機動戦艦ナデシコ

〜時の旅人〜

 

 

 

プロローグ

 

 

 

 

誰だって考える筈だ。
『あの時は良かった』と。
誰だって思う筈だ。
『何故こうなってしまったのだろう?』と。
もしくはこう後悔する時があるかもしれない。
『何故自分はこんな事をしてしまったのだろう?』と。
……これ自体は如何と言う事はない。
誰だってそう考える時期が在るだろうし、ちょっとばかり哲学的な事を考えれば、
『自分はこれから如何なってしまうんだろう』とか、『これからどうすれば良いのだろう?』とか、
同じ様な考えが簡単に頭の中に浮かんでくる。
問題は『それからどうするのか?』だ。
『それ』をバネにし、未来へと進む糧とするのか、
『それ』に縛られ、過去へ捕われつづけるのか。

 

……もしも、万が一、何かの拍子で彼らが『過去』に飛ばされてしまったのなら、
彼らはどういう行動をとるだろうか?
後者の、現在で生きる事を放棄し、過去と言う過ぎ去った亡霊に取り付かれた人間の場合、
恐らく、その事実を喜んで受け入れるだろう。
そして自分の理想郷を造り始める。
追い求め続けるのだ。過去の理想を。過ぎ去り、美化された理想を。
それはもう通過してしまった理想だ。二度と訪れる事の無い、過去の幻想。
それにすら気付かず、ただただ求め続ける。永遠にそんな物が叶う筈が無いのに。
ひたすら、必死に、死にもの狂いで。無駄な努力を有らんばかりの力で繰り返し、朽ちる。
自分のした事の何が悪かったのか?無論そんな事は考えずに。粉々になり、消え去り、消え果てる。
過去『である』のに過去では『ない』。自分自身が存在している限り、
そこは未来でもなければ過去でもない。
現在だ。
過去とは過ぎ去ったもの、未来とは訪れるもの。こんな単純明快な事も解らずに
――――――彼らにしてみればこの行為はとても高尚なものなのだろう。
しかし、端から見て……愚かな事、この上ない。

 

……ならば前者の、未来に『希望』を持っていた人間は……?

 

事の発端を―――いや、発端では無いのかもしれない。複雑怪奇に絡み合い、軋み、
悲鳴を上げながらも当然のように回り続ける、単なる『歯車』の一つでしかないのかもしれない―――
引き起こした『者達』は皆が皆、こう考えていた。
『何故こうなってしまったんだろう』と。
『あの時は良かった』と。
しかし、『只それだけ』だった。
別に過去に捕われていた訳ではない。
逃避する事無く、事実を事実として……現在を強く生きていた。
唯少しだけ、強く想っていただけなのだ。
そして『彼ら』は、他の人と少しだけ、違っていた。
ささやかな願いが『奇跡』を起こす事も有る。
ほんの少しの違いが、物事を大きく動かす事もある。

 

奇跡が起こった。

 

 

 

 

 

『彼』を苦痛と絶望のどん底に叩き落とすには十分過ぎる『奇跡』を――――

 

 

 

 

 

 

何処かの研究室なのだろう。
机の上に乱雑に散らばっている何かのレポート。
使い古された実験器具。
実験体である、小さな牢に閉じ込められたマウス。可愛らしく鳴いている。
自分達が如何なるか等分かる筈も無く、外で何が起こっているかなど分かる筈も無く……
何てことのない、ありふれた研究室の風景だ。

 

……辺りに血や肉片や臓物が飛び散ってさえいなければ。

 

やたらと広い研究室の所々に、頭や腹にぽっかりと大穴を空けて床に転がっている研究員達。
心臓も、脳も、脈も止まっている。
「……ヒッ…………!!」
ようやく『何が、どうなったのか』解ったのだろう。
今まで呆然とその場に立ち尽くしていた研究員の男が
同僚達の……仲間たちのなれの果てを見、悲鳴になっていない悲鳴を上げる。最早、この研究室で生き残っているのは彼だけだ。
 

