート!」

私も気に入りました根谷さん(笑)

のっけから壊れているkitaです(爆)わからない人はCDドラマ第三巻を聞こう!

え〜、今回は「GEAR戦士電童」で遊んでみました!

しかし、、良いのかな、こんなものばっかり書いてて(汗)

ちなみに、ガイ=銀河、オモイカネ=北斗、ブロス=吉良国、北斗=アルテア

ヒカル&万葉=ユキ、が進んでやっている役です(笑)

あとは嫌がりながら、ディア=レオサークルで、知らずにやっているのがアキト=ベガと、なっています。

ちなみにラピスは一応圭介さん(笑)つまりアキトと夫婦役(爆)

 

巌牙(ガンガー)

内部フレームを『ガ○ダニウ○合金製』に、コンピューターにオモイカネのバックアップを受け、

エネルギー伝達及び情報伝達回路を特殊液体『Gリキ○ド』にした、カスタムエステ。

エネルギー供給には、重力波による供給の他に、『ハイパーガンガーデンチ』により、

ブローディアやダリアクラスの高エネルギーを得る事が可能となっている。

なお、この機体は100%、ラピスの私費により作られた機体で(つまり、完全に趣味で作った)

本来のガンガーはキチンと残っている。

外観的にはローラータービン以外はガンガーと同じである。

ちなみに、ダリアはこの為だけに、手足を取り替えただけ(笑)

 

 

 

追伸、別にオモイカネが、発進管制のオペレーターとくっついたり(笑)、アキトがヘッポコになったりはしませんよ(爆)

 

 

 

代理人の感想

 

う〜む、エリスがいない・・・・・はこっちへ置いといて(笑)、

オリジナルの「Gリ○ッド」は情報伝達はしてなかったと思いますが。

「Gリ○ッドが○者たちの血液ならG○ァイバーは言わば神経」みたいなセリフがあったでしょう?

情報伝達系は別にあるんですよ。

しかし毎度ながら壊れていてよろしいですな〜。

SSBBSでも現在大ブレイク中のkitaさんに応援よろしく!

・・・・ブレイクじゃなくてクラッシュかもしれませんが(爆)

 

で、最後に気になったことを一つ。

 

 

>別にオモイカネが、発進管制のオペレーターとくっついたり(笑)、アキトがヘッポコになったりはしませんよ(爆)

 

嘘だ(笑)! 絶対嘘だっ(笑)!