ん?今あっちから光があったが何かあったのか?





    時ナデinドラゴンクエスト






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洞窟の中で見つけた変な扉前




「開かないな。壊すか」


拳を振り上げる。


「ま、待て!」


「誰だ?」


きょろきょろと辺りを見まわすが誰もいない。


「ここだここ!」


扉に象のレリーフが彫られている。


「なんだお前は?」


「俺はナカザト。扉だ」


「で、扉が何のようだ?用がないなら壊させてもらうぞ」


そう言って扉を壊しにかかる。


「ちょ、ちょっと待て!ここは鍵がな、グギャッ!!」


ドゴッ!!


    
バキッ!!


  
ズザッ!!


         メキャッ!!!



「こんな所か」



北斗は扉を破壊した!


「さて奥に進むか」



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ここはメルキドの町の前


北辰とゴートゴーレムが闘っている。


「なかなかやるな。どうだ?私と共に聖戦士として神の為に戦う気はないか?」


「神?我が戦うは北斗と枝織の為のみ!」


北辰がベギラマを放つ。


「む!神よ!!」


ゴートが光る膜に包まれそれに当たったベギラマが跳ね返される。

ア○○ズのア○○○の鏡だ。


「ふ、我が神の御力の前にはその様な術無意味だ」


「ほう、面白い手を使うな」



   ニヤリ



同時に笑みを浮かべたその時、


一陣の風が北辰のフードをおろす。




      ビシィ!!!!




「グハッ!!!」


ゴートがいきなり倒れ崩れていく。


ゴーレムも北辰の微笑みの前には無力だったようだ。(汗)




「なぜ倒れる?」



町のものがゴーレムを倒した者を見ようと出てくるが


北辰の顔を見た者から気絶していく。


「我を見ることのできた喜びは分かるがこんな場所で気絶する事も無かろうが?」



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奥に進むと複数の声が聞こえてくる。




「ローラ姫〜今度はこっちの服来てよ〜」



ん?ローラ姫が居るのか?


その声はどんどん近ずいて来る。


その声のほうに歩いていく。





「………お前等何をやっている?」




「あれ?北ちゃんも来たの?」


枝織がきょとんとした顔で言う。


「紹介するね。ローちゃんとドーちゃんだよ」



そこには純白の豪奢なドレスを着てその長いフリルのついたスカートを翻し必死になって逃げるアキトと

うにゅうにゅとしたドラゴンのきぐるみを着てとてとてとアキトを追いかけるラピスがいた。


「………アキトがローラ姫?」


「ほ、北斗助けに来てくれたのか!」


「そうだよ。似合ってるよね」


「何をしていたんだ?」


「アー君酷いんだよ?外の服も着て欲しいのに逃げるんだよ」


「そうだよ。さあアキトこれを着て!」


「いやだ!やめろ、やめてくれ!」


枝織とラピスに捕まったアキトが着替えさせられようとしている。


「ほ、北斗!早く助けてくれ!!」


「それくらい自分でなんとかしろ」


「ほ、北斗!?」


俺は傍観させてもらう事にした。





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その後ラピスの案内で洞窟から脱出した。




「北斗さん無事だったんですね!」


プロスがこちらに歩いてくる。


「生きてたのか?」



「ええ、一応は。何処かの馬鹿のせいで酷い目に会いましたけどね」(怒)


プロスは俺達を見て


「ちょっと見ない間に人数が増えましたね」


「ああ。で、こいつがローラ姫らしい」


腕に抱えているアキトを見せる。


「アキトさん。普通逆じゃありませんか?」


「プロスさん。お願いだから何も言わないでくれ」(涙)


アキトは俺に抱えられている。


お姫様抱っこと言うらしい。


「どうして、抱えないといけないんです?」


_知らないのかい?ドラクエTのローラ姫はフィールドでは、

 お姫様抱っこをしているグラフィックしかないんだよ。それを忠実に再現しているだけさ。


「じゃあ、なんで私達がいるんです?」


_それはそれ。あれはあれ。問題ないよ。


「やはり一度決着をつける必要があるようですね」(怒)


_おっと、急用を思い出したよ。じゃあね。君も早く行ったほうがいいんじゃない?