―――一瞬の出来事だった。
この研究室に突然、比喩ではなく本当に突然現れた真っ黒尽くめの男が、
一片も躊躇する様子を見せず、次々と研究員を撃ち殺していった。
逃げまとう暇も何が起こったのかも認識する暇も無く順々に、撃たれていく。
研究員の男がようやく事態を把握した時、その時には『自分しかいなかった』。
一分か、二分そこらで自分を除くすべての研究員は殺された。いとも簡単に。呆気なく。
……自分しか、生きている人間はいない。
 

―――カシャン。
いや…………
 

―――ザス、ザス、ザス。
もう一人いた。

 
「俺をこんな風にしたのはおまえ達だ。俺から目を奪い、鼻を奪い、耳を奪い、舌を奪い、肌を奪い、
そしてささやかで、小さな幸福すら奪った……いや、そんな事はどうでも良い」
この惨劇の張本人である、上から下まで黒づくめの男。
ソイツはゆっくりと研究員の方へ近づいてくる。
ザス、ザス、ザス、ザスと。
研究員にはその足音が『死』へのカウントダウンに聞こえてならなかった。
事実、そうなのだが。
研究員はその黒ずくめの姿を見るや否や、急に恐怖と焦燥感が胸から込み上げてきた。
(何とか………何とかしなくては………!!)
ザス、ザス、ザス、ザス。
そう考えている間にも黒づくめは自分に迫ってくる。
ザス、ザス、ザス、ザス。
戦いを挑むか?
ザス、ザス、ザス、ザス。
否。そんな事をしたって無駄だろう。
ザス、ザス、ザス、ザス。
命乞いをするか?
ザス、ザス、ザス、ザス。
否。そんなので助かるとは思えない。
ザス、ザス、ザス、ザス。
だんだんと、黒づくめと研究員の距離が縮まってくる。

 

「……ひ、ひあ!?」
黒づくめと研究員の距離が3メートル弱まで縮まった、ちょうどその時。
研究員は踵を返し全力でこの研究室唯一の入り口である、自動ドアに向かって走り出した。
研究員は今、何も考えてはいなかった。考えたって何も良い策は浮かばない。
『死にたくない』
研究員の頭の中にある単語はこれだけだ。
死に対する恐怖。
彼は人間を科学の進歩のためと称し、虫けらの様にその命を奪ってきた。
人の命を軽々しく扱った事への罰かどうかは誰にも解らない。
唯、今度は『彼自身が虫けらのように殺される』事は明白だ。

 

「はあ、はあ、はあ…………死にたくない、死にたくない!!」
研究員はやっとの思いでドアまでたどり着き、ドアを開けようとする。
「……!?」
……あかない。
押しても、引いてもドアはびくともしない。
何時もはあれほど簡単に開くのに。
研究員は混乱する。いや、どちらかと言えば錯乱と言った方が正しいのかもしれない。
『パスワードを入れてね』
血の芳香が漂う研究室に、何とも素っ頓狂な電子音が響く。
そう、ドアには電子ロックが掛っていたのだ。
いつも研究員はパスワードを入力してこの部屋に入る。
間抜けな事に、この研究員は余りの恐怖でその事を忘れていた。
「ク、クククククククハハハハハハハハハハハハ!!!!
何とも間抜けな事だ。これさえ、パスワードさえ入れれば!!」
研究員は狂ったように笑いながらドアの直ぐ横にある
簡易的なキーボードにいつも自分が入れているパスワードを入れ、エンターキーを押した。
これで扉は開く筈だ。
しかし……
『ブー、パスワードが違います』
「……え?」
そんな筈はない。一文字も間違ってはいない筈だ。
研究員はもう一度、再びパスワードを入れる。
『ブー、パスワードが違います』
もう一度、
『ブー、パスワードが違います』
さらに
『ブー、パスワードが違います』
『ブー、パスワードが違います』
『ブー、パスワードが違います』
『ブー、パスワードが違います』
『ブー、パスワードが違います』
「何故!?何故開かないんだ!?」
正しいパスワードを入れているのに、返ってくる答えは常に、
『ブー、パスワードが違います』だ。
何がどうなっているか、皆目見当もつかない。
研究員はそんなことをしたって全くの無駄なのに、再びドアを押したり引いたりする。
しかし、やっぱり開かない。

 

