「サブロウタさん!」

「なんだいラピスちゃん?」

格納庫でうろついていたサブロウタに、ラピスが近寄って話し掛けた。

「このコンテナ持って帰ってね!」

「こ、、、これっすか、、、」

そこには、エステバリスが2機ほど入る大きさのコンテナが置いてあった。

「うん、サブロウタさんのと、九十九さんの機体が入っているから!」

「一体、、、どんな機体、、、なんだい?」

いやな予感を胸に抱きつつ、質問するサブロウタ。

それに対してラピスの顔には満面の笑み(ハーリーに言わせると、悪魔の微笑み)が浮かんでいた。

「それはね、、、ゴニョゴニョ、、、だよ!」

「い、、いや、それは、、、」

耳元で教えられた内容に、どうにかして持って帰らないですむ方法を考え出すサブ。

「いいんだよ〜、断ってもね。た・だ・し、木連でサブロウタさんの変な噂が流れても良いんだったらね!」

「分かりましたラピスさん!有難く、使わせていただきます!!」

しかし、ラピスの言葉を聞くと、彼女の前にしゃがみこみ、手を取って、涙を流しながら持って帰ることを決断した。

君も、、、苦労しているね。

「たのんだね!サブロウタさん!!」

 

 

 

天空のジーンフローネ

 

 

 

「おお!サブロウタ無事だったか!!」

は〜、どうしよう、、、あれ、、、

「どうした、サブロウタ?」

ん?あ、やべえ!少佐がきてんじゃん!!

「あ、白鳥少佐!ただいま帰還しました!!」

しかし、、どうやって、、、説明すっかな、、、

まいったよな〜、まったく。

「お!この中だな、例の奪取してきた敵新型機動兵器とは!!」

へ、、、?

「少佐!なんでそのことを!!」

「お前が送ってきた報告書に書いてあったぞ。設計図と諸元表付で」

あ、、、やられた、、、

「俺の壊れたジンの代わりに敵から奪ってきたとか書いてあったが、、、お前ではなかったのか、あの報告書?」

「は、、はいそうです!苦労しましたよ、少佐!!」

やられた、、、まさか偽の報告書を送っているなんて、、、ラピスちゃんそこまでしなくても、、、

ええい!こうなったら自棄だ!!

「ご覧ください、少佐!これがその機体です!」

ポチッとな

 

ガゴン!!

 

 

「おお!!」

ははは、、、こ、、、これは、、、

「こ、、これが、、、!」

「そうです、この白い機体が少佐の為に奪ってきたものです!」

ここまで、、、やるか?!

あ、あの子ならやるか、、、はあ、、、

「マントまで付いているのか!」

俺、、、もう、しらねっと!

「はい、なんでも盾の代わりになるとか、、、」

「で、操作方法は!」

えっと、、、『セミ・マスタースレーブ』は、木連風に言うと、、、

「半動作追従型となっています」

「おお!それで名前は、あるのか!!」

ラピスちゃん、、、あの名前じゃないと怒るだろうな、、、

「はい、『ジーンフローネ』と言います、もう一機の方は『ジンザード』と言います」

「なるほど、『ジーンフローネ』か、、、」

なんか、、、気に入ったみたいだな、、、少佐

「乗ってみても良いか!」

「どうぞ、ご自由に!」

プシュー!

「これが、、、操縦席か、、、」

 

じ〜〜〜ん ふろーね〜〜〜

じ〜〜〜ん ふろーーーね〜〜〜

 

んげ!こんな音楽まで!!

こ、、、こり過ぎだよラピスちゃん!!!

「ん?なんだ、この歌は?」

やべえ!どうにかして誤魔化さないと!!

え、、、え〜と、、、そうだ!!!

「精神統一をする為のものです!その歌を聴いていると落ち着きませんか!!」

「そう言われれば、、、落ち着くな、、、なぜか」

「そうでしょ!」

良かった〜!少佐が意外と単純で。

「うむ、なるほど、、、こうなっているのか、、、良し!動かしてみるぞ!!」

 

ガゴン!

じん ふろーね

ギュオオオン!

じん ふろーね 

「ふん!」

ふふふ ふ〜ん ふふ ふふ〜ん〜ん

「はあああああ!」

 

 

へえ〜、さすがエステの技術を使ってあるだけあって動きが見た目にも、軽いな〜

カスタムと同じ位の動きじゃないのか?

「おお!これは良いぞ、サブロウタ!!気に入った!!!」

「ありがとうございます、少佐」

でも、、、良かったのかな、、、こんな機体、俺達にくれても、、、?

ま、向こうにはもっとすごいのがあるしな!

 

 

 

その時、格納庫の入り口にて

 

「おに〜さま〜〜」

なぜか、猫耳&尻尾をつけたユキナが心配げに格納庫の中を覗いていた。

いつ、用意したの?ユキナちゃん。

「レディのたしなみよ!」

変なたしなみがあるのね、、、木連には

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃の、あるオタク少女

 

「んふふふ〜!喜んでくれているかな〜!!こっちはゴートさんと、ミナトさんでOKだよね!!!」

食堂で、なにやら嬉しそうにしているラピス。

「ゴートさんには、この服でしょ!で、ミナトさんにはヒカルさんに作ってもらった、このセーラー服でばっちり!」

ミナトさんがセーラー服、、、ですか???それはちょっと、、、ヤバイのでは、、、、

「ほんとは髪型も、ショートカットの方が良いんだけど、、、ま、これはいいか!」

聞いてないね、、、

「ラピス、、、あんまりナデシコのお金、、、使い込まないでね」

そこに、おもちゃ一号こと、ハーリーが無謀にも忠告をした。

「あ、大丈夫!ハーリーの名前で全部使っているから!!」

 

「ひどいよーーーーーー!」

あわれハーリー、大粒の涙をこぼしながら、駆け出していった。

「さってと、次はどうしようかな〜!」

 

 

、、、保護者による、彼女の教育のやり直しを薦めます。

 

 

おわり

 


今回は映画化記念(ずいぶんと遅いけど!)ということで、これです!

元ネタは、、、って、そのまんまや!

いや〜、CSでやっているんですよね、これ。

で、木連側にはメンツが揃っているじゃないですか!王子さまに、猫娘に色男と!!

Benさんすいません!また勝手に兵器出しちゃって!!

では、またの機会に!

 

 

 

 

 

管理人の感想

 

kitaさんからの投稿第四弾です!!

はは、○スカフローネ・・・

で、ミナトさんにセーラー服(爆)

確かに、ヤバイよなそれはいろいろな意味でさ(汗)

いや、案外アキトがミナトさんに転んだりして(苦笑)

そうなると、面白いだろうな〜

でも、木連にあの機体をプレゼントするとは、気前がいいよなラピスって。

 

・・・誰が作ったんだよ、あの二体(苦笑)

 

また、例の二人か?

何となく白衣のオバ・・・お姉さんも係わってる気もするぞ(笑)

威力の程を、是非見てみたいですな。

 

では、kitaさん投稿、本当に有難うございました!!

 

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