機動戦艦ナデシコ<灰>

エピソード11−2/ヤマダ探検隊を救出せよ。

 その頃、ようやく乾いた服を着たヤマダ一行は、進軍を開始していた。
 ヤマダの顔が、物凄く腫れている事を除けば、むしろ好調そうに見える。なぜなら……。
「万葉ちゃん…」
「分かっている…なあ、ガイ」
「ああ」
 三人は今、人生の命題とぶつかっていた。
 すなわち、何故自分はここに居るのか……いや原因がプロスペクターである事は分かっている。もっと即物的で、ある種哲学的な答えを欲しているのだ。
「この状況を例えるなら?」
「……ロードランナー!」
「……カウントダウン人生!」

 ……とまあ、また汗だくになって走り出す三人。ただし、後ろから追ってくるのはボンバーマンそっくりのロボットではなく、人間くらいペロリと一口にしそうなモグラだった。三人には見えないが、お尻の辺りに「ヤマサキラボ廃棄物十三号」と書かれている。
 しかし三人は何を考えているのか律儀に、地表に露呈するほど巨大な金塊を拾い集めて行った。
 たったったったったっ……
 もぞ、もぞ、もぞ、もぞ。
 のろくさ動く巨大モグラだったが、巨大なだけに、それでも三人と同じくらいの速さで動いていた。
「万葉ちゃん、ヤマダ君、投擲用意!!」
「おっしゃぁぁぁ!!」
「了解!」
「敵、後方巨大生物、弱点ぽい目玉!! てぇーっ」
 その言葉を合図に、土煙を上げながら急速に動きを止め、三人は思い思いのフォームをとった!!
 目の中に炎が燃え上がる!!
 ガイは180度近い開脚を見せ、それを振り下ろすように下ろし、その勢いを体全体から右腕に伝達し、「金塊」という非常に質量の大きな物体をブン投げた! 轟音を立て、物理的にありえない軌跡を描きながら……消えた!!
 ガシュゥゥゥゥゥゥ!!!
 顔だけで3メートルは有りそうな、巨大モグラ……その体が数メートルも一気に後退した!! 恐ろしい威力!!
 ふっふっふ…と笑うヤマダ……この男は声も高々と叫んだ。
「見たか……大リーグボール一号……消える魔球、ただしデッドボールバージョン!! この威力を!!」
 誰に使うつもりで開発した球なのか、それはまあさておいて、威力は十分だった。
 そして同時に、ヒカルもまた「魔球」と呼ぶに相応しい物を投げていた。
 ……ドーム球場「ビッグエッグ」が落成した頃の……あの魔球を。
「行けぇ! 魔球第四号、ハイパースピンブラックホールボール!!」
 当たったバットを確実にへし折り、しかしキャッチャーは普通にキャッチできる謎の魔球が……巨大モグラの「目と目の間」に命中した!! ここは人中、生物の、例外の無い急所!
「ぐぅぉぉぉぉぉぉぉぉぉ……んんん……」
 円谷製の怪獣が上げそうな、カッコ良い叫び声が上がる。
「そこだっ!!」
 叫びを上げ、万葉が一拍遅れてそれを投げた。
 ……アンダースローで。
 二人はそれを見て、同時に気が抜けたというのか…倒れた。テンションメーターがマイナスに振り切れたのだ。
「……面白くない」
「つまんねーぞ」
「普通は魔球なんて投げれないと思うが?」

 その言葉に、ふと二人は自分が普通出ないことに……気づかなかった。
 パチパチパチ……
 ガスコンロから火が吹き出る。
 その火はその上の物を焼き、香ばしそうな匂いを撒き散らしている。
 顔の上には"飢え"がありありと表れているが、それ以上に不安のようなものがある。
「三日ぶりの飯だ」
「土の中だけに、へんな微生物とかいそうだけど」
「哺乳類の肉の中には寄生虫はいない。焼けば大丈夫……だと思う」
 どことなく、野性味の溢れる匂いがする。
 関係ないかもしれないが、野生のネズミは脂が乗っていて美味いらしい。
 三人の顔には、非常に複雑な何かが、牽制するかのように浮き上がっていた。

