時の流れに〜 ニ章 現在(いま)を・・・ 〜 アナザ〜



                 〜時空の彼方〜

                   瑠璃の心

 

 

 


あの人に逢えた


もう逢えないと思っていたあの人に


「テンカワ・・・アキト」


でも・・どうして・・私を見てくれなかった


そしてもう一人のわたし・・・隠した心


「艦長」


「なんですか」


話し掛けてきたのはサブロウタさんでした


「彼がテンカワ アキトですか?」


「ええ・・」


「艦長 失恋したみたい顔してますよ」


「え」


「そんな顔している所、ハーリーが見たら・・・」


「すいません」


「それにしてももう一人の艦長、感情がストレートですね〜」


「ええ、ユリカさんよりおとなしいですけど」


「しかし・・私の為に帰ってくださいですか」


「そのことはハーリーくんに話さないでください」


すると向こうからウリバタケさんが


「ルリルリ、アキトに逢えたか?」


「逢えました」


「それより・・」


ピーピーピー


「艦長」


コミュニケにハーリー君から通信です


「艦長、さっきの艦から通信が入りました
 至急、ブリッジに戻ってください」


「了解」


「それじゃ、セイヤさんそうゆうことなんで」


「おう」


ブリッジに入るとハーリー君が


「艦長、おかえりなさい」


「ハーリー君、通信開いて」


「了解」


「こちら惑星プラネタルサイト特殊戦略特務部隊
 これより、航路データーを送るナデシコB・ナデシコC・ユーチャリスの順について来てくれ」


「了解」


「ハーリー君、このままついていきます」


「ええ〜」


「あとよろしく」


その足で自室のベットに倒れこむ


「アキトさん、私どうすればいいんです」


するとオモイカネから連絡が入りました
アキトさんからの通信
私は飛び起きてブリッジに走りました


「艦長、いまテンカワ アキト氏から通信でこっちに来るそうです」


信じられません、あの逃げ回っていたアキトさんが


「艦内にボソン反応!ぐぇ」


「おとっ、ハーリー君の上だったか」


「ルリ・・コンニチワ」


「ルリちゃん」(テンカワスマイル)


それは、あの頃のやさしい笑顔だった
あ、サクラ准尉がぼーとなってる


「アキトさん〜」


私はアキトさんの胸に飛び込みました


「すまないけど、これからルリちゃんも一緒にきてほしんだけど・・」


「アキトさん好きです、一緒にいてください」


私は思わず告白していました
アキトさんが困った顔してました(後で考えるとすごく恥ずかしい)


「ルリちゃん、これから飛ぶ先にもう一人のルリちゃんがいる
 もう一人のルリちゃんも俺を好きだと言ってくれる
 他にも俺を好きだ言う人たちがいる」


「かまいません、勝ち取ってみせます」


(ユリカさんすいません、でも・・許してくれますよね)


「サブロウタさん艦長代行頼みます」


「了解すっ」


「アキトさん行きましょう」


アキトさんは引きつった顔をしながな


「ルリちゃんによく捕まって」


ラピスと私を抱えて飛びました

 

 

 

 

 

 

管理人の感想

 

 

SCEBAIさんからの投稿です!!

・・・開き直ったか、アキトの奴(苦笑)

ついでにとうとうタガも外れたみたいだ(爆笑)

ラピスを連れてルリ(16歳バージョン)を迎えにいくわ、ハーリーは踏み潰すわ。

・・・ハーリーは何時もと同じ扱いか(汗)

 

ではSCEBAIさん、投稿有り難う御座いました!!

次の投稿を楽しみに待ってますね!!

 

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