エヴァンゲリオン&ナデシコ

第六話 本当の戦いそして始まり

 

 

「おはよ、シンジ君。調子はどう?」

「はい、問題ありません」

「エヴァの出現位置、非常用電源、兵装ビルの配置、回収スポット。全部頭の中に入っているわね?」

「大丈夫です」

「それじゃマヤ、インダクションモード始めてちょうだい」

「はい、インダクションモード始めます」

ダダダダッ

訓練といってもゲームみたいだな。

国家予算並のゲームって・・・・・。

「凄いですよね、シンジ君。シンクロ率といいエヴァの操縦といい、何も言うことありませんね」

「そうね・・・。とても最近乗ったばかりだとは思えないわね」

ダダダダッ

「まぁ良いじゃないの。これからのことを考えれば楽になるんだしさ〜」

「ミサト、貴方もう少し考えたらどうなの?」

「そんなに気難しく考えていたらシワ、増えるわよ」

「貴方も少しはビール減らしたら?そうすれば少しはお腹がへこむんじゃないの」

ダダダダッ

「あら、言ってくれるわね、リツコ」

「貴方もね、ミサト」

「「うふふふふ・・・・・」」

ダダダダッ

(せ、せんぱ〜い・・・)

ミサトさんもリツコさんも仲がいいのか悪いのか・・・。

ケンカするほど仲がいいって言うんじゃないのか。それよりいつまでやればいいんだ?

さあ・・・。しばらくは終わらないと思うよ。

 

 

「はぁ、やっと終わった・・・・・」

シンジ君だ。どうしたのかな、一人で居て・・・?

「あれ、シンジ君・・・。こんな所でどうしたの?」

「訓練が終わったばかりでちょっと休んでるんだ。綾波はどうしたの?」

レイでいいのに・・・。私は病院に検査を受けてきたその帰りなの。

それより用事が無かったら、もうこんな時間だし何か食べにいかない?」

「え、もうそんな時間か・・・。それじゃあ行こう」 

やった〜!シンジ君と一緒にお昼だぁ〜!

『緊急警報発令、現在使徒接近中!繰り返す、使徒接近中!総員戦闘配置!!』

う・・・うそ・・・・・。

「綾波、それじゃ僕は行くから・・・。あ、綾波・・・・・?」

「うふふ・・・、うふふふふふ・・・・・」

「あ、綾波さ〜ん・・・。どうしたんですか?」

「それじゃシンジ君、頑張ってね・・・」

「う、うん・・・・・」

うふふ・・・、うふふふふふ・・・・・。

使徒・・・人類の敵・・・私の敵・・・・・。

 

 

『青葉君、使徒の位置は!?』

『現在使徒は市街地から本部直上に向けて進行しています。速度は約80』

『初号機はルート261番から射出します。射出後は358番の兵装ビルからバレットライフルを装備。

目標が射程に入ったと同時に一斉射撃。いいわね、シンジ君』

「はい、解りました」

へ〜、なんかそれっぽいな・・・。

そんなことよりも今回はちょっと考えがあるから。

前は散々だったらしいな。

ま、いろいろね・・・。

『初号機、発進っ!』

バシュッ!

「ぐっ」

やっぱ・・・きついな・・・・・。

そうか、それほどでもないと思うけど.

絶対変だよ、それ・・・。

ガシャン!

「ッ!」

おい、どうしたんだ!?

し・・・、舌、噛んだ・・・・。

・・・・・何やってるんだ、お前は。

うう、そんなこと言ったって・・・。

『シンジ君、ライフルを取ってビルの陰に隠れて』

「は、はい」

ふう、今回はリハビリがてら気楽に行こうか。

良くそんな余裕があるな・・・。

鞭にさえ気をつければどうにかなるよ。

 

 

『シンジ君、来たわよ!』

目標をセンターに入れて・・・・・、

「スイッチ!」

ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ・・・・・

カチカチッ

何やってんだ、敵が見えないぞ!

よし、作戦どうり。

どう言う事だ?

『バカッ!弾幕で敵が見えないでしょ!』

・ ・・来るっ!

 

ビュンッ

    ブォン

 

スパンッ!

 

ズズズズズズ・・・・

 

僕がバックスッテップをすると同時に兵装ビルが何棟か崩れ落ちていく。

『シンジ君、318番兵装ビルに予備のライフルがあるわ、受け取って!』

「だめです、ミサトさん!これじゃあ効き目がありません」

『使徒も進化しているのね・・・。どちらにしろこのままじゃやられるだけよ』

『リツコ、そんな事言ってないでなんか他に武器は無いの?』

『・・・ソニックグレイブの試作品があるわ。長刀だと思ってくれればいいわ』

『・・・・・それしか無いわね、それを早く地上に出して!

シンジ君、さっき言った地点に出すわ。そこに向かってちょうだい』

「解りました」

そう言われると僕はライフルを捨て、少しずつ下がりシャムシエルを引き付けた後に、

懐に飛び込んでいく。

『シンジ君、無茶よ!』

シャムシエルと姿が重なると同時にウエポンラックからニードルを打ち出し、右鞭の根元に当たる

だが・・・反対側の鞭が左肩を掠める。

やっぱり無傷ってわけにも行かないか。

『シンジ君、大丈夫!?』

「だ、大丈夫です!それより武器は?」

『いまそっちに行ったわ。作戦は・・・』

「待って下さい、ぼくに考えがあります・・・。任せてくれませんか?」

『・・・・・解ったわ。その代わり無茶はしないように、良いわね?』

「解りました!」

僕は、プログレッシブナイフを右手に握り、今来たソニックグレイブを左手に握り締める。

・・・右鞭の動きが遅い。そこを狙っていけば・・・・・!

