時守の使者第2話















「大丈夫か?クロノ。」

「・・・・・はい、取り敢えずは・・・大丈夫です。」

(先程までに僕のことを完璧に忘れ感動の再会に浸っていた艦長に小言を言って
 ぼくは格納庫に来た。ちなみにさっきの戦闘は彼と増援の白いエステバリスが
 加わったのもありさっさと決着がついた。
 もちろん、こちら側の勝利だ。)

ゴォォォォォォォォ









ウィィィィ














「皆、」

(今、僕の目の前に漆黒の機体が降り立った。
その後、アサルトピットのハッチが開き中から一人の人物がでてくる。
 そして、出てきたその人物が何か言おうとした瞬間。)

「お〜〜〜〜〜〜〜!!
 何だそのエステバリスは!!
 新型か? 新型なんだな!!
 早く俺に改造させろテンカワ!!」







(・・・時と場所によって言うことは考えたほうがいいと思いますよ?ウリバタケさん
 ほらルリちゃんの目が怖い・・・ウリバタケさん、あとできっと女性陣でお仕置ですな?)

「アキトさん!!」

(気を取り直したようで珍しくルリちゃんが大声を上げる、返事をしようと彼が何かを再び言おうとした瞬間。)

「ただい・・・・・・・・」

「おおおおおおおお!!!」

(突然、格納庫に満ちた整備班の人達の大声(僕は除く)によって
 彼の声はまたかき消されてしまった。ちなみに僕はこの後起こるであろう
 惨劇を予想してちょっぴり背筋が凍ったのは言うまでも無い
 なぜなら僕の後ろには例え様も無い怒気を出している女性陣が居る
 さて、整備班が大声を出した理由・・・・・
 その理由は・・・シャトルから降りて来た一人の女性のせいだった。
 綺麗な長い金髪を、私と同じ様に三つ編みにしている。
 さらにスタイルは艦長と比べても見劣りしない。
 そして連合軍の軍服を着ている。
 と、言う事は軍人だな。
 それに年齢はメグミさんと同じ位、かな?
 若くて、美人でスタイル抜群、これは彼らが騒ぐ訳ですな・・・)







「コホン、皆ただ・・・・・」

「おおおおおおおお!!!」

(・・・・彼が言おうとした言葉はまたまたかき消されてしまった
 二度有ることは三度有ると言うけど・・・・・・
 後ろの怒気が鬼気に変わってきている・・・・
 僕はそろそろ退散しようかな?
 さて今度は、あの銀色のエステバリスから降りて来た女性だった。
 髪はサラサラのプラチナブロンドをポニーテールにして。
 そして、その身体にフィットしたパイロットスーツを着ている。
 ・・・こちらもスタイル抜群だったりする。
 最初に見た金髪の女性と、顔立ちがそっくり。
 双子かな?)

 はあぁぁぁぁぁ・・・

(後ろでため息をつくメグミさん、みてみたらメグミさんとルリさんが
 彼女達をにらんでいる・・それは、まごうことなき嫉妬の目だった。
 ・・・怖い・・・・・目は・・・その目はこうも語っていた
 スタイルのいい外国人女性なんて、嫌いだ、とね。)









「み・・・・」

「おおおおおおおお!!!」

(・・・・・もうし〜らないっと。
 さて、 次に出てきた女性は・・・あれ?
 誰か知り合いに似ている様な気がするんだが。
 ・・・気のせいかな?
 肩で揃えた黒髪に黒い大きな瞳、そしてなかなかの美人だ。
 何処かその表情には愛嬌を感じる。
 そして・・・何故か作業着を着ていたりする。
 せっかくの美人なんだから、もっと綺麗な服を着ればいいのだが。) 

「・・・メグミさん。
 何だかあの人って、エリナさんに似てません?」

「あ、本当だ。」

(ルリちゃんの言葉を聞いて気が付いた。
 そうか、エリナさんに似てるんだ。
 近くにいたエリナさんの顔を見ると。
 こちらは驚いた表情をしている。
 ・・・どうやら関係者だという事は確実だな。
 だが、鬼気は一向に衰えていない
 あ、まだシャトルから人が降りて来るな・・・
 連合軍の軍服を着た中年の男が二人か
 外見は普通のオジサンだけど、心からは強い意思を感じる。
 そのオジサンの一人が艦長に何か報告をしている。
 オジサンは艦長が若い女性だと知って、少し驚いていたようだ・・・
 ところで艦長の鬼気はさっきから一向に衰えていない
 自分に向けられていないからかもしれないが、それでもあの鬼気を受け流せるとは
 なかなかの大物のようだ。
 どうやら軍人さんみたいだけど、キノカマ野郎より大分マシみたいだな。
 その後ろでもう一人のオジサンも苦笑している。
 そして艦長の号令が掛かる。)

