星の数ほど人がいて















星の数ほど想いがある















そしてまた繰り返す















人の想い














たくらみ















悲しみ















それはいつどこででも同じ・・・
































木星・火星間アステロイドベルト










・・・ナデシコ級ワンマンオペレーション試験艦ユーチャリス















(アキト・・・アキト・・・)


「どうした、ラピス?」


(ぼーす粒子反応・・・3時ノ方向ニちゅーりっぷ)


「ラピス、危険か?」


(ウウン。何者カガ跳ブダケ・・・)


「そうか・・・」


はぐれチューリップという可能性もあるが、何故このような所でボソンジャンプを?
まるで何かから隠れるように・・・。





「!?」


アキトの中に疑念が生じた。その疑念は瞬時にして疑惑へと変化した。


「オレは確認をしてくる。・・・サレナ、出る!」










愛機ブラックサレナを発進させると、チューリップへと向かう。


「何だ・・・これは?」





そして彼は見た。

巨大なプラントと木連タイプの護衛艦隊がチューリップ内へと入っていくのを。










彼の中にイヤな予感が生じる。

そしてそれは次第に彼の体中に広がっていくのであった。






「ラピス・・・、情報を集めろ・・・」


(・・・ワカッタ)






イヤな予感が当たらなければよいが・・・。

そんなことを思いながらアキト機はユーチャリスへと帰還した。





















機動戦艦ナデシコ





A Story after the Movie...





“E”s from Venus