二重螺旋の瞬間

nizyuurasennotoki

第3話

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「・・・ナデシコか・・・・・懐かしいな」

 

 《変な形です》

 

 たしかに常識を無視してる形だよね。

 ・・・・・・・まぁ、そんな事言ったら雫もロボットの常識を軽く無視しているけど。

 

 「まあ、別にいいんじゃないの?オリジナルティがあって。

 それよりも雫、間違っても整備員の人たちにに攻撃したりしないでよ。」

 

 《わかってますってば、大丈夫ですよマスター・・・・・・・・多分・・・》

 

 ハァ・・・・多分ね・・・・・・・・・

 こんなコトなら雫はナデシコに乗せない方がいいかも・・・・・

 考えてみればウリバタケさん達整備員が乗っているナデシコに雫を乗せるなんて

 ・・・・そんな狼の群の中に子羊を・・・いや、子羊の群の中に狼を放り込むようなものだよな。

 ・・・・・・・・ウリバタケさん殺されなきゃいいけど・・・・

 

 《マスター。今何か私の悪口考えていませんでした?(ニコリ)》

 

 こ、こえが・・・・わ、笑ってるけど笑ってないよ。

 

 「二人ともいつまでも遊んでいるなって。ほら、もうプロスさんが来るぞ。」

 

 

 

 

 「はじめまして。私はプロスペクターという者です。プロスとお呼び下さい」

 

 「はじめましてプロスさん。イカリシンジです」

 

 「テンカワカイトだ。よろしくたのむ」

 

 「プロスさん。はじめまして、雫と言います。」

 

 プロスか。『前回』ではずいぶんとお世話になったな。まぁ、今回でも色々と迷惑をかけるだろうがな。

 

 「さて、いきなりでなんですが仕事の話をしても宜しいでしょうか?」

 

 「ええ、構いません。それで僕達の仕事は結局どうなりましたか?」

 

 「はい、テンカワさんの方は言われた通り副提督兼パイロットをやってもらいます。

 イカリさんは表向きにはコック兼整備士をしてもらいます。

 パイロットと雫さんの件なのですが申し訳ありませんが、

 ナデシコ内では私とオペレーターのホシノルリさん以外の方には秘密にしてもらいます。

 さすがにそこまで怪しいと軍や他社も黙ってはいないと思いますので、はい」

 

 まあ、当たり前だな。

 いくら何でもここまで得体の知れない物があったら軍も連中も黙ってはいないだろうからな。

 

 《あの、それじゃ私はどこにいれば良いんですか?

 まさかおいていくなんて事はありませんよね。もしそうでしたら・・・・・・知りませんよ?(ニコリ)》

 

 し、知りませんよって、いったい・・・・(汗)

 

 「い、いえ、もちろんそのようなことはありませんよ。

 雫さんにはテンカワさん達の部屋の隣にあるの隠し部屋にいてもらいます。

 そこはネルガルでも本当にごく少数の者しか知りませんので。

 それと・・・・・・・情けないことですが格納庫にいたら勝手に分解しようとする人がいますので

 

 ・・・・ウリバタケだな・・・・・・

 

 「それでしたらかまいま・・・あっ、けどそれじゃ・・・・・・・・・プロスさん。

 あの、それじゃ隠し部屋はいらないんでもう一人分ナデシコに乗せても良いですか?」

 

 「ハァ、それはもちろん構いませんが。どのような方で?」

 

 もう一人分?誰か居たか、そんな奴・・・・・・・あっ、そういうことか。

 

 「はい。名前はイカリシズク。イカリシンジの妹。

 役職は・・・・う〜ん・・・・・僕の補佐ってトコで。と、言うことでシズク、紹介」

 

 《あっ、はい。わかりました・・・・・》

 

 と、雫の体が急に光り始め・・・・・・そしてシズクが現れた。

 

 「改めてはじめまして、プロスさん。

 イカリシズク・で・・す・・・・・・って・・・・・・ええ〜〜〜〜!!!!私がマスターの妹なんですか??!!