 およそ半日が過ぎた。
 満腹状態にある者特有の満ち足りた表情している事は、別に気にすることは無いだろう。
 既に、対衝撃設計された彼らの時計も壊れてしまい、時間の感覚は完全に無くなっていた。だから実際には朝の6時半なのだが、これから休憩を取ることにして、周囲に危険が無いかを確認していた時だった……。
「きゃっ」
 ぼす。
 歩いていると、片足がいきなり落ちた。と言っても、要するに落とし穴に落ちたという意味だ。
「何やってんだよヒカル…おわっ?!」
 ずぼっ。
 腰のあたりまで一気に落ち、両腕を案山子のように突っ張る事で何とか落下を防ぐ。
「何をしている二人とも……」
 そう言いながら、一人無事な万葉が、ヒカルを引き抜こうと手を伸ばす。
「俺の方がやばそうに思えるんだが…」
 この漢、血液の代わりに熱血が全身を駆け巡っているらしく、「ぢぇんとるめん」にあるまじき事に…脳ミソの中には「れでぃふぁーすと」なる言葉は無い。
「ガイなら平気だろ」
「ヤマダ君不死身だし」
 ……何か大切な物を忘れたかのような発言であるが、普段の行動や、ここ暫くの「インディ・○ョーンズ」「ハム○プトラ」「ド○フのコント」「ウル○ラQ」「空想○学作戦」三昧な日々。
 それを悉く生き抜いてきたのは、ヤマダの不死身ぶりによるところが大きいのは今更言うまでもあるまい。
 びしぃ。
 ヒビが入った。
 それも、ヤマダのはまっている穴から、辺り一面に蜘蛛の巣状に入った。
「……まぁ、読めてたしな」
「……お約束ってヤツ?」
「……なぁ、ヒカル、ガイ…私の知り合い(上司)に、イタズラが大好きな方が居るんだが……その方に協力してもらわないか、プロスペクターへのお礼を…」
「いや、この熱く燃え滾る魂の拳で天誅を!!」
「ううん、ヤマダ君…ずるずる、ぐいぐいとねちっこく仕返しするってのもいいかもね。……ここ最近の私たちの生活を考えるとさ」

 三人が邪悪な顔をした。
 しかしその顔は非常に楽しそうで、例えるなら遠足前日の小学生といったところか。
 だがきっと、誰かが見たらこういうに違いない「顔の影…濃いよ? それに目、キュピィーンて光ってるし」と。

 ひゅ〜る〜り〜ら〜ら〜……ボフッ!!

 物凄い埃をぶちまけながら三人は着地した。しかし着陸というよりも墜落といったほうが適当な形で。
「……」
「……」
「……」
 三人は声も無く立ち上がると、体をパンパンと叩き、埃を落とす。
 次に、地面に丸を書いて眼鏡とちょび髭、顔の下にベストを着せる。
「ガァイ・スゥゥゥパァァァァ…ナッコォォォォォォォォl!!!」
 裸拳が、落書きの顔に…固そうな岩盤に肘まで埋まる。
「…被告の罪状は?」
「過程はもう必要ない。私たちに必要なのは結果だけだ……そう、判決は死刑」
 何やら怖い行動が平気でなされているようだが、もう誰も気にしていない。……ここまで彼らは追い込まれていた。
 ガラガラガラガラ!!!
 その衝撃が伝わったのだろうか?
 少し離れた場所で何か硬くて重い物が落ちた音がした。
「おい、これ…」
「剣、だな」
 ふと言葉を漏らした二人を余所に、その中の一本をヒカルが手にした。
「これ、見たことがある! たしか…バルトアンデルスの剣・完全版!!」
 物凄く危険そうな武器を手にしたヒカル……その言葉が正体を教えたとき、ガイと万葉は全力で後退した
 目の前にあるのは確かに伝説級のシロモノであるが、どちらかというと副作用が伝説級の剣だった。
「ヤマダ君、万葉ちゃん、これで依頼達成だね!」
 そう言って笑ってみせるヒカルだったが、二人にとってはアザリーと大して変わらない
「あっ」
 小さな悲鳴と共に、ヒカルの手からバルトアンデルスの剣が飛んでいく。
 ……しかし、この三人のことである。
 このヒカルの失敗は、予想通りの結果をもたらした。
 すなわち……。
 さくっ。
 近くを通りかかったネズミ――地下なのに――に刺さった。
「……もうお腹いっぱいだよ、俺は」
「奇遇だなガイ、私もだ」
「あたしも〜」
 そう言いながら三人は、何故かストレッチを始めた。これからジョギングでも始めるつもりなのだろうか――?


