前回までのあらすじ・・・・

 またもやAction投稿者による異世界へ飛ばされたアキト。
 今度、たどり着きアキトを待っていたのは『差別』が産んだ戦争だった。

 そんな中、アキトは2人の少年少女と出会う。
 少年の名はキラ・ヤマト。平凡な民間人である。

 そして戦いの中で昔の親友だったアスランと再開を果たすキラ。

 親友と戦わなければならない事実に戸惑う中、ヘリオポリスは崩壊していくのであった・・・・・・

 そして、戦いは加速していく。『漆黒の戦神』テンカワ アキトの出現によって。












機動戦士ガンダムSEED PLUS



第9話 最凶の届け物













−AA 格納庫

 前回、突然に出現したピンクの『あの』ドア

 そのドアをアキト達はただ眺めているだけだった。

クリス「―――って、アキト君男でしょ? なんとかしてよ〜趣味悪いわ」

アキト「確かに戦艦の格納庫にピンクのドアは不思議だわな」

 むしろ、ある自体がおかしいです。 ナデシコじゃないんだから。

マードック「おい、どうした?」

 不思議がっていると、マードックがやって来た。

アキト「あっ マードックさん。 実は・・・・・・」

 ブリッジでの出来事とピンクのドアの事を簡単に話した。

マードック「あ〜俺も分からないからな〜 何時の間にかあったしよ〜」

クリス「空けてみようかなと思ってドアを開けたんだけど・・・・・・」

アキト「どうでした?」

クリス「やっぱり壁だったわ」

マードック「つー事は、あのドアはどこにも通じていないのか」

 うーんっと考えるマードック。

マードック「AAの設計段階でもあんなの取り付けていなかったし・・・・・・」

 当たり前です。

クリス「出航時も付いてなかったものね」

アキト「という事は突然出てきたって事か・・・・・・」

 考え込んで頭を悩ます3人。

 その時だった!!





 ――ガチャ





 突然、ピンクのドアが開いた!!





アキト・マードック・クリス「「「―――っ!!」」」

 驚く3人!!










 そこに居たのは・・・・・・・










 2頭身の自称ネコ型ロボットの・・・・・・




















 着ぐるみを着たプロスペクターだった!!




















 しかもキャラクターの顔部分から顔が出せるタイプの着ぐるみだ。

アキト・マードック・クリス「「「・・・・・・・・・・」」」

 呆然とする3人。

 1人は子供の頃から好きだったキャラクターに入っているオジサンに・・・・・・・

 1人は自分よりも(恐らく)年上のオッサンが着ぐるみに入っている事に・・・・・・

 そして・・・・・・

 残り1人は・・・・・・










 突然の再会(?)を感激すべきか、ツッコミを入れるべきか放置すべきか

 もしくは滅殺すべきか悩んでいた。











プロス(?)「やあやあ、みなさん。 こんにちは」

 キャラクターと同じ口調で話しかけてくる未確認物体。

クリス「ひぃぃぃぃぃぃぃぃ(T_T)

 当然のように怯えるクリス。

アキト「大丈夫ですか? クリスさん」

マードック「こんにゃろう。 よくもクリスを!! 野郎ども殺っちまえ!!」

整備班一同『おおっ!!』

 後日、アキトが聞いた話ではクリスは整備班のマドンナ的存在だったらしい。

 それはともかく、未確認物体に突進していく!!

プロス(?)「むっ!! う〜んと」

 『あの』ポケットを探る未確認物体。

プロス(?)「ちきゅうはかいばくだ〜・・・・」

アキト「やめい!!」

 ――ドカッ

 取り出し終える前に未確認物体を黙らせるアキト。

一同「・・・・・・・・・・(   J J J)」

 コントのような光景に呆然する一同。

プロス(?)「痛いじゃないか〜アキトく〜ん」

 某自称ネコ型ロボットの口調でアキトを攻める。

アキト「『アキトく〜ん』じゃありません!! 何やっているんですか!? プロスさん!!」

クリス「えっ、知り合いなの?」

 「うわっ」と変な目で見始める整備員。

アキト「えっ!? 知り合いとうか・・・・・・何と言うか・・・・・・」

 何と言って良いのか分からないのかアタフタしているアキト。

アキト「・・・・・・・やっぱり知りません!!

