――取材どうもありがとうございました。後は写真集の完成をお待ち下さい。
これでお終いなのですが・・・宜しければもう少し時間を頂けないでしょうか。

はぁ・・・少しぐらいでしたら構いませんが。

――好みのタイプといいますか
男性像なんかを教えていただけるとありがたいのですが・・・。

好みの男性像ですか・・・。

――あっ、いえ、その・・・。
こういう場合聞くように上から言われていますので・・・
堅く考えず簡単でいいですから・・・。

そう言われましても・・・。

――それでしたらさしさわりのない所で漆黒の戦神なんてどうでしょう。

漆黒の戦神・・・ですか・・・。

――はい、いまや稀代の英雄で女性の憧れのナンバーワンですから。
とはいえ黒いマントを纏いバイザーで顔を隠し実在するのかさえ
疑われてはいますが理想の男性像としては問題はないかと・・・。

黒いマントを纏いバイザーで顔を隠した人・・・。

――ええ。正体は誰も知らないのですが・・・。

え〜と、確認しますがその方は黒いマントを纏って
黒のバイザーをかけておられる方なんですね

――はい、私も会ったことはないので解りかねますが
そういった服装の人はそういないでしょうし・・・。
あれっ、もしかしてナコルルさんもご存知ですか。
それなら話は早い。この人はとかく女性の間で・・・

その方です・・・。

――えっ。

ですから・・・私の好みの男性像は・・・その方です・・・。

――・・・という事は・・・ひょっとして会った事があるとか・・・。

はい・・・。名前は存じ上げませんがその方なら・・・。

――えっと・・・、宜しければそのお話を聞かせていただきたいのですが・・・。

はい・・・あれは私が大自然を守る戦いの最中欧州に立ち寄った際の事です。
戦いには勝ちましたが傷は思ったより深く、私は木陰で身を休ませるのが精一杯でした。
その上毒のせいで意識も朦朧となりこの時ばかりはもうだめかと思った時に・・・。

潤んだ目元でなにやら遠くを見るような眼差しでナコルルは語りだした。




漆黒の戦神アナザー  ナコルルの場合

 

「くっ・・・思ったより傷が深いわ・・・血が止まらない・・・。それに・・・これは・・・毒!?」

自ら止血をするものの出血の為かなかなかうまく処置できず更には毒のせいで視界が歪む。

(もうだめかな・・・カムイコタンのみんな・・・リムルル・・・)

「おい」

(こんなところで・・・)

「大丈夫か」

(えっ・・・)

「すごい出血だ・・・これじゃあ・・・おっ、気がついたか」

「あの・・・貴方は・・・ぐっ」

「無理に喋らない方がいい。今手当てを・・・。んっ!?この顔の色は・・・毒か!!」

「はぁ・・・はぁ・・・」

「早く吸い出さないと・・・傷口は脇のあたりか・・・服が邪魔だな」

「身体が燃えそう・・・あ、熱い・・・」

「待っていろ。今、毒を吸い出してやるからな。とりあえず服を・・・難しいな・・・帯を・・・こうか。
で、ここがこうで・・・」

シュル、シュル・・・

(もうダメ・・・意識が・・・)

「よし、これで傷口が・・・なっ!!

(・・・この娘下着をつけてない・・・(汗))

ガク・・・

「!?・・・見てないから・・・俺・・・その・・・。んっ!?」

「・・・・・」

「気絶している・・・のか・・・。ふぅ〜〜」

(って安心している場合じゃないな。この娘の手当てを急がないと・・・。
とりあえず見ないようにして毒を傷口から吸い出して・・・)

傷口から毒を吸い出す為服を肌蹴させたのはいいが胸が露わになってしまい
そのピンクの突起におもわず赤面してしまうアキト。
とはいえこの緊急時にそんな事を言ってもいられないと手当てに専念しようとする。

