あなたと永遠に

 

 

 

「いい風だな、、、」

「そうだな、、、」

木陰で休む男女の影

樹の根元に座り、背を樹に預け、目の前に広がる草原から吹く風を感じる二人。

「こんなに、平和な時間を過ごせるとはな」

「それはお前が、、、がんばったからだろ?」

男の手に自分の手を重ね、優しく包み込みながら言う女。

その目は男の顔をやさしく見つめている。

「そ、、、そうかな?」

照れくさそうに、空いている手で頬を掻きながら言う男

「そうさ、、、お前のおかげで、俺だって、、、こんな気持ちになれているんだぞ」

そう言うと男の腕を抱きしめ、肩に頭を乗せ、甘える。

「え、、おい、、、」

「良いだろ、、、別に、、、」

「う、、、うん。まあな」

「じゃあ、このままで、、、」

「ああ、、、」

お互いに顔を朱色に染めながらも、満更ではない様子で甘え合う。

そのまま、やさしく頬をなでる風と、柔らかい陽の日差しを感じながら安らぐ二人。

「まあ、確かにがんばった、、、よな、俺」

しばらくの後、独り言のようにつぶやく男。

「ああ、、、」

それに対して、口調はぶっきらぼうだが、やさしく返事をする女性。

「この時代に飛んできてから、ずっと、、、」

遠くを見つめ、今までの事を思い出す。

「今まで、、、色々な事が、、、あった。

以前は会わなかった人たちと会ったり、、、

起こらなかった事件に遭遇したり、、、

そして、何よりも、、、」

「俺に会った、、、か?」

「ああ、以前は会わなかったが、今回は出会った。

運命だったのかもしれない、、、

強大になりすぎた、俺の力、、、

それを、抑えるために『歴史』が生み出した、、、抑止力、、、」

一陣の風が流れる。

その風が吹き止んだ時、女性が口を開いた。

「それでも、、、俺はお前に出会えて良かったぞ」

「、、、」

「お前が、、、いたおかげで、俺は生きていられた、、、

たとえ、それが、、、『歴史』と呼ばれるものの、修正力だとしても、、、

お前のおかげで、俺は生きていられた、、、

お前のおかげで、狂気から開放された、、、

お前のおかげで、『仲間』と呼ばれるものを手に入れられた、、、

お前のおかげで、、、その、、、『恋』を知る事ができた」

頬を赤く染めながらも続きを話す。

「そして、お前のおかげで、『アイツ』を分かる事ができ、

『アイツ』を認める事ができた、、、

俺を変えることができたのは、お前がいたからなんだぞ」

自らの想いを口にする。

今まで、心の中で想っていた事、、、彼への感謝の想い。

そして、、、

彼への、、、彼女の想い。

「ありがとう、、、」

「うん、、、」

彼の言葉を聞き、抱きしめている、彼の腕を、今まで以上に抱きしめる。

「でも、、、」

「なんだ?」

「いや、、ずいぶんと変わったな、、と思ってさ」

「ば、、、ばか!」

笑みを浮かべながら言った彼の言葉に、真っ赤になる

「お前の、、、せいだぞ!」

そう言うと、てれた顔を見せたくないのか、下を向く彼女。

「わかっていますよ、可愛い奥さん」

そう言って、彼女の額に口付けをする。

「も、、もう!!」

そう言いながら、彼の肩に頭を乗せる。

風と、大地の息吹が二人を見守る、安らかな時間

戦士達に訪れた、安息の時

穏やかに、、、穏やかに流れていく、、、

 

 

 

「もうすぐ日が沈む。帰らないか?」

「ん、、、もう少し、、、居させてくれ」

彼女の体を気にして、声をかける彼。

しかし、彼女は赤く染まった空と、夕日を眺めて動かなかった。

「夕日、、、綺麗だな、、、」

「、、、ああ」

「俺は、、、地球に来て、初めて『夕日』を見た。

その時は、、、柄にも無く感動した。

日が沈み切るまで、ずっと見ていた、、、

珍しく『アイツ』も、『綺麗だね〜』と言って黙っていた、、、

それまではそんな事、思ったこともなかった、、、

でも今は、この夕日の美しさの意味が良く分かる。

『昼と夜の一瞬のすきま』

儚いから、きれいだと感じる、、、

限りあるからこそ、美しいのだな」

そう言って、夕日を見つめる彼女の顔に、夕日があたり赤く染める。

「そうだな、俺もそう思う。限りあるものは、美しいんだろうな、何でも。

さあ、もう夕日も沈む。帰ろうぜ」

「ああ、分かった」

夕日も沈み、あたりが急速に暗くなる。

月と星の明りの元、二人は立ち上がり歩き出す。

彼女の体を気遣いながら歩いていく。

その時彼女が遠慮しながら、彼に尋ねた。

「あ、、、あの、、、」

「なんだい?」

「名前、、、なんだが、、、」

「ああ?」

「『枝織』、、、じゃダメか?」

膨らんだ腹部をさすりながら言う彼女。

「良いよ、『枝織』で」

やさしい笑みを浮かべながら言う彼。

「本当か!!」

「もちろんさ。俺と、お前と、『枝織』で幸せな家庭を作ろうな、北斗」

「ああ、、、もちろんだとも、アキト」

寄り添いながら、歩いていく二人。

羅刹と鬼神であった日々は終わり、誰にも邪魔をされず、幸せな生活を送る二人。

いつまでも、いつまでも、、、

 

 

『しょうがないな〜、子供として愛してくれるんなら、許してあげる、アー君に北ちゃん!』

 

 

 

 


こっぱずかしい〜〜〜

どうもkitaです。

いや、自分で書いてなんだけど、恥ずかしいですね、こういうのは(笑)

でも、これがNATTO首魁の使命!!

北ちゃんのために、今後も私は書きます!!!

それではまた!!

 

 

P・S 『真紅の羅刹』な方々、爆弾メールなどの危険物は送らないでくださいね(笑)

 

 

 

 

 

管理人の感想

 

kitaさんからの投稿です!!

・・・首魁だったんですか?(笑)

トップが多いからな〜、あの組織(苦笑)

しかし・・・幸せな家庭を築いちゃって・・・

 

まあ、今後も頑張ってください(何をだ?)

 

では、kitaさん投稿、本当に有難うございました!!

 

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