時の流れに〜 ニ章 現在(いま)を・・・ 〜 アナザ〜



                 〜時空の彼方〜

                 始まりの始まり

 

 

 


               
テンカワ アキトが次の瞬間に現れた場所は、戦場だった


テンカワ アキトは、唖然としながらこうつぶやいた。


「ここは、どこだ」





アキトはシステムダウンしているのに気づき非常電源からモニターと通信機の電源を入れる

すると、通信機から

「そこの未確認機につぐ、武装解除して投降を求める」と、告げた
「こちらブローディア、スラスターが壊れて動けない」
「こっちも確認した、確かにうかつに動けないようだ」
「すまないが、牽引をお願いしたい
 武装の全ては使用不能だ」
「了解した」

2分後

アキトは、一隻の戦艦にいた






「貴方の話を聞きたいので、降りていただきたいのですが?」


「わかりました。ただし、ブローディアへの調査は俺の許可なしに行わないことを条件としたい」


「何故ですか?」


「ブローディアは自己防衛機能を有している、怪我人は出したくない。」


「わかりました、貴方の保護及び機体の保護は責任を持って約束しましょう」


「ディア、ブロス、起きろ。」


「起動シーケンス始動」


「レーダー類 一部使用不能

 エネルギーパイパス OK

 各種、兵装 使用不能

 ジャンプシーケンス OK

 ・・・システム イエローなれど起動可能、

 相転移エンジンの起動開始!!」



「「おはようアキト兄〜」」



「ディア、ブロス、状況の説明をおこなう(イネスさんがいたら口をはさむ所だな)
 ここの責任者とコンタクトをとった、これが現状だ。
 ブローディアの保護は取り付けてあるが、警戒を怠らないように頼む
 俺は、これから責任者であるエメラルド=ラリ氏と話をしてくる」


「アキト兄〜信用できるの?」


「ここにいるのは治安部隊の様だ、いざとなったら投降するさ」


アキトはアサルトピットのハッチから降りるとエメラルド=ラリに向かって礼を述べた


「機体の保護及び身柄の保護に感謝します」




「いえいえ、そんなたいしたことではありませんでしたので硬くなさらずに
 今は、状況の確認が先決でしょう」


「話がはやいと助かります」


「では、別室にて話を伺いましょう」




                   
俺は、どうやらまともな対応が出来る相手と、見られたらしい。
まあ、監視や盗聴はしているだろうが
「まず、私から名乗りましょう
 エメラルド=ラリ=ラズリー
 この惑星プラネタルサイトの特殊戦略特務部隊隊長を務めています」


「テンカワ アキトです」



「では、お聞きします
 あの機体・・ブローディアですが、どこの所属ですか?
 それにあのブローディアは我々のデータに無い機体です」


「その通りです
 ボソンジャンプをご存知ですか?」


「もちろん知っています」


「では、簡単に言うとランダムジャンプしてしまった、とゆうことです」


「しかし、星系内のボソンジャンプはターミナルゲートを使わなければ出来ないはずです」


「俺は、地球とゆう星から飛んできた」


部屋の外からざわめく気配がした
コンコン・・「入れ」


「隊長、所属不明艦3隻がボソンジャンプしてきました」


「なに?
 相手はなんと名乗っている?」


「連合宇宙軍ナデシコB・ナデシコC・ユーチャリスと名乗っています」


すると頭の中で知らない女性の声が聞こえた

「マスター・・ボソンジャンプコントロールユニットN0’417’です
 今、マスターのサポートにナデシコC・ユーチャリスを送りました」


(ナデシコBはどうしてだ?)


「どうやらログデーターを端末から呼び出すことに成功したようです」


(それで飛んできたのか)


「すまない・・・俺の知り合いだ
 俺が通信に出よう・・案内してくれ」


ブリッジに案内されると 


「こちら宇宙軍所属ナデシコB艦長ホシノ ルリです」


{アキト アキト アキト アキトどこ}


「宇宙軍所属ナデシコC艦長ホシノ ルリです」


(しかたない)


通信オペレーターから通信インカムを借りると


「こちらテンカワ アキト
 みんな落ち着け!  まず、「「「アキト(さん、〜、!)」」」


「アキトあいたかった〜」


「「アキトさ〜〜ん」」


{{アキト アキト}}


「みんな落ち着け!〜 まず、この艦のそばまで来てくれ
 次に、状況説明を行うのでそれぞれ、艦長以下2名をシャトルでよこしてくれ」


(ラピス ラピスはそのまま待機していってくれ)


{{いや}}


(二人とも来ていたんだった)