 いや、っていうか、人間としてナデシコに乗るんですか!?」

 

 ずいぶんと反応が遅いな。普通はもっと早く驚くと思うんだが

 

 「そうだよ。特に問題ないと思うよ。少なくともその方がシズクも楽しいでしょ」

 

 「そ、それはそうですけど・・・・・・わかりました。マスター、それで良いです。」

 

 そうか、シズクとしてナデシコに乗るのか・・・・・コレはコレでウリバタケ達は喜ぶだろうな。

 

 「あ、あの・・・これはいったい・・・・・」

 

 っと、そういえばプロスと話していたことをすっかり忘れてた。

 さすがのプロスでもコレにはもろに動揺しているみたいだな。

 

 「プロスさん。改めて紹介しますね。雫のもう一つの姿「シズク」です。コレでしたら問題ありませんよね」 

 

 「は、はあ・・・・・・わかりました。・・・・・・・・・・・・・・そ、それでは給料の方ですが・・・・・このくらいで・・・・」

 

 電卓にはかなりの額が出ている。やはり金回りが良いな。ネルガルは・・・・

 ところで、どうでも良いことだがいったいこの電卓はいつ取りだしたんだ?いつの間にか手の中にあったが・・・・・

 

 「こんなに多くて良いんですか?

 まだ僕たちがどれくらいの力を持っているのか知らないのに。

 それに僕たちの目的だって知らないんですよ」

 

 「自分で言うのもなんですが目は確かだと思いますので。

 あなた方が私たちのジャマをするためにナデシコに乗るとは思えません。

 能力に関してはシズクさんを見せられたら言うまでもないでしょう。」

 

 たしかに・・・人を見る目は一流だな。実際にナデシコに乗っているメンバーは一流だしいい奴ばかりだ

 ・・・・・・・・だがすこしは性格面も考慮しろよな、性格のせいで働きが2流にも3流にも落ちてる奴等が山のようにいるぞ

 

 「まぁ、それはいいか。それでプロス。俺達の部屋はどこだ?三人一部屋にするのか?」

 

 「いえ、さすがにそれは。

 シンジさんとシズクさんだけでしたら兄弟と言うことでなんの問題もないのですが

 テンカワさんまでとなると艦内の風紀にもかかわりますので。

 シンジさんとテンカワさんか、またはシンジさんとシズクさんでしたらかまいませんが」

 

 俺達はかまわないんだがな。やはり周りはそうは思わないか・・・

 

 「カイト、それだったら僕とシズクでかまわない?

 シズクを一人部屋にしたり他の誰かと一緒にしたら何しだすかわからないからさ。」

 

 まぁ、確かにシズクを一人にしておくのは危険だな。

 と、言うことは俺は一人部屋か。下手に知らない奴と一緒になるのはヤダしな。

 

 「ああ、かまわない。」

 

 「と、言うわけで僕とシズクの二人部屋にして下さい。カイトの方も相部屋にしておいて下さい」

 

 相部屋?いったい何のために・・・

 

 「おい、シンジ。何で相部屋なんだ?個室で充分だろ。」

 

 プロスには聞こえないように小声で話す。

 

 「なんでって・・・・ほら、一週間後にくるじゃないか。」

 

 一週間後?ナデシコ発進の日か・・・・・

 ・・・・・・・・ユリカ・・・は無理だろう。赤の他人・・・ではないが、血縁関係もなんもない男女が一緒ってのは。

 ・・・ジュン・・・・・・・・・・ありえないな・・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・だれだ?

 他に俺がナデシコに来たときに乗り込んだ人なんているのか?