 結局、行き着く答えはそれだった。

クリス「でも・・・・・・どうするんですか? 『コレ』

 もはや『コレ』扱いの未確認物体。

マードック「と、とりあえず・・・・・・何者だお前さんは?」

 勇気をだして注意しながら未確認物体に話しかけるマードック。

プロス(?)「はじめまして〜 ボク、プロえもん!

一同「・・・・・・・・・・(   J J J)」

 そのまんまの答えに呆れる一同。

アキト「あの〜プロスさん? いい加減に冗談は・・・・・・」

プロえもん「ボクはプロえもんだよ? 何を言ってるんだい? アキトくん」

 まるでの○太よばわりされているのに少しカキンときたアキト。

アキト「・・・・・・お願いだから帰って下さい!! ―――つーか還れ!!

 泣きながらお願いする。

プロえもん「どうしたんだい、アキトくん? また、ジャ○アンに泣かされたの?」

 いや、お前だし―――と一同の心の声が同調した瞬間だった。

プロえもん「しかたないなぁ〜アキトくんは〜 う〜んっ確かここに・・・・・・」

 お腹のポケットを探り出すプロえもん。

 その行動に一同が息を飲んで注目する。

 ――ちゃららん♪

 お馴染みの効果音が何処からか流れてきた。

プロえもん「ちきゅうはかいば・・・・・・」

アキト「結局、そこかい!!」

 ――バキッ!!

