未来からの手紙

一本目

 

 

こんにちはホシノ・ルリです。

今日は私とアキトさんの子供(ポッ!)が又来ました。

何回でも来てください。

 

 

「母さん、父さんいますか」

急に回線に割り込んで私に話しかけてきました。

「何のようですか、ルナ」

「未来からのビデオメール持って来たんだ。なんか母さん達が持って行ってくれってさ」

「内容知らないんですか」

「知らない。教えてくれないんだ。だからついでに自分も見てみようかと」

「そうですか。じゃあ食堂に全員呼んでおきます。待っててください」

「はい。それじゃあ着艦許可下さい」

「了解」

ルナはナデシコについた。

 

 

食堂では皆がまっていた。

「じゃあ、早速見て見よう」

アキトは言った。

そしてビデオを再生した。

 

 

『パンパカパーン。今回は私達の自己紹介をします。ルナに言うとダメって言われますから』

「あれはユリカ」

「ユリカ母さん。なんてことを……」

アキト、ルナどちらとも呆れている。

その他の男どもはなんか喜んでいる。

だが関係無くビデオは続く。

 

 

『トップバッターは私、一番ミスマル・ユリア。ナデシコX(クロス)の艦長でーす』

「艦長なのはいいのだが、何故にウサギ姿」(アキト)

「彼女の趣味なんです」(ルナ)

『なんか私って、お母さんによく似てるって言われます。私って美人』

「うりふたつだよ」(アキト)

「そのまんまですね」(メグミ)

『えっ、何か一言、それは勿論、ルナは私の王子様。そっちにいるお母さん応援してね』

「まっかせなさい」(ユリカ)

「不幸だな」(ゴート)

「ええ」(ルナ)

 

『何いっているんですか!ルナは彼方の物ではありません。えっと、私はイツミ・レイナードです。親と同じ通信士の仕事をしています』

「そばかすの無いメグちゃんね」(ミナト)

「似てますね」(プロス)

『母に似ているのが唯一の汚点です。なんで胸まで遺伝するんですか』

「ピクピク」(メグミ)

「あの〜、メグちゃん…」(アキト)

「仲悪いんです。いっつも喧嘩してて止めるはいつも、僕と父さん」

「きゃははははは」(ユリカ)

『一言、そうですね?ユリアなんかにルナを渡すわけにはいきません。私が勝って見せます』

「血の繋がり無視してるな」(ナオ)

「何故なんでしょうね」(ジュン)

 

『次はあたいか、俺はスバル・リョウ、母親似だから言葉が男っぽいけどこれでも女だ。男のような名前が好きじゃないんだけどな』

「どうりで髪をセミロングにしているわけだ」(オオサキ)

「女として見てほしんじゃない、ルナちゃんに」(ヒカル)

「ふむふむ」(イズミ)

『趣味は格闘技かな?強くなって、ま、守りたい奴がいるし、勝たないといけない奴もいるしな』

「ホント照れる所はリョウコそのものね」(ヒカル)

「勝ちたい人ってだれだ」(リョウコ)

「まさか…」(ルナ)

 

 

『皆さん何しているのですか』

「ピクッ!」(ルナ)

「どうしたの」(アキト)

「まさか」(ルナ)

『これ、過去のお母さん達にビデオメール送ろうと思って』(ユリア)

『誰が届に行くんですか』

『ルナに決まっているじゃない。私のためなら何処にでも行ってくれるんだから』

「ユリカさんから頼まれたぞ僕は」(ルナ)

「嫌になるほどそっくりですね」(ルリ)

「………」(ユリカ)

 

『解りました。少し待ってもらいますか。私達もマスターに挨拶しないといけませんから、それに先にやらせてください』

『いいよ』(ユリア)

『では、呼んできますね』

ここでビデオがきれ新しい場面に変わる。

『では、紹介させていただきます』

『マキノ・ルリ12歳、ルリ、ラピスの卵子から生まれました』

「卵子から生まれた!」(エリナ)

「未来では可能なんです。そうすれば性別が自由に設定できるでしょう」(ルナ)

「この前、彼方が言った四人ですね」(ルリ)

「ええ」(ルナ)

「それはそうとしてルリルリにそっくり」(ミナト)

本人そのものである。

『ハーリーに育ててもらいました。名前もその時に付けてもらいました。私は最初過去に行って、ハーリーの彼女になるように教育されました。こう言うの確か光源氏計画だったような気がします』

「なんてことを……」(ジュン)

「無実です」(ハーリー)

「事実です」(ルリ)

「だからルリに似ているのね」(ラピス)

「うわーーーーーん」(ハーリー)

『最近私、ルリとラピスとメグミさんに睨まれています。なんか、当時のころより私はスタイルがいいらしいです。とくにが』

「「「ピシッ!」」」(ルリ、ラピス、メグミ)

『一言……、確かに親といえば卵子提供者ですが、私がマスターと想う人はルナだけです。お帰りをお待ちしてます。マスター』

ここではじめて笑顔を見せた。

後ろから男どもの歓喜の声が聞こえる。

 

『私はカノン・レイセン。リョウコ、アリサの卵子で生まれた。私は格闘技全て行ってる』

赤い長い髪をポニーテールにしている女性が出てくる。

「カノンがリョウの倒したい相手です」(ルナ)

「強いのか」(ゴート)

「ええ」(ルナ)

『ルナに刃を向ける人は許さない。私達四人にとって大切な人だから』

「聞いた事あるセリフですね。なんか」(ルリ)

「そうだね」(アキト)

『今は、格闘技を教えたりしている。護身用程度だけど普通の男どもには良く効くと思うよ。一言、マスターの為に命を上げる覚悟はある。私たちはそれを誇りに思っています』

「なかなか言えないね。ああ言う言葉は」(アカツキ)

