Ashes to ashes...dust to dust

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

血にまみれた夜 狂ったようにドアを叩く

 

「こいつがお前を

 立派な猟犬にしてくれる」

 

君の残り香は 死臭漂う街の中

 

「間違いない。かの者こそ、

 探し求めたロードヴァンパイアの継嗣」

 

この身体が不死鳥のように蘇っても

 

「どうしたの?

 まるで吸血鬼にでも会ったような顔をして」

 

愛しい君は 小鳥のように何処へか消えた

 

「そんな馬鹿な!

 あれは俺の夢じゃなかったのか!?」

 

紅き月の下 狂った世界で猟犬が吠え猛る

 

「あいつの行く先に

 茜と山査子の棘があるように」

 

ドアが閉まる音は聞こえたかい?

 

「この日が来るのを待っていました。

 アルガ、愛しい人」

 

逃げ場はもう どこにもない

 

「お前の苦しみはよく分かる。

 俺もまた……だからな」

 

行きつく先は地獄のみ

絶望の中 君は倒れ伏した

 

「間違いない。

 この子、ヴェドゴニアだわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人にして人にあらず

吸血鬼にして吸血鬼にあらず

 

狭間を揺らめく闇の住人

 

その者の名は……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴェドゴニア