外道の異界黙死録 

作 人形使い


木連のある一室  PM 10:00

木連で初めてのボソンジャンプをしようとする男がいた。
「北辰様、ジャンプのイメ―ジを思い浮かべてください。」
「うむ。」
北辰と呼ばれた男は部下らしき男の言葉にしたがいイメ―ジを思い浮かべた。
北辰にジャンプフィ―ルドが展開された。
「ジャンプ。」
そして、虹色の光を残して北辰が消えた。





ミッドガルド  フレンスブルグ郊外 夜

女神に振られた一人の男がとぼとぼ森を歩いている。
「ああ、ヴァルキュリア。なぜ、私を振った!!!なぜだあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!(怒)」
その男、レザ―ド・ヴァレスは、
「そうか!あのルシオとかいう男にだまされているのだな!!!
 そうだ!おのれ、ル――シ――オ――!!!!(ス−パ―ノヴァ並の怒り)」
ハ―リ―のごとき妄想で勝手に勘違いな怒りに包まれていた。
念のため言っておくがレザ―ドは、ハ―リ―とは比べ物にならないくらい強い!!!
ガンダムで言うとカツとアムロ・レイくらいの差がある。
そして、
「ここはどこだ?」
いきなり、虹色の光が出てきたと思うと爬虫類みたいな顔をした北辰が現れた。
「なっ!あなたはいったい何者です?」
いきなり、元の邪悪な魔術師に戻って北辰に訊ねた。
「ここは木連ではないのか?」
北辰は尋ねて、
「何を言っているのですか?ここは人の世界 ミッドガルドのフレンスブルグですよ。」
レザ―ドの答えに北辰は、
「くっ!ボソンジャンプが失敗してしまったか!!!」
北辰の言葉に興味を惹かれたのか、
「あなたの世界のことをくわしく教えていただきませんか?」
「いいだろう。」
そして、レザ―ドは移送方陣を使い、方陣の光が消えると二人の姿がそこにはなかった。






ミッドガルドのフレンスブルグの酒場  深夜

「聞いてくださいよ・・・。」
「なんだ?」
レザ―ドは酔って愚痴をこぼし始めた。
「私がヴァルキュリアに目を付けていたのに・・・いきなりルシオとか言う男に取られてしまったのですよ―――!
 わ、私のヴァ・・・ル・・・キュルアぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
レザ―ドは暴走している!!!!
「お、おちつくのだ!レザ―ド!!!」
慌ててレザ―ドを止めに入る。
「わ、我だって・・・草壁にだまされて、十億の借金を背負わされたのだ――――――!!!!」
しかし、草壁に対する復讐心が芽生えてしまった。(核爆)
「(ルシオ)(草壁)殺すうううぅぅぅぅぅ!!!!!!」
二人の心は一つになってしまった。
ついでにここから外道死天王が生まれたといわれる。それとほかの客は逃げていた。
そこに女神ヴァルキリ―がいた。
「まずいな・・・今ここでこいつらを殺しておかねば!!!!」
そして、エインフェリアを呼んで攻撃しようとした時に北辰が、
「ははは!!!木連式瞬旋斬撃乱舞!!!」
ヴァルキリ―達に無数の剣撃が襲ってきた。
「何!!!こいつは剣の全体攻撃ができるというのか!!!」
「ははは!!!未熟者が!!!貴様らでは我は倒せん!!!」
そしてレザ―ドは、
「ふふふははははははは!!!!貴様らに存在価値などないのだからな!!!」
「我招く、無印の衝烈に慈悲は無く、汝にあまねく厄を逃れる術も無し!!!!」
「メテオスオ――ム!!!!!」
いきなり、大魔法を発動させてフレンスブルグは廃墟と化した。
「くっくっく・・・。今こそ復讐の時・・・。」
北辰は本来の目的?を思い出し。
「手伝いますよ・・・。そのかわりに後で手伝ってくださいよ・・・。」
レザ―ドがつぶやいた。
そして、新たな仲間を連れて元の世界に帰った。




あとがき
レザ―ド(以後R)「あなたはもう少し作品を書くべきかと思いますが?」
作者「ああ、少ないな。これでは長編に書かねばならんのか・・・。」
R「これ、短編のつもりでかいたのですか?」
作者「ああ・・・。」
R「ところで外道死天王は誰です?」
作者「あんたと北辰と山崎とテツヤだ。」
R「なぜ、私をだしたのですか?」
作者「君の人間特性がエゴイスト、ナルシスト、美形、近眼、理知的、残虐だぞ。使わないなんてネタに困っている作家様に失礼でしょう。せっかく思いついたのに。」
R「それで次の作品は?」
作者「アクションペンションで・・・」
R「へぼ作者。」
作者「メ、メ―ルや感想をまっております・・・。」
作者「うわああああああああぁぁぁぁぁぁん!!!!」
作者ダッシュハツドウノタメ、アトガキヲキョウセイシュウリョウシマス。ピイイイィィィィィィ―――!!ボカン!!!