{あなたは誰}


{私はラピス ラピス=ラズリー}


{私もラピス=ラズリー}


{知っているわ全部、ダッシュは元気?}


{!}



(ラピスすまないが、生き残ることを優先する
 あとで遊んでやるから、言うこと聞いてくれ)


{{分かった(絶対だからね)}}(それからみんなには内緒に)


「すまない、こちらで勝手にきめてしまったが」


「いや、こちらとしても是非とも話をしたい所だ」


1時間後戦闘終了後


「では自己紹介を頼みたいのだが」


「ええ、こちらナデシコC艦長ホシノ ルリ艦長と高杉三郎太副長
 そして、ナデシコB艦長ホシノ ルリ艦長とプロスペクター氏
 ユーチャリス代表は艦長の俺が勤める」(ルリ16歳・17歳)(アキト内心驚き)


「同一人物が二人いるようだが(汗)」


「「アキトさん」」


「なにかな〜(汗)」


「なんで私がもう一人いるんです」
「誰なんです」


「特殊戦略特務部隊隊長エメラルド=ラリ=ラズリー氏だ
 それともう一人ルリちゃんがいるのは理由不明だ」


「テンカワさん、よろしいでしょうか」


「なんですプロスさん」


「とりあえず話しを進めたいのですが」


「ああ、すいません
 つまり、ナデシコCとユーチャリスはランダムジャンプに同時に巻き込まれたのでそのため
 同時にジャンプアウトした思われます
 しかし、ナデシコBに関してはわからないな」


「私から説明します
 アキトさんがランダムジャンプした3年後、イネスさん達が遺跡の端末を発見し解析してジャンプの
 ログデーターを呼び出しに成功
 ログデーターを基にアキトさんのジャンプアウトした座標にボソンジャンプしました」


「なるほど、それぞれの経緯は分かった
 しかし、これからどうする」


「とりあえず、これからの行動指針を決め様とおもいます
 監視は続行してもかまいませんが、席を外してもらえると有難いのですが」


「そこまで分かっているなら外しますが、逃げないでください」


エメラルド=ラリ=ラズリー氏が出ていくと


「ルリちゃん怒ってる・・」


「「アキトさん帰ってきてもらいます」」


「ユリカさんのためにも」「わたしのために」


(困ったな〜)

 
(マスター 接触通信が使えるはずです)


(! すまない助かった)


唐突に手を取って「ルリちゃん」(時ルリ)(テンカワスマイル)


「え?」


(ルリちゃんすまない
 俺はこの時代を離れることができない
 それは、全てボソンジャンプコントロールユニットに関わる歴史に関係があるからだ)


(でも、アキトさんの目指した和平の礎は出来創めています)


(それに、遺跡のほうでキャンセルされる)


(当たり前です!いくらマスターでもこれだけはひけません)


(え? だれ?)


(申し遅れました、わたしはボソンジャンプコントロールユニットN0’417人格付与自己進化型管理演算システムです)


(アキトさんこれて?)


(遺跡本人)


(遺跡に自意識があるんですか?)


(さすがオモイカネの原型とゆうところかな)


(それじゃ、帰れないじゃないですか!)


(それはマスター次第です)


(どうゆうことです)


(マスターが戦争を締結させることです
 マスターの介入なくしてはボソンジャンプコントロールユニットは存在できなくなります)

 
(そう結う訳で、歴史を変えないためにも帰れないだ)


(分かりました、わたしも協力します
 私達の未来のためにも)


(とりあえずナデシコBに戻ってくれ
 あとでジャンプする)

この間3秒


「すまない、今は一人で考えたいんだ」


「そんな〜、私達は家族じゃないですか!
 自分一人で抱え込まないで、いいじゃないですか」


「とりあえず、生きて帰ることだ」


「わかりました、いまはそうします」


次にもう一人のルリに顔を向けると(劇ルリ)


「聞いてのとうりだ」


「アキトさんはどうするですか」


「俺はこの部隊についていく」


「私達も付いていきます」


(意思は堅いようだ)


「勝手にしろ 聞いての通りだ」


すると、ラリーが部屋に入ってきった


「話はついたようだな
 では、これから本国に戻るので船に戻ってついて来て欲しい」


結局、全艦が惑星プラネタルサイトに行くことなった

 

 

 

 

 

 

管理人の感想

 

 

SCEBAIさんからの投稿です!!

いやはや、素早い再会で(苦笑)

でも、ルリ達からすると3年の月日が経っているんですね〜

・・・アキトの年は変わらずに?

う〜ん、これはまた色々と騒乱の種が(苦笑)

 

ではSCEBAIさん、投稿有り難う御座いました!!

次の投稿を楽しみに待ってますね!!

 

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