……研究員は忘れていた。
この部屋にもう一人人間がいる事を。
その人間が出していた足音がぴたりと止まっている事を。
「……開かない」
ビクンと、心臓が大きく跳ねた。
その声は研究員に囁きかけるような声だった。
研究員はドアの方を向いているのでよく解らないが、
振り返れば真正面に黒づくめの顔がある位、それくらい近くにいるのだろう。
「マシンチャイルドって知っているか?
おまえ達が私利私欲のためだけに作り出した、とても可哀相な人種だ。
おまえ達は『こういう風に使う』ために、彼らの遺伝子を弄って作り出したんだろ?
だから使用方法に乗っ取って使わせてもらったよ。
ははっ、後もう少しなのに。絶望的な気分だろ」
黒ずくめは挑発的な口調で、研究員に話し掛ける。
「『飼い犬に手を噛まれる』って奴だな。
全自動の、電磁ロック式のドアじゃなかったら助かったかもしれないな。
本当に、本当に後少しだったのに。
希望に満ち溢れていたのに、一気にどん底に落ちた感じなんだろう?」
「……ひ……ひ……!!
助けてくれ!!殺さないでくれ!!お願いだ!!死にたく無い!!死にたくない!!」
研究員は涙なのかよだれなのか鼻水なのか、どれがどれだかわからないくらい顔をグチャグチャにし、
泣きじゃくりながら必死で命乞いをする。鳴咽が辺りに響く。
……黒ずくめに背を向けているので黒ずくめにはその様子が見えない。
だが、見えていようが見えていまいが黒ずくめは同じ行動をとるだろう。
即ち――――
「泣きじゃくってでも良いから答えろ。
『あいつは何処にいる』?お前の知っている事を洗いざらい全部喋ろ」
先ほどとは違い怒った口調でも挑発的な口調でもなく、普通に、何の起伏も無い声だった。
ガチャリ、と、何かの金属音が後ろから聞こえる。
銃だ。
ここでうかつな事を話したら間違いなく殺される。
……と言っても、自分はただの下っ端だ。迂闊も何も自分は何一つ機密事項を知らない。
知らない。としか答えようが無かった。
「し、知らない!!本当に知らないんだ!!私は下っ端から本当に何も知らないんだ!!
だから、だから助け」ダン。
鉛の玉が脳味噌に入ってくる感触がした。
ガクガクと小刻みに動き始める。
「あ……あ………し……」
口が開いたまま、もう閉じる事はない。
やがて、研究員はピクリとも動かなくなった。
床に転がっている研究員同様、彼もただのタンパク質の塊になったのだ。
……あれほど泣きじゃくり、命乞いしたのにもかかわらず、自分は『虫けら』のように殺された。
自分がそうしてきたように。
研究員を殺した黒ずくめはにやりと笑い、
「はは、この程度で死んでもらっては困る」
ダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダン。

 

 

 

……………………。

 

銃声が止んだ。

 

研究員の上半身は粉みじんになって吹き飛んでおり、残された下半身はぐらりと床に倒れた。
真っ赤な血が下半身から流れ出す。
「クク、『遅かりし復讐人』だと?
ハン、『復讐なんぞ二の次』だ。五感の大半が機能しなくなったって、腕が引き千切られたって、
足が消し飛んだって、別にどうなったていい。
あいつを……ユリカを救出する過程で何がどうなろうが、お前のような羽虫が何人死のうが
どうでも良い。唯、あいつが何の障害も無く、
また息を吹き返せばそれで良い。その姿を見れさえすれば。
ユリカとおまえ等とでは命の価値が全く違うんだよ。
ユリカが望もうが望むまいが、ユリカを苦しめ、痛め、辱めた罪は絶対に償ってもらう。
ずさんに、無残に、凄惨に殺してやる。
阿鼻叫喚の悲鳴を上げて、これ以上無いほど苦しんで死んでいけ。
これしか罪を償う方法はないね……いや、こんなのじゃ全然足りない。
地獄まで追っかけていって腕をもぎ取り、脳味噌をぶっ潰し、腹を食いちぎってやる。
おまえ等が地獄に落ちようが天国に召されようが、絶対に安息の時間を与えない」

 

 

 

 

 

 