 格納庫の床に赤い池を造った。

マードック「おいおい後片付けするこっちの身にもなってくれよな・・・・・・」

 そのまま解散していく一同だった。

 ――ピー ピー

 突然、壁の通信機が鳴りマードックが取った。

マードック「アキト、お前さんにだ」

 マードックから受話器を受け取るアキト。

アキト「はい。 もしもし」

ナタル『キミは何故、ソコにいるか忘れていないか?』

アキト「・・・・・・

 また、忘れていたか・・・・・・

 ガチャと受話器を戻した後、アキトはプロえもんの死骸に近寄った。

アキト「おい」

 ゲシッとプロえもんを足蹴りするアキト。

プロえもん「痛いじゃないか〜 アキトくん」

アキト「やかましい。 何か届け物があるだろ?」

プロえもん「う〜ん ・・・・・・

 お前もか・・・・・・

プロえもん「そうそう。 届け物があったんだよ〜」

 ゴソゴソとポケットを探り出すプロえもん。

アキト「また『ちきゅうはかいばくだん』だったら殺す――ばらす――からな」

プロえもん「ギクッ!!」

 同じネタは流石に通じなかったのだった。

クリス「ばらすって物騒な言い方ね・・・・・・」

プロえもん「まったく、アキトくんは短気だからなぁ・・・・・あっ、あったあった♪」

 ポケットから取り出したのは小さな金属の箱が3個だった。

アキト「なんだこれは?」

 大きさからして15cmの立方体だった。

プロえもん「まあまあ、見てなさい」

 と、そのまま格納庫の広い場所に箱を置くプロえもん。

マードック「何だ何だ? 何が始まるんだ?」

 アキトの横にやって来たマードックがアキトに問いかける。

アキト「知りませんよ」

 そんなやりとりの間にプロえもんの方は準備が整ったようだ。

プロえもん「それじゃあ、そこの人達、危ないですよ〜」

 アキトの側に来たプロえもんが箱に集まっていた野次馬に注意する。

 プロえもんは仕方なくポケットを探り出す。

 ――ちゃららん♪

プロえもん「大きくする懐中電灯〜」

 確かにプロえもんの手には懐中電灯が握られていた。

 そのままプロえもんは懐中電灯の光を箱に当てた。

アキト「まさか・・・・・・」

 ムクムクムクっと大きくなっていく箱。

 それと同時に逃げ出す野次馬達。

アキト「マジかよ・・・・・・」

 適当に大きさになった箱が3つ。

プロえもん「それじゃあ、ココにサインを」

 驚く一同を尻目にプロえもんはアキトにサインを貰った。

プロえもん「それじゃあ。 まいどあり〜」

 ――バタン

 ピンクのドアが消えていく。

アキト「初めて見たな『あの』ドアが消える瞬間」

クリス「ええ・・・・・・」

マードック「それよりも、どうする? 開けるか?」

アキト「お願いします」

 アキトの返事に注意しながら箱を開ける整備員。

 箱の中から現れたのは・・・・・・

アキト「こ、これは・・・・・・(   J J J)」










−AA付近 宇宙空間

 そんなバカな事をしている間にもキラはピンチに立たされていた。

 帰艦命令が出ているのに関わらず戻れない理由とは・・・・・・

ディアッカ『おい! イザーク!! 帰艦命令が出ているぞ!!』

イザーク『くくくくく 楽しい楽しいぞぉぉぉぉぉ!!』

 ストライクと互角に切りあうデュエル。

 既に両方のシールドとライフルは大破していて、お互いにサーベルしか無くなっていた。

 それを遠くで見ているバスターのディアッカが何度も呼びかけるが無視―――って言うか聞いていない。

イザーク『久々だぜ、こんな戦いは!! 嬉しいぞ!! キラ・ヤマト!!』

 1人の戦闘馬鹿――バトルマニア――に離してもらえないのと・・・・・・

ニコル『アスラン!! 早く帰還しますよ!!』

 バスターの反対側にいるイージスとブリッツがいた。

ニコル『アスラン、聞こえているんですか!?』

 何回もイージスに呼びかけるニコルだが・・・・・・

アスラン『・・・・・・・・・・』

 無言のアスラン。

ニコル『アスラン!!』

アスラン『・・・・・・駄目だ・・・・・・』


 ボソッと呟くアスランの声にニコルの眉がピクッと反応した。

ニコル『アスラン?』

アスラン『キラをGETするまでいやじゃぁぁぁぁぁ!!』

 1人の大変態の2人に狙われて帰艦できないキラであった。

 アーメン。

キラ『くっ、戦闘狂――バトルマニア――か。 厄介だなぁ・・・・・・』

 チラッとエネルギーゲージを見るがもう残りが無かった。

キラ(エネルギーが切れかけている。
   しかし、それはデュエルも同じだが相手は4機、1機を倒したとしても相打ちでエネルギー切れだ・・・・・・)

 視線を画面の小さいAAに向けた。

キラ(ここからじゃあAAに帰艦する事は不可能に近い・・・・・・)

 そして正面のデュエルに視線を移す。

キラ『(どうする? フラガさんの増援も期待できない・・・・・・)―――っ!! ゲージが!!』

 ――ビービービービー

 警報音と共にサーベルが消えていく。

キラ『フェイズシフトもダウン!? くそっ!!』

 ダンッとコントロールパネルを叩くキラ。

キラ『とりあえずストライカーパックを切り離そう』

 ストライカーパックを取り外しノーマルに戻るストライク。

 そしてアーマーシュナイダーを構える。

キラ(これでも機動できるのは3分弱といったとこか・・・・・・)

 その時、目の前のデュエルも色が灰色に変わっていった。

イザーク『くっ、こんな時に!!』

 悔しがるイザークのデュエルの腕をバスターが掴む。

ディアッカ『ほら、帰艦するぞ』

イザーク『ディアッカ!? まだお前らの機体であいつを倒せるだろ!!』

ディアッカ『それなら大丈夫だって。 ほら』

 バスターが指差す先を見るデュエル。 そこには・・・・・・・

アスラン『キラ、GETだぜぇぇぇぇぇぇぇぇ!!』

 某ポ○モンマスターを目指している少年みたいにストライクに突貫するMAに変形したイージス。

 このままだと色魔にキラが犯されてしまう!!

 つー事は、キラ、ピンチ!?

イザーク『・・・・・・・・・・』

ニコル『・・・・・・・・・・』

ディアッカ『・・・・・・・・・・』

 そんなイージスを呆然と見ている3人。

イザーク『・・・・・・なあ』

ニコル『なんですか? イザーク』

イザーク『一応、俺達ってエリートだよな?』

ディアッカ『一応な』

イザーク『アレが俺達の仲間で一応エリートって言われているんだよな?