 小学校、地下秘密基地。
 そこにいるのは、既に子供という枠の外側にいるとしか思えない子供達だった。
「えー、ヤマダさんたちから救援信号が着て三日、ようやく状況が判明しました」
 どういう訳かキョウカがOLさんルックで、状況を説明していた。誰に見せるつもりなのかは一目瞭然だが、ハーリーは手の中にある例の「ホレ薬」を見つめたまま、怪しげな顔をしているだけだった事を付け加えておく。
「今回のミッションはネルガル……それも上層部に関わる誰かが関与しているらしく、妨害工作されたこともあり、情報が十分ではないです」
 ……無理矢理背伸びして、大人っぽい言葉遣いをしているのが丸分かりで、可愛らしく見える。
「ハーリー……ニヤニヤしてて気持ち悪い」
 ラピスの放った一言は、ひどく分かりやすく的確であった。…それだけに、ニヤニヤしていた怪しいハーリーも我に帰る。
「没収」
「ああっ!」
 有無を言わさぬ、ツヨシの早業!
 フランス系大ドロボウ三代目……いや、王ドロボウのような手つきで、ハーリーの手中から「ホレ薬」を奪い去り、どうしてここにあるか分からない「耐火金庫」に投げ込んだ。
 ちなみにこの金庫、盗難防止に様々な罠が張ってあり、この場の四人の内三人の承諾が無ければ開けられない。
 ……それほど今までの「ハーリーが不気味だったのか?」と聞かれれば「そうだ」としか答えようは無いのが問題なのだが。
「何て事をぉぉ…」
 さめざめと泣くハーリー。
 予備はまだまだあるのだが、一個減っただけで確率が落ちるかもしれないのだ。ハーリーズ・ブレインはその確率低下に壊滅的被害を受けていた。
「男が泣くんじゃない!」
 正直、鬱陶しかったのか…ツヨシが怪しげなハンマーでハーリーを殴りつけ、静かにさせる。昔「刀狩り衆」が使っていたという、由緒正しい武器で、重さが30貫もある、十分すぎる殺傷兵器だ。
 どごぉぉぉぉぉぉんんん……。
 衝撃を減衰させるために、自らも同方向に飛ぶ……それを実践した彼は、足だけを壁から生やしていた。

