喪心の舞姫 外伝2
 跳躍の輝きは瞬間の出会い


「ねー、イズミー。何か落としたよ〜」
ヒカルがそう言って、私がいつのまにか落としていた紙片を拾った。
「何これ? ……写真?」

「それは?!」
ヒカルが拾った紙片が何かに気づき、思わず叫んでしまった。
「ねぇ、この男の人、誰〜?」
「なにぃ? イズミ、お前男がいたのか?!」
ニヤケた顔で聞いてくるヒカルの言葉を聞きつけ、リョーコまでも話に入ってきた。
「浮いた話を全く聞かないイズミにいきなり現れた男の影、これはネタになりそうだよ〜」
「面白そうだな、おいイズミ、こいつの事聞かせろよ」
珍しく慌てている私の姿を見て、嬉しそうに追求してくる二人。
あの人の事は、まだこの二人にも話してなかったわね。

いきなり私の前に現れたあの人。
それはまだ、私が学生だった頃の話。


「ごきげんよう、イズミさん」
「ごきげんよう」

クラスメートの挨拶に答えつつ、私は密かに溜息をついた。

漫才師だった両親は色々苦労したらしく、娘には健やかにかつ上品になって欲しいとの願いを込めて、このお嬢さま学校に私を入学させた。
まぁ、私の両親は漫才師であったとはいえ、現在では成功して芸人を何人も抱える一大プロダクションの社長であるのだから、私は社長令嬢であり、お嬢さまと言えない事もないのだろうが。

ここは幼等部から大学まで一貫教育を行っている、元は華族の令嬢のために作られたという長い歴史と伝統を持った女子校。
つまり、ここに十数年通えば上品なお嬢さまの出来上がりという場所。

……しかし、うちの両親は、私が貴方達の、芸人の娘であるという事がどういう事かわかっているのだろうか。

周囲にいるのはおっとりとして笑みを絶やさないお嬢さまばかり。
間違っても駄洒落を言ったり、ボケに突っ込みを入れたりするような人は居ないのだ。
こんな状況では、親から引き継いだ芸人の血が騒いでも、どうする事もできない。

私はそのうっぷんを晴らすため、いつもの場所に行く事にした。


ここは自宅から暫く歩いた所にある海岸。
岩場で、波も荒いためか、あまり人気のない所だ。

私は何時も此処で漫談や駄洒落の練習をしている。
練習なら自宅でやればいいと言われそうだが、こういう特訓は海に向かってやるものだと、波音に負けないネタを披露できる様に特訓する物と、幼い頃両親がそう言い、実践していたので私はそうしている。

だが、今日は特訓をする事が出来なかった。
そこには、一人の男が倒れていたのだ。
倒れていた男は、背は高く細身、何故か原色主体の体にぴったりした服を着て倒れていた。




気がついた時、現れた場所は上空、しかも海の真ん中。
こんな所で自爆してもただの犬死にでしかないため、私はすぐさま自爆装置を停止させた。
そのまま、友軍に帰還するため一番近い跳躍門を探して、私は驚いた。
跳躍門が全くないのだ。
疑問に思い、現在位置や時刻を調べた時、三年前に跳ばされた事に気づいた。

この時間は、火星侵攻の数ヶ月前。地球に跳躍門が到達するのは、それより数ヶ月後の事になる。
つまり私は、少なくとも一年半以上、何の手助けもなくこの地球で生活しなければいけない事になる。

私の驚きと呼応するかの様に、機体が警告音を発した。
「相転移炉が不調?! 自爆装置を緊急停止した影響か?」
仕方なく私はマジンの胴体部を切り離す。
ジンシリーズは木連技術の粋。脱出用の頭部部分のみでも、歪曲場及び跳躍場の発生、制御装置が積まれている。
現在の状況で、この頭部部分は失う訳にはいかない。

爆発。

切り離した直後、マジンの胴体は爆発し、私の乗った頭部は吹き飛ばされ、海面に激突した。
「ぐふうっ!」
衝撃で体をぶつけ、右腕と頭に鋭い痛みを感じた。
「仕方ない。まずは陸地を目指さなければ」