「プロスさ〜ん。置いていくよ〜」


北斗達はプロスを置いて先に進んでいた。


「ちょ、ちょっと待ってください!」

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そしてついに聖なるほこらにたどり着いた。



「良い所だね」


「そうだな」


「さあ、虹のしずくを作って竜王の島に行きましょう!」


「プロスさん張りきってますね」










それから一ヶ月後



「アー君、材料とって来たよ」


「ありがとう。そこに置いてくれる?」


「アキト、夕飯はまだか?」


「あきと〜おなかすいたよ」


「北斗もラピスももうすこし待ってくれ」

アキトは苦笑する。



「あの、竜王の島に」


「よしできた!」


_………………なあ、何時までいる気なんだ?



さらに一ヶ月後



「アキト、今日は私と寝ようよ」


「だめだよ。アー君は枝織と寝るんだから」



「う〜ん今日は北斗と一緒に寝てくるよ」


「「え〜〜」」



「はっはっは、あいかわらずですなあ。さて私はこれでお暇させてもらいます」


竜王はいいのか?


「はい?」


いやだから竜王


「誰ですそれ?」


……………………………なんでもない。








 竜王の島 地下



「ふう、何時になったらアキトさんは来るんですか?ねえ作者?」


な、なんだい?


「もちろんアキトさんがロトの子孫ですよね」


………………ふっ


「なんなんですか!その悟りきった顔は!」


(いえるわけないだろ?)



「竜王様!賊が潜入しました」


「賊が潜入?オモイカネそれくらいなんとかしてください」


「で、ですが」



「もう、役に立ちませんね。アリサ!サラ!」

アリサとサラがパジャマ姿で現われる。

「一体何ですか?」

「もう寝るところだったんですよ?」


「賊が潜入したそうです。警備についてください」




「う、うそでしょう!?」


「そんな〜」



「いいから、警備にっ!?きゃぁ!!!」



ザヴァァァァァァ!!!!!



溶岩の中から北辰が現われた!



「フハハハハハハハハハ!!!!」



「「「「モ。モンスター!?」」」」


今宵の獲物はこれだけか?まあよい貴様等には我が娘達の為に死んでもらう」



ふざけないでください!私はロトの子孫と戦うんですよ」


「それならばここに阿呆からの手紙があるぞ


「ちょ、ちょっと貸してください」


      親愛なる竜王殿へ

      予定変更そいつと戦って

      一応そいつもロトの子孫だしいいでしょ?

                               by muu

ルリが小刻みに震え始める。

「りゅ、竜王様?」

 

「あ、の、馬、鹿!!」

「さあ、かかってこい!」

 

「皆、このモンスターを倒してあの馬鹿をお仕置きしに行きますよ!!」

 

そういって竜王ルリと側近のモンスター達は北辰に襲いかかる。

 


それから数日後竜王が倒された事がラダトームに伝わった。






その後ロトの子孫は旅立ったと伝えられている。

なんでも自分の国を建設しに行ったそうだ。








               終わり









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 後書き

 このような駄文を最後まで読んでくださりありがとうございました。


 やっと終わった。長かったよ。ここまでの道のりは。


「なにが終わったんですか!」


 おやプロスさんもう交渉は済んだはず。なにか問題でもありましたか?


「この終わり方はなんですか!」


 いやこれ書いた時は憑かれてたのさ多分ね、でも書きかえる気もあんまり無いんだ

 
「いいんですか?」


 さあ?いいんじゃないかな。一応竜王をロトの子孫が倒したし、ローラ姫と旅立ったよ?

「なんか違うと思いますが?」 

 

そんな事言ったって北斗レベル1だから勝てないよ

 

「…………レベル1のままなんですか?」

 

そうだよ。だって一回もレベル上がったって書いてないだろ?

それでは、これにて。

今後もよろしくお願いします。