 注)不死身以外の人がすると大変危険です。良い子と悪い子と普通の子は真似しないでください。

 しばし時間が流れ……何故か、議題は滞りなく終わった。
「……僕の意見は?」
 そんなものは、通る暇が無かった。
「黒くなった……じゃなくて、何時の間にか着替えさせられてるし……」
 そうぼやく彼は、何時の間にか「ハーリー専用強化戦闘服(クウガ仕様)」を着せられていた。しかも、ちゃっかり「ミレニアム特別バージョン」こと「アメイジングマイティ」……。
 しかも、目の前には……
「ゴウラム?」
「そう、しかもライジングビートゴウラム!」
 何か楽しそうなツヨシである。彼なりに、何がしかの思い入れのあるバイクなのだろうが……。
「ツヨシさん、僕ら小学生じゃ……」
「これがある」
 言いつつ、ハーリーの「こんなものに乗りたくない」という言外の言葉を無視して、一枚のカードを取りだす。
 そこには「マキビ・ハリ」と言う名前と顔写真があって、特殊緊急車両専用……しかも、どのようなコネを使ったのか、ミスマル・コウイチロウの一筆まで備えられている。
「何時の間に……ラピス?」
「いやぁ、『娘さんの行動、知りたくない?』とか聞いたら、これくれたの」
 それは普通、盗撮とか、盗聴とか、脅迫とか言わないだろうか。
「……弱みに付け込んで…」
 わななく。
 ちなみにこの場で唯一の良識派と言われるウリバタケ・キョウカではあるが……ハーリーを着替えさせた時の余韻で、意識が飛んでいるようだ。興味津々な女の子に着替えさせられているハーリー……そのあまりにも無惨な光景を見ていたからか、ツヨシの目は普段より優しげ(同情9割)だった。
「とりあえず、道順はインプットしてあるから、表示の通りに行ってね」
「僕に、拒否権は?」
「なにそれ?」
 本気だった。
 本気と書いて、マジと読む。
 頭から尻尾まで、本気そのものでしかありえないほどに、本気だった。
「カタパルトデッキ、オープン!!」
「え……?」
 バイクに、カタパルト……?
 そう聞くまもなく、ハーリーは……見えなくなった。

 満足げに見るラピス、だがその彼女の脇には一機の凶悪な物体が存在した。そこはプールの真下であり、それとはラピ工房製・本土決戦用最終兵器……だがまだ、出番待ちだった。

 コン、コン。
 もうすぐ朝日が昇る頃、部屋のドアがノックされた。
「おにーちゃん……」
 寝ぼけ眼で振り返るキョウカだが、ツヨシ自身はPCと向き合い、何かを喋っている。インカムをつけていることから、誰かと話しているらしいが……物凄く白熱していた。
 話している内容は不明だが、キョウカにはその顔に見覚えがあった。
 あまりのマッドぶりに学会を追放された男…成原成行。ロボット工学未曾有の天才と称された音井信之介教授。そして、何故か行方不明であるはずのドクターワイリーの姿も。
 訳の分からない図面の上に「<MOIRA>製<R-28号>開発計画」と書かれているようだが……それについてらしい。
「おにーちゃん、あっちの世界に行ってる……」
 コン、コン。
 再びノックがされたようだが、コンコンという軽い音には聞こえない。むしろ『釘バット』で小突いているような……?
「はい、今行きます!」
 とりあえず、部屋の中にある水道でさっと顔を洗って――小学校内の部室の分際で、仮眠室や水道を引いているのだ、この部屋は――ドアを開けた。
 ネルガル会長が自身の身で性能を試したという噂を持つセキュリティ・システム……その性能は、毎日のように会長室から「嬉しい(?)悲鳴」が上がる程…という噂だ。
 だから、異常者はここにこれない……という思い込みがあったのだろう。
 カチャリと開けた。
 そこにいたのは可愛らしいぬいぐるみ。大きさからすれば…もしかしたら、着ぐるみかもしれない。犬だか熊だか分からない、茶色い毛に黒のブチ、大きな目に緑の帽子をかぶっている。
「ふもっふ」
 ……
 ……
 ……
 ……ああ、失礼。
 そこには釘バットを構え、所々絶妙に赤黒くなったボン太くんが居た。
「ふも、ふももも、ふもっふふ〜も〜ふもふも」
 常人には理解不能な言語である。
 これはボイスチェンジャーが作動している為で、会話を成立させようとするのならボイスチェンジャーを切れば良いのだ。が、切ると機能の大半が死んでしまうので、中身の安全の為、切る事が出来ない。……謎だ。
 とて、とて、とて。
 仮眠室から出てきたのか、寝ぼけ眼のラピス。
 そのままボン太くんの前に立つと、これまた怪しい声で問答を始めた。
「ぽに」
「ふもっふ」
「…え?」
「ぽに、ぽにぃ…」
「ふも?! ……ふも、ふも!」
「ぽに、ぽにぽにぽに…」
 一歩、引いた。
 さらにもう一歩、もう一歩……と後退しつづけた挙句、キョウカはツヨシの背中に当たるまで歩いていた。
「…なんだ? 今忙しいんだけど…」
 疲労が酷かったらしく、声はかすれていた。
「ラピスちゃんが壊れた…」
 聞かれなくて正解だった。
 少なくとも、これがラピスの耳に入っていれば、とてつもない事になっていたのは間違いないのだから。
 そして、ラピスはある物を手に取った。
 そして、それを……それをボン太くんに渡した!!
 これがどんな凶悪な騒ぎをもたらすか、一ミリグラムも考えずに!!!
「一個使えば、OK。二個使うと、何がおきるかわからないから、駄目。……アナフィラキシーショック起こして死ぬかも」
 それは、スズメバチの毒なのだろうか?
 しかし、それは何処からどう見てもハーリーが手にしていた「ホレ薬」と同じ物にしか見えないのだが……。
「ふもっふ」
「えーと、5個入りで……ピ、ポ、パ…と」
「ふもーーーーーーーっっっっ!?!?!」
「お客さぁん…こっちも商売ですきに…これいじょうはまかりませんなぁ…」
 ……何故、商売人口調になるのだろうか。
 それより、ラピスの手に何時の間にか表れた電卓に、ゼロが六つも並んでいるのは何故だろうか。
「ちっちっち……もう人体実験済みで、効果も家訓済みなんですよ、旦那……これを使えば…クックック…」
 訂正。商売人口調では無く、越後屋口調だった……が、妙に似合っているのは……本当に、なんでだろうか。
 問:人体実験とは?
 答:市内に住む、旦那の不倫に悩んだ奥さん達(過去形)曰く…家庭円満だそうだ。