「皆さん〜〜〜〜!!ちょっと注目!!」

(その声を聞いて、格納庫にいた人達が全員が艦長の方を向き。
 そして艦長はこのオジサン達と、女性達の紹介をする。)

「えっとですね。
 この人はオオサキ シュンさんです。
 アキトが所属していた部隊の隊長だったらしいです。
 え〜と、今度からこのナデシコの副提督に就任されました。」

(艦長の紹介が終わった後、そのシュンさんが僕達に挨拶をする。)

「まあ、略式ながら挨拶をさせてもらう。
 名前は先程紹介されたからいいとして。
 俺は堅苦しい事は苦手でね、気軽に名前で呼んでくれ。
 今日から宜しくナデシコの皆さん。」

 パチパチパチ!!

(一斉に拍手が鳴る。)

  「えっと、その後ろに控えている人が副官のタカバ カズシさんです。
 オオサキ副提督の補佐につかれるそうです。」

「ええ、先程紹介されたカズシです。
 まあ、仕事はシュン副提督の補佐を担当します。
 今後とも宜しく!!」

 パチパチパチ!!

(・・・もう、あのキノカマ野朗不要なんじゃないの?
 そして、遂に例の女性陣の紹介が始まる。
 格納庫にいる整備班の仲間達・・・・
 いや、ケダモノ達が今か今かと艦長の言葉を待ってるし。)

「え〜、とですねこの方は・・・」

「あ、自分で自己紹介しますよ艦長。」

(艦長の言葉をそう言って遮る金髪の女性。
 ん〜気が強そうだな・・・)

「そ、そうですか?」

(ふむ、何故か艦長を見る目が恐いな〜
 何か艦長に思うところがあるんだろうか?)

「初めましてナデシコの皆さん。
 私の名前はサラ=ファー=ハーテッド、18歳です。
 配属は通信士になります。
 えっと、特技は料理です。
 趣味は読書と散歩で・・・」

(自己紹介をするサラさん。
 しかし、特技が料理とはね、家庭的なんだ。
 これは主に艦長、リョーコさん、メグミさんの天敵かな?)

「最後に、私の将来の夢はお爺様公認のある人と結婚する事です。」

 ギシッ!!

(何故か・・・エステバリスを固定する台の前で停止するエステバリスが一機。
 ちなみにボディーカラーは真っ黒だったりする。
 全員の視線がその機体に集中する中。
 次の銀髪の女性が自己紹介を始める。)

「改めて、初めましてナデシコの皆さん。
 私の名前はアリサ=ファー=ハーテッドと言います。
 年齢は18歳です。
 既に気付かれていると思いますが、隣にいるサラとは双子の姉妹です。
 普段は、姉さんと呼んでいます。
 配属先は私の格好を見ての通り、エステバリスのパイロットです。
 特技は射撃と陸上競技。
 趣味はシルバーの小物集めです。」

(・・・アリサさんは場慣れしてるね。
 パイロットだから度胸があるのかな?
 何故かリョーコさんが睨んでるけど。
 やっぱり同じ女性パイロットとしてライバル意識があるのかな?)

「私の夢は、お爺様も認めた憧れの人と故郷で幸せに暮らす事です!!」

 クル・・・

 ガシィン、ガシィン、ガシィン・・・

(何故か・・・その場で回れ右をして、射出口に向う一機のエステバリスが。
 その動きが普段からは想像出来ない程、ギクシャクしているのは動揺しているからかな?
 ちなみにそのエステバリスは闇色に染まっている。  全員(一部を除く)の冷たい視線がそのエステバリスに集中する。
 ・・・僕は後ろに居る女性陣の顔を見ることができなかった
 背中からは鬼気を通り越した何かがひしひしと伝わってくる
 皆きっと夜叉の顔と化しているだろうな。
 だって、隣にいた仲間が人が怯えた目で逃げ出すんだからな。)

「じゃ、最後の自己紹介いきま〜す♪
 名前はレイナ・キンジョウ・ウォン、18歳です!!
 名前で解かったと思いますが、そこにいるエリナ・キンジョウ・ウォンの妹です!!
 配属先は私の格好を見れば一目瞭然ですよね?
 で、特技は改造と発明です。
 趣味は音楽鑑賞とゲームとお菓子作りです。」

(・・・普通の人だね。
 何故特技がウリバタケさんと同じなのか?と言うことは置いといて
 気が合うかもしれないね。)

「で、私の将来の夢はですが・・・
 それは私の作ったエステバリスで、直ぐ無茶をする旦那様(予定)を守り続ける事です!!」

(何時の間にか自己紹介がだいたい終わったようだ
 レイナさんの最後の言葉がそれだった。)

「・・・サラさんが赤い顔で言ったあの人の部分。
 確か視線は、あのエステバリスを見てたような気がする。」

(と、艦長。)

「あの『白銀の戦乙女』が憧れる人物か・・・
 視線が黒いエステバリスに向ってたよな。」

(リョーコさんが呟く。)

「レイナさんが言う直ぐ無茶をする旦那様(予定)、ですが。
 実は私に一人、心当たりがあります。」

(ルリちゃんが冷たい声で予定を強調してメグミさんに話しかける。)

「ええ、私も一人知ってるわ。」

(メグミさんもルリちゃんにそう返事をする。)

 シィ〜〜〜〜〜〜〜〜ンン・・・

(そして、痛い程の静寂が格納庫に満ちる。
 メカニックの人達は静かに闘志を漲らせているみたいだけどね。
 だが、そんな事より今の問題は僕の後ろにいる総勢・・・複数の
 悪鬼、もしくは嫉妬の鬼?いやいやそんな可愛い物じゃない
 そう!嫉妬の魔神が降臨している。この僕が冷や汗を流すほどの氣
 を放つ女性・・・そんな人に一目惚れされたアキト君は不幸
 かも知れない、なんか可哀想になってきたぞ・・・・・
 よし、ここは彼が生きている限り助けることを誓おう)

 ガシィン、ガシィン、ガシィン・・・

(その静寂の中・・・
 滑稽な程、甲高く響くエステバリスの歩く音。
 そのエステバリスを格納庫にいる全員が見詰めている。
 冷めた目で・・・
 熱い目で・・・
 興味深い、という目で・・・
 覚えていろ、という目で。
 この後起こる出来事が予測できるから
 僕は逃げ様かな?
 ゴメンねアキト君今の僕では君に助けるには、力不足だ
 ここは耐えてくれたまえ。
 何時か君にも神の祝福が与えられるだろう・・・・
神様も諦めているかもしれないケド。)

「オモイカネ・・・格納庫からの射出口の扉をロック。」

『OK、ルリ!!』

 ガシィィィィィィンンンン!!

(漆黒のエステバリスが後二、三歩で外に出れる!!
 と、いう所で射出口の扉は閉まった。)

 シィ〜〜〜〜〜〜〜〜ンン・・・

(そして再び訪れる沈黙・・・)

「アキトさん・・・皆さん待ってられますよ。」

(ルリちゃんが無表情なままで、彼の乗るエステバリスに通信を入れる。
 その通信ウィンドウに映った彼は・・・
 凄い冷や汗をかいていた。)

『あ、あのさ、まだ敵がいるかもしれないから。
俺が偵察に行って来るよ。』

(いや半径1000キロ以内に敵の存在はないよ。)

「ア〜キ〜ト〜・・・艦長命令です、早く降りてきなさい。」

(艦長参戦。
 そして、でた!艦長の職権濫用!!・・・・・こんな事に使うなよ(汗))

『ユ、ユリカ、お、俺は何もやましい事はしてないぞ!!』

「じゃあ、早く降りてこいよテンカワ・・・」

(リョーコさんも参戦。
 顔は俯いて表情は解らないけど。
 肩が震えているのを見る限り・・・)

『リョ、リョーコちゃんまで。』

「あら、私もいるわよテンカワ君。
 ブリッジで言ったわよね、いろいろと聞きたい事があるって。」

(エリナさんが続いて参戦。
 その握り締めた手が震えてる。
 何時ものキャリアウーマンの仮面が、剥れかけてるみたいですな。)

『・・・頼むよ、オモイカネ〜』

  『駄目』

(何やらコクピット内で悪あがきをしている彼。
 アーメン、主よ彼にあなたの祝福をあたえたまへ。)