 イザークの言葉にダンマリの2人。

イザーク『俺達って同類に見られているのか?』

ディアッカ・ニコル『『・・・・・・・・・・(   J J J)』』

 ここにいる3人は知らなかったが一部の女性兵士の間ではやおい隊ゲイ隊やらホモ隊等と影で言われている。

 更にはプラントの一部で行われている即売会では堂々人気の部隊なのだ。 クルーゼ隊は。

 ちなみに即売会黒幕(主催者)某歌姫だという噂もある。

 そんな間にもストライクのピンチは回避できなかった。

 ――ガシッ

 4本のクローが見事にストライクを捕獲する。

ニコル『捕獲しちゃいましたね』

イザーク『奴の暴走が更に酷くなるな・・・・・・』

ディアッカ『おいおい。 俺、転属願だそうかな・・・・・・』

 キラが来ると3人の苦労も増える事は見え見えであった。

アスラン『キラ〜、もう離さないからな〜』

キラ『やめてよ、アスラン!! ボクはザフトに行くつもりはないよ!!』

アスラン『駄目だ!! お前は俺と一緒に来るんだ!!
     そして、一緒にサンフランシスコの市役所に行こう!!』

キラ『ち、ちょっと、アスラン・・・・・・ネタが見えないよ』

アスラン『怖がらなくても大丈夫!! 痛いのは最初だけだからな

一同『『『『・・・・・・・・・・』』』』

 アスランの爆弾発言に一同が引いてしまった。

イザーク『くそっ エネルギーが残っていたら、あの汚物を始末できるのに!!』

ディアッカ『俺が殺ろうか?』

 ジャキと超高インパルス長射程狙撃ライフルを構える。

ニコル『まあまあ。 帰艦してから、じっくりと殺ればいいんですよ。 ふふふふふふふふ』

 ニヤリと某同盟並の怪しさで微笑むニコル。

イザーク・ディアッカ『『そ、そうですね・・・・・・』』

 何気に敬語を使って答える2人。

 この状態のニコルに手を出すとろくな目に合わないと学習している2人であった・・・・・・

アスラン『さあ、行こう!! 僕達の新たな人生設計をしに!!』

キラ『いやだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』

 当然のように断固拒否しているキラに対しアスランは・・・・・・

アスラン『憂い奴・・・・・・また、それがそそるんだよ・・・・・・(ジュル)』

 キラの抵抗に涎を拭うアスラン。 さすが変態。

 その時だった・・・・・・

 ――ビュン ビュン ビュン

 5機の間を3機の戦闘機が駆け抜けていく。

イザーク『何ぃ!?』

ニコル『レーダーに反応がありませんでしたよ!!』

ディアッカ『MA!? それにしては見た事のないタイプだぜ』

 3機の戦闘機は黄色の三色だった。

ニコル『飛んできた方向から推測すると足付きの増援ではないかと・・・・・・』

ディアッカ『ちょいまち。 足付きの戦力はMS2機(ストライクとジン・トニック)と被弾したMA1機って聞いているぜ』

イザーク『ふん。 どうせ隠し玉だろう。 面白い、俺が落としてやる!!』

ニコル・ディアッカ『『いや、あんたエネルギー切れだし。 逆に足手まとい』』

イザーク『うぐぅ』

 冷たくツッコミを入れられたイザークのデュエルは取りあえず、そこらの空域に放置しバスターとブリッツは謎の戦闘機に対し戦闘態勢に入った。

 その時、キラとアスランは・・・・・・

キラ『な、なんなんだ・・・・・・』

 戦闘機はストライクとイージスの回りをグルグル旋回している。

アスラン『おのれ、俺とキラの甘い生活を邪魔する気か!!』

 完全に敵と判断したアスランだが対抗する手段が無いのだ。

 イージスのMA状態の武器は『580ミリ複列位相エネルギー砲“スキュラ”』のみ。

