ふっ、、、しかし、、、俺がな、、、

そうかな〜

まあ、考えてみれば可笑しくは無いか、、、

それはそうだよ。だって、枝織と北ちゃんは同じ者だもん!

そうだな、、、それにアイツくらいだったからな、、、俺たちのことを受け止めてくれた男は、、、

そうそう!枝織たちの事をはじめっから否定しなかったもんね!!

でも、、、本当に大丈夫だろうか?

ダメだよ北ちゃん、弱気になっちゃ!

来てくれるのか、、、アイツは、、、

来てくれるよ、大丈夫。ぜ〜たい、大丈夫だよ!

 

ギイッ!

 

あ、、、

あっ!

「お〜い、いったい屋上に呼び出すなんてどうしたんだ?」

来てくれたのか、、、良かった、、、

ねっ!言ったでしょ、来てくれるって!!

 

 

 

伝説の鐘の下で

エピソード2

 

 

 

暖かい日差しに包まれた、この場所。

ここは木連と地球連合の平和条約が結ばれる式典会場

昔、高校の校舎として使われていた、小高い丘の上にある建物

そして、そこにある時計台の鐘の音に祝福されたカップルは

永遠に幸せになれると言う、『伝説』のある場所。

だが、この鐘の音を聞いたものは極めて少ない。

なぜなら、、、お互いに心から信じ合っていないと、かなわないものだから、、、

そう、、、想いが鳴らす鐘だから、、、

 

 

その屋上にただずむ一組の男女。

『漆黒の戦神』こと、テンカワアキト と、『真紅の羅刹』こと、北斗&枝織の二人だった。

彼女たちは、お互いを理解する事によって、精神崩壊から逃れ、

そしてその結果、感覚を共有し一つの人格として融合しようとしようとしていた。

なお、完全に融合するのも時間の問題、という精神科医の診断結果も出ており、

二人は現在、とても落ち着いた生活を歩んでいた。

「しかし、、、どうしたんだ、その格好?」

「おかしいか?」

少し顔を赤くする北斗

今の彼女は、膝丈ほどの紺のスカート、白いブラウスを着ていた。

「いや、、珍しいな、、、と思ってさ、、、」

気恥ずかしさを感じ、ほほを掻きながら答えるアキト。

「そうだな、、、『珍しい』な、、、俺がスカートを、、、女らしい格好をするなんて、、、」

やさしい笑みを浮かべて言う北斗

「まあ、アイツ、、、枝織のことを理解できなかった頃なら、、、考えられないな、、、」

「北斗、、、」

そう言うと、アキトに対して横を向く北斗

「風が、、、気持ち良いな、、、」

一陣の穏やかな風が、、、彼女の髪をなびかせる

「そうだな、、、(どうしたんだ、北斗?)」

「あの、、、俺、あまり話し、得意じゃないから、、、うまく伝えられれる自信ないんだが」

そのまま、、うつむきながら、心細そうに言う北斗。

いつもとは様子が違う彼女に気付いたアキトは、やさしく声をかける。

「北斗、ゆっくり落ち着いて話してよ、なんなら、式典フケたってかまわないから」

「そんな、、、でも、、、ありがとう」

その言葉に勇気が出たのか、正面に向き直りアキトの瞳をまっすぐに見つめる。

「お前はそうやって、、いつも、俺たちの気持ちとかを考えてくれたな」

真剣な瞳で、心から言う北斗。

「そ、そうかな、、、。ごめん、煩わしかった?」

恥ずかしくなったのか、北斗から顔をそらすアキト。

「ううん、違う、、、俺、、うれしかった。優華部隊のみんなとも、、、誰とも打ち解けない、、、

ヘンな俺たちに、、、お前だけはやさしく接してくれた」

「北斗、、、」

「本当にありがとう、、、今こうして話せるのも、お前のおかげだ」

「、、、良かった」

うつむく北斗

「本当は俺たち、お前に会う前、、、死のうって、そう、、思ってた」

「えっ?」

その言葉に驚き、うつむく彼女の顔を見つめるアキト。

「だって、、俺たちは反目しあってた、、何も分かろうともせずに、、、座敷牢に入れられ、、、

優華部隊のやつとも打ち解けず」

「それは、、、」

「いいの分かっているの、それもこれも皆、枝織たちのせいだったの。

枝織たちが誰も信じないから、誰も枝織たちを信じない」

何時の間にか枝織に替わり、想いを語りだす。

「当たり前のことだよね、でも枝織たち分からなかった、自分一人では

それを気付かせてくれたの、アー君だった、アー君、、枝織たちの事ずっと気にかけてくれて

いろんなことをしてくれた、、、とても楽しかったの。

だから枝織たちの、この戦いでの、、ううん、枝織と北ちゃんのこの戦いの中での楽しい思い出は、、、

みんなアー君と一緒だった」

「枝織ちゃん、それは俺も一緒だよ」

その想いに、やさしく返事をするアキト。

「やっぱりやさしいね、、、でもアー君は一人ぼっちの枝織たちがかわいそうで、一緒にいてくれただけ。

枝織たちなんて、たくさんいる友達の変わり者の一人でしかないって」

「枝織ちゃん!」

その言葉を否定しようと、大きな声を上げるアキト。

「でも、でも、俺たちは、、、俺たちはアキトだけなんだ!何時の間にかアキトの事を、、、

分かってるんだ、、、迷惑だって、笑われるって、でも、、、、でも、、、」

また北斗に替わり、頬を赤くして正面を向き、アキトの瞳を見つめながら言う

 