「あら、面白い機体よね。
 私も凄く興味が湧いて来たわアキト君。」

『イ、イネスさんまで。』

(イネスさんも参戦・・・
 目が全然、笑ってないけど。)

「「「「「アキトさ〜ん!! 早く厨房に行きましょうよ〜!!」」」」」

『あ、あはははははは・・・』

(ホウメイガールズのコーラス。
 苦笑で応えるアキト君。)

「さて、説明をしてもらいましょうか?」

『・・・ゴメンナサイ』

(メグミさんの一言で遂にアキト君は遂に降参した。
 話を聞いた限り誰も恋人ではなさそうだが
 何故彼は謝っているんだ?・・・謎だ。)

「なあ、アキトの奴はナデシコじゃあこんな奴なのか?」

(ウリバタケさんを捕まえて、そんな質問をするオオサキ副提督。)

「ああ、そうだよ。
 男の敵だと思わんか?」

「・・・向こうの駐屯地でもあんなもんだったぞ。」

「何ぃ!!」

(オオサキ副提督・・・
 状況を察してあげて下さい・・
 そして怒り狂うウリバタケさんは、懐から一枚の紙を取り出してオオサキ副提督に渡す。
 受け取った書類に目を通したオオサキ副提督は・・・)

「ふむ・・・カズシ、ペンはあるか?」

「ええ、持ってますけど?
 何ですかその書類は?」

(カズシさんからペンを受け取り。
 オオサキ副提督は軽く微笑みながら、こう呟いた。)

「誓約書だ。」

(・・・あれか・・・僕も渡されたな・・断ったけど。)

  「はあ?」

(後日、この誓約書は某組織への加入する為の書類だと判明する。
 ルリちゃんの定期検査のサーチに引っ掛かったその誓約書には・・・
 連名でオオサキ副提督とカズシさんの名前があったそうだ。
 ・・・いきなりナデシコに染まってますな、オオサキ副提督。
 そして、エステバリスから彼が出て来る。
 僕は一回もあったことがないけど、好い人みたいだね
 優しい微笑みを皆に向けている。
 ・・・・だけど、まだ心の奥底に深い闇がある・・・資料どうりであったら
 彼も、同じく・・・・
 まあ、彼からは今は生き様とする活力が、ひしひしと感じられる。
 好い傾向だろうね。そして、彼がナデシコに帰艦してある意味初めての言葉。)

「約束は守ったよ。
 ただいま・・・皆。」

(皆は彼に駆け寄り精一杯の歓迎をした。
 好かれているんだね、でも、後のことをちゃんと覚悟しておいたほうが
 いいかもね?)

「ここが、アキトの帰りたかった場所であり、守りたい場所か。」

「気に入りましたか副提督?」

「ああ、気に入ったよ。
 ・・・グラシス中将の命令、俺達も出来る限りの事はしなければな。
 それと副提督は止めろ。」

「はいはい、シュン隊長にしておきますか?
 この呼び方の方が慣れてますしね。
 それにしても・・・アキトが全ての鍵となる、ですか。
 守れますか、俺達にあのテンカワ アキトが?」

「見えている敵には無敵だよ、アキトはな。
 俺達がする事は見えない敵、権力やら諜報戦からアキトを守る事だ。
 ・・・絶対に動くぞクリムゾンは。」

「そうでしょうね。
 グラシス中将が無理矢理、アキトをナデシコに送り返した事をもう知ってるでしょう。
 これは、忙しくなりますね。」

「そうだな、だが・・・
 これ程守りがいのある奴はいないだろう?
 お姫様じゃないのが不満と言えば、不満だがな。」

「それは同意見ですね。
 しかし、アキトを守る事・・・つまり平和を守る事、ですか。」

「お、詩人だな。」

「なに、私もあの光景を見ればそんな事も言いますよ。」

「そうか・・・そうだな。
 このナデシコは自分の部隊を解散してまでも、守る価値に値するか。」

「そうですね。」

(でも、そんな気遣いはもうすぐ無用になるよ。)

ぼくは、皆の注意がそれている間に彼の機体へ近づき

カチャ

(さて後は何時爆発するかだな。爆発する確率は十分の一だし
 特殊な金属によって相転移エンジンの中に
 入っているし、まあ解体でもしなけりゃ見つからないだろう。
 さて、よっと)