「言い仲間だな」(アキト)

「ええ、彼女達は僕の誇りでもあります」(ルナ)

 

『マナ・エーラルといいます。イネス、エリナ、メグミの卵子で生み出されました』

金髪のセミロングの女性が言う。

「白衣を着ているということは同業者」(イネス)

『実験するのが好きですね。イネスさんの卵子が入っているせいでしょう。私達とルナ以外は実験している事が有りますね』

「恐ろしい」(メグミ)

「被験者は今でも山田ね」(イネス)

『ルナゆっくりしていいですよ。こっちの事は任せてください。ゆっくり実験してますから』

「共感できるわね」(イネス)

「顔に似合わず怖いですな」(プロス)

「納得」(ルナ以外全員)

 

『最後は、私ですね。私はアクア・ファンルです。ミナトさんとホウメイさんの卵子で生まれました。私はこの仲のリーダー的な仕事をしています。ルナの仕事を主に受け持っています』

スカイブルーのログヘヤーの女性が言う。

「一番まともな人ですね」(ルリ)

「卵子が卵子だからな」(ナオ)

「初めてまともの人が出てきた」(ジュン)

『ルナ、あなたが帰ってくるころには、私達の小型戦艦神威(かむい)が出来るころです。その時は艦長をしてもらいますよ。私は副長としてお手伝いします』

「艦長か…」(ルナ)

『それから、ホワイトサレナ[白天]が改造されてます。レイナさんとラピスさんイネスさんとウリバタケさんの四人で機体を触ってましたよ。気付いていると思いますがコックピットの中が変わっているはずです。二人乗りになっていると思います。ユリアさん達が頼んでいるところを見かけました』

『ギク!』(覚えがある人達)

『あとは、変形パターンが増えていると思います』

「行動パターンは今と未来変わらないんですね」(プロス)

「男は不幸なのか」(アキト)

『私達四人彼方のことをいつも思っています』

アクア以外下がって行った。

そうしてカメラの前、誰も見えない位置で声を出さず口を動かす。

一本目のビデオがここに終わった。

 

 

作業員の男どもは突然に出てきた四人の女性のことで持ちきりだった。

アキトとルナはホウメイと一緒に食堂に来ていた。

「まだ続くんだろビデオ」(ホウメイ)

「俺は見たくない」(アキト)

「諦めるんだね」(ホウメイ)

「はー」(アキト)

「ルナ」(ホウメイ)

「はい」(ルナ)

「良い女性だね」(ホウメイ)

「ホウメイさんも気付いたんですね」(アキト)

「他のメンバーは解らなかったようだけどね」(ホウメイ)

「ええ、もったいないような女性ですよ」(ルナ)

アクアはこう言った。言霊のように『好きですよ』と………。

 

 

 

あとがき

オリキャラ登場しまくり話。

まだ続きます。

キャラ、使いたいものがあれば使ってください。そこで役に立ってくれれば嬉しいです。

本編の方でも使ってくれれば嬉しいな。

 

 

 

 

ホシノ・ルナ(テンカワ・ルナ)ルリの子で唯一の長男。アキト譲りのモテモテぶり。

顔も良く、気立てが良いまさにアキト譲りだから、女難の相あり。

 

ミスマル・ユリア(テンカワ・ユリア)お騒がせ艦長の娘、全てがうりふたつの子供、

ルナ一筋の女の子。血の繋がりは気にしないキャラ。

 

イツミ・レイナード(テンカワ・イツミ)もうわかるようにメグミの娘、策士ぶりはま

さに母譲り、メグミに似て胸なし、よってメグミと喧嘩ばっかしている。ルナLOVE

 

スバル・リュウ(テンカワ・リュウ)リョウコの娘、男の名前のようで気に入っていない

が格闘技をいっつもしている。巻き添えはいっつもルナ。母の強さに尊敬している。

ルナに対して素直になれない。

 

 

他キャラは

ルナを慕う4妖精

 

アクア・ファンル=ホウメイとミナトの卵子で作り出した女性。

四人の中ののリーダー的存在、スタイル、性格、素顔ともに完璧な女性。ルナが一番

大切に想っている人。

 

マキノ・ルリ=ルリとラピスの卵子で作り出した女の子。育ての親はマキビ・ハリ、

ルリに良く似ている12歳だがスタイルはルリ、ラピス、メグミより良い。ハーリーは

最初過去に送って、自分の彼女にしようとしたが逢えなく失敗。

ルナのことをマスターと呼ぶ。ルナの前だけ笑顔を見せる。ほとんど無口。

 

マナ・エーラル=イネス、エリナ、メグミの卵子で出来た女性。正に天才で、参謀的

存在。イネスの卵子が入っているせいか、ルナと残り3妖精いがいの子に実験しよう

とする。

 

カノン・レイセン=リョウコ、アリサの卵子で作り出した女性。

武の才があり他のメンバーに格闘を教えている。ルナのためなら全てを捨てる覚悟が

ある。ルナに剣技を教える。

 

 

 

 

管理人登場

 

隆さんから三回目の投稿です!!

いや、しかしシリーズ化ですか。

う〜ん、今後のルナの活躍が楽しみにですね。

そう言えば、「白天」には翼があったんですよね?

『ブローディア』の進化版かな?

・・・まあ、アイデアで言えば隆さんの方が先に書かれてますけどね(苦笑)

でも、今後はどんなストーリーになるんでしょうかね?

個人的に楽しみにしているのは、サラとアリサの子供です(笑)

 

では、隆さん投稿、本当に有難うございました!!

 

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