「もっふ、もふぅ〜」
「いえいえ。こういう時に邪魔が入るのは世の常、人の常……王道、様式美というもの。備えあれば憂いなし…よろし?」
「も〜ふ〜」
 そして、ボン太くんは懐に手を入れると、いきなり現ナマを出した。
 手馴れた風に受け取ったラピスは、何故か部屋の片隅にあるカウンターに紙幣を突っ込み、数を数えさせた。その結果は、全て本物であり、金額も表示どおりだった……。
 しかしこれは、現金を直接使った……つまり、記録に残してはならないビジネスという事か……。
「ニヤリ」
 わざわざ擬音を口にして、グゥスマイルをかます…そんなラピスの姿が、窓から覗く朝焼けに溶け込んでいたと……後にキョウカは、ウイスキーボンボンをヤケ食いしながら語ったらしい。



あとがき

 書いていて、「ミラクルジャイアンツ童夢くん」なんて、覚えている人がいるのか心配になった……魔球1号がドームの送風口を利用したあのアニメですよ……。
 万葉は比較的常識人と、思えなくも無いので、侍ジャイアンツのようにエビゾリハイジャンプなんてしないんです。




コメント代理人 別人28号のコメント


>大リーグボール一号……消える魔球、ただしデッドボールバージョン!!

消す必要はないでしょ


ちなみに私が最近入手したコミックには

「消える球」ってのがありました

う〜ん 超人野球




ラピスもイイ感じにコワれてますねぇ 一体、誰に似たのやら

・・・アキトが見たら 流石に泣くんじゃないでしょうか?


ハーリーは怪しげなモノを手に入れて何か企んでるっぽいですが

これから先も どうせ自爆してくれるでしょう、ハーリーですし











・・・自爆?

どっかで聞いた言葉だなぁ