 だが、ストライクを捕獲している今は使えないのだ。

アスラン『ニコル、ディアッカ!! 奴を何とかしろ!!』

 完璧にリーダーぶっています。

ディアッカ『言われなくても!!』

 ――バシュゥゥ バシュゥゥゥ ドシュドシュドシュドシュドシュドシュ

 戦闘機の真正面に移動していたバスターが『350ミリガンランチャー』と『94ミリ高エネルギー収束火線ライフル』で攻撃する。

 その後、回避すると思われる全方向に向けて『220ミリ径6連装ミサイルポッド』を全弾、打ち込んだ。

ニコル『分かっています!!』

 ――バシュ バシュ バシュ バシュ

 更にミサイルの雨にビームライフルの雨まで打ち込んだ。

ディアッカ『へっ、これなら回避できないだろ!!』

 どう考えてもビームは直撃コース。 万が一、回避できたとしてもミサイルとビームの雨が直撃する。

 いくらプロのファイターでも回避できないのだ。

 しかし、彼らは奇跡を見た。

 なんとビームとミサイルの隙間ギリギリを戦闘機が飛んでいる。

 少しでもずれたらビームとミサイルの餌食になってしまう。

 こうして3機ともブリッツとバスターを通り抜けていく。

ディアッカ『おいおい。 マジかよ・・・・・・』

ニコル『そんな馬鹿な・・・・・・』

 自信を無くす2人だった。

アスラン『くっ、使えない奴らめ!!』

 完全に悪役を演じているアスラン。

キラ『凄い・・・・・・あれ? でもAAにあんなMAとパイロットいたかな?』

 キラがやっと疑問に思ったその時!!

???『酷いなキラ君。 俺がいるだろ?』

 赤い戦闘機から聞こえてきた声にキラは聞き覚えがあった。

キラ『あ、アキトさん!?』

アキト『遅れてすまない。 少々問題があったから

アスラン『くっ、テンカワ・アキトか!!』

 それを聞いた他の3人がアキトの名に反応した。

イザーク『テンカワ・アキト? 奴がそうなのか・・・・・・』

 イザークは新たな敵に心の底から歓喜になっていた。

 『強い奴と戦える』と・・・・・・

ディアッカ『あいつがテンカワ・アキトかよ』

ニコル『噂以上ですね』

 ヴェザリウス艦内の噂以上の腕に驚愕していた。

 そんな4人を尻目にキラには疑問が残っていた。

キラ『他の2機には誰が?』

アキト『ああ・・・・・・俺の遠隔操作とAIのサポートだ』

 そう、AAにはキラとフラガ以外にパイロットはアキトしかいない。

 さすがに素人を乗せると言う訳にもいかない。

 そこでディアが青い戦闘機にブロスが黄色の戦闘機にサポートとして乗り込み(?)アキトが遠隔操作する事になったのだ。

キラ『遠隔操作でアレですか・・・・・・』

アキト『意外と疲れるんだよ。 ―――という事でキラ君を返してもらうよ』

 イージスの回りを牽制がしらに飛び回り帰艦させないようにする。

アスラン『そんなMAモドキで何ができるんだって言うんだ?』

アキト『こんな事が出来るさ・・・・・・やりたくないけどな・・・・・・』

 と言いつつイージスの回りから離れる3機。

キラ『何が起きるんだ?』

 ゴクッと生唾を飲み込み何が起こるのか少し期待しながら待っていた。











アキト『いくぞ・・・・・・』










 それは・・・・・・この世界での禁じ手だった・・・・・・










アキト『レーッツ、ゲキガイン!!』










 3機の戦闘機が合体していく・・・・・・そして・・・・・・










アキト『ゲキガンガー3!!』

 キラ達の目の前に現れたのは知る人ぞ知るスーパーロボットだった。










 またまた、続く!!










