『胎動』





〜ピースランド城地下〜

「では,これより同盟会議を開会します」

「それで,ル、じゃなくて『妖精』ちゃん,何がわかったの?」

「『天真爛漫』さん,気持ちはわかりますがあせらないでください」

「だって〜アキトがーーー(涙)」

「黙りな!」

「話が全然すすまねえじゃねか。『妖精』,続けてくれ」

「『赤い獅子』さん,ありがとうございます。今回はついにアキトさんを連れ去った(アキトは自
 分の意思で逃亡)黒幕が判明しました」 

「「「「「「「「「「「「「「「「!」」」」」」」」」」」」」」」」

「今,データをだします」

 



『名前  九条カズマ    

年齢   不明       

出身世界 不明 

 特技 魔術SSS,剣術SS,拳術S,罠術SS,』




「なんだこりゃ! ほとんどわかってねえじゃねか」

「『赤い獅子』,落ち着きなさい。『妖精』の説、じゃなくて話はまだ終わってないわ!」

「「「「「「「「「「「「「「「(ホッ)」」」」」」」」」」」」」」」

「なぜみんなホッとした顔をするのかしら(怒)」

「『科学者』さん,話を続けたいのですが?」

「うまくそらしわね。まあ今回はアキト君のこともあるからオオメにみてあげるわ」

「では話を続けます。黒幕のデータが少ないのは単純にだれも聞かなかったからだそうです」

「なんで誰も聞かなかったの?」

「正確に言うと元『自由への脱出』のメンバーが、です」

「じゃあアキトは知っていたのか?」

「可能性はあります」

「問題は少数精鋭に絞り込んだことだよね」

「『天真爛漫』,どこが問題なの?」

「『裏方』さん,前はアキトさんが戦力を増やすごとに私達のほうは
 その数倍の戦力を得ることができました」

「あ,なるほどね。つまり逆をついたのね」

「そのとうりです。私達の最大の武器は物量にあり,アキトさん達の
 ほうは質にあります。ですが今回の私達の物量は確実に前より目減り
 し,逆にアキトさん達のほうはそれほど質を落とさずにすみます」

「しかも追跡の手段も封じられているとなるとねえ」

「『オペレーション=ポルンガ』,かあ。確認し忘れていたなんて私達も
 とんだドジをふんだものね」

「また,此方から手引きしたのはハーリー君である事が判明しました」

「でも行方不明」

「そうです。どうやら自分も連れていってもらえるように取引きしたようです」

「なんでハーリーも逃げたのかなあ」(オメー等が子供の世話おしつけたり、天河2世に理不尽な
                  扱いを何年もうけたからだ)

「だけどよ,あの地下要塞はハーリーだけじゃつくれねえだろ?」

「その事もわかっています。どうやらゴートさんを利用したようです」

「利用?」

「ええ。尋問によればハーリー君に『正しい教えとはいつの世も
 弾圧され迫害されるものです。ですからそれにも負けないカタコンベ
 を作るべきしょう』と言われて『山』と労働力として悪魔の
 提供をうけたそうです」

「ゴートが作ったのか,だからあんな作りしてたんだな」

「あれでも一流のエージェントだしね」

「困難なことですがなんとしても黒幕には・・・・・・・・」

「「「「「「「「「「「「「「「「血の制裁を!」」」」」」」」」」」」」」」」





これは『山』における攻防が終結して24時間後の出来事である。





〜第84世界〜

時は少々さかのぼり5ヶ月前

「この世界か?」

「そうだ。この世界は我々にとって安住の地となるだろう」

「ここの世界は前の巻き添えが一番おおかったところじゃないですか?」

「そのとうりだ,シンジ」

「・・・なら、まずいんじゃないですか?」

「速水,心配するな。ようはバレなければいいんだ」

そう、彼らこそあの恐るべき『新・自由への脱出』のメンバーである。
今回は少数精鋭を貫き前回よりはかなり数を減らしている。
かと言ってあなどるなかれ,メンバー全員,わずか1ヶ月で『北辰10人』
を相手にして勝てる程に戦闘力をあげているのである。(カズマの『統合技術』あればこその荒業)

そして彼らは動き出す・・・・・安住の地を手に入れるために。

「我々は断固アーウ”達に抗議する。我が故郷たる地球を破壊せしめたことは許せざる暴挙である。
 だが,いかにお前達に抗議しようとも地球が元に戻るわけではない。よってそれに見合う星系
 による賠償と謝罪を要求する。また,返答は10日以内とする」


このメッセージを受信したアーウ”の翔士はこれをイタズラに類するものとして処理した。
後にこの翔士がこの一件によってクビを切られたのは言うまでもない。




〜10日後〜

「回答に対する答えは無視か」

「やはり本気にしなかったんだろ?」

「奇襲したほうがよかったんじゃないですか?」

「いや,きちんと宣戦布告をすべきだよ」

「まあ,大神の言うとうりだろ。やはりある程度の信用は必要だ」

「そろそろ時間だぞ」





〜帝都,管制室〜

「主任,帝都前方に巨大な空間の歪みができつつありあります!」

「な,至急その空域より退避するように各艦に連絡!」

「了解」

「主任!」

「こんどはなんだ」

「帝都前方の歪みより戦闘艦が!」

「どこの国のだ?」

「識別データによると・・・そんな」

「どうした? 早く答えろ」

「しかし、、、、、」

「さっさっと答えんか!」

「データが存在しません!」

「まったくの不明だと?」

「いえ,戦闘艦についてるマークについてならあったんですが・・・・・古代日本とデータ
 はでているんです」






その言葉と共に管制室は静まりかえった。ここにいたってようやく今回の出来事の異常性にきずいたからだ。ここに新たなる戦いはその幕をあげた。








あとがき

う〜ん今回はネタがおもいうかばない。
まあ、なんとか2作目を書くことができました。
次もできれば書きたいと思っています。それでは!