「腕が邪魔で吸い出しづらいな・・・持ち上げたらなんとか・・」

傷口が脇の下ということもあり腕を持ち上げそのあいたスペースに潜り込もうとするアキト。
右手で持ち上げたためバランスをとろうと伸ばしてた左手が・・・。

ムニュ・・・

「んっ・・・手が何かに・・・」

ムニュ、ムニュ・・・

「まさか・・・この妙に弾力があるのって・・・ひょっとして・・・(汗)」

嫌すぎる予感がアキトの脳裏をかすめる。
ゆっくり顔を上げてみると左手の中に決して豊かでないが
見るものを魅了するであろう女性の象徴が・・・。

ムニュ、ムニュ、ムニュ、ムニュ・・・・・

分かっていながら手を離さないのは男の悲しい性なのか・・・

バサバサ・・・

「!!ち、違うんだ。これは・・・その・・・。んっ・・・なんだ鷲か・・・」

何かの気配を感じおもわず手を離すアキトだが
その正体が動物とわかるとホッと胸をなで下ろす。
しかし鷲はアキトを威嚇するかのようにナコルルの傍に降り立ち嘶く。
最初はとまどったアキトだがそのナコルルを気遣う鷲の様子に考えを改める。

(んっ、殺気の篭った視線をこの鷲から感じるんだけど・・・。
いや、殺意というよりこの娘を護っている・・・のか。
するとこの娘はご主人さまってところかな、だったら・・・)

「おい、わかるか。俺はこの娘の手当てをしているんだ)

「・・・・」

「この娘は毒に侵されている。直に手を施さないと命に関り手遅れになりかねない。俺は・・・」

鷲に向かって語りかけるアキト。
やがてアキトの真摯な想いが伝わったのか鷲がアキトにその場所を
譲るように後ずさる。

「ありがとう・・・。必ず助けるから・・・」

鷲にナコルルを助けたいというアキトの想いが伝わったことと
少女の胸に目を奪われていたこともありアキトとしては
二重の意味で鷲への感謝の意を表す。
おかげで冷静になれたのだから・・・

(よし、鷲とはいえ見ている目があるんだから・・・
邪まな考えを排して後は心を無に毒を吸い出すだけだ)

ジュル・・・ペッ、ジュル・・・ペッ・・・

「とりあえずこんなものか・・・後は止血をして・・・んっ」

クゥ・・・・・

「傷口はこれで大丈夫。安心していいよ」

(余程心配なんだな・・・人間ぽいというか・・・はっ!?。
ひょっとして俺の考えとかも分かっているじゃないだろうな。別に俺はやましい気持ちじゃなくて・・・)

アキトが毒を吸い出した後心配そうにのぞき込む鷲に声をかける。
そのアキトの言葉が伝わったのか安堵の表情を浮かべる鷲のあまりに
人間ぽい鷲の様子にアキトは自分がナコルルの胸に視線が奪われたことが
バレていないかと内心ヒヤヒヤしていた。
そう考えだすと鷲の視線にしても棘があるように感じられて急いで思考を切り替えるアキト。
止血はしたがまだ身体に回った毒が残っているわけでなんと思われようが躊躇している時間がないのだから。

(どう思われようと毒をなんとかするほうが先決だな。
まあ、後は身体の中の毒を中和すれば症状もよくなるはずだから・・・、
たしかイネスさん特製の解毒剤があったはず・・・)

人間からならまだしも動物にまで変な目で見られる事に
哀しみを憶えつつもアキトはイネス特製の解毒薬を取り出すべくケースに手をやる。

(んっ、これだな。なにせユリカの料理ですら中和するイネスさん特製だからな・・・
その効果は抜群だろう。けどこれ錠剤なんだよな・・・。
気絶しているこの娘に呑ませるとなると・・・口移ししかないんだけど・・・)

ケースから取り出した解毒薬と横たわるナコルルを
見ながらアキトは思案に暮れていた。

(口移し・・・口移し・・・人助け、人助け・・・)

いくら人助けとはいえ見る人が見たら誤解しかねないだけにアキトとしては
その方法になかなか決断できない。
とはいえナコルルの傍でアキトを見つめている鷲の存在がアキトに決意を促す。

(そう、これは人助けなんだ。なにもやましいことはない。それに人は見ていないんだから・・・)

決意したアキトは薬を口に含み少女の顎を人工呼吸の要領で上に手であげて
ナコルルの唇に近づけていく。
閉じた口を押し開けるように舌を使うアキト。
薬を飲んでもらわなければ意味がないだけに
アキトはなんとか飲み込んでもらおうとナコルルの喉の奥に薬を転がそうと舌を使う。
しかしアキトとしても舌をそこまで酷使したこともなく
舌がナコルルの舌と絡まったりしてなかなかうまくいかない。
それにどうも先ほどからナコルルの身体が熱くなってきているようにも
思えアキトの気持ちは焦る一方だった。