キラ「えっ!? 今回も次回までこのまま!?」

 はい。 このままです。










to be continued







この作品はフィクションです。実在の原作・人物・団体・事件なとには、一切関係ありません。







−後書きコーナー

 拝啓

 さてさて、第9話をお送りしました。

 ようやく出来たというのに中身の進展はまったく無いという事を知ったのは書き終わった3分後の事でした。

 読み返してみても前回から進んでいないんだな〜と思い「まっいっか♪」という事で後書きに入りました。

 今回のテーマは『新キャラ初登場!!』ですかね。

 まぁ新キャラというか珍キャラですな・・・・・・

 その話はまた後で〜





−前回、放置プレイされたピンクのドア

 あのドアって開けると自然に行きたい場所に通じてくれるのですが・・・・・・

 今回、クリスが開けた時『やっぱり壁だったわ』と言っていました。

 ドアが故障している時はタダのドアのハリボテでクリスと同じ状態になりますが、

 正常な時は開けると自然に作動されますので、そこらへんのツッコミは無しって事で。

 理解できなかったら別に良いですよ(   J J J





プロえもんとは?−

 今回の話の中心になった珍キャラですが・・・・・・

 アキトは彼をプロスペクターだと思っていたようですが、彼自信は否定しています。

 そこらへんの事は物語が進んでいくにつれて明らかにされます。

 ココだけの話、彼こそが『SEED PLUS』のキーキャラの1人であるみたいです。

 さて、何故某青狸+プロス=プロえもんでプロスさんを使ったかというと・・・・・・

 1つは、面白そうだから。

 2つ目、プロえもんのロゴが何となく合っていたから。

 最後は、プロスが活躍するSSが少ないと思ったから(爆)

 その3点でした。

 ちなみに他のキャラでも試してみました。

 ゴート・・・・・・必ず壊れる。 ゴート教だからボツ。

 ユリカ・・・・・・話が絶対に進まない。 即、ボツ。

 ルリ・・・・・・・ルリえもんの響きが何か嫌。 よってボツ。

 ジュン・・・・・・却下。

 ハーリー・・・・・候補にも上がらず却下。

 メグミ・・・・・・貧○<←自主規制>だから。 ボツ。

 ナオ・・・・・・・サングラスがウケルと思い最終選考まで残った。 キャラの濃さに負けてボツ。

 その他、もろもろと案が出されました。

 中には北辰まで出てきていましたが『ボク、ホクえもん』という口調+ロゴが気に喰わなかったのでボツ。

 それ以前に彼には殺って貰わなければならない事がありますしね・・・・・・

 結局はプロスさんに決定となりました。

 これからもヒロインのプロえもんの活躍をヨロシク。





 え? ヒロインじゃない?





−やっとまともに出てきたニコルとディアッカ。 そして今回のバトル−

 第4話で何となくチョイ役と出ていましたが今回は本格的に出てきました。

 まあ、なんとなく目立たなかった気がします・・・・・・

 今回の戦闘を真面目にやっていたのは彼ら2人とキラぐらいでしょう。

 イザークは戦闘狂にしましたし・・・・・・

 アスランは完全に壊したし・・・・・・直すのめんどそう・・・・・・

 多分、ニコルとディアッカにはアスランとイザークのお目付け役として働くと思います。





−とうとうやってしまったアフレンジャーに続く、壊れネタ『ゲキガンガー3』−

 さてさて、今回登場してしまったゲキガンガー。

 やってはいけないと思っていたんですが『つなぎ』としてゲキガンガーには頑張ってもらいたいと思います。

 つーか、ゲキガンガーの資料ないや・・・・・・どうしよう・・・・・・

 それとゲキガンガー登場の詳細は次回という事で・・・・・・





−次回予告−

 禁じ手をとうとう破ってしまったアキト。

 シリアス展開がドンドンおバカな話になっていくのは気のせいだろうか・・・・・・?

 ともあれガンダム3機と戦うことになったゲキガンガー3。

 はたしてゲキガンガーに勝ち目はあるのだろうか?

 次回『ゲキガンガー、出撃』

 来週もこの時間にレェェェェツ ゲキガイン!!

2004年03月09日



 敬具














管理人の感想

TAKUMAさんからの投稿です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ま、色々と前歴が不明な方ですからね、プロスさんも。

以前、ド○えもんをしていても、全然不思議が無いという事で(爆)

相変わらずアスランは己の道を邁進しているし、他の面々も壊れかけてますなぁ

さて、スーパーロボットに分類されるゲキガンガー3が、リアルロボット数体に勝てるのでしょうか?

次回に期待、ですね。