数時間後、私は何とか陸地に辿り着き、マジンの頭部も海底に隠した。
だがそれが精一杯で、腕と頭部の痛みと疲労のため、私は海岸で意識を失ってしまった。




「貴方、大丈夫ですか?」
私は慌てつつも声をかけた。
「……はっ! しまった、この姿を見られた」
目覚めた彼は動揺を見せ、いきなりこんな言葉を口走った。
「ならば、私は貴方を殺さねばならない」
何ですって?
……この人、面白すぎるわ。
その服装、行動、男のくせに長髪。どこをとっても今まで見た事無い種類の人間。
私の芸人の血が騒ぐわ。
こんな男、このまま放っておく事は出来ないわ。

「私を殺すのは何時でも出来るわ。……だから、私の家に来なさい」
「な、なんだと?」
「貴方……お名前は?」
「私の名前は……月臣元一朗」
「私は、マキ・イズミです」


彼を拾い、家に住まわせてから数日。
両親は仕事で殆ど家に帰ってこないため、彼が家に居ても、あまり問題はない。
数日に一度ハウスキーパーがやってくるが、そのくらいどうとでもなる。

最初は面白さだけだったが、いつのまにか、彼に惹かれている自分が居るのに気づいた。

夜になると何時も屋根に登り、苦悩を秘めた表情で夜空を見上げている月臣さん。
「月臣さんは、一度も笑った顔を見せてくれませんね」
「私は、故郷の事を思うと、笑う事など出来ません」
「月臣さんの故郷って、どちらなんです?」
私がそう聞くと、彼は夜空を指さした。
「私の故郷は、あの先にあるのです」
指の先にあるのは星の海。
「火星……ですか?」
私の言葉に、彼は憂いを秘めた表情を浮かべるだけでした。
なぜか、月臣さんが笑った所を、私は見たいと思う。




私は夜空を見上げつつ、木連の事を思っていた。
木連に居た間は、地球の人間は全て悪で、断罪されるべき相手と教えられていたが、私は彼女に助けられた。
彼女は木連女性にも負けず劣らず、優しく、健やかな精神を持っている。
つまり、地球人全てが悪だという訳ではないのかも知れない。
だが、地球では我々の事は、歴史から抹殺されているのは事実だ。
それ故、我々の存在を知らしめる戦いは、避ける訳にはいかない。
しかし、どちらかが倒れるまで戦う必要はないのではないか?
私は、地球人の生活を知った事で、そう考え始めていた。




「イズミさん、どうなされましたの?」
「カグヤさん……」
学校にいても、彼の事が頭から離れない。
その事が端から見ても何か変化として現れていたのだろう、友人が不審げな表情で聞いてきた。
「最近の貴方、少々様子がおかしいわ。
 今までは、……そうね、食べ物に例えるなら蒟蒻の様な方。
 くにゃくにゃして捕らえ所が無いくせに、いざ切りつけると弾力があって容易に切れない。
 そんな方でしたのに、今はその弾力が無くなっていて、そうね、例えるなら餅の様になってますわよ」
言い得て妙だが、何となくわかる。
……けど。
「私、蒟蒻もお餅も、嫌いじゃないわ」
そんな私の返事に、呆れた表情をする彼女。
「ふぅ、それでもやっぱり、上手く切れない所は変わってませんのね。
 まあいいですわ、餅は少し冷えた方が切りやすくなる物、ちょっと時間を置く事にしますわ」
そのまま彼女は自分の席に戻ろうとしたが、いきなり振り向き、こう言い残した。
「ですが私は、餅は少々嫌いですから、貴方の味を取り戻す様、何とかしなさい」
心配はしてくれているし、励ましてもくれているのだろう。
彼女らしい言い方だが。
……私の味、ね。