(身体が大分熱を帯びているな・・・ひょっとして毒が全身に回ったのか?
くそっ、間に合わないのか・・・んっ)

諦めの気持ちがアキトを襲う。
しかしそんなアキトの視界に写ったナコルルを心配そうに見守る鷲の姿が
アキトの心を打つ。

(そうだな・・・まだだ。この鷲の気持ちに応えるためにも・・・)

今まで後ろめたい気持ちがあったのか何処かぎこちなかったアキトだが吹っ切れたように舌を使う。
なかなか運ぶ事が出来なかった薬をマニピュレーターの如く舌で運ぶアキト。
ナコルルの舌の上に舌を優しく這わせ薬を転がしていき舌先で喉の奥まで・・・。

ビクン・・・

まるで電気が全身を駆け巡ったかのようにナコルルの身体が一瞬跳ねる。
ナコルルの身体が初めての感覚に無意識とはいえ反応したのだろう。

「あんっ!」

「!!」

(流石イネスさん特製だな。効果抜群というか・・・。
それにしても人助けには違いないんだがこの状況はヤバイな・・・)

ナコルルに未知の感覚を教えた形になるアキトだがその自覚は一切なく
ただイネスの薬の出来に驚いていた。
むしろこの現場を例の女性達に見られでもしたらという恐怖がアキトを襲う。
それに改めて自身の行為について今更ながらに恥ずかしさがこみ上げてきて・・・

「しばらくすれば毒も中和されるだろう。じゃあ急ぐので俺はこれで・・・」

「あ、あの・・・」

ナコルルの意識が回復するやそそくさとその場を去るアキト。
朦朧とする意識の中でナコルルはその姿を見ている事しかできなかった。


「ママハハ・・・あの人は一体・・・」

「・・・・・・・」

毒も癒え大分落ち着いてきたのかナコルルがママハハと呼ばれた鷲に問い掛ける。
ナコルルとママハハのの瞳が見つめ合って・・・
以心伝心というのだろうかナコルルにはママハハから
アキトが何をしようとしていたのかを伝わってきた。

「そう・・・私を助けようと・・・胸を揉んで・・・えっ?
口付けをして・・・えっ??」

ママハハからアキトが何をしていたかを聞いて驚くナコルル。
なにせ自分の姿を見てみると服は肌蹴け胸を露出させているわけで
アキトのやった事は犯罪呼ばわりされても仕方がない。
とはいえそんな犯罪紛いの状況であるにも関らず
ナコルルは別段アキトの行為を気にすることなく
むしろ今まで感じた事のない不思議な感情に囚われていた。

(それにしてもこの胸の高まりは一体・・・。
心臓もドキドキしてるしなにより身体の奥が熱い。
なによりとても気持ちが良くて・・・ひょっとしてこれは恋・・・。
そう・・・私はあの人に恋をしているのかも・・・)

ナコルルは淡い恋心を胸に抱きながら
自分を助けてくれた黒いマントを纏いバイザーで顔を隠した姿を
回想していた・・・。


という感じです。

――え〜と・・・やっぱり初恋になるんですか。

・・・はい・・・今でも思い返すだけで身体が熱くなって・・・。

――な、なるほど・・・(ちょっと違うような気がするんだけど・・・)
では何か言いたい事とか伝えたい事とかあります?

助けて頂いたのですから無理は言えないのですが
せっかく口付けまでして頂いているのですから責任はとって欲しいなと・・・

――まったくですねぇ〜・・・責任をとってもらわないいけませんね(怒)。
(今まで漆黒の戦神といってもそんなに気にもしていなかったけど
これほどとは・・・こんな可憐な女性にキスしただけでなく胸まで・・・(怒)。
挙句まだ恋もしらない少女を感じさせるとは・・・
これ以上犠牲者を出さないためにも消えてもらわないとな。
某組織とやらの入会を真剣に考えてみるか・・・)

どうすれば彼に会えるんでしょうか。ご存知ないですか?
私・・・あのお方しか・・・(ポッ)