 

 

 

「俺は、、、」

 

 

 

 

「枝織はね、、、」

 

 

 

 

 

「アキトの事、、」

 

 

 

 

 

「アー君の事、、」

 

 

 

 

 

 

 

「好きです、今も、、、そして、、、」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これからもずっと、、、」

 

 

 

 

一気に、、今まで秘めていた想いをぶつける、北斗と枝織。

「北斗、、、枝織ちゃん」

「ごめんなさい、勝手な事言って、、、でももう、今までの自分じゃ嫌だから、だから今日、、、どうしても」

否定されるのが怖いのか、慌てて謝る。

「二人とも勘違いしてるよ、俺も二人の事好きだよ、、、ずっと前から、、、」

しかし、アキトはやさしく、、、自分の想いを告白する

「「え、そんな、、、」」

その思いがけない言葉に、驚き、、、言葉が出なくなる。

「信じてくれないかな」

真剣な瞳で見つめるアキト

「え、、そんな信じるさ、、、だってアキトの言葉だから、、、ありがとう、俺たちうれしい、、、」

瞳を閉じ喜びをかみしめる彼女。

その時、鳴り響く鐘の音、、、

金色に輝く鐘が、奏でる祝福の音、、、

その音に喜びを浮かべながらも、驚く北斗。

「伝説の鐘が、、、鳴らないって聞いてたが」

「みんなが伝説を信じてるから、だから鳴ったのかな?」

鐘の方を見上げながら、言うアキト。

「うん、きっとそうだね、、、」

同じく鐘を見上げながら、その言葉に同意する枝織。

「そうだね、、、

、、、あっ!式典始まってる」

ふと気付き、腕時計を見るアキト。しかしすでに式典の開始時間を過ぎていた。

「あっ、ごめんね、じゃあ早く」

それを聞いて、すぐに会場に戻ろうと、ドアに向かう枝織。

だがアキトはその手を捕まえ、いたずらを思いついたような瞳で、彼女に提案する。

「、、、フケちゃおっか、、『三人』で」

「えっ」

その思いがけない事に、驚く彼女。

それはそうだろう、アキトは地球側の英雄、その彼が式典に出ない、と言っているのだから、、、

「怒られたっていいさ、もうしばらく、ここにいようよ」

「、、、うん、そうだな」

だが彼女の方も、誰にも邪魔されずに、アキトと一緒にいたい、という気持ちがあったのだろう、、、

アキトの提案に、微笑みながら同意する北斗。

「式典に出るより、ずっと良い思い出だね」

やさしく、彼女を抱き寄せるアキト。

 

 

「うん、この戦争の最後の思い出」

二組の、、、視線が、重なり合う、、、

 

 

「俺と北斗と枝織ちゃんと、、、」

そして距離が近づき、、、

 

 

「三人だけの」

一つの影となる。

 

 

その様子を祝福するかのように、鳴り響く鐘の音。

彼らのゆく道には、様々な困難が立ちふさがるだろう、、、

でも、彼らなら乗り越えられるだろう。

なぜなら、『伝説の鐘の音』を聞けたのだから、、、

 

 

 

 

伝説の鐘、、、

それは想いが鳴らす鐘の音、、、

永遠の幸せは想いが創るものだから、、、

だから、、、

その想いが互いに強くないと、いけない、、、

そして、、、

それは、、、

永遠になる、、、

あなたは、この鐘の伝説を信じますか?

 

 

 

エピソード2END


『エピソード1』とは180度違い、シリアスにやってみました!

北斗のみではなく、枝織ちゃんにも幸せになってもらいました。いかがだったでしょうか。

さて、ギャグが入ると思っていた人いませんでしたか?

そんな事は、今回はしません!!

なぜなら、、、私には彼女のEDをギャグ物にするなんてできない!!!

愛しの花桜梨さんED!!

 

L・O・V・E・ラブリー かおりん!!

 

花桜梨ちゃ〜〜ん!!

 

 

 

 

、、、すみません壊れてしまいました。

今回のは、『ときめきメモリアル2』の人気抜群キャラ!八重 花桜梨(やえ かおり)さんのです!!

『ときメモ2』で、私の一番お気に入りのキャラクターです!

ヒロインにも負けない人気キャラなんですよね、彼女。

彼女も北斗と同じで、始めのうちは心を閉ざしています。

でも、接しているうちに心を開いて、可愛らしくなっていきます。(またこれが良いんだ〜!)

 

さて次回は、『ときメモ2』で、オフィシャル的に真のヒロイン、、、

もとい、最強のラスボス、という話のある、あの人を『アノ人』に演じてもらおうかと思っています。

アキトより年上で、立場上アキトとは距離をおかなくてはならない、ある女性です。

こう、ご期待!!(誰もしてないって)

 

 

 

管理人の感想

 

kitaさんからの投稿第です!!

kitaさんが暴走されてますね〜(笑)

しかし、この二人が不在だったら和平条約を結ぶのは後回しにされるような(苦笑)

・・・逆に、捕まえ様がない奴等でもありますがね(爆)

前回の話と比べて、なんとも意外な展開を見せてくれました。

誰も不幸になってないし(爆笑)

 

それにしても次のキャラって・・・あの人なんだろうか?(ニヤリ)

 

では、kitaさん投稿、本当に有難うございました!!

 

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後、掲示板になら感想を書き易い、と言う方もおられるので。

この掲示板に出来れば感想を書き込んで下さいね!!

 

 

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