「月臣さん、私の漫談、聞いて下さい」
私の味と言ったら、やはりこれだ。
「ま、漫談、ですか?」
流石に驚く月臣さんの前で、持ちネタを披露した私。

だが、持ちネタをやり終えた時、月臣さんは呆然とした表情のままだった。
私が持ちネタを披露しても、殆どの人がこんな反応をする。
……やっぱり、駄目でしたか。

でも、月臣さんは、笑いだしたのだ。
「はははっ、イズミさん、貴方は本当に良い人だ。地球にも、このような女性が居るのですね」
その、照れたような笑顔が、私の心を捕らえて放さない。

「月臣さん、これを貴方に。笑ってくれたお礼です」
「こ、この石は?」
首飾りを見て驚く月臣さん。
この宝石に見覚えがあるのね。
ならばやはり、月臣さんの故郷は火星なのかも。
「昔、私の友人のカグヤさんからいただいた物です。何やら、火星でしか取れない、珍しい宝石だそうです」
驚いていた月臣さんでしたが、私の言葉を聞くと困った様に聞き返してきました。
「そんな物を私がもらって良いのですか?」
「良いですわ。私が持っていても仕方がない物ですから」
首飾りを彼の首に掛けつつ、私はつい、こう囁いていた。
「これを私だと思って大事にしてくれると、嬉しい……」
「イ、イズミさん……」
……貴方の事、私、好きです。


だがそんな日々の中、事件が起きた。
「なんです、貴方達!」
「その制服は金持ちのお嬢さんが通う学校のだからな。あんたを誘拐すりゃ金になるって訳よ」
私は、誘拐されてしまったのだ。




彼女が学校に出かけたのを確認して、私は考えていた事を実行する事にした。

せめて傷が治るまでと、留まって居たが、やはり、此処にずっと居る訳には行かない。
此処にいたら、彼女に迷惑がかかる。
だから、私はここから立ち去る事に決めた。
友軍がやってくるまでの一年程度、何とかなるはずだ。

……彼女が私に好意を持っている事は気づいている。
しかし、やはり私は木連の仲間達を裏切る訳にはいかない。
今ならまだ彼女の心の傷も浅くて済むだろう。

だがその時、部屋の窓が割れ、何かが投げ込まれた。
「なんだこれは……、手紙? 彼女を誘拐しただと!!」
手紙には身代金を持ってくる場所と時間が指示されていた。
どうする……? 彼女の事を関係者に知らせ、私はそのまま立ち去るのが良いのか……。
私が警察絡みの物事を起こす訳にはいかない。

いやしかし、彼女は今、危険な目にあって居るのだ。
彼女には恩がある、このまま放っておく訳には……。

気づくと私は彼女から貰った跳躍石の首飾りを握りしめていた。
……ふ、そうか。
ならば!!

私は心を決めると、彼女と出会った海岸へと走った。
「来い、マジン!!」
木連技術の粋、ジンシリーズ、脱出用の頭部のみでも犯罪者などに負けぬ!




「そろそろ時間だぞ」
車に乗せられ、身代金引き渡しの場所、人気の無い海岸へと連れてこられた私。
でも、その場所にはまだ誰も来ていないようだ。
「だが、誰も居ねぇじゃねえか」
いらだつ誘拐犯達。
「慌てるんじゃねぇ、まだ時間はある!」
首領らしき男が手下達を一喝した。
「それに、無視するようなら、この嬢ちゃんに少し痛い目を見て貰って、その写真でも送りつければいいのさ」
下卑た笑いを浮かべてこちらを見る、誘拐犯の首領。

「それより、脱出用に爆弾を用意しておくはずだったな。何処にある?」
「へい、ここです」
首領が手下から爆弾を受け取ると、それを私に付けようとした。
「お嬢ちゃんにこの爆弾を付けて置く事で、爆発させると脅せば追って来られないって訳だ」

だがその時、現れた物があった。
「リ、リーダー……あれは……」
「な、なんだありゃ?!」
海から現れた、巨大な顔。
その機体を表現するのは、それが一番適当だと思った。