ナデシコ内の一角にも係わらず図には記されていない部屋で行われている秘密の集会。
声の主を起点として円で囲むように人が座っておりその数は15人・・・。
空調が利きすぎているのか寒すぎるほどの室内にもかかわらず
誰一人として厚着をしている人がいないという異様な雰囲気が漂うほどひんやりとした一室。

『日本の大自然』という写真集が彼女の前に置かれている。

「この女のプロフィールを見てください。スリーサイズとかじゃなく好きな男性の欄を」

アイヌの美少女ナコルルというタイトルの下に簡単なプロフィールが羅列してあるごく普通なもの・・・
ただ好きな男性の欄に漆黒の戦神という文字が躍っている以外は。

「別にこんなのはミーハーな人の意見じゃないの。
単に話題の人なら無難という事で知らなくても上げとけば見たいな感じで」

メグミが元芸能人としてもっともな意見を述べる。

「そうそう。実名とか出したら色々問題が出てくるから当たりさわりのない名前をだしただけじゃないの」

こちらは裏事情に詳しいエリナの意見。

「たしかにお二人の言われることはもっともです。
ですが・・・この女がアキトさんを知っていたとしたら・・・どうですか」

反論を聞きつつもルリが意見を返す。

「え、それってどういう事?」

「つまりはアキトさんがこの女と会っていたらという事です。
たしかに名前を使っただけかもしれません・・・が実際にアキトさんに会い
その上でのコメントだとしたら・・・」

「でも本を読む限りアキトとの接点なんか・・・」

「そうそう、考えすぎなんじゃない。第一アキトさんが・・・」

「巫女・・・」

「「「あぁぁ!!」」」

「お三人には思いつく事があるみたいですね。そうです、アキトさんとこの女を結ぶ糸があるんです」

ルリの言葉に思い当たる節があったのかサラ、アリサ、レイナの3人が互いに顔を見合わせる。
そんな3人を見ながらルリは尚も言葉を続ける。

「証言としてシュン提督に言質は頂いています。
アキトさんの挙動がおかしい事があったと・・・サラさん達も思い当たる節はありませんか」

ルリの言葉を聞き改めて記憶の糸を辿る3人・・・

「そうね・・・あの頃たしかアキトさんは日本の巫女装束風な女の子に会ったなんて事を
話していたわ」

「うん、こんな所であんな可愛い娘が・・・って言ってたね」

「追求したら人助けをしたって言っていたけど・・・」

3人の発言を並べた上でルリが結論を述べる。

「どうです。繋がりませんかこの女と・・・。
もちろんこの話がでっち上げという可能性は否定しません。そこで今回のこの本です」

そう言うとルリは一冊の本を取り出す。
タイトルには漆黒の戦神その軌跡という文字が・・・。

「そう・・・また・・・なのね・・・(怒)」

本をタイトルを一見するやルリの言わんとする意味を察する女性達。
その瞳に怒りの炎が宿る。

「こ、これは・・・」

「つまりこの女はアキトさんを知っていた・・・」

「会ったことがあると・・・」

「会っただけでなく・・・こんな事を・・・(怒)」

本を読み終えたのだろう、所々で上がる声。
今までは余程空調が利きすぎていたのだろう
底冷えする寒さからいつしか熱気が室内を充満していた。
嫉妬と怒りの熱さと冷たさが入り交じった熱気・・・
そう、いうなれば灼熱の砂漠に吹き荒れるブリザード。
彼女達がいればカイロでスキーができる日もそう遠くないだろう。

「写真集を売る為に出版元と取引したという線もありうるでしょう。
ですから皆さんでこの服装に着替えて・・・」

ルリがないとは言えない可能性を例えに上げつつ
足元より紙袋を取り出しながら他の女性に促す。

「これは・・・」

「ふふ。楽しいお仕置きになりそうね」

「アキトさん、楽しみましょうね・・・」

紙袋の中身を見ながら女性達はこれからの事に思いを馳せて
お互いを見ながら口元を緩める。
お仕置き内容はどうやら全員一致で決まったようだ・・・。



「あの〜〜、今日は何かな〜〜(汗)」

例の如く気が付いたら連れてこられていたアキトは周囲を恐る恐る見渡す。
15人のフードを被った女性がアキトを取り囲んでいる状況は
孤立無援という言葉が如何にも相応しい。