 シンジの話し方からすると俺が知る範囲のハズだが・・・・

 俺が来たとき・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っげ、まさか。

 

 「まさか・・・・・・・・・・・・・俺か?」

 

 「ピンポーン、正解。この頃のアキトは精神的にも肉体的にも弱いんだから、そばにいてどことなく鍛えて上げないと」

 

 「側にいてやらないとって・・・この世界のアキトには余り干渉しないって言ったのはお前じゃなかったのか?」

 

 「それはそれ、これはこれ。アキトの生き方については余り干渉しないって言ったけど、普通に接したりするのは問題なし。」

 

 「なんか無茶苦茶なこと言ってんな・・・・。まぁいい、俺もこの頃の俺とはちょっと話したかったからな。」

 

 「あの、お二人とも。それでかまいませんか?」

 

 「ああ、かまわない」

 

 「それでは部屋の方まで案内します。

 本当ならば私が案内するところなのですがあいにくこれから別の仕事があるので。

 ブリッジにいるルリさんのところに行って下さい。

 彼女にはカイトさんのことを一通り、といっても未来から来たということは話していませんが、

 ある程度のことは話しておりますので。ルリさんの方には私から連絡を入れておきますので」

 

 「わかりました。ルリちゃんですね。シズク、カイト、行くよ。」

 

 「ああ」

 

 ルリ・・・か・・・・・・・・

 

 「はい、マスター」

 

 「シズク、違うよ、それは。「マスター」じゃなくて「お兄さん」だよ」

 

 「えっ!は、はい、お、おお、お兄さん」

 

 ・・・・・・・・シンジ・・・・・・・・お前・・・そういう趣味が・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 「君がホシノルリさんだよね?」

 

 「はい、そうです。はじめまして」

 

 この子がルリちゃんか。

 ・・・・・・・・・・カイトの知識の中でも思ったことだけど、

 このころのルリちゃんって綾波と共通している部分があるな。

 

 「はじめましてルリちゃん。僕はイカリシンジ。

 コック兼整備士あともう知っているだろうけどパイロットもやるからよろしくね。」

 

 「テンカワカイト。副提督件パイロットをやる。」

 

 「イカリシズクよ。お兄ちゃんの助手みたいなものをやるわ。よろしくね、ルリちゃん」

 

 「はい、よろしくおねがいします、みなさん」

 

 「そうそう、ルリちゃん。先に言っておくけど僕たちのことは名字じゃなくて名前で呼んでね。

 色々とこんがらがると思うから。」

 

 そのうちアキトもくるんだしね。

 

 「はあ、わかりました。それでは案内しますのであとをついてきて下さい」

 

 「うん、お願いね。」

 

つ、つづく・・・?

 

 

 

 

  

 

 

 

 

   補足

 文中だとわからないと思いますのでここに書いておきますが

 シズクはプロローグ+第一話に出てきたホログラフィとは違います

 雫を変形さした形なので実体です(ようは変身したようなものです)

 

 どうしてこのようなことが可能になったかは

 あの世界にいた二年間の間でちょっとした事故でそうなりました

 

 一応軽くはストーリーも考えてはいたのですが多分書くことはないと思います

 

 

 

 

あとがき

 お久しぶりです、幽です。

 

 すいません。思っていたよりも長い時間がかかってしましました。

 しかも内容がほとんど進んでいないし・・・・

 本当でしたらこの話のうちに食堂の話も終わっていたはずなのに・・・・

 次回はなんとか今年中に!・・・・・・・・・・・・・・やっぱり冬休み中に・・・・・・

 

 ちなみになぜか話を重ねるごとに作品の質が下がってきているような・・・・スランプかな?

 

 

 PS

 メールくれーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!

 

 

 

 

 

管理人の感想

 

幽さんからの投稿四弾です!!

乗り込みましたね〜ナデシコに〜

さてさて、次はアキト(過去)が乗り込むのですか?

アキト(未来)はどうやってアキト(過去)を鍛えるのでしょうかね?(笑)

それも楽しみにですが、シンジの趣味が(爆)

変わったな、シンジよ(苦笑)

 

では、幽さん投稿、本当に有難うございました!!

 

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