これで終わらせて見せる!

そして僕はまた飛び込んで行く。

 

ビュン

 

やっぱり・・・右鞭の動きが鈍い!

 

ブォン    

 

「うおおぉぉぉぉぉぉ!!」

 

ザシュッ!

 

「これで・・・!」

シャムシエルの右鞭をナイフで切り落とし、ソニックグレイブでコアを突く。

 

キュイイィィィィィン!

 

ビュン!

 

なっ、まだ動けるのか!?

 

       ジュワ

 

「うああぁぁぁぁ!」

僕はプログレッシブナイフを投げ捨て、鞭を捕まえる。

これはちょっと予想出来なかったな。

『使徒の内部エネルギーが減少していきます!』

『使徒、活動停止予測まで後18!17・・16・・15・・・・8・・・3・・2・・1・・活動停止!』

『パターン青消滅。しと、殲滅しました』

『シンジ君、使徒は殲滅したわ。帰還していいわよ』

「・・・はい」

これからだな・・・。本当の戦い、そして始まりは・・・・・。

・・・うん。

 

 

原形をとどめたままの使徒・・・、まさに理想的なサンプルね。

「損傷は左肩のウエポンラック、それに右手の装甲融解だけ・・・。

訓練も十分出来なかったのにこれだけで済むなんて・・・・・」

「何言ってんのよ、私が指揮したからに決まってるじゃない!」

「あら、貴方がまともに指揮をしたのは最初だけで後は見てるだけじゃ無かった?」

まったく、頭の中がどういう構造をしているのか見てみたいわね。

「う、そんな事無いわよ・・・。そんな事よりどうするの、アレ?」

「・・・・・エヴァの維持費だけでも資金が苦しいのに、ますます悪くなるわね」

はぁ、また経費削減かしら・・・。研究費が少なくなるわね。

「あら、貴方がそんな事心配してるの?」

「それじゃあ私がそんな事心配していると思っている?」

「まあ、今のリツコはアレの解剖や研究したい事でいっぱいなんじゃない?」

・・・そんな事言うからには命は要らないんでしょうね、ミサト。

「ミサト、貴方そんなに改造されたいの?そういえば試作品の薬があったわよ。試してみる」

「あはははは・・・・・。そ、それじゃ私は用事があるから失礼するわ」

「そう、残念ね・・・」

「先輩、初号機の収容完了しました」

「そう、それじゃあ作業班に初号機の修理を急がせて。私は使徒の残骸を見てくるから後は頼んだわよ、マヤ」

「はい、先輩!」

 

 

 

 

作者とキャラの懇談会

作:や、やっと終わった・・・・・。

ミサト:何いってんのよ、まだ六話目じゃない。

作:あ、あんた・・・誰?

ドン!

ミ:どう?これで目が覚めた。

作:は、はい。もうパッチリと・・・。

ミ:ところで何でそんなに疲れてんのよ?

作:うう、良くぞ聞いてくれました!実は・・・、

ミ:実は・・・?

作:もうすぐテストなのです!!

ミ:・・・・・。

ドン!ドン!ドン!

作:グハッ!な、なぜ・・・。

ミ:そんな事でいちいち疲れてるんじゃない!

作:俺はテストだから疲れてるんじゃない、あの約束をどうするか困ってるんだ

ミ:それはなぜ?

作:だって海の日まであと一話・・・じゃ無くてナデシコ編に突入しなきゃいけないんですよ!

ミ:それはあんたが言っちゃったんじゃない。

作:だから、それまでに書かなくちゃ俺の命が無いんですよ!

ミ:ああ、それなら大丈夫よ。

作:何でですか?

ミ:死ぬことは無いわよ、ただ生き地獄になるだけだから。

作:だからそれが嫌なんだぁぁぁぁぁぁぁ!!

ミ:だったら早く書くことね。

作:ど、努力します・・・。

ミ:約束の日まであと50日、果たして作者はその日まで生きていられるのか!?

作:勝手に殺そうとするなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

ミ:そして作者の頭でどれだけの成績が取れるのか、こうご期待!

作:勝手な事言うなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

ミ:五月蝿い!

ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン

カチン

ミ:ちっ、弾切れか!

作:た、助かった・・・・・。

ミ:甘い!まだ予備弾があるのよ!!

ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン

ミ:ふぅ、すっきりした。

作:し、死ぬ・・・。助け・・・・・

ドン

作:な、何で一発だけ・・・・・。バタリ(殲滅)

ミ:本当のプロは一発だけ残しておくのよ。それじゃ次回もお楽しみに!

作:(復活)・・・・・こ、こんな事をしといて・・・。

ゲシッ

作:グハッ・・・・・・・・・・(再殲滅)

 

 

 

 

 

管理人の感想

 

 

シンさんからの投稿です!!

・・・学生さんも大変ですね(汗)

まあ、誰しも一度は通る道ですから(笑)

それにしても、やはりミサトはいらない作戦部長なのか?

・・・怒鳴るだけだし(苦笑)

 

では、シンさん!! 投稿有難うございました!!

 

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