「アキトさん・・・この服装に見覚えはありませんか」

フードを脱ぎつつアキトに向き合う女性達を代表するかのように
中央にいる女性が言葉を発する。
特徴的な黄金の眼を煌かせながら・・・。

「えっ・・・みんなのその格好は・・・はっ!」

どこかで見た服に唖然となるアキト、そして蘇る記憶に身体が固まる。

「ふふふ・・・なにやら覚えがあるみたいですね」

アキトの様子に怒りのボルテージが上昇する女性達・・・。

「ち、違う。違うんだよ、あれは」

「何をそんなに慌てているんです、アキトさん(怒)」

「人命救助というか・・・その仕方なく・・・(汗)」

「仕方なく・・これですか!!」

手に持った本を握りしめながらアキトに迫る女性達・・・。

「何が書いてあるのかわからないけど決して疚しいことは・・・
そう人助けなんだよ!、人助け!!」

アキトは自分に非がないことを弁解しようとするが
迫ってくる女性達の尋常でない様子にその本の内容が
やばいものであると想像できた。

「へ〜、アキトさんは人を助ける際わざわざ服を脱がすんですか(怒)」

「人助けで胸を揉むなんて聞いた事がないぞ(怒)」

「それに人工呼吸ならまだしも・・・(怒)」

メグミが看護婦の立場からアキトを詰問し
リョーコとアリサが怒りで震えながら
アキトの救急のやり方に抗議する。

「みんな誤解だよ。アリサちゃん、ちゃんと説明したじゃないか、
あれは人助けだって・・・。サラちゃんにレイナさんも・・・」

「「「こんな事をしたとは聞いてませんよ(怒)」」」

「それは・・・え〜と・・・(汗)」

どうもアキトと彼女達の間で食い違いがあり
現実とかけ離れているであろう本の内容に嫌な予感がしてくるアキト。

「ですから・・・アキトさん。今日は私達に救急の心得を教えてください」

メグミが3人を押し退けてアキトに迫る。

「救急って・・・メグミちゃんは看護婦の資格があるし、そもそもリョーコちゃんやアリサちゃんは軍で・・・
ってみんな、何してるの・・・かな・・・(汗)」

ファサ・・・

「ふふ・・・もちろんアキトさんが介護しやすいようにしているだけですよ」

「そうそう、アキトは人を介護する時は服を脱がすんでしょ」

おもむろに脱ぎ出す女性達に唖然となるアキト。

「あれっ」

「どうしました、ラピス?」

巫女装束を脱ぎながらラピスが首を傾げる。

「下着はどうしよう・・・」

「甘いですね、ラピス。こういった服装には下着はつけないものなんですよ、ほら皆さんも・・・」

ラピスに教えながら他の女性を見渡すルリ。
そこには服をはだけた女性達がアキトに群がって・・・。

「「「「「アキトさ〜ん♪」」」」」

「ねっ、ラピス」

「そうなんだ・・・じゃあ・・・」

二人の妖精が微笑みあう。
その微笑みは清楚なものとは程遠い淫靡なものだった。
そう、さながら堕天使の微笑みを浮かべながら
二人の妖精はアキトを囲む輪に飛び込んでいった・・・。

「アキト(さん)〜〜♪」

 

 

 

後書き

初めまして、わんわんといいます。
このSSはencyclopediaさんの漆黒の戦神アナザーモリガンの場合を読んで
次はナコルルなんかどうですかとお聞きした際読んでみたいと言われて
僕なりに妄想を膨らませて書き上げたSSです。
とりあえず書き上げてはみたものの他の投稿作家の方々に比べて拙劣な感は否めず
改めて他の投稿作家の方々の凄さを実感しました。
初めてという事もあり拙い文だとは思いますが、もしも楽しんでくださる方がいて下されば幸いです。

 

 

代理人の感想

 

・・・・・・ひょっとして全部故意でやってるんじゃないだろうな(笑)?

 

それはともかくモリガンに続いて今度はナコルル。

その内「格ゲー戦神」というシリーズが出来たりして。

次はストリートファイターかDOAか、はたまたマーベルヒーローズか?

ヒロイン達を落としまくってスパイダーマンやハルクに命を狙われるアキトというのも

それはそれで見てみたくあったり・・・・・さすがにマズイか(爆)。