ちょっとした見晴らしの良い丘に、真っ黒ずくめの鴉みたいな男が仰向けで倒れている。
辺りには誰もおらず、彼の格好を見て怪しむものや、彼に声を掛けようとするものも居ない。
精々、数羽の小鳥がちゅんちゅんと鳴いている程度だ。
「……うっ」
第一声がこれだった。
痛がるような、うめくような、切羽詰まったような、良く分からない声だ。
男はゆっくりと目をあけ、今のが幻であったと認識する。
「……ゆめ……か。ははっ、五感が無くなったって夢は見れるのか。
久しぶりに見たよ。夢の内容がどうであれ、なんだか懐かしい気分だ」
体を真っ黒なマントで覆い、顔の大半を隠してしまうほど大型のバイザーを掛けた青年、
テンカワアキトは極端に低下し、殆ど見えない位、バイザー無しでは殆ど機能しなくなった二つの眼で、
ぼんやりと空を眺める。
空はオレンジ色に鮮やかに染まっていた。
太陽の位置からして、朝焼けである事は直ぐに分かった。
……太陽の出現を合図にし、人は世話しなく活動しはじめる。
学校にいく人間も居れば、会社にいく人間も居る。
何処かでラーメンを仕入れをしている人間が居るかもしれない。
今、自分のやっている事に何の後悔も無いが、たまにそんな普通の生活が羨ましく思えてくる。
『反世界』、という奴だろうか。
「…………」
触覚も衰えているので良くは解らない、想像なのだが心地よい、朝の風が吹いている筈だ。
「…………ん?」
アキトは一瞬、耳を疑った。
幻聴かとも思ったが、やはりその音は聞こえる。
自分の衰えた耳でもはっきりと聞こえるのだから、辺りにはもっと五月蝿く響いているのだろう。
―――――ゴウゴウゴウゴウ。
おおよそこの場にふさわしくない機械音。
「……戦艦……か?」
アキトは体を起こし、その音が聞こえてくる方へと目を向ける。
……アキトの視覚は極端に低下している。
『それ』はアキトが普通、視認出来ない距離に居た。
いつもなら霞んで見える距離に居る。
それなのに、辺りは確かに霞んでいるのに、どういう訳だか
その戦艦だけははっきりと霞むことなく見えている。くっきりと、まるで誰かの嫌がらせのように。
そう、その戦艦の名は……
「機動……戦艦……ナデシコだと………!?」
…………アキトにとっては過ぎ去った過去の象徴。
まだまだ短い人生の中で最も輝いていた時期の証。
あれが無ければ……自分があの戦艦に乗らなければこんな事にはならなかっただろうか?
普通の、平凡な生活を送り、平凡に生き、平凡に死ぬ人生を送っていたのだろうか?
……否。だから?だからなんだと言うのだ。
逃避など、絶対にしない。
したら、確実に自分は破滅する。
どうせあの艦はコピー艦に決まっている。コピー艦に…………
「過……………去…………!!」
アキトは自分の言った言葉にはっとする。
自分はそんな事これっぽっちも思っていなかった。
それなのに……この言葉を口にした。
「……過去・……此処は……過去の世界なのか……?」
最初はそんな事はないと思っていたが、今はなんだか妙に『しっくりと来ている』。
所詮これは推測でしかないのだが、しかし、何故だかそうだと確信が持てる。
「……過去。過去なのか。そうか。そうなのか」
ククク、と、アキトは低い笑いを口から漏らす。
その笑いは次第に大きくなり……
「あははははははははははは!!
そうか!!『運命の女神』よ!!貴様も俺の行く手を阻むのか!!
ああ!!そうさ!!確かに俺の手は血で真っ赤になっているよ!!
しかし、それの一体何処が悪い!!
俺がなぜ罪も無い一般人を殺し!!
手に掛けるまでも無い糞野郎どもをこの手で葬ってきたと思っている!!
贖罪だと!?馬鹿馬鹿しい!!
過程が無ければ結果は成り立たない様に!!
まだまだ何一つ終わっちゃいない!!まだ過程の真っ最中だ!!
俺が結果にたどり着くのを邪魔しようと言うのなら誰であろうと全員食いつぶしてやる!!
誰にも止めさせるものか!!誰にも止められるものか!!」
希望から絶望に無理矢理落された気分だ。さながら『あの』研究員のように……
……たった一人の女性を助けるために、老若男女善人悪人関係無しに虐殺を繰り返したこの男は、
報われるのか、報われないのか。それとも…………