『無事ですか、イズミさん!』
誘拐犯が呆然とする中、月臣さんの声が響き渡った。
「月臣さん?! 貴方なんですか?!」
『はい、私です! 無事だったんですね!』

「うわぁ、化けもんだ、逃げろー」
「な、なんなんだよありゃ」
巨大な顔に圧倒され、逃げ出し始める誘拐犯達。
『喰らえ悪党ども! ゲキガンビーム!』
追い打ちを掛けるかのように、巨大な顔からは光線が打ち込まれた。
爆発に煽られる様に誘拐犯が逃げて行くのを見て、安堵と共に月臣さんの元へと駆け出す私。




「月臣さん!!」
「イズミさん!!」
イズミさんがこちらに走ってくるのを見て、私は嬉しく思い、機体から降りようとした。
その時、誘拐犯の一人が、戻ってきたのが見えた。
「くっそー、ばけものめ! 喰らえー!」
誘拐犯が、こちらに爆弾を投げた。
「幾ら犯罪者とはいえ、そんな武器まで持っているとは?!」
このままでは、彼女に当たる!
思わず私は機体を彼女の盾にしていた。

爆発、衝撃。

「うぐっ! 喰らえ、ゲキガンビーッム!!」
衝撃に耐えながら、反撃のゲキガンビームを打ち込む。
「ぎゃああああっ!」
誘拐犯が吹き飛ばされるのが見えた。
狙いが正確でなかったため直撃はしていない様だが、当然の報いだ。
命が助かっただけ、幸運と思うがいい。

だが、誘拐犯の悪あがきは、思いも寄らぬ事を引き起こした。
「跳躍装置が誤作動?!」
胴体部の相転移炉が無くては跳躍空間が安定せず、上手く跳躍できるかわからない。
不安定な跳躍では、何処へ、どんな状態で跳ばされるかわからないのだ。




爆発の衝撃のせいか、月臣さんの乗った機体が光り出す。
機体が光に包まれる中、月臣さんの声が聞こえた。
「イズミさんは無事ですね。私は、貴方を護れて良かった……」
「月臣さん!!」
叫んだ私の目の前で、光と共にその機体は消えた。




「ここは……場所は同じ様だが……」
私は、元の時間に戻っていた。
戻って来られた理由は、跳躍空間の中にあった跳躍石、爆弾の爆発力など、様々な原因はあるだろう。
だが……あえて理由を付けるなら、愛の力という物かも知れないな。

彼女を助けようとした思いが、時を越えさせたのだと!

しかし、それも終わった事。
もう、彼女と会う事はないだろう。
この時代に戻ってきた俺は、木連優人部隊所属、月臣元一朗少佐なのだから。

……イズミさん、私の事など忘れて、幸せになって下さい。

その思いと共に、彼女からもらった首飾りを海へ投げ捨てた。




あれから一年経ち、私はパイロットの資格を手に入れていた。
パイロット資格を取ったのは、彼が不思議な機体に乗っていたから、それを調べるためであった。
だが私には、パイロットの才能があった様だ。
指導教官も驚くほどの腕前で、資格を取ってしまったのだ。
ちなみに、学校は特殊技能を為すためならば許可がでる。
まあ、本当は茶道や日本舞踊のためなのだが。

「全くイズミさん、貴方がネルガルに行くとは思いませんでしたわ」
パイロットの資格を取った時、ネルガルにスカウトされた。
私が火星に、あの人の故郷らしい場所に行ってみたいと思っていたのが、どこからか調べられていたようだ。
スカウトを受けたのは、あの人を失ったせいで、いつ死んでも良いという気持ちもあったのかも知れない。
「私の部下として使ってあげようと思っていましたのに」
「悪かったわ。お詫びも兼ねて私の漫談を進呈するわ」
「そんなものは結構よ。やっぱり貴方ってそういう蒟蒻みたいな所は変わってませんわね」
「なら、貴方は変わったの?」
「当然ですわ。私はカグヤ・オニキリマル、明日の明日香グループを担う人物ですのよ。
 日々の努力と共に、変わり続けていますわ」
「明日の明日香……くくく」
「あ、貴方の駄洒落が移ってしまったようですわね」
慌てる彼女を前に、笑い続ける私。
暫くむくれていたカグヤだったが、だんだんと彼女も笑い始めた。
「くくくっ」
「ふふふ」
顔を見合わせ、笑い合う。