トン

「そう言えば、さっきDFSを使っていた人は?」

「クロノさんですか?そういえばさっきまでそこに居たのに
 何処に行ったのでしょう?
 あっ!あのアキトさんの機体に居る方がクロノさんです。
 あんな所で何をやっているのでしょう?」

(やば!このままだと不自然だな・・どうしよう・・仕方ないここは。)

「お〜すっげ〜何この機体!明らかに今の技術水準を四、五年は上回っているよ!!!
 何処でこんなの作ったんだい?」

「おお、クロノ!お前ばっかりずりぃぞ、俺にもやらせろ!!」

「ウリバタケさん!見てくださいよこれ相転移エンジンじゃないですか?」

わいわいがやがや

「・・・・・・彼がクロノさんです。整備士兼パイロットです。」

「ようするにウリバタケさんの同類だね・・・・」

「そのようですね・・・でも、こんな人じゃなかったような気がしますが。」

「まあ、とりあえず自己紹介をしてくるよ。」

「君がこの機体のパイロットのテンカワ君だね。」

「!!っええ、そうです。(何時の間に・・・気がつかなかった)」

「僕は整備士兼パイロットのクロノ・ジグムントです。
 クロノと呼んでください。これから宜しく。」

「俺は、コック兼パイロットのテンカワアキト、俺もアキトでいいです。」

「お〜いアキトこの機体のことなんだがちょっと来てくれ!」

「あ、はい!ちょっと待ってください。
 それじゃっまた。」

(さて、僕も仕事にかかろうかなっと、ひどい壊れ様だなこれは、
 今夜はきっと徹夜だな。)

「なあ、クロノさっきから何人か忘れている気がするんだが。」

「ウリバタケさん、そういえば・・・ゴートさんプロスさんジュン副長の姿がありませんね。」

「ジュンは影が薄いからいいとして。あの二人はどうしたんだろうな。」







そのころブリッジ

「やれやれ、皆さん仕事を放り出して・・嬉しいのはわかるんですけどね。
 給料10%カットでもしましょうかね?」

ブリッジではいなくなった人全員分の仕事をしている
プロス、ゴート、ジュンがいた。







追伸

その後整備班のほぼ全員が姿を消したが(某組織構成員のみ、あとアキト君)
数日後に帰ってきた・・・それはいいとして仕事が徹夜どころではなく、72時間
戦えますか状態になっていた事は悲しむべき事態であった(滝涙)
プロスさん残業手当くれますかね?あ、この場合はエリナさんか。
あと、女性陣はエリナさん含みブリッジクルー全員が減給処分を受けてました。いい気味ですな)






























後日


ドゴォォォォォォォォォ




黒百合の意味を背負う漆黒の悪魔がこの世から消え去った・・・・















作者
こんにちは、駄目作者時守です。突然ですが、最近同盟が前より増して嫌いになってきました。
というか、正確にはこのホームページの同盟キャラ一人一人が嫌いになってきました。
昔は、そうでもなかったんですけどね。
でも、北斗は好きです。北ちゃんでも北斗ちゃんでもない、北斗と言う個人が。
自分が存在している理由を、意味を求め。心の底にもう一人の自分を認めず、負けない様に
ただ、只ひたすら強くあろうとする姿(自分勝手な解釈ですが。)そういう姿が僕は好きです。
まあ、そんな僕の勝手な持論は置いといて。
そんな訳で、僕の投稿しようとしている小説の予定では、今のところ
[なるべくアキト君に救済を!祝福を!自由を!]の我流三原則に沿っています。
たとえ、ほとんど知名度が無くても周りがどうであろうともこれに背かないように頑張ります。
あと、次回予告はこれからなしです。出来ていないような気がしたので
もっと力量があがるまでやめます。未熟者と言われても構いません
それと、常日頃他の方の作品をパクラないように努めていますが
全てのお話を確認できないので何処かでパクっているかもしれません。
もし、この作品を読んでいる方がいてそんな所を見つけたら、すいません。
学校のパソコンを使っているもので掲示板も確認できませんが
もし、パソコンを買ってアドレスを正確に入手したらメールアドレスを付けますので
その時に、非難のメールでもなんでも(でもウイルスはやめて欲しいです。)
受けます。
長くなりましたが、最後に、もしこんな駄文でも読んでくださっている方がいれば
暖かく見守ってください。
それでは、さようなら。

 

 

 

代理人の感想

・・・・いやもうなにがなんだか。