 

 

 

――――――幕は今上がった訳ではない。歯車は今から回り始めた訳ではない。
とうの昔に幕は上がっており、いつの頃からか歯車は回り始めている。
唯、誰もそれに気付いていなかっただけのことなのだ――――――

 

 

 

 

 

 

 

設定資料
設定資料まで逆行

 

テンカワアキト

 

●本作品の主人公にして、真っ黒い人
●『五感不満足』とか、そんな感じの自伝を出したらベストセラーになりそうだ
●『不倫?なにそれ』って位ユリカに激ラブ
●一応、五感は戻っていない。
●コイツのアキトスマイルは本当に人を叩き落とす(地獄へ)
●『プリンスオブダークネス』より、本作品では「死に損い」の方がなんとなく似合ってそうである
●「腕が無くなり、目が抉り取られ、腹が吹き飛び、それでも彼は立ち止まることなく前へ前へと突き進む。唯、絶望しかない未来に向かって。後ろを振り返る事無く、前へ前へと」
●ををっ、結構カッコイイかも。
●そんな訳でアキト君の通り名募集。『君の考えた超人が漫画に出るぞ!!』風に。

 

 

 

逆行風味な後書き。

 

多分これが掲載されている頃、俺は中間テスト中。(挨拶)

 

いやっほオオオォォォォオオオオイ!!!!(訳の分からない奇声)

単位落しちゃったらどうしよう

と言うか、中間テストは兎も角として、

期末テストを夏休み明けにやるのは如何せん止めた方が良いと思います

先生ですら『期末テストは期待して無い』とかいってるし。

二期制だから仕方ないのか。

 

さてさて、そんな訳で『時の旅人』プロローグ、どんなもんでしょうかね?

自分主観で書いている以上、確実に面白いと盲信している訳で

もしかすると他人が見たら酷い出来に思えたりとか

いやはや、ほんの少しだけ要らない設定を排除してストーリーとか設定とか修正しただけなんですが、

全く違う作品に見えない事も無いですね。

一話もばりばり変る予定。8話で出る予定だった人達を繰り下げ登場させる気だし。

大丈夫なのか、俺。

前の奴は余りに力のバランスがぶっ壊れすぎていた所為で出来なかったけど、

やっと『時の旅人(タイムトラベラー)』について色々語れるよ。つーかこっちの方が主題なのに。

あくまで遺跡の管理人云々はオマケだったのになぁ……

未熟すぎ。

 

この作品、ダークだのハードだのジェノサイドだの散々言われてますが、それは全然違います

この作品は悪者によって引き裂かれた男と女の、

スウィートでセンチメンタルなデンジャラス・ラヴストーリーです。

認識を改めて下さい。信じなさい。信じろっての

後、ストーリーとか設定とか結構変ってきております。

贖罪ってパターンは俺自体飽きてるし飽和状態なので逆にしてみたりとか。

ランダムジャンプってパターンは俺自体飽きてるし飽和状態なのでちょいと弄ってみたりとか。

五感が戻っているってパターンは(略)

……とまあ、他の逆行物の設定と結構アベコベなのに全然変って無いって意見は

作者自体痛感しているので却下します

表現能力が足りないってのも。

逆に前と変ってないのは、

アキト君が歴史を変えるのに対して受け身であると言う事です。

これはまあ、一言で言うなら、精も根も尽き果てたって感じでしょうかね

大勢の人の幸せを自分の幸せと認識する事が出来なくなった。とか。格好良く書けば。

 

 

 

補足:ボソンジャンプの原作設定は忘れちゃったし覚えていても全然理解できてなかったので

基本的にこれは別設定です。何処が如何違うか説明すると、

100%自己完結で終わっちゃう事請け合いなので、まあ、原作設定と違うんだと認識してくれればそれで結構です。

 

 

それでは。また。

 

 

 

 

管理人の感想

 

 

U-conさんからの投稿です!!

・・・全然、内容が変わってると思いますが〜?(笑)

でも、これはこれでU−conさんの味が出ていて面白いですね!!

さてさて、今後の修正版ではどうなるのでしょうか?

楽しみ楽しみ♪

 

それでは、U-conさん投稿有り難う御座いました!!

 

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