「そうそう、貴方にプレゼントですわ」
いきなり楽器ケースを渡された。
その中に入っていたのは。
「……ウクレレ」
「貴方の駄洒落、いきなりではきつすぎますわ。せめてこれで伴奏でも入れなさい」
言い方には少々棘があるが、これは彼女なりの、心の篭もった励ましなのだろう。
「ありがとう、カグヤ。貴方と友人になれて、私はとても嬉しかったわ」
「私もよ、イズミ。進む道は違っても、貴方とは友人で居たいものね」

「では、ごきげんよう」
「ええ、ごきげんよう」
別れの挨拶を交わし、別方向へ歩き出す私達。
だが何故か私は立ち止まり、振り向いてしまう。
振り向かずに歩いていく、彼女の後ろ姿が見えた。
私は少しだけ、その前を向いて進んでいく生き方が羨ましく思えた。


そして時は流れ、此処はナデシコ。

「ちょっとイズミー、答えてよ〜」
「そうだぜ、答えろよ〜」
にやけた顔で追求してくるヒカルとリョーコ。
少々閉口するわね。
面白いのは、私もリョーコ達相手にさんざんやったからわかるけど。
……でも、どうするか。

「その人は、私にとって夜食用の牛肉よ」
「「は?」」

「夜食用の牛肉……今夜食う牛や……こんやくううしや……婚約者……くくく」
「「………………」」

二人が毒気を抜かれ、固まる瞬間、写真を奪い取り歩き去る私。
歩きながら写真を大事にしまう。
その時ふと思った事があった。

もしあの人が今の私を見たら何て言うかしら。
驚くかな? いいえ、意外と笑いだすかも知れないわね。
あの人、冗談に免疫がなかったから。






後書き。

喪心の舞姫 外伝2です。

前の外伝が「らぶらぶ」なら、今回は「ラブ」でしょうかね。

ですが、何でこんな話になったんでしょう?
イズミ、貴方って人は……。
いや、彼女、婚約者が居たって事は結構お嬢さまだったんじゃないかな、と。
だと駄洒落を言い出したのはいつからだろうかと思い始めたのが運の尽き。
その上、最近某少女向け小説を読んでいた事もあって、こんな話になっちゃいました。
カグヤがでてきましたが、彼女、本編には今の所予定無しです。
お嬢さま系が、他には彼女しか思いつかなかっただけなので。
ところで、カグヤって何歳なんでしょう?
コミックだとアキトとユリカの幼なじみとしかわからなかったので、イズミと同い年にしちゃいましたけど。

それはそれとして、イズミって予想していたより奥の深い、面白い人でした。
これであの駄洒落さえなかったら、かなり使いやすいんですけどねぇ。

でもこの話、最初はガイでやる予定だったんですよね。
月臣の相手役はガイの筈だったんですよ。
九十九と親友だからガイとも親友になるだろうなって感じで。
舞姫本編でも色々とガイに伏線張っているつもりですし、何とかしないと。
……そのうち外伝3を書く羽目になるかも。

さて、次回は本編です。
ですが、ノートパソが壊れて修理に出すため、投稿するのは暫く先になりそうです。
メールや掲示板は何とか読み書きできますから、感想などを送って下さるありがたい方は気にしなくて結構ですが。
……これって、昔話題になってた「桃色の破壊神」の影響かも。
彼女の出る話を書かずに、こんなの書いたから、お怒りになったのでは?!(汗)


えっと、それではまた次回に。

 

 

管理人の感想

yuaniさんからの投稿です。

・・・予想外の主人公が活躍する外伝ですねぇ

頭部だけのジンシリーズと聞いて、ボスボロットを思い出したのは私だけでしょうか?(苦笑)

イズミは婚約者を事故で失っているという設定がありますが、こういう風に活かされるとは思っていませんでしたよ。