ボディーガード

 

3話〈任務開始〉

 

 

 

次の日のルリは何故かボーっと、していた。

「はあ〜」

何がなんだかわからないハーリーだった。

「この様子から見ると恋」

なかなか鋭いラピスだった。

ハーリーは何故か赤くなっている。

「嫌な感じがする」

やっぱり鋭いラピスだった。

 

 

アキトはホテルの中にいた。いつでも動けるようにしていた。

「ふー、ラピスからの連絡は無いみたいだな」

アキトはエリナに会いに行った。

 

コンコン

「はい。誰?」

「俺だ」

「テンカワ君、どうぞ」

「ありがとう」

笑顔と共に入ってきたのでエリナの顔は真っ赤だった。

「さてと、たのみごとがある。俺の小太刀を出してほしい。どうもこの依頼他の理由があるような気がする」

「さすがね。もう一つの理由は彼女の出生よ」

「出生か。何処からなんだ」

「研究所よ。そこで唯一誕生したこなのよ」

「その事は知っているのか。彼女は」

「知らないわ。この事を知っているのは私と会長だけよ」

「わかった」

アキトは部屋から出ていった。

 

アキトの頭の中に声が聞こえた。

「アキト、ルリが外に出掛けたいって」

「外に?」

「うん、ずっとここに居るのは辛いんだって」

「ハーリーはどうした」

「なんかうかれてる」

「ガードを忘れてるな」

「どうする」

OK!いっておいで、ラピスも何か買って来ても良いよ。でもガードは付けておいてくれ」

「その事だけど、ルリは四人で行きたいんだって」

「解った。外で待っててくれ。それとハーリーに言っておいてくれ、着替えてくる事って」

「わかった」

 

「ラピスにもいい事かもしれないな」

アキトはラピスのことを考えていた。彼女はテレパスの能力者である。
彼女は自分の能力を嫌っていたがアキトの登場によって彼女の能力は必要になってきた。
彼女にとってアキトは、初めて自分を嫌わなかった人である。

 

こうして四人は外に出かけた。

ルリとラピスは久しぶりの買い物ではしゃいでいた。

「こうしていると普通の女の子ですね。ルリさんも」

「そうだ。だから守らないといけない」

アキトの顔に少し影が入ったがハーリーは気づかなかった。

「ほら、こんな事しているよりも彼女をガードしろ」

「わかりました。じゃあ行ってきます」

ハーリーは走ってルリ達の所に走っていった。

「大勢の人の中、何もなければいいが・・・」

アキトの願いでもあった。

 

 

 

 

お昼頃急にラピスの声が聞こえた。

「アキト助けて、なんか絡まれちゃって」

「場所は!」

「さっきの店の後ろの工事現場。ハーリーは、数が多すぎて苦戦している」

「ここからだと近いなすぐ行く」

「わかった」

アキトは近くにあるバイクに跨り急いでいった。

 

 

工事現場では、ハーリーは苦戦していた。

「(いくら僕でもこの人数じゃ無理があるよ)」

「ハーリーあと少しだけ頑張って、アキトが来るから」

二十人くらいのゴロツキどもは、どんどん迫ってきた。

「おい、あそこに居るのはホシノ・ルリじゃあないか」

「おお、本物だ」

「それに隣に居る女の子も結構いいせんいってるぜ」

「それじゃ早くこのガキ潰すか」

「「「「「「おーーー」」」」」

 

「そう言うわけにはいかない」

ゴロツキの後ろから声がかかった。

「テンカワさん(アキト)」

「何だ貴様」

「彼女のボディーガード。ここから立ち去れば良し、立ち去らないときは潰す」

「何をえらそうに」

一人の男はアキトに向って行った。

「自殺行為だな」

襲ってくる男にハイキックを顔面に直撃させる。

男は一撃でつぶれたが、それがきっかけか一斉にアキトに襲い掛かってきた。

「テンカワさん」

ルリはアキトの名を呼ぶ。ラピスのほうは、心配しているわけではなくただ見ているだけだった。

アキトは襲い掛かってくる男達を難なく倒していった。

最後の一人になって。

「二度とくだらないことをするな」

と言い、ハーリーを担いでこの場所からさった。

 

 

ルリとラピスはやっぱりかっこいいと思い顔を赤くしながらついていった。

 

 

続く・・・

 

 

あとがき

速くも三話目。このペースが続けられたらいいなとは思うのですがうまくいかないのが現実。

なるべくかけるよう頑張ろう。

 

 

 

 

管理人登場

 

隆さんからシリーズ3作目です!!

ほほ〜、意外とハーリー君が強いみたいですね(ニヤリ)

まあ中途半端な強さは、悲劇のもとですが(爆)

そしてラピスはテレパス、と。

こういう設定できましたか。

・・・でも、ハーリーとラピスの年齢は幾つなんでしょうね?

さてさて、今後のストーリーの展開がきになりますね!!

 

では、隆さん投稿、本当に有難うございました!!

 

感想のメールを出す時には、この 隆さん の名前をクリックして下さいね!!

後、掲示板になら感想を書き易い、と言う方もおられるので。

この掲示板に出来れば感想を書き込んで下さいね!!